の続きです。
私が「お付き合い」に必死で取り組んでいる間
私以外の家族(夫と子ども)はと言うと・・
夫は夫で一家の主人として地域から期待される動き
(葬儀があれば通夜から納骨まで顔を出し
葬儀場での受付番や細々した用事を任される)を
言われるがままこなしますし
町内会のゴミ拾いや草刈りなどももちろん出ます。
祭礼の運営を担う組織「若衆」のメンバーとして
祭礼の1週間前から毎日獅子舞の練習を行い
(皆さん仕事が終わってから集まるので夜練です)
祭礼の当日3日間は(仕事がある日は仕事を休んで)
他の若衆の方たちと一緒に祭礼の運営をし
祭礼が終わった翌日も仕事を休んで片付けをする、
そんなお付き合いを頑張ってきました。
現在は年齢が上がったため「若衆」からは抜け
祭礼の運営からは外れました。
正直、妻としてホッとしています。
夫も地域に受け入れてもらうために
一生懸命だったのだと思いますが、
最初はきっと私と同じように訳もわからないまま
無我夢中で動き回っていたでしょうから
心身両面への疲労が心配でした。
それに(あくまでも強制ではないのですが)
自分の仕事を休んでまで「お付き合い」する
(=個人の仕事より地域の付き合いが大事)なんて
凄まじい地域だなと思いました。
移住した当時、出産・育児のため退職していた私は
もし自分も働いていたら・・と想像すると
身内でもない葬儀や地域の祭礼のために
仕事を休みたくはないというのが本音でした。
夫もよくやるなぁ、と内心思っていました。
私と夫がそういった「お付き合い」でてんてこ舞いの間
小さな娘たち2人はどうしていたか?
町内のゴミ拾いなどは一緒に連れて行きましたが
葬儀など邪魔になりそうなときは
娘たちだけで留守番させていました。
私は手が空いたときを見計らって
ときどき様子を見に帰りました。
車で1時間半ほどのところに住む義母に来てもらって
娘たちの面倒を見てもらったことも何度かあります。
遠方から来てくれた義母、本当にありがたかったです。
小さな娘たちもよく頑張ってくれました。
今日の一言
キリッ!(でも中途半端な香箱のおててがかわいい)