捉え後の世界(捉え暦):1ヵ月20日

原始体操開始から:2ヵ月9日

 

「反る・丸める

いわゆる胴体力の3つの体操の内の一つの基本体操である。

 

『スーパーボディを読む』をはじめ、胴体力の本家である飛龍会のHPにも3つの動きの一つとして紹介されている。

 

このブログでも、基本体操に「前傾姿勢による反る丸める」としてこちらで紹介している。

 

北京原人理論によると、基本体操反る丸めるは、「横隔膜周辺の深層筋の収縮・拡大」によって、結果として、「収縮の場合は丸める」、「拡大の場合は反る」になるとされている。

 

お馴染みの外見は深層筋の動きの結果ということである。

 

厳密に言えば、深層筋が動かないと、ここで言う基本体操の反る丸めるは成立しないことになる。

 

原始体操を開始してから、特に基本体操反る丸めるはやっていないかったが、鳩尾あたりの深層筋がかなり動き出してきているので、久々にやってみた。

 

まず、「反る」から。

骨は意識せず、鳩尾内部の深層筋を伸ばしてみる。そうすると、当然ながら上下に体が引き伸ばされそのまま伸ばし続けると、勝手に背骨は反る。骨盤の前傾になる。

 

首より上は、その伸びの力に任せる。そうすると、否が応でも顔は上を向く。

 

外見は間違いなく反っている。

 

『スーパーボディを読む』の23頁にある、反るの写真のように今度は、顔は上を向かず、顎は軽く引いたまま、伸びの力に任せてみる。

 

肺に空気が入り込み、風船が膨らむように肋骨が膨らみ、上に引き上げられる。

 

「最大限に反ったときは、胸が丸く膨らむ感じなる(p.23)」と解説があるが、もしかしたらこの事かもしれない。よくよく読んでみると、これも「~の感じになる」といった言い回しで、「~の感じにする」ではない。やはり、結果なのですね。

 

顔を上に向ける場合と、顎を引いたままの場合のどちらも、伸びている~って感じで、気持ちよい。

 

 

次に、「丸める」

「反る」の逆なので、鳩尾内部の深層筋をギューッと収縮させると、それ導かれるように、背骨は丸まり、骨盤も後傾になる。

 

大事なのは、最大限丸まった時に、鳩尾がぷにゅぷにゅしているかどうか。よし、クリア!

 

 

「捉え前の世界」と比較すると、やはり「反る」の感覚が全然違う。前は、単純に伸びなかった!

 

それから、両方とも内側の深層筋からジワ―と、深層筋ファーストで反ったり丸まったりすることを体感できる。

 

ようやく、基本体操でも、少しはその効果を得られるようになったかな。

 

始まりはいつも北京原人から。