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プラネタ旅日記

児童書専門古本店プラネタ(無店舗)の管理人が細々~となにやら呟いております。大半は読書記録。時々頭の悪さと猫馬鹿具合を炸裂させてます。

……と言うのは冗談です。


決して、内的春休みを頂いたわけではありません。

春だから春眠暁を覚えず寝だめしていたわけでもありません。

決して、決してひたすら怠惰に過ごしていたわけでもありません!


猫の通院しています。

愛猫の1匹が病気になりまして、毎日通院しています。

遅寝の習慣がついていた私、通院のため、早寝になりました。健康的でとても良いです!

朝日を浴びると眠くなる体質(笑)も少しずつ改善され、朝の清清しい空気をすいながらそこかしこに咲く花々を愛でながらの運転は、なかなか気持ちが良いです。

気持ち良いからと浮かれていられる状態ではなかったのですが、元気のない愛猫を見る自分を励ます目的で花を愛でていました。

4月に入ってからはちらほらと鯉幟を見かけるようになりました。

長閑です。

日本の春って美しいな。

と、心静かに思いますが……、外国には行ったことがないので、日本の春しか知りません(笑)くらべようがありませんでした……。


そんなこんなで、読書時間も図書館通いの時間も全て猫に捧げて、それにかこつけてHPの更新もブログの更新もサボり続け、1ヶ月のお休みとなりました。

猫の病状はかなり良くなってきたとは言え、まだまだ油断出来ません。一生のお付き合いになる病気でした。

何時までもだらだらしていられません。

そろそろしっかり読書!に励みたいと思います。

読みたい本が溜まっていく一方です~

ローリー・ハルツ アンダーソン, Laurie Halse Anderson, 金原 瑞人
スピーク

内容(「BOOK」データベースより)
高校生活の一日目。わたしに話しかける子はいない。中学時代の友だちも、わたしと目も合わさない。すべては、あの夏の夜の、パーティーでの出来事のせい。ほんとうは何が起こったのか、わたしはだれにも言えなかった。グループでかたまる同級生たち。権利をふりかざす先生。台所に置いたメモでしか会話しない両親。そして、忘れてしまいたい、アイツの存在。のどに雪玉を詰めこまれたように、わたしは自由に話し、笑うことができなくなってしまった。いつか、この凍てついた沈黙を解かすことができるんだろうか。痛みを抱えた少女が、ゆっくりと少しずつ、懸命に自分を取りもどそうとする様をリアルに描く。全米のティーンエイジャーの圧倒的な支持を得た話題作。



まずは、岐阜県立図書館さんに心より御礼申し上げますニコニコ

この本、地元の図書館にはなく、リクエストしたら何とはるばる岐阜県から借りてくれました!

ちょっと吃驚しつつ、有難く読ませていただきました♪


amazonであらすじを見て、読みたいなと思った作品です。

あらすじを見れば大体、どんな内容でどんな結末になるか分かってしまいますね。

前半はちょっと淡々として、期待したほど面白くないかも?なんて思ってしまいました。

27日が返却期限なので、土曜日までには返却しようと思い、のろのろ読んでいたのを一気に読んだわけですが、後半はかなり面白く感じられました。

読み終わると、「スピーク」と言うタイトルもしっくりきます。

あの夏の夜の、パーティーから道に迷い、森から抜け出せなくなっていたメリンダが、道を見つけ、真っ暗な森から抜け出した瞬間が、なんとも言えず心に響きました。


誰にも言えない。

言おうと思っても、どこからどう話せば良いか分からない。

言おうと思っても、誰も聞く体勢で自分に対峙してくれない。

話したいのに話せない。

内側から少しずつ壊れていく。

メリンダを取り囲む人物たちに、やきもきします。

そうじゃないの!話をしようよ、もっとちゃんと話し合おうよ、話を聞いてよ!

そんな感じで、イライラします。

ヘザーには猛烈に腹が立ちます。

うん、でもこう言う子って現実にいるんだよ。って、納得もします。

メリンダは、もっと逃げ出そうと思えば出来たはず。もっと自分を壊そうと思えば出来たはず。

メリンダに与えられた「木」と言うテーマが、妙にマッチしています。

読み終えるまで長いような気がするけれど、読み終えてしまうと、極寒の暗闇から春の陽射しの下に出たような清清しさを感じられます。

10代の子は勿論、10代の子供と関係を持つ大人にも読んでもらいたいなと思う作品です。


子供たちが何も語ろうとしないのは、子供の責任で、子供の問題か?

