名古屋発、御社の立ち位置をデザインする、ブランド・デザイナー ◎商標・ブランド・デザインマネジメント -30ページ目

居酒屋さちこ サラリーマンの心に刺さるブランドの本質

こんにちは、+d&cの上田です。

年が明けてから、新規のヒアリングやプレゼン・打ち合わせが

重なって、なかなか机に向かえず苦戦しています(笑)。

さてさて、

名古屋も今週は本当に寒い日が続きました。

そんな寒い日にクライアント様を今週はハシゴしていたのですが

あるクライアント様から

とても面白い居酒屋のお話を伺いました。

$名古屋発、ブランド構築「社長そうだん室」 ブランド・デザイナー◎ブログ-居酒屋さちこ

$名古屋発、ブランド構築「社長そうだん室」 ブランド・デザイナー◎ブログ-さちこ2



「ホームメイドチキン 居酒屋さちこ」

怪しそうに見えますか?

名古屋で今、知る人ぞ知る有名居酒屋で

クライアントの社長様に言わせると、大ブレイクしているそうです。

関東や地方からの出張組も、こぞって通われるとか...。

予約もかなり大変とのこと。

写真の通り可愛い女の子がたくさんいるのですが、

名前は全員「さちこ」とか?!

元気なさちこさんたちが鍋奉行をしてくれるそうです。

また、写真を撮る人も多いのですが、とても気持ちよく撮れるそうですよ。

そう聞くと、

所謂お高いお店かと思われそうなのですが、

実は客単価4500円程度で

ビジネスマンの為の癒しの空間になっているそうです。

ただ、このお店

単なるアイデアモノでなく

名古屋では名の通った、

つくね家グループさんのお店とのことで

料理はこだわりの逸品が揃い

とても背景がしっかりしていることが判明。

人の心に刺さる「癒しの空間」は

顧客の心や欲求を期待以上に満たしてくれる

口コミが口コミを呼ぶお店です。

長く愛されるブランドはクリエイティブパワー
(ここでは素晴らしいアイデアと可愛いさちこさん)も大切ですが

人の心を捉える本質(人を喜ばせる・人の心をつかむサービス)と

本物(素晴らしい料理や接客の徹底、スタッフの理解浸透)であることは絶対条件です。

今、WEB上で氾濫している、

消費者には逆効果のとってつけた「顧客の喜びの声」とは違い、

「居酒屋さちこ」の顧客の声には、わざとらしさや嘘を感じません。

私も、近々リサーチしにいきたいと思います(笑)。



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目の付けどころがシャープでしょ。

こんにちは。+d&cの上田です。

社会の変化が驚くほどのスピードで巻き起こり

私たちの価値観にも大きな変化が訪れようとしている中、

良いものを作って送り出す・陳列するだけでは

なかなかものが売れなくなってしまいました。

例えば車や電化製品の業界は、モノに「孤高のオーラ」がない場合は

隙間隙間でライフスタイルを

提案しないといけないのですが、小手先な提案や

わかりにくいモノ・ぴんとこないモノは受け流されてしまうほど

モノが氾濫してしまっています。

また、百貨店業界もわざわざ出向いて定価で買うメリットを

考えて伝えることができなければ、バーゲン戦略のスパイラルになってしまいます。

昨今、価格破壊のデフレといわれていますが、

大手の戦略に小規模の企業は当然ながら太刀打ちできません。

さて、そんななか

商品を生みだすメーカー企業はどんな立ち位置を示していけばよいのでしょうか?

年明けに

液晶テレビの「シャープ」さんのサイトを見ていましたら、

$名古屋発、ブランド構築「社長そうだん室」 ブランド・デザイナー◎ブログ-シャープ01

1990年より20年間にわたって使用されてきた「目の付けどころがシャープでしょ。」の

スローガンを辞め、2010年1月より、新たなスローガンを導入したとのこと。

↓新スローガン
$名古屋発、ブランド構築「社長そうだん室」 ブランド・デザイナー◎ブログ-シャープ02

所謂ブランドステートメント(企業スローガン)について

ここでの論評は控えますので

変更した背景などは、

よろしければ下記シャープさんのサイトをご覧ください。

→新スローガンについて

ご覧の通り、企業としての志・立ち位置を強く示す一文になりました。

所謂ブランドを構成する要素の再構築といったところですが、

私自身メーカー企業の経営に近いポジションで

インハウスデザイナーとして10年近く属していましたので

実感があるのですが、

以前はCIの誤認といいますか

企業の経営戦略の中でロゴや文章など定義することがゴールになってしまっていました。
(勿論その後の浸透も視野には入っているのですが、現実レベルとしてですね。)

