赤裸々実録*田舎暮らし 4/20(苦痛ポイント1前編) |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

実際に田舎で暮らし始めて感じた3つの苦痛。

1:てんこ盛りの「お付き合い」

2:濃い人付き合い

3:わがままな発言者

 

今回は 1:てんこ盛りの「お付き合い」
について詳しく書きます。
 

近所、町内会、大字(おおあざ)自治会・・

とにかくいろいろな繋がりで様々な行事があり

班長や役員などの責も負わされ

やらなければならないことが山ほどあります。

自治会費、祭礼費、○○組合費など

集金も多種あります(どれも結構なお値段)。

 

でもこれらは田舎に限らずどこに住んでいても

程度の差こそあれ地域住民として必要なこと。

ここの住人になろうと思うなら

ここのやり方に従わなければと諦め、

全て周囲の人たちと同じようにやっています。

 

集金はもれなく払いますし

町内会の行事(ゴミ拾い、草刈り、集会所のお掃除など)

にもちゃんと出ますし

自治会の班長や婦人会の役員なども

元々の住民と同じようにやってきました。

 

移住して来たばかりの頃

町内で立て続けに数件、亡くなった方がいました。

(亡くなったのはどの方もご老人、病気や老衰です)

自宅で通夜・葬儀が行われるので

その料理・接待をお手伝いするために

町内の女性陣が集結します。

私も近所の方から「行くものだよ」と教えられ

その指示に従って一宅につき2日間

朝から夕方まで伺って働きました。

実家周辺では自宅で葬儀の経験はなかったので

何をどうするのかさっぱりわかりません。

他の奥さんたちの見よう見まねで

言われるがままに働きました。

 

移住して来たばかりでこの仕打ち・・

手荒い歓迎と言いますか

顔面パンチを喰らった思いでした。

 

地域の祭礼はもっと大変です。

男性は集会所に集まって三日三晩酒盛りし、

神前や聴衆の前でお囃子を奏で獅子舞を踊ります。

その間、女性は料理・接待を任されます。

私も奥さん方に混じって朝から晩まで3日間

何十人(のべ百人単位)という客人を相手に

料理やお酌や片付けなどをし続けるのです。

足は棒のようになり気疲れも加わって

クッタクタになります。

 

地域住民として課される膨大な「お付き合い」。

とにかく周囲の人たちに受け入れてもらえるよう

何でも周囲と同じように振る舞おうと

移住当初から頑張ってきましたが、

周囲の人たちは当たり前にわかっていて

阿吽の呼吸で物事が進んでいく中、

最初は私ひとりだけ先が見えず

どう動くべきかもわからずで

言われるがままに、無我夢中で動き回り、

今よりずっとずっとキツかったです。

 

 

今日の一言 りんご ぶどう さくらんぼ バナナ スイカ

 

本日の収穫。

まだ青い実もた〜くさん成っていますが

熟したものからどんどん摘んでいかないと

鳥や虫に食べられてしまいます。

冷凍しておいてたくさん溜まったらジャムにしたいな〜。