捉え後の世界(捉え暦):2ヵ月
原始体操開始から:2ヵ月21日
検証理論:北京原人理論(重心力トレーニング)
この1ヵ月の身体の変化をメモしておく。
(本家胴体力基本体操の3つの動画は記事の途中に順次載せているが、最後の「全体のまとめ」の欄にもまとめて再掲してある。また、「肩の細分化」、「胸の独立」、「重心移動」の動画も載せてある。今後の目標となるもので、現段階では未到達。)
●身体操作の変化:インナー優位の操作へ
「深層筋で骨を動かす」という、これまでの身体操作ではあり得なかったことができるようになったようである。まだまだ、部分的でぎこちないが、インナーマッスルを意識的に操作できるようになった。
まさか、デスクワーカーの自分が縁遠いと思われた深層筋にたどり着けるとは思わなかったので純粋の嬉しい。1年4ヵ月かかりましたが(笑)。
できるようになったとはいえ、まだまだ初心者である。深層筋を意識的に動かすには、まだタイムラグのようなものがあり、反応速度が遅い。新規プログラムのインストール中といったところかな。
時間はかかると思うがインストール完了まで、深層筋ファーストを日常化して、もうしばらく待つことにする。
インストール完了後の新たな世界を楽しみにしよう。
●深層筋ファーストによる「丸める・反る」と日常の姿勢矯正
1年3ヵ月20日と1年3ヵ月21日で書いたように、深層筋ファーストで内側からジワ―と丸める・反るができるようになってきた。そして、これを部分的ではあるが日常に生かしている。
これは上級編らしいが、立位で最大限反ったまま、横隔膜周辺の深層筋をギューッと収縮して丸めるという操作がある。
実際の動きは、以下の参考動画①を参照されたい。
参考動画①
「深層筋による丸める・反る」(反ったまま丸める)
(映像提供:本のセンセさん)
で、実際にやってみた。骨盤を意識するのではなく、鳩尾の奥底を収縮する。身体は反ったまま。そうすると、どうだろうか、骨盤が後傾するではないか。少なくとも深層筋に引っ張られて骨盤は動く。見た目はほぼ変わらない。
正確にできているかどうかは分からないが、「反った状態での丸める・反る」を繰り返すと、明らかに身体は軽くなり、「反る」が増し、どんどん身体が反っていく。
それから1年3ヵ月14日で原始体操について、肋骨を抱えるように行っていると書いたが、腸腰筋ファーストの芽生えの合図だったのかもしれない。今は、原始体操においても深層筋ファーストで行っている(厳密には以下で説明する、腸腰筋・内転筋ダイアモンドを利用している)。
●鳩尾より上部:首と肩
この深層筋ファーストで背骨を多少コントロールできるようになったおかげか、だんだん鳩尾より上の部分である、肩・首・後頭部の詰まりのようなものが徐々になくなってきているような気がする(もちろん「捉え後の世界」に入っているのでこの部分の癒着はある程度取れているのだが、まだまだ剥がれるという感覚があった。そのまだいけるだろうと思っていた部分の癒着を指す)。
★首
1年3ヵ月17日で、
「⑦後頭部:頭蓋骨と首の境目:剥がれそうで剥がれない。もうしばらく待とう。」
と書いたが、剥がし工事が始まったようだ。引き離しているつもりはないのに、何かが引き離しにかかっている(笑)。何か、頭蓋骨が外れて、外れた分、首がうにょーんって伸びそうな感覚である。
イメージ的には以下の図1である。ちなみに、意識的にこの方向に伸ばしている気はない。首の上で頭の球体が、勝手に矢印の方向に回転するように上に向かう感じかな(以下で説明する腸腰筋・内転筋ダイアモンドが形成されているとこの傾向はかなり強い。)。
図1 頭と首の剥がれ方向
(図:PKGJ)
まぁ、だいたいいつも決まって右側に違和感を感じ、今回もそうである。歪んでるんだな~。
★肩
そんなこんなしているうちに、今度は肩周辺に変化が出てきた。一言でいうと、肩がずり落ちて外れそうな感覚がある。またしても、ずり落とすつもりはなく、勝手にずり落ちている感じである。
バックパックを背負う時、当然ながら、2本の肩紐を両肩にかける。その肩紐が外側にずり落ちそうな感じとよく似ている。しかも、バックパックの重みもあるので、正確には外・下・後ろにずり落ちそうになる。まさに、この3方向に肩(肩甲骨を含め)が落ちている感覚がある。よって、多少の浮遊感もある。
肋骨の上部に、肩ユニット(肩・肩甲骨・腕を含む)を、上着を羽織るように、肩ユニットを羽織っているように乗せている感じである。
腕が脇(前鋸筋)あたりから生えているようにも感じるし、普通は親指側に腕や肩の意識はあると思うが、小指側が、身体がつながっている感じがある。
おそらく、ここからいよいよ放っておいた鳩尾より上の部分の癒着剥がし工事が本格化するのであろう。
