こんばんは。

こころカウンセラーのつばさです。

 

皆さま、いかがお過ごしですか?

 

先週末

(随分前になってしまいましたが)、

友人と午前中に集合し、

白金台にある付属自然教育園

附属自然教育園 Institute for Nature Study (kahaku.go.jp)

を散歩しました。

 

気温は低かったですが、

十両、百両、千両、万両と呼ばれる、

縁起物の赤い実を探しながら歩き、

清々しい森林浴ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、2021年の最初に

「今年はこういう年にしたい」

という中に、「一日〇〇歩、歩く」

という日課を加えました。

 

昨年秋に入院して約3か月弱は、

ほとんどじっとしていたため、

お腹の周りに浮袋みたいに

脂肪がついたことも大きな動機ですが、

いつか、屋久島に行きたい!

そんな目標もあるので、

体力をつけるためにも

今年は歩く年にしよう!

と決めました。

 

たくさん歩けるように

なりたいんです。

 

でも、

毎日必ず〇〇歩、

とすると、

くじけた時に嫌になってしまうので、

1週間平均で〇〇歩で良い、

と緩やかな目標にしました。

 

歩けるときは歩く。

ずっと家にこもっている時は

それでOK。

 

そんな感じです。

 

1週間で届かなかったら、

1か月でできればいい。

甘い目標です。

 

わたしの友人の一人は、

朝と夜、30分、

ぬるめのお風呂に

ゆっくり浸かりながら、

読書をするのを

日課にしているそうです。

 

年に何〇冊の本を読む、

と決めていらっしゃる方もいます。

 

読書が好きな友人たちとは、

本の貸し借りをして

感想を共有したりします。

 

元々本は好きでしたが、

このコロナ禍で

また本を読む時間を

持つようになりました。

 

今年は、

読んだ本や映画の感想を

短くていいので

書き止めることにしよう。

 

それも抱負に加えました。

 

皆さまは、

今年の抱負に

何か新たな日課を加えたりしましたか?

 

今のこの時期、

日々のニュースを観ていると、

こころがプラスに傾くことは

難しいかもしれません。

 

こころのバランスを崩されたり、

体調を崩されたり、

長引くSTAY HOMEに疲れてしまったり。

 

そんな中で

今日この小さな日課、

小さな習慣のことを書いたのには、

父のことを時折思い出すからです。

 

弟が急逝した後、

わたしの父が始めた日課は、

毎朝のラジオ体操でした。

 

今までそんな習慣がなかった父が、

冬も、春も、夏も、

毎日欠かさず、

一人で静かに

ラジオ体操をするようになりました。

 

途中から、朝6時、

近所の有志のグループの方の

お仲間に入れていただいて、

ちょっとした 

ストレッチ体操とラジオ体操を

30分して

帰って来るようになりました。

 

父のラジオ体操をする習慣は、

今でも続いています。

 

当時のことを振り返り、

自分が崩れてしまうことが恐かったと

父は言います。

 

「こんなに辛いことがあったのに、

よく仕事に行けるね。」

 

と家族に言われながらも、

ラジオ体操の後に、

背広を着て、

毎朝仕事に出て行きました。

 

その父の胸の内は、

誰にもわかりませんでした。

 

 

辛いことや悲しいこと、

ショックなことがあった時、

ゆっくり休むことはとても大事です。

 

 

そして、時には、

 

毎日やると決めたことを

(自分の中だけの決めごとでいいので)

黙々と続けていくこと。

 

そんな習慣や日課が、

なんとか

自分を保ってくれることもあります。

 

世界が経験したことのない

未曽有のウイルスに、

色々な意味で心が騒ぐこんな時に、

こころを平安に保つことは

とても難しいけれど、

大切なことですね。

 

なにをするか、

どんな頻度で行うかは

その人次第で、

いつやっても

いつやめても

良いと思います。

 

あなたがあなたなりに

やると決めたことをやることで、

「よし、今日はこれができたぞ。」

を体験してホッとすることが

大切なのではないでしょうか。

 

 


 

 

 

最後まで

読んでくださってありがとうございます。

 

越乃 つばさ