こんにちは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

4月も第2週に入りました。

東京は桜の季節が終わり、

新緑が鮮やかな色彩で輝いています。




 

今年は桜の開花後、

強い雨風にさらされることなく

長い時間わたしたちを

楽しませてくれましたね。

皆さんも

色々な場所で咲く桜の木の前で足を止め、

ご覧になったことと思います。

 

新年度を迎え、生活が変わり、

ワクワクしている方もいらっしゃれば、

変わらない日々を淡々と

過ごされている方も

いらっしゃると思います。

 

また、

青空の爽やかさや

花々の美しさとは裏腹に、

心が沈んでいらっしゃる方も

いるかもしれません。

 

 

今、この瞬間を生きる。


Now & Here




 

 

そう言い聞かせても、

 

「どうしてあの時〇〇したんだろう。」

「どうしてあの時〇〇しなかったんだろう。」

 

過去の後悔に苦しみ、

そこから抜け出せなくなることが

誰しもあると思います。

 

そんな時に、

思い出してほしいことがあります。

 

今、仮に、

あなたが何かに悩んでいて、

どちらの道に進もうか

心底迷っているとします。

そして、最終的に、

選ばなければいけない岐路に立たされ、

一つの決断をするとします。

 

その時にきっと、

あなたは限られた時間と労力、

数々の制約や条件の中で、

最後に、

「今」のあなたの精いっぱいの状態で、

一つの結論を出すはずです。

 

それが最善かどうか、

今はわからなくても。

 

最善な選択でありたいと心から願って、

選ばれるはずです。

 

それは「過去」においても

同じだったはずです。

 

その時にきっと、

あなたは限られた時間と労力、

数々の制約や条件の中で、

最後に、

「今」のあなたの精いっぱいの状態で、

一つの結論を「出した」はずです。

 

そうすべきでなかった。

そうすべきだった。

 

と過去にご自身が出した選択を

後悔してしまう時、

思い出してみてください。

 

「今のあなた」


と同じように、


「過去のあなた」


も精いっぱい生きて、

精いっぱい考えて、

精いっぱい悩んで、

その選択をしたということを。

 

今、

ある人の顔が浮かんでいます。

 

最愛の家族が病気になった時、

その時には最善だと思った治療法に賭けて、

懸命に支え、

全身全霊で看護し、

最後に看取った人の顔です。

 

「あの時〇〇していれば良かった。

失敗した。」

 

とその人は泣いていました。

 

その場で

ただ一言だけ言えたのは、

 

「あなたは

その時にできる最善を

尽くしたと思います。」




 

という言葉でした。

そして本当にそう思います。

 


今日のこのメッセージが、

今、過去の選択の後悔をしている

誰かの心に届くといいな、

と思って書いてみました。




 

最後まで読んでくださって

ありがとうございます。


 

こころカウンセラー

越乃 つばさ