WEB柔整国師対策ブログ 【寺子屋】 -191ページ目

8月24日 柔道整復学

今日は下腿骨骨幹部骨折についての問題でした!


★両骨骨折のほうが多い
★脛骨中下1/3境界部骨折が多い
開放性骨折になりやすい
★骨癒合が悪い=遷延治癒・偽関節、反張下腿になりやすい


発生機序
 直達外力・・・横骨折、多発骨折(同高位)、重複骨折、開放性骨折、屈側に楔状骨片を作ることがある
 介達外力・・・螺旋状、ゆるい斜骨折


転位
 骨折線・・・前内方 ~ 後外上方   
 近位骨片・・・前内方転位・・・外旋になりやすい肢位
 遠位骨片・・・後外上方転位
* 直達外力では外力の方向による(内方凸で前方凹の反張下腿型が多い)
* 小児は骨膜下骨折となる(厚い骨膜で覆われているため)若木骨折にもなりやすい


8月24日 解剖学

今日は脳神経についての問題でした


脳神経をまず覚えましょう!!

神経名   覚え方  区分

①嗅神経 かいで 大脳
②視神経  みる 間脳
③動眼神経 うごく 中脳
④滑車神経 くるまの 中脳
⑤三叉神経 さんの 橋
⑥外転神経 そと 橋
⑦顔面神経 かお 橋
⑧聴神経  きく 橋
⑨舌咽神経  したに 延髄
⑩迷走神経  まよう 延髄
⑪副神経  ふく  延髄
⑫舌下神経 ぜつか 延髄

8月23日 柔道整復学

今日は顎内障についての問題でした!


解説 顎内障は顎関節内部に限局した円板の位置異常を伴う関節構成体の器質的・機能的障害であって、局所的・全身的な原因または誘因で発生する。


顎内障について
1・概要
 顎関節の咀嚼筋の、疼痛、開節雑音、開口障害ないし運動異常を主症状とする    


2・分類/病変(日本顎関節学会)

Ⅰ型( 咀嚼筋障害 )   ;顎関節障害を主症状としたもの
 
Ⅱ型( 関節包・靭帯 )  ;円板後部組織、関節包、靭帯の慢性外傷性
病変を主症状としたもの
 
Ⅲ型( 関節円板障害 )  ;関節円板の異常を主症状としたもの
   ( 顎内症 )   
              ;顎関節内部に限局した円板の位置異常を伴う
関節構成体の器質的、機能障害

Ⅳ型( 変形性関節症 )  ;退行性病変を主症状としたもの

Ⅴ型(その他)       ;以上のどれにも属さないもの


8月23日 生理学

今日は伝導路についての問題でした。


解答 2
2:皮質脊髄路は錐体路の運動経路で随意運動を伝える
1・4・5:錐体外路の運動経路で不随意運動を伝える
3:背髄から視床にかけて走る皮膚感覚の伝導路で触覚、圧覚、痛覚、温冷覚に関わる


今日は自律神経の復習問題! さぁ穴埋めです!


自律神経の効果器への支配
 二重神経支配
  → 交感神経と副交感神経の両方の支配をうける
                                  
 二重神経支配臓器 → 心臓・(1)・(2)・(3)・膀胱・(4)・(5)

 

※ 交感神経単独支配・・・瞳孔散大筋・副腎髄質・脾臓・立毛筋・汗腺
              大部分の血管・腎臓
 

※ 副交感神経単独支配・・・(  6  )

 

 自律神経炎新生神経は絶えず一定の興奮を維持時調節している ⇒  持続性神経支配 
 (器官の活動維持は両神経の平衡するところで調節されている)

 

 交感神経・副交感神経が共に促進に働く器官
  ⇒ 唾液腺
     交感神経・・・粘液性の増加(顎下腺)
     副交感神経・・・漿液性の増加(耳下腺)

 

