名古屋発、御社の立ち位置をデザインする、ブランド・デザイナー ◎商標・ブランド・デザインマネジメント -52ページ目

第61会あい創会 参加

財団法人あいち産業振興機構(愛知県産業貿易館本館)の
創業プラザOBである私は、

久々に今年最後ということで
あい創会(創業プラザ利用者+OBによる勉強会&交流会)に出席しました。

今年最後のセミナーは、ビジネス・シナジー・オーケストラの代表で
いらっしゃいます、加藤慎康さん(大ナゴヤ大学発起人&事務局長)による、

市場環境の変化に対し、「意志決定」をどう行うか?
~全体最適アプローチ「思考プロセス」の活用
 & 成長ロードマップの活用~ でした。

TOC(制約理論)を活用し、「将来にわたって儲け続ける」というゴール
の達成を妨げる制約条件を細分化し、改善することで、企業業績を急速に改善するという
経営管理手法ということでした。

私がブランディングに於いて最初にヒアリングしていくことは
「強み」や「志」の棚卸しですので、ポジティブな部分だけに光を当てていく
お仕事なのですが、確かに企業規模が一定以上大きくなると、そうはいってられません。

問題をあぶり出して対処する必要も場合によっては必要です。

ここでは細かい話は省きますが、ワーク有り・発表有りの熱気あるセミナーでした。

加藤さん、ありがとうございました。

そして、勉強会が終わると「世界の山ちゃん本丸店」にて、今年最後の
交流会が行われました。

デザイン&ブランディングコミュニケーション-yamachan BLD
山ちゃんワールド全開です。
たしか本丸には社員用の武道場!?や託児施設・
セミナールームなどもあるようです。


忘年会もかねてということもあり、異様な盛り上がりで
皆さん、愉快なテンションでした!

私自身も何人かの貴重な出会いに恵まれ楽しい時間を過ごさせていただきました。

最近の私は、あの人にあの人を紹介するといいんじゃないかなあとか、
どうなるかなあ等と無意識に考えて「化学反応」を楽しんでいます。

自分自身、会社を辞めて失ったモノもあるのですが、
人との出会いや縁に非常に敏感になったような
気がしています。

しかしそれにしましても、以前ウイリアム・リードさんに伺って
雷に打たれたような衝撃を覚えた言葉を思い出します。

「未来は変えられない。過去は変えられる。」

この言葉に関しては、いつか又の機会に話そうと思います。

セオリー

ブランドを構築するためのセオリーについて
色々な本に書かれていたり、色んな方が語っています。

ただ、ブランドが難しいのは
本や人によって言っていることが違ったりしていること。
(出てくる用語も横文字がいっぱいです(笑)し、人によって持ち出す用語が違うんです。)

ただ、共通して良く言われることのひとつに

「ブランドを築きたいなら、見込み客の頭に
ひとつの言葉を所有することに全力を傾けろ」

ということがあります。

確かにその通りで、そのために独自の強みを表す言語を棚卸ししたり
ブランドを示す言葉やポリシーを一点に絞って、すべての打ち手に一貫性を持たせます。

で、もしもひとつの言葉が築けたのならば、
広げてはいけないというセオリー...。

例えばスターバックスであれば30種以上あるコーヒーでしょうか。

ところが、こんな事もあります。

自動車業界のお話しですが、

メルセデスベンツ → プレステージ

ボルボ → 世界一安全

ポルシェ → 言葉を超越したあのフォルム(911)

これらはすべて独自のカテゴリーを築き上げているのですが、

メルセデスベンツ → Aクラス (ファミリー仕様のミニバンぽいフォルムでリーズナブル)

ボルボ → C30 (斬新でスポーティーなハッチバッククーペ)

ポルシェ → カイエン(SUV)/パナメーラ(なんと4ドアのポルシェが来年リリース)

と、ブランドセオリーから外れるラインナップの拡張をしています。

確かにマーケティング的に考えれば納得できる打ち手なのかも知れませんが
ブランド的にはいかがでしょう?
ただし、フォルムを見ればどれもデザイン的にアイデンティティは継承しています。
(日本車の文化では考えられませんが...)

