ヨミガエリの旅 その4 〜 熊野・玉置 川合神社編 夢でみた、あの場所へ | かんながら

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旅の記録です

(速報)ヨミガエリの旅 〜備前・備中・四国編からの、つづき。

 

美保関の雲津 諏訪神社、地主社(御穂須須美命)岡山の吉備津神社(阿曽媛・あぞひめ)、崇徳天皇 白峰宮を参拝、と繋がって、次の予定は大阪。

 

トルコから帰国したあと、かなり落ちた。

で、なにわの審神者(さにわ)が「山にいこか」と言ってくれたのである。

 

「5月6日があいてる」ってことだったが、その日は普段2400円で乗れる高速バスが7000円くらいした。

わたしが旅で重視している「コスパ」が悪すぎる。

 

なので、「万一バスの値段が下がったら」ってことにして約束はしていなかった。

 

が、しかし。

美保関に急にでかけることになり、そこに岡山に「泊まりにきていいよ」ってことになり、

なんとなく東京までの乗車券を購入したので、大阪には途中下車で行けるようになった。

 

で、

 

「どこいきたい?」

「へ?(山やろ)」

「どこいくんや」

「・・・。」

「どこ?」

「じゃ、川合神社」

 

 

川合神社とは、昨夏、山で見た夢(お盆の八ヶ岳がみせたもの 〜アカルヒメと牛頭天王と天神さん)に登場した、

熊野にある名もなき神社である。

 

今大河で絶賛放映中の「鎌倉殿」では小泉孝太郎が演じる平宗盛の甥である、

平資盛(すけもり)あらため玉置直虎と天神が関わる。

 

なぜわたしに関係あるのかというと、うちの先祖の加計呂麻島の諸鈍に、

資盛を祀った「大屯神社(おおちょんじんじゃ)」が存在するから。

 

 

 

なんか、面白いな。

この夢を見る直前、わたしは大阪の赤留比売神社(あかるひめじんじゃ)に行っている。

そういえば、このあいだなにわの審神者(さにわ)も、赤留比売神社に行っていた。

たしか、彼は彼で別の御用。

 

けど、準備?

 

わたしの方は、すっかり忘れてた。

あの夢は、阿加流比売(あかるひめ)さんからの、玉置山。

そこにいた、平資盛あらため玉置直虎。

玉置山に天神さま(菅原道真)を祀ったのは、その子孫で、加賀守。

加賀といえば、梅。

 

石川県最古の神社は、元・「三輪神社」だった石浦神社(しかも日本三大長谷寺?!)で、石浦神社では菊理媛神は、「白頭山の神」ってことになっている(琉球から雨降山へ 〜雨降山・大山寺 その2)。

 

東大寺をひらいた良弁(ろうべん)が建立したという大山寺のある伊勢原の大山は、もともとは、白山信仰の山だった(ようだ)。

そしてその3代目の僧侶は、高野山をひらいた「空海」だという。

 

 

白山→大山(おおやま)→高野山

 

 

そもそも、大山(おおやま)って、大山(だいせん)と字は同じ。

 

大山はもちろん、この旅の最初の美保関からよくみえるし、

実際その麓を旅してきた。

 

 

しかも、美保関には「御穂須須美命(みほすすみ)」という能登の珠洲神社の御祭神と同じ神様が鎮座されていて、

能登と繋がっている。

そもそも、私の妄想では、「美保の煤(狼煙)見=みほのすすみ」であろうと思われる。

 

 

 

美保(出雲)→大山(だいせん)→能登(白山)

 

 

そういえば、白山のサルタヒコは、桜=大国主って言っていた。

大国主ときいてわたしが真っ先に思い出すのは、出雲大社ではなくて、実は、能登一宮の気多大社。

 

 

 

そして、あそこには、スサノオを感じる「入らずの森」があり、

「鵜」のまつりがある。

 

しかも、夜。

 

今「う」を変換したら、一番最初に「卯」ってきたけど、

夜で「う」だったら、「月」で「うさぎ」かも。

 

 

そこに思い浮かぶのは、「月」の存在が気持ち悪いくらいに消されている、

埼玉の「調神社(つきのみや)」(関東平野に誘われて 〜海なし県の水の神浦和の波うさぎのゆくえ)。

 