なぜ放っておいたかというと、北京原人理論(重心力トレーニング)では、鳩尾周辺の癒着が取れて活性化しないと鳩尾から上部は動き出さないと言われているからである。ちなみにこれには肩も含まれている。それ故、原始体操を開始してからは、肩の体操などあるのだが、一切やっていない。もちろん、たまに肩を回すことはあるが。(不思議なのは、肩を直接いじっていないのに、上記の肩への変化がでてきていること。)
「肩の細分化」の体操については、次の動画を参照されたい。
参考動画②
「肩の細分化」
(映像提供:本のセンセさん)
鳩尾の奥底の癒着が背骨を操作・動かすのに十分なぐらい剥がれ、また、同時にその周辺の深層筋が動かせるほど十分に活性化したようなので、ここからがまた新たなスタートである。
つまり、ここまでのざっくりした工事は、
①骨盤の受け皿の建設
②肋骨の受け皿の建設
そして、現在着工した最終工程の
③頭や肩周りの受け皿の建設
そして、いつもそうだが、どこかの癒着が取れると、他の部分の癒着が顔を出すこともあれば、他の癒着が消えることもある。だから、上半身上部の癒着剥がしによって、それより下の部分の癒着も相互作用でさらに剥がれていくだろう。
それから、「深層筋ファーストによる丸める・反る」ができるようになってから、鼻通りがよくなってきたのも、この剥がし工事の影響かもしれない。
●腸腰筋トライアングル
左右の股関節と鳩尾を結ぶトライアングルを感じる。捉えていると、どうやら感じざるを得ない。感覚的には、かなり身体の奥底に、細長い2等辺三角形がある。図はあくまでイメージなので、実際はこれより小さく細長く感じる(以下、内転筋トライアングル及び腸腰筋・内転筋ダイアモンドも同様)。
なんというかトラアイングルのパーツが体内にはめ込まれているような、また、立体的なタワーのような、細長いピラミッドといってもいいかもしれない。鳩尾の頂点は、鳩尾に突き刺さるような鋭利さも感じる。
それから、左右の股関節から成る底辺と鳩尾の頂点は、地面と垂直ではなく、少し傾斜、前傾しているようにも感じる(股関節が後ろで鳩尾が前)。
もしかして、場所から、これは下丹田のという、見えない想像できないものの出現の兆候か?
幻想かもしれないが、いずれにしても上記のような何かを感じる。
図2 腸腰筋トライアングル
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
解剖学でみると腸腰筋と一致するみたいである。
図3 腸腰筋とトライアングル
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
これは、立ち歩き座りのいずれでも感じられるし、そのように感じている時は捉えとなっている。特に2つの長辺が適度に心地よい感じに伸びているときはかなりリラックスできている。
逆に言うと、現段階の感覚では、
「姿勢不良=トライアングル未形成=捉えが弱い状態」
になっているようである。
その場合は、トライアングルを再形成をするわけだが、深層筋初心者なので、鳩尾の奥底の深層筋にシグナルを送り、ゆっくりと再構築されるのを待つ。再度出来上がると、フワと肋骨が軽く膨らむ。
次のようなことが、分かった。
①鳩尾の奥にある深層筋が胴体に及ぼす影響が大きいこと。
②今までの姿勢不良がいかに鳩尾の固さが原因にあったか。
③鳩尾の奥底がいかに意識しづらく、シグナルが届かないか。ようやく動き出したといった感じで、まだまだ経験値を積ませないといけない。
④深層筋ファーストの丸める反るはこの2つ長辺を鳩尾の奥底から、収縮(「丸める」)・拡大(「反る」)させているように感じる。
●腸腰筋トライアングルと内転筋トライアングル:腸腰筋・内転筋ダイアモンド
腸腰筋トライアングルを感じ始めてちょっとして、股下にも内転筋トライアングルのようなものも感じ始めた(その三角形がちょうど内転筋群と一致する)。
左右の股関節と骨格上は何もないが両ひざの内側の3点からなる三角形である。
図4 内転筋トライアングル
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
どうやら、腸腰筋トライアングルと連動するらしく、次のような腸腰筋・内転筋ダイアモンドが形成される感じになる。
図5 腸腰筋・内転筋ダイアモンド
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
腸腰筋トライアングルの伸び(赤矢印)に反応するように、内転筋群と思われる筋肉が図4の青矢印の方向に伸びる?力が集まる?ような感じで、脚が内側へ寄っていく。 X脚というわけではなくて、両膝の内側が寄る感じに締まる感じ(膝小僧はまっすぐ前を向いている)。
面白いのは、内転筋群を伸ばしているつもりはない。あくまで腸腰筋の伸びの結果である(腸腰筋ファースト・内転筋セカンド)。
身体全体が伸び伸びと感じるし、なんというか上半身と下半身の一体感が増す感じというか、身体が中心にまとまっている感じというか、いずれにしてもこの腸腰筋・内転筋ダイアモンドが形成されると、身体がフワっと?浮く?感じに軽く心地よいことは確か。