ブランドとマーケティングの関係も含めて
5年後には市場から何らかの答えが出るのでしょうか...。

因みにシボレーやフォードは拡張して明らかにブランド力が
失墜してしまいました。




ブランディングって....。

今日は、簡単なブランドのお話をしようと思います。

自分の頭の中にはブランドで選ぶものと、ブランドが結びつかないものがあります。

例えば、コンビニに入って買うもので、
「ティッシュペーパー」や「洗剤」、或いは「パン」。

これらは、なんとなく物色して無意識に適当なものをカゴに入れて、レジに向かいます。

では、私は吸ったことがないのですが、「たばこ」や「ビール」だったらどうでしょう。
たばこでしたら、きっと買うものは決まっています。

ビールでしたら、たいていの人は、普段飲む銘柄は決まっています。
ただ、ちょと贅沢な気分を味わいたいときや、何か新しい銘柄を見つけたときに
それをカゴに入れる場合もあります。

ここで言う、「たばこ」や「ビール」は、明らかにブランドで選んでいます。
しかし、「ティッシュペーパー」や「洗剤」、或いは「パン」は違います。

「ティッシュペーパー」や「洗剤」などは「日用品」として認識しているので、
値段や偶々手に取ったからという理由でカゴに入れているのです。

確かにそうなんですが、ブランディングという視点から見ると補足説明が必要になります。

実は、「ティッシュペーパー」や「洗剤」、或いは「パン」でも
ブランドとして立っている場合があります。

例えば、少し前にブレイクした(たぶん...)敷島さんの「超熟食パン」。

もちもちっとした食感が凄いとの口コミで、
食パンでも、指名買いされています。

あと、もう一つ例を出しますと、私事で恐縮なのですが先日こんな商品を雑誌で見て
わざわざ売っているお店を探して買いました(笑)。

デザイン&ブランディングコミュニケーション-シャンプー

中身は普通の洗剤と大きく大差ないかもしれないのですが、
メガネが身体の一部になっている私には、非常に魅力あるものに思えてしまいました。

市場をセグメンテーションして、ピンポイントのニーズに絞った
アイデアですが、同じカテゴリの中で、少しヨコにずらして焦点を絞り込み、
カテゴリ内で初物の商品を作ってしまう。

対象を絞って顧客が「あっ!こういうのが欲しかったんだ~」っという商品を用意する。

ロゴや、格好いいパッケージがブランディングと捉えられがちなのですが、
簡単に言いますと、これもブランディング戦略です。


グラフィックデザインの役割

グラフィックデザイナーは、「常に美しいモノを生み出せ。」

私が学生時代に、著名な先生から聞いた言葉です。

しかしながら、ここ近年広告制作や販促物に於いて

「芸術性が高くても、売上が上がらなければ全く存在価値がない」

という主張の広告制作会社さんが増えてきたように思います。

いわゆるセールスレターなどダイレクトレスポンスマーケティングを駆使した
戦略や、売れるチラシと称したレスポンスを最大のミッションとした
広告制作会社さんです。

個人的には、売上を最大のミッションとすることは正しいと思います。

確かにデザイン関連の書籍や権威のあるデザイン年鑑を見ますと
大企業の華やかな広告が殆どです。

しかし、日本企業の99%以上は中小企業。
社長さんは広告やデザインを経費と考えているのに
売れない広告に価値がないという話は正論です。

では、「明日の売上が上がる打ち手であれば、すべてOKなのか?」
このことに関しては、あくまでも私見ではありますが
私は、「NO」であると言いたいです。

それは、企業の立ち位置であるブランド・アイデンティティに
背く危険性があるからです。

ブランド・アイデンティティとは、簡単に言いますと
「社会や顧客にどう思われたいか」ということです。
(詳しく聞きたいと興味が湧いた方は、直接お話ししますので、是非ご連絡を!(笑))

デザインや広告はその企業の立ち位置を示す重要な使命も負っているのです。
例えば、とても売りまくれるセールスレターをWEBの広告に起用したとします。
マーケティング的に巧みな文章で、思わず振り向いて買わせる文章だったとしても...。

見出しに恐怖を煽るような言い回しがあったとしたら、
業界によっては、倫理的に問われることにもなります。



また、そこまではないとしてもデザインのトーンやコピー(文章)が
「社会や顧客にこう思われたい」と定義していることの反対のイメージを
植え付けてしまうとしたらいかがでしょう。