なんでかっていうと、岡山の友人は、まさにその「調神社」のすぐそばにある学校に通ってて、

つい昨日もその話をしていたばかりだったからである。

 

もちろん、「調神社(つきのみや)」の中にある稲荷の波うさぎ。

それは、「琵琶湖の竹生島弁財天なんだよ!」っていう話題

神々の目覚めは、自分自身が目覚めること311 〜原点を確認する明日の森(アシムイ)の神様から大神の神様へ)。

 

その中にある

住吉大社で上演された、能「鵜飼」。
清澄寺と石和。
秀吉の正室「ねね」が琵琶湖の人(つまり、竹生島弁財天ゆかり=浦和の波うさぎのゆくえ )。
カトリック高槻教会。高山右近。
向かった先は倶利伽羅峠。
倶利伽羅ってサンスクリット語で、「黒い龍」だってさ。

 

 

鵜飼と住吉大社

 

清澄寺と石和(南無妙法蓮華経)

 

水戸街道と中山道の交わる場所の不忍の池と、琵琶湖が相似系というなら、琵琶湖で交わるものは?

 

そして、北野天満宮より古い天満宮がある、大阪・高槻(そして、東京。天神さん動く 〜みやこと琉球を結ぶもの)。

 

 

 

なんかいろいろ次へのなにかがぼんやり見えてくる。

月でうさぎ、といえば、何度もいかされた豊橋もそうだったな(ふたたび、豊橋へ(その1) 〜鹿と兎の十三夜)。

豊橋にあったのは、その名も「兎足(うたり)神社」

そして「御津(みと)神社」ふたたび、豊橋へ(その2) 〜鹿と御津と三ツ石と)。

 

三河國一宮砥鹿神社の秘伝となっているご祭神は「朝廷別王」。

 

 

砥鹿神社の社家が後世に草鹿砥氏(くさかべうじ)を名乗ったことや、丹波道主王の一族という系譜からも、日下部氏や磯部氏が国造族の氏と考えられる

ともあって、「タニハ」の匂いもする。

 

 

本題から外れてしまった。

どうしても「大山」が絡むと帰ってこれなくなる(謎)。

すごい仕掛けをかんじる。

 

 

 

で、川合神社にいくことになり、待ち合わせに指定されたのは、千早口。

 

 

 

ちはやふる かみよもきかず たつたがわ

からくれないに みずくくるとは

 

わたしが最初に山にいったときに、この歌と谷川が真っ赤に燃えた光景がみえた。

あれは、聖徳太子が法隆寺を建立するときにご神託をうけた竜田明神のいらっしゃる、龍田神社だった。

 

「ちはやふる」は、神(または宇治)にかかる枕詞である。

 

「ちはや」の「ち」は、雷のことで、激しい雷光のような威力、「はや」は早いってことで、

 

電光石火ってことかな、遅れを取り戻せるかも。

まあ、もうオオカミ少年のごとく「もう次へ行くよ」を言い続けているからね。

さすが、なにわの審神者(さにわ)。

 

ちなみに、隣駅をみて驚く、「あまみ」じゃん。

次は「あまみ」(謎)。

 

 

 

2011年の台風12号で深層崩壊が起きたエリア。

 

足湯なんかあったりして。

とりあえず、今日は先を目指す。

 

 

トンネルができていたせいか、意外と早く到着。

 

川合神社の祭神は、菅原道真公。(略)
この川合神社は、桓武天皇の16代の子孫、平資盛(たいらのすけもり)(平清盛の孫、改名して玉置直虎)は、1185年2月7日攝津の国1の谷落城の後、河内国の梅谷で、三十六郷の領主となった。しばらく居住して北野天満宮を杉の枝に勧請し、男子4人を連れて伊勢国へ移り、牧田庄大里に居住して16郷を支配した。この地を長男一正二譲り、玉置直虎は大和十津川郷の玉置山に移った。
1217年、三男の加賀守直次が十津川郷の?地頭として玉置庄司と名乗り、住居に天神社を建立していたが、1228年年5月15日西川の河合(川合)の郷に祀り、川合天神と称するようになった。そして、末代まで玉置氏の鎮守神として崇め、お参りを怠ってはならないと戒めた。
(玉置山権現縁起)
 