立ち歩き座りのいずれでも、この感覚になる。
それから、鳩尾に向かって力が集まる、両膝の内側の間に力が集まる、つまり上方向と下方向に身体が引き伸ばされ、さらに力が中心に集まる。この2つを線で結ぶと図5のようになる。
図6 腸腰筋・内転筋ダイアモンドと仮想軸
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
1年3ヵ月17日でも少し別角度で触れたが、もしかしてこれが中心軸の構築工事の始まりかもしれない。
「仮想軸」と表現しているのは、まだ自分は感じていないからである。少なくとも、上下のベクトルは感じられるが、これらを結ぶ図5の仮想線はまだ。この線が、「実」線として現れるのか、幻想であくまでここで導き出した理論線かは、今後、明らかになるだろう。
しかしながら、分からないが、身体がフワっと?浮く?感じに軽いのはこの影響かもしれない。いずれにしても、身体が軽いので良しとしよう。
●腸腰筋・内転筋ダイアモンドを利用して実験
★実験①
以下の図7を見ながら、次のことをやってみる。
・立位で右腕を挙げる(学校で「はい!」と手をあげるような感じ)。他は特に意識しない。
・そのままの状態で鳩尾の頂点を引き上げるように、右側の長辺Aを緑色の方向に軽く弧を描くように伸ばす。大事なのは肋骨や脇腹、さらには腕を挙げようとは、一切意識しない。長辺Aのみを伸ばす。
・それに連動して長辺Bが下方向へ伸びる?反応する。自らの伸ばすではなく、伸びていくまで反応を待つ。
↓
・結果として右側の肋骨が上がる。
・結果として右腕がさらにぐんと挙がる。
・結果として重心は勝手に右側(右脚・股関節)に移る。
・結果として肋骨と骨盤が引き離される。
図7
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
面白いのは長辺の伸びに反応して、右腕は挙がり、重心が右側に移動するところ。
実際の動きは次の参考動画③を参照されたい。
参考動画③
(映像提供:本のセンセさん)
左側もやってみる。
★実験②
今度は初めから両手を挙げていおいて、ゆっくり左右交互に長辺を伸ばす。ちゃんと深層筋からの作用を待つ。
深層筋の作用により、外見上は右辺が伸びれば、右肋骨・右腕が上がり、重心が右側に移動し、左腕は右腕よりも低くなる。逆もしかり。外見上はくねくねしているように見えるが、意識するのは深層筋の長辺のみ。
実際の動きは次の参考動画④を参照されたい。
参考動画④
(映像提供:本のセンセさん)
★考察
もしかしたら、これがいわゆる「伸ばす・縮める」の深層筋ファーストのやり方なのかもしれない。
だとしたら、外見上、肋骨と骨盤を離す、つまり脇腹を伸ばすというは表面上の問題であって、伸ばすべきは深層筋ということになる。
深層筋が伸びれば、結果として脇腹は伸び、肋骨と骨盤も離れるということかな。
さらにだとしたら、「丸める・反る」「伸ばす・縮める」を腸腰筋トライアングルを利用してできれば(つまり、深層筋ファースト)、これ自体が腸腰筋の他の部分との連動を妨げない理想的なストレッチとなるのではないか。
2つの上部長辺を「丸める・反る・伸ばす・縮める」(伸ばす・縮めるは、一方の長辺が伸びている時は、他方は縮む)。
それから、ゆっくりと反応を待たないと、まだできない。脳から指令を送って、「はい、動きます」と命令して、ちょっとしてからジワ―っと動き出す。深層筋同士の連動も、まだまだゆっくり。
これは、自分が深層筋操作の初心者であるからだと思われる。いわゆる深層筋がよく動くトップアスリートや達人たちは、動きが深層筋ファーストになっていて、さらに、こんな遅い反応速度ではなく、即座に深層筋が動き、反応するのだろう。さらに、速いだけでなく、おそらくゆっくりに動かすこともできるはずだ。「これをこうしてこうすればいいんだよ~、ね、簡単でしょ?」っていう、お決まりの達人ならではの説明w
速くクネクネ、一見滑らかにみえる感じで体操をしている人でも、「今の動きをスローもションでやってください」とお願いしたら、できないかもしれない。その場合、おそらくその人の深層筋は動いていない、深層筋ファーストになっていないのだろう。
表面をただこねくり回している、浅い見せかけの体操である可能性が高い。
深層筋操作初心者の自分からしたら、例えば「丸める・反る」の動きを、速くクネクネすることはできない。ジワ―っとゆっくりとしか、まだ無理。
そして、一般論では、ゆっくりできない原因は「体幹の筋肉が無い」からとなっているので、体幹の筋トレにはしり、深層筋をカチカチに小さくして、さらなる深い闇に葬って、封印してしまう。
体幹筋トレは、ある意味、深層筋魔封波である。
誰のこと言っているのか? もちろん、昔の自分自身!残念!