しかしながら、現在の社会は

ここがスタート、

「目指してる、未来がちがう。」

という企業の志を、「商品」や「コミュニケーション」で

どんな未来を目指しているのか明快に示していかなければ、

本当の意味で社会に浸透し、ブランドを確立することはできません。

(結果、消費者にはこのスローガン変更が何のメリットもなく意識もされない悲しい状態に...)

実は、

社内変革の足並みを揃え、一貫した企業活動を構築していくことが最も難しいのです。

社内でゴールや目標を共有して、社員一人ひとりの頭の中に描かれるイメージが

共有できる仕組みづくりの大切さを、企業に属していたときに痛切に感じたものでした。

個人的には、

シャープさんが今後リリースされる製品の変化や広報面にも

期待を込めて注目したいと思いました。

「オンリーワンで社会を変革してゆく」という高い志、

1ユーザーとして応援していますっ。シャープさん。


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2010.01.01 あけましておめでとうございます。

ブログにお立ち寄りいただきました皆さま、

新年、あけましておめでとうございます。

+d&cの上田です。

名古屋発、ブランド構築「社長そうだん室」 ブランド・デザイナー◎ブログ-2010nenga

我が家の年末年始は、昨日から

モンゴル出身のご家族がいらして

日本のおせち調理を学んでいらっしゃいました。

また、20年来のつきあいの級友も一人きて、

久々に年の瀬を楽しいお酒でゆったり過ごし

近くの神社に参ったり、お寺で鐘をつくなど

年末年始を深夜までかみしめました。


因みに

昨日から名古屋方面(我が家は清須市です)は雪が降りました。

来客もそのまま我が家で一晩明かすことになりましたが

雪の大晦日とお正月は本当に久しぶりで

個人的には、子どもの頃の記憶がよみがえり

少し幸せな気持ちになりました。

名古屋発、ブランド構築「社長そうだん室」 ブランド・デザイナー◎ブログ-yuki


あらためて今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!


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私の仕事 #02 お客様はデザインなど求めていない?!

こんにちは。+d&cの上田です。

久々のブログ更新です。

先日、ある事業のブランディング支援で

とっても素敵な同世代のデザイナーさんとお仕事をする機会に恵まれました。

そこで、手抜きというわけではないのですが(笑)、

私のお仕事は経営者様か決裁権のある方としか

仕事をしていないというお話しの中で

以下はそのデザイナーさんからいただいた

メールの言葉に対する返信をコピペします。

↓ デザイナーさんからの返信の一部~

上田さんの話で特に心に響いた言葉、
それは「お客様はデザインなど求めていない」という言葉でした。
デザインをしている人間からすると「はぁ(怒)!!」なのかも知れませんが、
私は「その通りだ」と思いました。


↓ 以下、私の返信の一部です。

ははは。
ですよね。(笑)
さすがに人を選んで言っています。

私もデザイナーですからあえて言えると思っています。
勿論デザインを欲しているお客様もありますが、
クライアントはあくまでも何かの問題を抱えていて、
それを解決する打ち手?という思考です。
例えば、集客だとしますと
求めているターゲットが集客できるのであれば
極論広告やデザインでなく、お手紙やWEB上のメルマガ
ブログ等でもOKということになります。

ちょっと過激な感じにもとられますが....。

要はクライアントさんの中で、デザイナーの提案が
ポスターやチラシをツールとして完成させることがゴールになっていますと
それはあくまでも「経費」ということで、
経費であればなるべく安い方がいいですし.....。

私たちは、経費ではなくブランドを確立するための継続的な打ち手の一つであったり
問題を解決するあるいは、新しい価値を提供する打ち手としてデザインが提案できれば
それは、顧客にとっては「経営戦略の中の投資」となります。

投資としっかりとらえられれば、無理な値切り方もできないはずだという持論です。

私自身は、デザインはもっと経営戦略において重要な要素だと思っていますので
何とかそれを小さな所からでも実践していく仕事ができたらと考えています。
また、昨今お手軽にDTPやデジカメが普及しているため
自己満足のチラシなら、殆どクライアント先でも社内で作ってしまうので
是非Tさんのような志の高い方にもっと企業を救う仕事をしていただきたいと思っています。