加賀守直次が建立した川合の郷はどこか。世界遺産「小辺路」高野街道に隣接し、「矢倉観音堂」上の尾根を東へ上がったところ、現在の川合神社から道路を500メートルほど上がった前田谷の上流に「川合」と呼ばれる地がある。ここは杉木立の間を細い谷川が流れ、その岸辺には大石をあしらった石垣が今も苔むしたまま残っている。昭和20年代半ばまでは、数枚の棚田だった。一番下の小さな田が、「天神田」と呼ばれて牛で耕さず人手で行われていた。小さな祠が祀られていたのでしょう。天神さんが、いつ宮平の地に移されたかは定かではない。
 
その後宮平の地には、菅原道真公を祀る本社をはじめ、勝手神社、若宮神社、稲荷大社の4社が鎮座することになった。(後略)

 

 

梅の実。

天満宮ならでは。

 

 

この梅は、白梅なのか、紅梅なのか、気になるところ。

 

 

そして川合神社の由来に書いてあるように

「牛で耕さず人手で行われていた」

ってことは、牛は仲間ってことなのかな。

 

 

由緒から想像するには、「勝手神社」か「若宮神社」ってことになる。

なにわの審神者(さにわ)は、建物のつくりに反応。

 

若宮神社も勝手神社もよくわからない。

しかも、社殿が本殿を横から見守る形というか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢では伊勢平氏おじさんが祈り、

なにわの審神者(さにわ)と白山のサルタヒコがお行をしていたお堂。

 

中は鍵がかかってて確認できなかったけど、やっぱりこれだと思う。

 

 

 

龍神村を通りかかったので、日本三大美人の湯 龍神温泉に立ち寄り。

 

龍神温泉(和歌山)

川中温泉(群馬)

湯の川温泉(出雲)

 

選択の基準は不明。

 

 

なぜか、牛首。

まんまなんですけど!?

 

牛首といえば思い出すのは牛頭天王。

そして崇徳天皇を連想する白峰(石川県)の旧町名(牛首村)(牛首のニュース 〜白峯とムクロジ)。

 

崇徳天皇との旅。

 

それはそうだ、伊勢平氏おじさん本人が「後白河院」を読んでいたわたしに

「僕の先祖だからよく読んでおいて」と言っていたんだから(みえない世界が動かす力 〜のっぴきならない関係について)。

 

 

普段は食べないソフトクリーム。

なにわの審神者(さにわ)は、スイーツ好き。

 

 

で、龍神スカイラインを通ってきた先は、高野山。

前回来たのは、2年前の七夕だった(七夕だから 〜比売神さまと空海とE.T.と

 

 

金剛峯寺。

 

襖絵がすごかった。

 

千住博画伯の断崖図っていうらしい。

松林図屏風を思い出した。

でも、ここに描かれているのは何?モミの木?

 

写真を撮れなかったから、記録しそびれそうになったけど、

黒い犬と白い犬の襖絵があって、

 

「狩場明神」ってなにわの審神者(さにわ)が言っていた。

 

狩場明神は、丹生都比売神社に祀られている。

高野山のサルタヒコ。土地を寄進した豪族みたい。

 

犬なのよね。

犬は、薩摩隼人って昔聞いたことあるけど、どうなんだろ。

 

 

 

 

龍なんだな。ここも。

 

 

 

五三桐は豊臣秀吉って教えてもらったけど、ピンとこない。

豊臣秀吉といえば、千成瓢箪って思っちゃう。

違いを説明されたけど、入ってこず。

 

 

壇上伽藍(だんじょうがらん)の根本大塔。

ご本尊は大日如来。

 

金堂は薬師如来。

とりあえずなにわの審神者(さにわ)が告げたことで頭に入ってたので記録。

 

 

 

 

丹生都比売さま。

前回は龍が舞い降りたような雨だった(七夕だから 〜比売神さまと空海とE.T.と)。

 

 

善女龍王は、東寺でも会っている(呉越同舟 はメッセージ? 〜余呉湖 東寺への旅)。

 

 

で、前回同様マクドナルドで直会して解散。

 
 
なかなか密度の濃い御用の旅だった。
 

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