その子が悪い子だから、反抗期だから、何か気に入らないから口を閉ざしてしまったのか。

子供の口に糊をして耳を塞いだのは私たち大人じゃないですか?

「なつの読書日記」のチルチルミチルさんから面白い名前のバトンを頂きました!


☆タイムマシーンがあったらいつの時代に行きたい?
過去に行くか未来に行くか……、迷うところですねぇ……。
平安時代とか、気になりますね。
中宮定子とか、彰子とか、「ていし」「あきこ」と読んでいるけど、実は違った?とか言う話を聞いたことがあるので、実際のところはどうだったのかとか知りたいな~なんて。
200年くらい未来も面白そうですよね!
一般庶民が宇宙へいける時代が来るのか!とか(笑)


☆生まれ変わるなら何になりたい?
猫です。
おじいちゃん、おばあちゃんと夫婦と子供2人くらいの家庭でのんびりマイペースに暮らす猫になりたいです♪


☆貴方の武勇伝を一つ披露してください
聞きたいか俺の武勇伝!
……是非ともお話したいところですが、別段これと言ってないんです。
平々凡々生きてますので。


☆最近のマイブームは?
ん~……特にないかな。


☆自分のなかで一番好きなところは?
性格(笑)
色んな意味で、図太く、なかなかいい性格してますよ(笑)


☆今注目のブロガーさんは?
どのブログも拝見しててとっても楽しいですね♪
本の紹介も素敵だし、ペットのお話も楽しいし。


☆消す質問と追加する質問

消す⇒今注目のブロガーさんは?
追加⇒今日読んだ本は?


☆無責任にバトンを5人にばら撒いて下さい

ばら撒きませんので、興味を持った方はご自由にやってみて下さいね~♪

和田 誠
ねこのシジミ

内容(「MARC」データベースより)
公園に捨てられていたあかんぼうのねこが、通りかかった男の子に拾われ、家族の一員として暮らしている様子をねこの視点から描く。繊細な銅版画とあたたかい文章で展開するほのぼの絵本。



猫と言う生き物は、まるでするめの如くそこにいて当たり前、道路を歩いても、家の中でも、そこにいて全く違和感がありません。
猫には犬のような忠誠心がない、自由で勝手気まま、孤高の生物と思われるでしょうけれど、実はぜんぜん、そんなことはないのですよ。
するめが噛めば噛むほど味わい深いのと同様、共に暮らせば暮らすほど愛しさが滲み出ます。


「シジミ」もまた、味わい深い食べ物です。

この本の主人公、猫の「しじみ」君。
兄弟達と一緒に公園に捨てられ、たった一匹残っていたところを「ショウくん」に拾われました。
台所で寝ている姿が小さくて、蜆の模様にに似ていたから、「シジミ」と言う名前に。
猫が作文を書いたらきっとこんな感じかな?と思うような、微笑ましくも可愛らしい内容、デフォルメしていない素朴だけど表情豊な絵。


「あ、いいな~♪」
読んで、ちょっとほのぼの、幸せになれます。
猫好きにはたまらない1冊だと言うことです♪


ところで、この本はamazonで発見し、読んでみよう!と図書館で探しました。
先に検索して行けばよかったのですが、絵本はEのあ行から始まってるから、「E ワ」の列にあるに違いない!と思って探したら見当たらず……、もしや蔵書にないのかと検索してみたら、絵本・児童書の方ではなく、全く別の、絵画の方にありました。
作者の和田誠さんはイラストレーター、グラフィックデザイナーさんなのですね。
絵画とかの列だと、子供はあまり見に行かないから、絵本・児童書の列に置けば良いのになぁ……と思います。(絵本・児童書の列と絵画の列は図書館の右端と左端)

グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 陽子
ゆうかいされたねこのサムソン

内容(「BOOK」データベースより)
牧師さんの妹に気にいられた教会ねこのサムソンはキャット・ショウに出場するはめになり、予想いじょうの賞金と賞品をかくとくします。ところが、その喜びもつかのま、サムソンはなにものかにゆうかいされてしまいました。



