問 題
信号といえば、右から赤・黄・青です。これは街路樹に赤信号が隠れないようにとのこと。
対して、北国でよく見かける縦向き信号機。立て向きの信号だと上から赤・黄・青になります。
一番上が赤なのには、その地域の特色ともいえる理由があります。さて、立て向きの信号で赤が一番上にくる理由とは何でしょうか?
正解
雪が積もっても見えるように
情 報
縦型信号機が誕生した理由は雪が積もりにくくなるようにするため。
積もり具合は空の方に向く面積が大きいほど多くなるため、
空の方に向く面積が少ない縦型の方が雪は積もりにくいとされます。
雪の積もりで困ることは、信号機が見えなくなることと、雪の重さにより信号機の支柱が曲がることです。
それらの対策として開発されたのが縦型信号機ですので、
雪国の方が設置率が高い傾向にあります。
つまり、縦型信号機を多く見かけるようなら、その地域が雪国の証です。
ちなみに外国での主流は、縦型信号機です。横型が主流になっているのは
日本くらいだと言われています。地方や外国に行った時には、
信号機の向きも見てみると違いがあって面白いと思います。
「観る街ガイド」をyoutubeで始めました。
お暇な時に
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おっさん旅人