もし、速い速度で体操を深層筋でこなしているとしたら、ある意味それは本物であり、すでにトップアスリート級であると思われる。
●本家の胴体力体操の難しさ
北京原人理論(重心力トレーニング)では、本家の胴体力体操(基本の3つの体操)は難しいとされているが、正しい胴体力体操が深層筋ファーストだとしたら、相当難しい。外見が合っていても、身体内部が正しいとは限らないことになる。
本家の胴体力体操を開始する適切な時期、または、体操の効果を得られる時期は、おそらく
①「捉え後の世界」に入り、
②「深層筋の作用だけで(背骨を)「丸める・反る」ができる」
ようになってから(自分はここまで来るのに1年4ヵ月かかった(笑))。
★適正テスト
Q:深層筋の作用だけで(背骨を)丸める・反ることができますか?
A①:No → 原始体操+日常的な北京原人姿勢の維持
A②:Yes → 上記の2つ+本家の胴体力体操を開始
それまでは、見よう見まねで本家の胴体力体操をいくらやってみたところで、ただ外見が同じになっているだけで、無理をすれば、怪我をする可能性がある。なぜなら、中が動かないのに、外だけを引っ張っていることになるから。
原始体操は、深層筋が動かない・感覚がない人、股関節の捉えの感覚ない人でも、深層筋を活性化できるように設計されている。これが本家の胴体力体操との大きな違い。
もちろん、後者でも深層筋が絶対に動かないということではない。深層筋に刺激は行くと思う。しかし、癒着がひどい場合は焼け石に水ということ。
また、「北京原人姿勢=捉え姿勢」を保って行えばより刺激が行くことも確か。なぜなら、北京原人姿勢=捉え姿勢はすでに深層筋に刺激を与えている(活性化している)状態だから。最初は感覚がなくても。
それ故、「捉え無しの体操は意味がない」=「深層筋への刺激の欠如から、深層筋を使った体操にならないので意味がない」となる。
(体操を含めて、あらゆる動作に対して、「捉え」が必要であることは、『スーパーボディを読む』に嫌というほど指摘されている。『スーパーボディを読む―股関節の捉え―』のように、副題に付けてもいいぐらい「股関節の捉え」が頻繁に出てくる)。
★日常的深層筋活性化の大切さの再認識
ちなみに、どちらの種類にしろ体操だけでは、深層筋ファーストを芽生えさせるのは、かなり困難だと思う。
体操はあくまで、一時的に活性化させているに過ぎない。
日常的に北京原人姿勢を維持して、最初は感覚はなくとも日常的に深層筋(腸腰筋)に刺激を与え続ければならない。つまり、「股関節で捉え続ける」ことである。体操で一時的に目覚めさせても、すぐ寝てしまう。
★ストレッチでも体幹トレでもない
ストレッチ的な柔軟性とも違う。続ければ柔軟性が上がって反りが増し、反れるようになると思うが、深層筋ファーストで反れているとは必ずしも言えない。
この「胴体力≠巷のストレッチ」ということが、身をもって理解できた。
さらに「胴体力≠巷の体幹トレーニング」というのも、おのずと理解できる。鍛えても操作できるとは限らない。
★体操に関してのまとめ
少なくとも今回導き出した正しい「反る」は、おそらく次の通り。
「反る」=背中でも背骨でもお腹でもない、腸腰筋トライアングルの鳩尾頂点を引き上げるように2つの長辺を伸ばすこと。
そして、深層筋ファーストで体操ができて初めて、回数をこなすことに意味が出てくるのだと思う。回数をこなすことによって深層筋操作の経験値を増やし、身体に叩き込む。
また、どの体操にしても、深層筋が動いている体操であれば、分かりやすい客観的基準として、少なくとも肩が軽くなり、位置が下がるはずである。
感覚的には、本家の胴体力体操を深層筋ファーストでしっかり行うと、肩が軽くなる。
これは日常の動作にもいえる。日常的に深層筋が動いていれば、肩は軽い状態が維持され、さらに軽くなる(軽さが増す)はずである。
肩こりの原因は実はいたって単純なのかもしれない。
Q:肩コリは何故起きるのか?