タイトルだけ見て借りたら、これは「ねこのサムソンシリーズ5」でした。
まぁ、続き物でなければ内容は分かるでしょう、と思い、読んでみました。
タイトルの通り、主人公は猫のサムソンですが……、活躍するのはネズミ達です。
どうやら、サムソンとネズミたちは仲良しらしい。
サムソンは「決してねずみをつかまえません」と言う誓いをたてているみたいです。


そんな訳で、夏の終わりのある日、庭でくつろいでいるサムソンの周りには「これでもか!」と思うほどネズミが沢山。
夏の終わりのお昼寝なんて、長閑で気持ち良さそうではありませんか……。
ところが、そこに1匹いるのが悲観論者のネズミ、ハンフリー。
夏が終わると言うことは、冬がやってくると言うことだ。住み着いている物置小屋が雨漏りすると、濡れねずみになって震えるわけだ……。
そんな時、牧師さんの妹がサムソンを気に入り、牧師館に連れ帰ってしまいます。
様子を見に行ったアーサーとハンフリーは、サムソンが大事にされているようなので安心したわけですが。
そこへ入ってきたのが、キャット・ショウの広告。
サムソンをキャット・ショウに出場させ、賞金を得れば雨漏りともさよならだ!
……と考えるアーサー。
ネズミに進言されてその気になってしまう牧師さんとその妹(笑)
ここから、ネズミ達の大活躍が始まります。


え、主人公はサムソンじゃないの!?
と思うくらい、サムソンは全く活躍しません。
キャット・ショウで活躍(?)するのはネズミ達。
一等賞を獲得したのはサムソンだけど、お陰で誘拐されてしまったサムソンを救出するために活躍するのもネズミ達。
猫に埋め尽くされた表紙とシリーズ名、タイトルでてっきり猫たちが大活躍するんだ!と思い込んでいた私には少々ガッカリ(涙)な作品でしたが、小さな体で奮闘するネズミ達が可愛いと言うか、面白いといえないこともありません。
読み終えてから改めて表紙を見てみると。
確かに猫に埋め尽くされてはいるけれど、下のほうで悪戯だったり愉快だったり馬鹿にしたような表情を浮かべて猫を挑発しているのは、紛れもなく、ネズミにネズミにネズミにネズミ……。
すっかりネズミにしてやられた感がなきにしもあらずですが……。
最終的に、箱猫サムソン(笑)は無事救出され、雨漏りは酷くなったものの、ネズミ達も暖かく冬を過ごせたので良しとしましょう……。


因みに「ねこのサムソンシリーズ」は8冊出版されているようです。


・さびしがりやのアーサーねずみ
・教会ねずみ、きき一発
・ねずみのレストラン大作戦
・協会ねずみ、宇宙飛行士になる
・ゆうかいされたねこのサムソン
・教会ねずみのクリスマス
・教会ねずみのヴァカンス旅行
・ねこのサムソン海外ロケに


……「ねこのサムソン」シリーズなのにタイトルに2回しか出てない……(涙)
やはり、ネズミが主役のようです。


グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 陽子
さびしがりやのアーサーねずみ
グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 忠道
教会ねずみ、ききいっぱつ
グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 陽子
ねずみのレストラン大作戦
グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 忠道
教会ねずみ、宇宙飛行士になる
グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 忠道
教会ねずみのクリスマス
グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 陽子
教会ねずみのヴァカンス旅行
グレアム オークリー, Graham Oakley, 真方 忠道
ねこのサムソン海外ロケに
ウイリヤ シリシング, Wiriya Sirisingha, Jung Trin, 田中 忠治, チュング トゥリン
神さま、ぼくがいきます

内容(「MARC」データベースより)
金色に輝く田んぼの中に一粒だけ色の違う緑色のイネ粒がなっていました。ある日、神様にだれか山の向うの荒れ地に植物の種を届けてほしいと尋ねられると、緑色のイネ粒はぼくが行きますと言って…。



目の前に、小さな緑色の稲粒があります。

これが、勇気の種です。


金色に輝く田んぼを見たことがありますか?