拮抗支配
 → 二重神経支配をうける効果器は相反する
   心臓・胃腸管・(7)・(8)・肝臓・気管・(9)・毛様体筋





答え
1.肺
2.胃腸
3.膵臓
4.唾液腺
5.肝臓
6.瞳孔括約筋
7.膀胱
8.血管
9.眼球

8月23日 解剖学

今日は脳神経についての問題でした


解説 副神経は運動性神経で延髄根と脊髄根を持つ。
延髄根は咽頭筋や喉頭筋を、脊髄根は胸鎖乳突筋や僧帽筋を支配する。


脳神経の運動枝を復習します。


動眼神経 【(運動性)+ 副交感神経 】 上眼窩裂を通る

運動線維星     

動眼神経核→上眼瞼挙筋、上直筋、内側直筋、下直筋、下斜筋
副交感神経星

動眼神経副核→毛様体神経節→瞳孔括約筋、毛様体筋
動眼神経麻痺 星

眼瞼下垂(上眼瞼挙筋麻痺)、外斜視・複視(上斜筋・外側直筋は麻痺していない)
瞳孔散大・対光反射の消失、
調節反射の消失(瞳孔括約筋、毛様体筋麻痺)


滑車神経 (運動性) 上眼窩裂を通る
上斜筋に分布.
滑車神経麻痺 星

上斜筋麻痺となると、眼球を外下方に向けられない


外転神経 (運動性) 上眼窩裂を通る
外側直筋に分布
外転神経麻痺 星

内斜視、片側麻痺は麻痺側をみるとき複視


顔面神経【(混合性)+副交感神経】 内耳孔-茎乳突孔を通る
運動線維星 表情筋、アブミ骨筋
知覚線維 星舌の前2/3の味覚(鼓索神経→舌神経)
副交感神経星 涙腺、顎下線、舌下腺


舌咽神経【(混合性)+副交感神経】 頚静脈孔を通る
知覚枝星 舌の後ろ1/3、咽頭の一部の味覚・知覚
運動枝星 咽頭の筋(茎突咽頭筋)
副交感神経 星耳下腺の分泌支配

障害 単独の障害はほとんどなく、迷走神経や副神経とともに障害を受け、舌の後ろ1/3の知覚、味覚の消失、咽頭の知覚消失、耳下腺分泌低下などがおこる


迷走神経 【(混合性)+副交感神経】 頚静脈孔を通る
内頸動静脈、総頸動脈とともに下行、右側は右鎖骨下動脈の前→食道の後ろを下行
左側は大動脈弓の前→食道の前を下行
運動線維 軟口蓋、咽頭、喉頭の筋を支配.嚥下、発声、構音に与る

ⅩⅠ  副神経 (運動性) 頚静脈孔を通る
延髄根と脊髄根(C1~5の前・後根の間から出て大後頭孔に入り延髄根と合する)
延髄根→内枝→迷走神経と合して軟口蓋、咽頭の筋に分布
脊髄根→外枝→胸鎖乳突筋僧帽筋に分布


ⅩⅡ  舌下神経 (運動性) 舌下神経管を通る
舌筋(内舌筋、外舌筋)を支配
障害 一側麻痺では、舌を前方に出すと麻痺側に偏位し、舌萎縮に伴い
構音・嚥下障害となる


8月22日 柔道整復学

今日は整形外科テスト法についての問題でした!

解説 マックマレーテスト‥‥膝半月損傷の有無と部位の鑑別


整形外科テスト法 下肢帯・下肢編!


股関節拘縮 トーマステスト  右矢印しり上がり現象


パンダのブログ-トーマステスト

仙腸関節障害  右矢印 ニュートンテスト


パンダのブログ-ニュ-トンテスト

股関節障害  右矢印パトリックテスト


パンダのブログ-パトリックテスト

椎間関節障害 右矢印 ケンプテスト


パンダのブログ-ケンプテスト

大腿神経障害  右矢印FNS


パンダのブログ-FNS

梨状筋症候群  右矢印ボンネットテスト
腰部椎間板ヘルニア 右矢印 SLR、ラセーグ徴候、ブラッガードテスト



パンダのブログ-ブラッガード

膝J.側副靭帯損傷 右矢印内・外反ストレステスト、牽引アプレーテスト


パンダのブログ-側方動揺テスト

前十字靭帯損傷  右矢印ラックマンテスト、前方引き出しテスト、Nテスト


パンダのブログ-前方引き出し



パンダのブログ-ラックマン


後十字靱帯損傷  右矢印後方引き出しテスト、サギングサイン
半月板損傷 右矢印 圧迫アプレーテスト、マックマレーテスト、ステインマンテスト


パンダのブログ-アプレー


パンダのブログ-マックマレー

膝関節障害  右矢印膝蓋跳動(関節液貯留)、膝蓋骨圧迫テスト(軟骨軟化症)
アキレス腱断裂  右矢印トンプソンスクイージングテスト
足根管症候群  右矢印チネル徴候


