- 朗読, 赤司まり子
- 声ものがたり クラシックシリーズ13 小公女
メーカー/レーベルより
人気シリーズ「声ものがたり」
女の子に人気の「小公女」と普遍の名作「青い鳥」を収録。児童文学のジャンルで活躍する作家遠野阿璃子の文章をテレビでもおなじみの角野卓造が情感豊かに朗読。カップリングの「小公女」は元プリプリの中山加奈子書き下ろし文章を赤司まり子が朗読している。
小学校時代、給食の時間には必ず、音楽か朗読の校内放送がありました。
音楽は主にクラシックとポップスだったように記憶していますが、個人的に楽しみにしていたのは朗読です。
日本の昔話や童話の朗読。
給食の時間って、20分~30分くらいだったのでしょうか、延々聞きながら食べるのは、なかなか楽しかったです。
音楽だと、周囲の友人とお喋りしていましたが、朗読の時は黙々と聞いていたように思います。
どんなお話があったのか……、その辺はあまり思い出せない悲しい記憶力の持ち主なのですが。
中学生になると、当然、朗読なんてものはなく、音楽ばかり。
けれど、その頃になると集英社のコバルトシリーズとかを読み始めるもので、カセットブックとかCDブックに手を出すようになります。
漫画なんかも色々、CD化されますね。
若木未生さんのファンだったので(←ファンなので、と書くべきですね。今も好きです)「ハイスクールオーラバスター」シリーズとか「イズミ幻戦記」のカセットブックを購入して聞いたりしました。
その頃は朗読重視と言った感じで、本の内容の通りに声優さんが喋ってくれるのですが、アニメや漫画のCDブック類に手を出してみると、音楽が入っていたり、オリジナルストーリーだったり、その辺はあまり好きになれませんでした。
朗読と言うよりも、本を音声化したと言うのでしょうか、背景の音なんかがリアルすぎて聞いていて頭が痛くなってしまうんですよ。
なので、CDブックの類にはあまり手を出さなくなってしまったわけですが。
偶然、図書館で見かけたので思わず借りてしまいました。
「小公女」と「青い鳥」の朗読CDです。
聞いて見ると、本当に純粋に、朗読です。音楽は間に少しだけ入ってますけどね。
原作を要約し、時間内に納めましたと言う感じで、朗読者も1話につき1人です。
淡々としているんですが、これがなかなか、小学校の給食の時間を思い出して、大変良い感じ(笑)
端折りすぎて寂しいと言えば寂しいし、物語の魅力が半減しちゃっていると言う難点はありますが、本と違って、他の用をしながら頭に入ってくるのが良いです。
図書館には、他にも朗読のテープが沢山あります。
CDではなく、テープが多いと言うところが難点ですが(←コンポが壊れてて、車でしかテープを聴くことが出来ません)、ちょっと他にも借りてみようかなぁ……。
運転しながら童話の朗読を聞いてみる。
……優雅で長閑で和やかで良いかも知れません。
春うららのぬくもりにうっかり居眠りさえいしなければ(笑)