姿勢の作り方

「誰にでもできる股関節の捉え」というもので、もともとは『スーパーボディを読む』(著:伊藤昇)のp94-95に記載されている内容に厳密に従った姿勢で、①のmekemekeさんが写真と共に記載している。見るからに北京原人で、書かれている通りに姿勢を作ると、膝が曲がって、前傾で、胸がせり出た、「2足歩行最近始めました!」のような形になる。

 

実はさらに元をたどると、②の本のセンセさんが最初に実用化したらしく、正確な時間軸はおそらく、

 

 1、『スーパーボディを読む』(著:伊藤昇)

 2、②の本のセンセさん

 3、③のmekemekeさん

    

 ① https://blog.goo.ne.jp/mekemekesama

 ② https://twitter.com/honnosense

 

①が閉鎖されてはせっかくの情報が台無しになってしまうので、姿勢の作り方を引用させてもらいます。

 

 (引用元:https://blog.goo.ne.jp/mekemekesama/e/8e48bb752fad5493d58e86a5c66ed3f3

 

 「まず胴体を動かす前にその土台である「股関節の捉え」の作り方を解説します。
  ①まず普通に立ちます。足は肩幅くらいに開いて、つま先を前方に向けてください。
  ②膝を軽く曲げます。
  ③足首から折れて前方に倒れるように前傾していきます。
  ④拇指丘に体重が乗ったら、前傾を止めます。
  ⑤胸式呼吸で息を吸ったときのようにおなかをへこませて肋骨全体を持ち上げます。
  ⑥完成
  具体的な形は写真のとおりです。肋骨の持ち上げを意識する為、肋骨弓を触っています。
  前にかがんだ不自然な立ち方だと思われると思います。
  まだ、取り組み始めたばかりの人はこれくらいの格好でないと「捉え」をつくれません。」

 

感覚的には、ちょいプリケツな感じで、肋骨をせり出し、腰椎このままだと壊れるので、腹凹まして(腹締めて)バランスをとる。

 

どうやって正しいと判断するのか?:「手刀チェック」

素人が教えてもらうことなく、独習するにはやはり何かしらの判断基準が必要である。だって、上記の姿勢をとっても正しいかどうか分からない。そこで考案されているのが、手刀を振り上げる動作。私が勝手に「手刀チェック」と呼んでいるものであり、これがこの手法のすごいところで、独習には非常に役立つ。

 

やり方は①のmekemekeさんのところや、②の本のセンセの画像に記載されている。

ざっくり言えば、北京原人姿勢を取り、手刀の手の形を中心線(眉間)に合わせ、そのまま下に持っていき、上に振り上げる。

 

実際の動きは、以下を参照されたい。

静止画 

動画

(静止画:めけめけさんHP、動画:本のセンセさん)

 

正しい北京原人姿勢であれば、振り上げが軽くなる(軽くならない場合の対処方も②には掲載されている:椅子に座って両膝にタオルを挟んで閉める動作)。これは、体がしっかりと中心に集まっている、股関節で捉えているという証拠になる(らしい)。

 

(北京原人生活を始めたころは、この違いすら分からなかった。普通の姿勢と比べても軽くなったような違うような・・・。でも、意識して毎日普段から北京原人生活を送っていると、だんだん違いが分かってくる。右腕は軽いが、左腕は軽くないとかなどなど。)

 

この感覚が分かってしまえば、後は暇さえあれば手刀チェック!手刀チェック! 

ホームで電車待ちでも、頭がかゆいふりして、手を振り上げチェック! 

つり革持つ時、振り上げチェック!