なんだか、惰性で生きている気がする。
このままでいいのかな。
何か面白いこと、起きないかな――。
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
毎日はちゃんと回っている。
仕事も生活も、そこそこ順調。
大きな不満があるわけでもない。
それなのに、
なぜか心の奥がスカスカしているような感覚。
もしかしたらそれは、
「夢がないから」ではなく、
自分の中の“志”に、まだ気づいていないだけ
なのかもしれません。
夢と志は、似ているようでまったく違う
「あなたの夢は何ですか?」
そう聞かれて、答えに詰まった経験はありませんか?
私自身、若い頃から
「夢がある人ってすごいな」と思う一方で、
どこか冷めた自分もいました。
現実主義すぎるのかな。
だから夢が持てないのかな。
そんなふうに思っていた時期もあります。
でも、今ならはっきりわかります。
夢はなくても、志があれば、人は幸せに生きられる。
夢は「叶えるもの」。
でも志は、「貫くもの」。
夢は、時とともに変わったり、消えたりします。
けれど志は、生き方そのもの。
結果ではなく、**どう生きるかという“方向性”**です。
吉田松陰が教えてくれた、本当に大切なこと
幕末の思想家・吉田松陰。
彼は命を懸けて、「志」の大切さを説いた人でした。
志を立てて以て万事の源と為す
まず志を立てよ。
すべては、そこから始まる。
松陰にとって志とは、
成功のための目標ではありません。
迷ったときに立ち戻る「軸」でした。
彼の教えは、松下村塾という小さな私塾から広がり、
伊藤博文をはじめ、
後の日本を支える人材を育てていきます。
彼の人生を一言で表すなら、
「人は、志によって生き、志によって遺る」
だったのだと思います。
「心を燃やせ」――それが、志の正体
『鬼滅の刃』で、
煉獄杏寿郎が放った言葉。
「心を燃やせ」
これは、まさに現代版の“志”です。
志とは、
大きな夢を掲げることではありません。
誰のために、
自分の力をどう使うのか。
その覚悟がある人の言葉や行動には、
不思議と“熱”が宿ります。
だから私たちは、
志を持つ人を見ると直感的に感じるのです。
「この人、本気だな」と。
死にかけて、はじめて定まった志
5〜6年前、私は心筋梗塞で
6〜7時間に及ぶ緊急手術を受けました。
意識はありました。
痛くて、苦しくて、
正直「もう楽になりたい」と思ったほどです。
手術後、家族から聞かされた言葉があります。
「最悪の可能性もあるから、
心の準備をしてください」
その話を聞いたとき、
初めて真正面から考えました。
「自分は、何のために生きてきたんだろう?」
浮かんできたのは、
仕事を通して出会った人たちの顔でした。
「ありがとう」
「助かりました」
その言葉。
その瞬間、腑に落ちたのです。
一人でも、自分の経験が誰かの役に立つなら、
それだけで、生まれてきた意味がある。
50歳を過ぎて、
残りの人生、この道で生きよう。
そう、志が定まりました。
まとめ|夢がなくても、大丈夫です
夢は、消えることがあります。
でも志は、生き続けます。
志とは、
成功や結果のためのものではありません。
「どう生きたいか」を定めること。
吉田松陰が命を懸けて伝えたように、
志は、迷ったときに立ち戻る“原点”です。
それは、特別な人だけのものではありません。
誰の中にも、必ずある。
ただ――
まだ言葉になっていないだけ。
私にとっての志は、
「自分の経験を通して、誰かの力になること」でした。
あなたの志は、
どんな形をしていますか?
学びを、行動に変えたい方へ
もしあなたが、
・チラシを配っても反応がない
・インスタ投稿が続かない
そんな悩みを感じているなら、
こちらも参考になるかもしれません。
📌 50点のチラシでも反響が取れるポスティング講座
👉「チラシ集客、やっぱり“あり”かも」と思った方へ
📌 インスタグラム|少ないフォロワーでもマネタイズする方法
👉「SNSから集客できたら…」と感じた方へ
必要であれば、
あなたの志を一緒に整理し、
言葉にするお手伝いもしています。
それが、
私自身の志だからです。