夕暮れに、さわさわと風を受けてなびく黄金の稲穂。

田舎ではよく目にする秋の風景で、私はとても好きです。小さな苗が少しずつ大きくなり、頭を垂れて刈入のときを待つまで、毎日見ていても飽きません。

その美しい金色の中に、一粒だけ緑の稲粒がありました。

生まれてくるのが遅かったために、十分な栄養と太陽の光を得られず、金色に輝く仲間の一員になれなかった、小さな稲粒です。


「おまえなんかなんの役にも立たない、そのまま干からびてしまえ」


そんな言葉を投げつける仲間たち。

けれど、この小さな稲粒こそが、大きな勇気の持ち主でした。

「神さま、ぼくがいきます」

と、仲間に嘲りの言葉を投げられても、火を恐れず、水を恐れず、突然振り下ろされた杵にも恐れず、荒地に豊な恵みをもたらしました。


小さな緑の稲粒です。

誰のお腹を満たすことも出来ない、芽を出して次の稲を生み出すことも出来ない、ちっぽけな存在です。

けれど、その小さな体には他の誰も持っていない勇気がありました。

「神さま、ぼくがいきます」と、声をあげる勇気でした。

もし神さまが何も頼みに来なければ、稲粒はそのまま干からびていたでしょうか。

誰かが何かを提供してくれなければ道を拓けないならば、それは本当の勇気ではないかも知れません。

この小さな稲粒にはきっと、その存在だけで誰かを幸せにする力があったのだと思います。それが、本当の勇気です。


私たちは集団の中に入れば何のとりえもない、ちっぽけな人間の一人にすぎません。

だけど、もしかしたら、心のどこかにこの緑の稲粒と同じくらいの勇気を持っているかも知れません。

大きなことは出来なくても、何かを変えることは出来なくても、今ここにいるだけで、誰かの役に立っている、誰かの心の支えになっている、誰かの幸せに力を貸しているかも知れません。


この本は「イジメられても勇気を持てば、恐いものなどないと言うことを教え、また反対にイジメるものは、勇気のないひきょうものだと教えています」と紹介されています。

あなたの中の、私のなかの、ちっぽけな卑怯者の部分を勇気に変えれば、人生が変わってくるかも知れません。

東 君平
くろねこかあさん

出版社 / 著者からの内容紹介
6匹の子どもを育てる黒猫かあさんは大奮闘。その様子を白と黒の色の対比を生かした切り絵の手法で展開した絵本です。リズミカルな言葉がいっそう楽しさをふくらませてくれます。

読んであげるなら:2才から



まるまるとした黒猫のお母さんが6匹の子供を産みました。

生まれたのは黒猫3匹と白猫3匹。


白と黒だけのシンプルな色に無駄のない絵で出来た絵本ですが、ぽんぽんボールのように跳ねる文章と合わせて、なかなか楽しい1冊です。

文章の読み方(発音など)を変えれば印象も変わって、何度でも楽しめそうです。

ついついカラフルさや可愛さ、派手さを求めてしまいがちですが、こんなにシンプルでもすっごく可愛く、楽しい絵本が出来るんだなーと感心したりもします。

6匹の子猫がまた、可愛いです♪


朗読, 赤司まり子
声ものがたり クラシックシリーズ13 小公女

メーカー/レーベルより
人気シリーズ「声ものがたり」
女の子に人気の「小公女」と普遍の名作「青い鳥」を収録。児童文学のジャンルで活躍する作家遠野阿璃子の文章をテレビでもおなじみの角野卓造が情感豊かに朗読。カップリングの「小公女」は元プリプリの中山加奈子書き下ろし文章を赤司まり子が朗読している。




小学校時代、給食の時間には必ず、音楽か朗読の校内放送がありました。

音楽は主にクラシックとポップスだったように記憶していますが、個人的に楽しみにしていたのは朗読です。

日本の昔話や童話の朗読。

給食の時間って、20分~30分くらいだったのでしょうか、延々聞きながら食べるのは、なかなか楽しかったです。

音楽だと、周囲の友人とお喋りしていましたが、朗読の時は黙々と聞いていたように思います。

どんなお話があったのか……、その辺はあまり思い出せない悲しい記憶力の持ち主なのですが。

中学生になると、当然、朗読なんてものはなく、音楽ばかり。

けれど、その頃になると集英社のコバルトシリーズとかを読み始めるもので、カセットブックとかCDブックに手を出すようになります。

漫画なんかも色々、CD化されますね。

若木未生さんのファンだったので(←ファンなので、と書くべきですね。今も好きです)「ハイスクールオーラバスター」シリーズとか「イズミ幻戦記」のカセットブックを購入して聞いたりしました。