A:深層筋が動いていないから。
(ここまで「丸める・反る・伸ばす・縮める」はなんとなくわかったが、残りの1つの「捻る」は?という疑問が出てくる。原理を言えば、意識的に長辺の両端である、鳩尾の点と股関節の点を互い違いに捻り(両手で雑巾を絞る感じ)、その作用で外見上、捻れているようにする。極端に難しく感じる。
『スーパーボディを読む』の67頁では、「・・・[捻り]は、どんなに胴体の利く人でも「自然にできる動き」ではなく、「創り上げていく動き」なのである。」とある。捻りは、とりあえず、置いておこう(笑))
ちなみに正確な捻りの動きは次の参考動画⑤を参照されたい。
参考動画⑤
「捻る」
(映像提供:本のセンセさん)
捻る側の骨盤がまったく動いていないところが注目すべきところで、実践してみると、かなり難しい。
●肋骨ゆらゆら
鳩尾アイスフロートだと思われるが、次のように肋骨がミゾオチの点の上でゆらゆらしてるように感じてきた。
図8 肋骨と腸腰筋トライアングル
(図:PKGJ)
この「ゆらゆら肋骨」は次の「胸だけを動かす」動画の前段階のようで、自分もこうなれるのを楽しみにしている。
参考動画⑥
(映像提供:本のセンセさん)
肋骨が骨盤と独立して動いているのと、それ故、意のままに動かしている様子がよく分かる。骨盤がつられないようにするのは、かなり難しい。
自分はまだ、骨盤から独立許可を頂けていないw
●全体のまとめ
・今回は図を入れて、メモしてみた。図は、理論値ではなく実際値(感じていること)を元に作成している(図6の軸は理論値)。解剖学上とか骨格上とか筋肉の動きの性質上とか、そういった事柄と照らし合わせての裏付け(いわゆる科学的な検証みたいなもの)は、ほぼしていない(図3は除く)。自分の中で起きている変化で、感じられるものを図ではアウトプットしているので幻想かもしれない。学問上正しければ、もちろん、それはそれでなおさらよいが。
おそらく、胴体レベルが上がるにつれて学問上言われていることが、文字通り「身に染みて」分かると思う。すでに検証理論はあるので、とりあずは経験主義に徹する。観るべきは自分自身の身体であることを忘れてはいけないな。
・深層筋ファーストによる体操の参考動画を再度まとめて載せておく。⑦の重心移動の動画は、各部位の独立がはっきりすると出来るようになるようだが、もちろん自分はまだ出来ない。
今後の目標とする。
―3つの本家胴体力基本体操の正確な動き―
①「丸める・反る」(反ったまま丸める)
④「捻る」
(映像提供:本のセンセさん)
―鳩尾アイスフロート―
⑤「胸だけを独立して動かす」
(映像提供:本のセンセさん)
―肩の細分化―
⑥「肩の細分化」
(映像提供:本のセンセさん)
―重心移動―
⑦「重心移動」
(映像提供:本のセンセさん)
・この1ヵ月の変化を、言語化をさぼって、図式化してまとめると、次のようになるようだ(並べたら面白かったので載せる)。
図9 トライアングル→ダイアモンド
(図:フリー素材にトライアングルを付加)
・この1ヵ月で特に座りの上半身の位置がだいぶ定まってきて、自然に上体が起きるようになってきた。
・次に期待するのは鳩尾より上の上半身の上部のさらなる解放である。肋骨、胸椎、肩、肩甲骨、鎖骨、頸椎、後頭部、頭皮の固さ、背中の固さなどに奥底からジワ―っと影響が出ることを待つことにする。一部影響が出ているようだが、さらなる効果を楽しみとする。
・まだまだ深層筋操作はよちよち歩きだが、深層筋ファーストを合言葉に日常の姿勢を正し、体操もこなしていくとしますかね。
始まりはいつも北京原人から。









