田舎での暮らしにくさについて
たくさん書いてきてしまいました。
苦痛ポイント1:てんこ盛りの「お付き合い」
苦痛ポイント2:濃い人付き合い
苦痛ポイント3:わがままな発言者
独特の力関係
(青字をそれぞれクリックすると別窓で記事が開きます)
今思えば、イヤなことを拒否して
孤立して暮らす道もあったと思います。
でも当時は「この地に家まで建てて永住を決めたからには
周囲の人たちとうまくやっていかなければ・・」
そんな思いで必死でした。
当時は私たち一家が受け入れてもらうことに精一杯で、
我が子への影響というものについてじっくり考え
明確に言語化する余裕はあまりなかったのですが、
今になって落ち着いて振り返ってみると
子どもの情操教育という点でみても
長女も次女も、高校生のときにいちど
友だちを家に連れてきたことがありました。
小さな田舎の小中学校から都会の高校に通うようになり、
何十人もの中で学び過ごすことが当たり前の友人たちと
どのようなやりとりがあったのかはわかりません。
田舎者とバカにするような人がいたのか、いなかったのか。
ただ我が家に遊びにきてくれた子たちは
片道2時間かけて高校まで通うような生活、
そんな山奥の自宅ってどんな環境?と
純粋に興味があっただけで
娘たちのことを慕ってくれている様子でしたし、
そうした友人たちに囲まれて
娘たちは勉強も部活も頑張っていて
成績がいいので一目置かれていたようですし
もちろん友だちと一緒に遊んだりもして
高校生活を大いに楽しんでいる様子でした。
高校、大学と進学してこの地を飛び出し
徐々に広い世界を知るにつけ、
土地や人には多様性があること、
そのような多様性が大事であること、
多様性を認め合い他を思いやる心が大切であること、
そのようなことも理解してくれたと思います。
親である私がいうと親バカに聞こえそうですが
(誰だって親バカよ〜親バカ上等!笑)
我が子たちは世の中を俯瞰する目を持ち思慮深く
思いやりのある優しい人になりました。
今日の一言
猫息子を撫でたらなぜか指をしつこく舐められました。