その頃は朗読重視と言った感じで、本の内容の通りに声優さんが喋ってくれるのですが、アニメや漫画のCDブック類に手を出してみると、音楽が入っていたり、オリジナルストーリーだったり、その辺はあまり好きになれませんでした。

朗読と言うよりも、本を音声化したと言うのでしょうか、背景の音なんかがリアルすぎて聞いていて頭が痛くなってしまうんですよ。

なので、CDブックの類にはあまり手を出さなくなってしまったわけですが。


偶然、図書館で見かけたので思わず借りてしまいました。

「小公女」と「青い鳥」の朗読CDです。

聞いて見ると、本当に純粋に、朗読です。音楽は間に少しだけ入ってますけどね。

原作を要約し、時間内に納めましたと言う感じで、朗読者も1話につき1人です。

淡々としているんですが、これがなかなか、小学校の給食の時間を思い出して、大変良い感じ(笑)

端折りすぎて寂しいと言えば寂しいし、物語の魅力が半減しちゃっていると言う難点はありますが、本と違って、他の用をしながら頭に入ってくるのが良いです。

図書館には、他にも朗読のテープが沢山あります。

CDではなく、テープが多いと言うところが難点ですが(←コンポが壊れてて、車でしかテープを聴くことが出来ません)、ちょっと他にも借りてみようかなぁ……。

運転しながら童話の朗読を聞いてみる。

……優雅で長閑で和やかで良いかも知れません。

春うららのぬくもりにうっかり居眠りさえいしなければ(笑)


不意に思い立って、ホットケーキミックスdeクッキー作りをしてみました。

以前、何かで見たのは、ホットケーキミックスに生クリームを加えて混ぜて焼くだけ……と言うものでしたが、これはしっとりしすぎてクッキーとは言えません。

私の中で、クッキーと言うものは、


1、サクサク感

2、ちょっと焦げ

3、甘味不足


と言う3つの約束があります。

いやいや、クッキーはサクサクじゃなくて、しっとりでしょう。って、普通はそうですよね。

市販品も、洋菓子店で売られるものも、サクサク感としっとり感の絶妙なマッチ。

焦げなんて、まずありえません。そして、バニラならバニラ、チョコならチョコの香りと砂糖の甘味がなければ、クッキーとは多分、呼ばないのでしょう。

けれど私はどうしても、喉が渇くようなサクサク、ぼそぼそ、ガリガリしたものが好きなのです。

我が家では私以外にクッキーを食べませんので、作るときは思いっきり、自分好みです。

しょうがのクッキーならば、摩り下ろした汁も一緒に入れて、がちがちクッキーにしてしまいます♪


さて。

今日、何か材料がないかと冷蔵庫を覗いてみましたら。

無塩バターなんて高級且つ、一旦開けるとすぐに風味の損なわれるものが冷蔵庫にあるわけがなく。

マーガリンと牛乳と卵。

ホットケーキミックスは、牛乳や卵を入れるとふんわり膨らんでしまうので、マーガリンだけで挑戦です。

……砂糖?あの甘いにおいだけで十分です(笑)


そんなわけで。

マーガリンとホットケーキミックスをザクザク混ぜて伸ばしてオーブンへGO!

適当に180度で10分ほど……。

オーブンが頑張ってくれている間は、インターネットでもして遊んで待ちましょう。

ピーピーと焼き上がりの音が鳴り。

ウキウキと覗き込んだら。

……底にはくろこげの物体がありました(笑)

どうやらオーブンが熱すぎた&焼きすぎたようです。

学習したので、第二弾は5分で終了。美しいとは言えないけれど、まぁまぁの焼き上がりです。


……実は私は。

くろこげのクッキーも大好きなんです。

負け惜しみではなく(笑)

