田舎暮らしを始めて気づいた
この地域ならではの苦痛なことを3つ書いてきました。
今回は、苦痛というほどではないけれど
田舎で暮らすときに気をつけておきたい
と思ったことを書きます。
そのことについては、
語り尽くせないほど複雑で深い因果関係があり
所詮よそ者である私には見えにくいところもあって
中途半端に書いてしまうと誤解を招く恐れがあるので
表面的な結論しか言えないのですが、
とにかく地域の中には派閥があり
発言力の強い人が何人かいて
身の置き所や振る舞い方を間違えると
面倒なことになる、ということです。
私はもともと他人と深い付き合いをするのが好きではなく
友達もいらないくらい人付き合いに対して淡白なタイプ。
また他人との間に波風立てて面倒なことになるくらいなら
ちょっと我慢してやり過ごす方が楽だと思う方です。
ですからこの地域に越してきてからも
周囲からの好意は素直に受けつつ
(↑面倒だなと思ったときでも喜んだふりをしながら)
誰とも等しい距離感を保って薄〜い付き合いを続け
何か思うところがあっても言いたいことを飲み込んで
表面的には何事も受け入れているような態度で
おとなしく過ごしてきました。
どこかの派閥にどっぷり入り込んだり
特定の有力者とことさら仲良くなろうとしたり
たとえこちらの言い分が正しかったとしても
何か住民の意にそぐわないことを言ってしまったり・・
そういった摩擦を生むようなことはせず
静かに暮らしてきたのです。
一方では自分を地域に受け入れてもらうために
地域の行事や町内会など住民としての活動については
意識して積極的に(本当はやりたくないことでも)
他の住民の方たちと同じようにこなしてきました。
こうした誰に対してもフラットな態度と
地域住民としての義務を果たす姿勢は
周囲の誰とも余計な軋轢を生まずかつ周囲に溶け込む、
今振り返ってみても「よそ者」「新参者」としては
ベストな態度だったのではないかと思っています。
(少なくとも私の住む地域では)
周囲からおおらかに迎え入れられ
この23年間それなりに心地よく暮らせていることが、
これまでの振る舞いが正しかったという
何よりの証拠のような気がしています。
越してきた当時はその効果を狙っていたわけではなく
自分の性格と成り行きでしてきた態度・行為ですが
振り返ってみて
当時の自分よGJ!
と今更ながら自画自賛です。
今日の一言
![]()
先月みなとみらいに行ったときに買ったミルフィユ
小さ〜い(夫はポイッとひと口、私は2口で終わった・・)
なのに1個180円となかなかのお値段!
しかしそれもやむなしと思える美味しさでした。
量より質ザマス、という方への手土産にいいわね ![]()