すみません、ちょっと個人的な話になってしまいましたが、
デザインというものを見直して社会的地位をもっと上げたいという
そんな想いがございます。

今は志のない売るためだけの手法、
ダイレクトレスポンスマーケティングが氾濫しています。
(その手法を企業の立ち位置を認識して正しく使うのであれば素晴らしいです)

勿論デザインにも集客やピンポイントのターゲットに刺さるという使命はありますが
企業の立ち位置を示す重要なブランド要素の一つであると共に
ポスターであれば街の景観の一部となったり、
社会的な機能・役割・責任もあると思っています。

~以下略~

昨今景気的な事情やインターネットの普及から
お手軽でリスクがない、コストもいらない
手っ取り早く売れればOKとの風潮もありますが、

中長期的な目で見れば、企業には志や美学がにじみ出ていて欲しいと。
それも、社会に役立つ価値を前提としたものとしてです。

個人的には同業の志あるデザイナーさんに
中小企業の経営者の思いを正しく察して汲み取っていただける
お手伝いが何らかできればと考えています。

ご興味のある方は是非、お気軽に遊びにいらしてください。



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私の仕事 #01

こんにちは、+d&cの上田です。

先日名刺交換したある方に、

「経営者専門でやられるのは、上手な戦略ですね」

といわれました。

その方は、私の仕事の見え方を

隙間マーケティングと受け取ったようです。


隙間マーケティングとは、

大手や同業他社と獲り合う市場の隙間ニーズを狙った

マーケティングの戦略といったところでしょうか。

例えば高齢者向けの、機能を絞ってボタンを大きくした携帯電話や

最近では、機能を削ったマイナス進化のポメラや

朝食用のカレー、健康思考が高いがお酢が苦手な人向けの

マイルドなお酢など。


で、私のお仕事ですが

実は経営者専門とうたっているのは戦略ではありません(笑)。

確かに今のクライアント様は

殆どが経営者さまとのマンツーマンか、

規模の大きい企業様になりますと

他の取締役の方か、依頼内容に関しまして

決裁権のある方とのマンツーマンのお仕事になります。

ただそれは、マーケティング戦略ではなく

結果的にこうしないと私の仕事が成立しないからなのです。


今から20年近く前に制作会社にいた頃の仕事はといいますと、

来週までに○○観光の車内吊り広告をB3でデザインしてくださいとか、

駅貼りポスターをB1サイズで。

という依頼に対してデザインで応えるといった流れでした。

それが、

12年前に一般の教育系企業に転職してからは

販促物にしてもロゴ一つにしても

自社グループの仕事でしたから

当然ながら、決められた媒体にクオリティの高いデザインを

することがゴールではなく、

そもそもこの打ち手でよいのか?

ロゴを策定することで何を求めているのか?

WEBより先につめないといけないことがあるのでは...

といった根っこの部分から携わることになり



事業を成功させる打ち手なのか?

企業の立ち位置を正しく伝える打ち手なのか?

企業や事業・商品・サービスの魅力や
強みを分かりやすく伝える手段なのか?

単発モノや目を引くことをゴールとせず、
メッセージや主張・見え方に一貫性があるのか?




などといった観点からブランドを構築する表現や
コミュニケーションを模索してきました。

そうしますと、

企業にいたときにもよく泥水を飲まされましたが(笑)、
(所謂セクショナリズムの問題や個人の利害といった企業成長の足かせとなるものですね)

デザインやブランドの構築についての打ち手や表現は

経営の舵取りをされている方でないと判断ができないのです。

結果、私の仕事は

個人的な利害ではなく

企業の進む道筋やゴールを描ける方に寄り添う形でしか

私のポテンシャルが発揮できないのです。


独立しましてからは

決して儲かりまくっていないのが苦しいのですが

勇気を持って受けてはいけない仕事を断りまくっています(笑)。


社会に必要とされる企業やサービスには一貫性が大切です。

そして作り手や経営者さまには客観性が。


ブランディングについて少し補足しますと、

強みよりもまずは根底にある「志」といったところでしょうか。

理念は後からついてくるモノだと個人的には思っています。



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