うーん、ちょっと苦い……と思いながら食べるのが、手作りっぽくて大好きなのです。

しかも熱々の、焼きたてのクッキーには目がありません。

ウッカリすると、焼きあがった順に一人で全部食べてしまいそう……。

流石にカロリーが恐ろしいので、我慢我慢。


お皿に並べた黒いクッキーを眺めつつ。

「もしかして、私は味オンチ?」

と、ちょっと不安になってみた今日この頃。


片付けを終えてから、本をupしました。

今日は4冊です。


もしもしおかあさん(久保喬/金の星社)

おうさまつきへいく(メルセ・カンパニィ・ゴンザレス/学研)

いいこってどんなこ?(ジーン・モジデット/冨山房)

おかあさんのたからばこ(まついすーざん/あかね書房)


お勧めは、「もしもしおかあさん」です。

いもとようこさんの可愛い猫の表紙がなんとも言えませんが、それ以上に、内容が素晴らしいです。

子供の無邪気さと、子供が巣立ってしまった後のお母さんの対比(?)がキューッと胸に来ます。

ある意味、大人向けの絵本だなと思いますが……。

なんだかとっても、いいのです。

コードレスじゃない、ファックスも留守電もない電話もいいです♪

時々リサイクルショップで見かける黒電話とか、すっごく欲しくなるんですよ……。


もしもし

詳しくはコチラをご覧下さい。

N. Bayley, William Mayne, Nicola Bayley
The Patchwork Cat (Red Fox Picture Books)

「パッチワークだいすきねこ」と言う絵本です。↑上にupしてあるのは洋書版。
表紙の可愛さを見て欲しくてupしたのですが、これもなんだかぼやけてて残念無念。
きりっとした顔立ちの可愛いにゃんこです。


……このきりっとした顔立ちのにゃんこの名前は「シマシマちゃん」。
愛するパッチワークの小ぶとんのために大冒険(?)しちゃうちょっと困ったお転婆ちゃんです。
飼い主(かあさん、とうさん、ふたりのこども)は「うちのひと」でありながら、気に入らないと「この人たちには出てってもらわなくちゃあ。」と考える、生まれながらの猫(当たり前)
いつもの朝、いつもの食後。
お気に入りの小ぶとんでいっぷく……と思ったら、あの小ぶとんが見当たらない。
かあさんが捨てちゃって、「バスケットを買ったげますよ」だって。
そんなのもってきたって、だんぜんひっかいてやるわ。
小ぶとんを探しに出掛けたシマシマちゃん、なんとゴミ缶に大事な大事な小ぶとんを発見!
ふたの隙間から中に入って、そっとひとねむり……。
したのが冒険の始まりでした。

ごみの山に吐き出されてしまったシマシマちゃん。
さて、一体ここはどこ……?
夜はネズミたちに見張られながらも、シマシマちゃんは大事な小ぶとん守って戦います。
朝になると、小ぶとんくわえて走ります。
だれがはなしたりするものですか。


もう、笑わずにはいられないんです。
ページをめくるごとに、顔がニヤニヤしてしまって。
勿論、シマシマちゃん的には必死なんです。大事な大事な小ぶとん守らなくちゃあ!
でも、小さな猫が、玄関マットより大きいくらいの小ぶとん咥えて走ってる姿なんて……!
あまりにもニコラ・ベイリーの絵がリアルすぎて笑えてしまうんです。
猫だって、大好きなもの、お気に入りのものがあるんですよね。
そう言えば、セツコ・山田さんの「一丁目のトラ吉」と言う本に出てくる猫の「チビ」も人間のお母さんの古いワンピースを大事に大事にしてたっけ……。
うちの子たちにもそんなお気に入りがあるのかなぁ……。
次々新しいものを与えられることに慣れて特に執着がないように思えますが……。(お気に入りの玩具はあるようで、隠し場所も覚えていますが)

シマシマちゃんの冒険物語、どうぞ読んで和んでください(笑)
シマシマちゃんの喜んだ顔、怒った顔、吃驚した顔、困った顔、戦ってる顔、頑張ってる顔!どうぞ見てください。本当に、リアルです。
うるわしの小ぶとん(笑)でいい味出してるミルクマンにも注目!の素敵な1冊です……。
ああ、どうしよう、自分の本棚にも並べたい……(笑)←図書館で借りました。

ウィリアム メイン, 今江 祥智, 遠藤 育枝, ニコラ ベイリー
パッチワークだいすきねこ