私が学生時代、デザインを勉強する上で売上やマーケティングについては
誰も教えてくれませんでした。

ただ、ある先生は、
「デザインを発信するということは、大なり小なり社会に関わり影響を与えることである。
それを自覚していないデザイナーは罪である」

と教えてくれました。

デザインやクリエイティブは売上をもたらすことが最大のミッションではあります。
ただ、忘れていけないことは「社会的な責任も負う仕事である」ということです。

ポスターであれば街の景観を想定して創ることも役務です。
また、企業の立ち位置を正確に伝えるクリエイティブであることも使命です。

ブランドといいますと、中小企業には関係ないと思われがちですが、
社会に発信する情報やクリエイティブに対するガイドラインは必要です。

また、「私たちは社会にどう見られたいか」ということを定義して
一貫したコミュニケーションを貫いた方が、コスト的にもスピード的にも
中小企業に利益をもたらせます。

因みに私のミッションは、
デザインを経費としてではなく、どうしたら投資と捉えられるか
解りやすく伝えていくお仕事だとも考えています。



デザイン&ブランディングコミュニケーション-engram01
あまりに文字が多く退屈ですので、
プライベートな作品を入れてみました。

SNSっ。

昨晩、加藤慎康さんが立てていらっしゃるSNSのオフ会に参加しました。

会社を辞めて1年以上が過ぎ、実は今年の秋口から自分にテーマを課しています。

「自分らしくないこともやるっ」

このブログ自体、自分らしくないことなのですが(苦笑)....。
明日の生活保障がなくなり、何か社会的な権威や資格、或いは突出した実力が
あるわけではない自分に向き合って、自分の守備範囲だけでは先が見えないと考えたからです。

デザインのお仕事をする上で、クライアントさんには客観性が大切といいながら
ヒアリングしているのに、自分自身が見えてないとふと思ったこともきっかけでした。

私自身の性格が、自分で言うのも何ですが、結構大らかでどちらかというと、楽観的(でも繊細!?)、
更に言いますと危機意識が低いということには自覚があって、
成長意識も必要だと思ったからでもあります。

そこで、自分に対しても客観的な目線を向けることを意識しだして、
まず、伝えたい情報を正しく伝えることをミッションとした
自分らしくないホームページにリニューアルしました(笑)。

私らしくないホームページはこちら!

小さな変化→今までとは違う、同業の企業様や、士業の方・コンサルタントさんなどに協業などに
ついて時々声をかけられることがあるようになりました。面白いものです。

そして、ブログを立てました。
自分としましては、ミッションに対するプレゼンは苦ではないのですが、
自分自身を語るプレゼンになるとからっきしだめ。
自分が語れない。大勢の前で話すと、汗が噴き出る(笑)。

小さな変化→勿論急には変われませんが、情報を発信することで
自分の中にあるモノが整理されることが時々あります。

あと、縁もあって今まで避けてきたSNSや何とオフ会というものに生まれて初めて参加することに....。

で、昨晩そのSNS(何かテーマがあるわけではなく、純粋に加藤慎康さんの志に巻き込まれた人たちの不思議なSNSです。)のオフ会では、色々な人とざっくばらんなお話しを1次会・2次会に渡り楽しく過ごさせていただきました。

デザイン&ブランディングコミュニケーション-SNS081212


小さな変化→時間を忘れてタクシーで帰るハメに...。

たまたま近くにいらっしゃた、DJの栗須 グレンさんとお話しをする機会もあったのですが、
日本の文化を私よりも遙かに深く理解されていて、非常に驚きました。
切腹!?のお話や日本人の察する心、戦国の甲冑??を自ら造られるというお話に、
日本の教育についてなどなど。

以前、ちょっとした縁で、ゲリラ・マーケティングのウイリアム・リードさんに
伺ったお話しも非常に興味深く、外から見た日本の良さを伺ったことを思い出しました。

自分自身についてももちろんなのですが、私が住んでいる日本も、外からの視点でお話を伺うことで、
客観視することができ、日本の魅力・または、あらためなければならないことを
日本人としてもっと考えなければいけないと気付かせていただけることが多々あります。

自分らしくないことをしだして(そんな大げさなものではないのですが..)まだ間もないのですが、
素敵な出会い等、小さな変化が自分にも起こっているのでしょうか?

あくまでも、前向きに前向きに。(笑)