ミシャグチ神〜伊雑宮〜石上を結ぶ、馬の道 | かんながら

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旅の記録です

わたしにはわからなくても、きっとわかる人はいると思う。
なんか、時間がないみたいだから、とりあえず書いておく。
 
各地に散らばる「いさわ」。
そこには共通点がある、はず。
 
それをつなぐのは、馬の道。
聖徳太子が駿馬で駆けたという。
 
 
鹿島のある茨城県から、秩父を抜けて、諏訪までは、甲斐(かい=海)国を抜けたらすぐそこである。
その道中には
 
日本最古の石棒 小海町文化財指定 (北牧楽集館にて展示)
三寅剣 小海町文化財指定 (松原湖観光案内所 資料室にてレプリカ展示)
 
など、なんだかすごいものがあるらしく、しかも、
「三寅剣」に至っては
聖徳太子の剣として知られる国宝『四天王の七星剣』にも匹敵する国宝級の剣という 結果が出て一躍注目を集めています。
 

っていうような重要なものがあるみたい(島巫女仲間に支えられ 〜伊雑宮と八ヶ岳 その1)。

 
 
奈良や、伊勢が、長野や山梨と、こんなふうにつながっているなんて思ってもみなかった。
しかも、磯部氏から、「丹波の真名井原(「不自然」と「多様性」がうみだすちから 〜代々木の森に思うこと)」まで飛び出した。
 
丹波の真名井原だから。
 
 
そして、伊雑宮の近くにちらりとみえる「逢坂(峠)」の文字。
逢坂といえば、
 
この2つ。この間も書いた(みえない世界からの答え 〜226 Mtg @ しぶや
 
蝉丸の
 
「これやこの ゆくもかえるも わかれては 
しるもしらぬも あふさかのせき」
 

清少納言の

 

「夜をこめて鳥の空音(そらね)は謀(はか)るとも

よに逢坂(あふさか)の関は許(ゆる)さじ」

牛頭天王と、馬頭観音 〜夏至直前・祇園祭に出るものは 鶴と亀?ミホのススミに誘われて 〜美保神社の諸手船(もろたぶね)神事

 
 
清少納言の方の解説をみて思いだすのは、「えびす」だ。
 
 
「鳥の空音」って、えびすさんが騙されたそれでしょ?
 
 
たしか、美保の関では、神人は、「えびすさんが騙されたから、鶏は食べない」って言っていたし。
 
で、鶏であやしいのは、熊野の湛増
湛増も、味方するはずだった平家ではなくて、源氏についたのは「鶏」のせいにしてる
 
 
 
今年は大河で、北条政子の参謀たち?のドラマをやっているとか。
ちょうど伊雑宮と八ヶ岳の記事を書いたころ、そのエリアの友人から、このドラマのための取材が来てるって言っていたよ。
源氏と平家、そして「えびす」。
 
そこには、きっと「すす」のサインがあるはず。
「すす」は、「狼煙(のろし)」のことらしいよ(珠洲は、狼煙  〜 今度こそ、の、くくりの旅へ)。
 
 
 
2018年秋の明治神宮で火事があったとき、「狼煙があがった」って言った人がいた。
わたしはまさにその時その場にいたが、火事のことは母から心配のメールが来て知った。
 
そろそろ、「令和」がはじまるよ。
たぶん。
 
「魑魅魍魎も共に弥栄する」っていうそれ(菊理媛神がいったこと 〜令和最初の紀元節によせて)。
 
 

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