赤裸々実録*田舎暮らし 6/20(苦痛ポイント1後編) |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

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   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

田舎暮らしのこと 4/17(苦痛ポイント1前編)

田舎暮らしのこと 5/17(苦痛ポイント1中編)

 

上のブログに書いたように

地域の行事などがあると一家総出で

てんてこまいになりながら対応していました。

 

しかし私の苦労はそれだけではありません。

 

そうやって「お付き合い」をしている間は

自分の家のことが全くできません。

 

他のお宅はだいたい祖父母の代が健在で同居のため

家事も子どもの世話も祖父母に任せておけます。

地域の奥さん・旦那さんたちは安心して

行事に携わっていられるでしょう。

しかし移住当時、未就学児を抱える核家族だった

私たちはそうはいきませんでした。

 

地域の「お付き合い」に関わっている間に

できずに溜まってしまった家事は

後から自分でさばかなければなりません。

小さな娘たちだけで留守番させるのも心配だったし

留守番させている娘たちの

昼食や夕食をどうするか問題にも悩みました。

 

隙を見ては一時帰宅して娘たちにお昼を作って食べさせ

急いで「お付き合い」の場に戻り、

「お付き合い」を終えてヘトヘトで帰宅した後に

急いでお風呂をわかし夕飯を作って布団を敷き、

翌日は疲れた体を引きずるようにして

溜まった洗濯物を洗って干して掃除をし・・

「お付き合い」があるたびに

そんな目まぐるしい日を過ごしました。

 

日常に「お付き合い」が割り込んできて

長時間拘束されてしまうと、

家事のルーティンリズムが狂ってしまい

一家の家事を担う主婦としては

精神的にも体力的にも本当にキツくて辛かったです。

 

しかしそれも「今は昔の話」になりました。

娘たちも大きくなれば留守番はへっちゃらになりますし、

私も「お付き合い」を何度か経験すれば

流れが見えてきて気を抜けるタイミングもわかり

精神的に少し楽になりましたし、

自宅での葬儀も時代の流れに沿って徐々に減り

葬儀場での葬儀が増えてきたと思ったら

コロナのおかげで一気に自宅葬が無くなりました。

 

移住時期が今だったなら・・
あるいは23年前に移住したのだとしても
核家族ではなく祖父母の代も同居しているか
せめて娘たちがもう少し大きかったなら・・
あんなに大変な思いをせずに済んだのだろうなと
当時を遠く懐かしくそしてほろ苦く思い出します。
 
と同時に、何もかもを夢中でこなした若かりし自分を
「今の平穏な暮らしがあるのはその頑張りのおかげ、
よくやり抜いたね!」とねぎらう気持ちも湧いてきます。
 
 

今日の一言 新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前

 

先日外出した際ホームで電車を待っていて
線路と線路の間に水道栓のようなものを見つけ
何にどうやって使うもの?と興味が湧きました。
保線作業時に使ったりするのでしょうか。
いつもは読書、居眠り、遠くを眺めるなどして
見過ごしてしまう線路周辺ですが
よ〜く見ていると、素人では用途のわからない
配線やら機器やらが目についておもしろいですね。
想像もつかない仕組み、いろんな人の知恵と工夫と
細やかなメンテナンスによって電車は安全に運行され
私もこうして移動できているんだなぁと思いました。