パンダのブログ-SLR

8月22日 生理学

今日はヘーリング・ブロイエルの反射についての問題でした。


解説 
1:求心路は迷走神経中の求心性神経である
2:反射中枢は延髄にある
3:これは咳反射であって、ヘーリング・ブロイエルの反射ではない
4:この反射はあくびを誘発しない。あくびは肺に空気をたくさん取り込んだり静脈還流量を増大させる呼吸動作である。


それでは今日はそのヘーリングブロイヤー反射とは?


ヘーリングブロイヤー反射
スターリングの法則=ベーンブリッジ反射とほぼ同意
肺が膨らむとそれ以上膨らまないように抑制する反射(成人安静時はほとんど働いていない)
呼吸中枢は延髄にある
★延髄のはたらき★・・・咳・循環・呼吸・嘔吐・嚥下・唾液

8月22日 解剖学

今日は上行性伝導路アップについての問題でした


解説 痛覚は脊髄神経節内の知覚性細胞の末梢性突起から中枢性突起に支えられ、脊髄の後根を経て、脊髄後角に達し、白交連を通って反対側に交叉し側索の表層部で外側脊髄視床路を形成し上行。
延髄→橋背側部→中脳被蓋を経て、視床の後外側腹側核に至る。
視床細胞から内包の後脚を経て、大脳皮質の体性感覚野に至る。


それでは痛覚において覚えておきたいポイントです!

温・痛覚 ドンッ


後角でニューロンを代え、対側の外側脊髄視床路を上行
Ⅲ群Aδ線維(寒い)Ⅳ群C線維(熱い)
新脊髄視床路(鋭い痛み)Ⅲ群Aδ線維
旧脊髄視床路(鈍い痛み・ポリモーダル受容器)Ⅳ群C線維



一つ一つをめんどくさがらずに覚える事から始めましょう!

8月21日 柔道整復学

今日は肋骨骨折についての問題でした!ここはよく出ます!


解説 1は呼気時に行う。3は内方に転位する。4は第5~第8肋骨、特に第7肋骨に多い


それでは肋骨骨折についてまとめます!

肋骨骨折・肋軟骨部骨折

幼少年は肋骨の弾力性があるので稀である。      

発生機序
直達外力:墜落、衝突により、胸郭内方に向い、屈曲し起こす。 

内方 凸 変形】 
介達外力:過激な筋収縮により発生。(ゴルフスィング)

外方 凸 変形】 


好発部位
R5~R8 に多い  特に R7に多い  
R1、R2もしくはR11とR12は稀である。折れにくい(ただし浮遊肋は腎臓損傷=血尿注意)


症状
疼痛
:深呼吸、咳、くしゃみにより激増、局所に限局した介達痛がある。  表面呼吸・複式呼吸
軋轢音
転位:多発骨折以外はあまり転位を認められないことが多い


異常可動性は見られません!



8月21日 生理学

今日は排卵についての問題でした。

解説 
2:排卵後に分泌が増加する。妊娠の維持継続のほか、乳腺細胞の発育などに作用する
1:男性化、性行動の促進作用がある
3:成熟卵胞から分泌され、卵胞の発育、子宮内膜の増殖作用がある
4:糖質コルチコイドのひとつで、血糖値の上昇、蛋白質・脂肪の分解作用がある
5:乳腺での乳汁産生、乳管への分泌増加作用がある


それでは卵巣周期を下記にあげます!

卵巣ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)と下垂体前葉ホルモン(FSH、LH)の相互作用で周期的変化


【増殖期】

子宮内膜の増殖、子宮腺肥大(血中エストロゲン濃度が上昇してゆく)

【排 卵】

エストロゲン濃度の急激な増加によりLHが一過性に急激に分泌される (LHサージ)

【分泌期】

排卵で始まる、腺上皮からの分泌↑、実質内血管の新生・浮腫・充血 (プロゲステロン↑)

【月 経】

内膜が萎縮して動脈を圧迫、機能層が壊死・剥離して出血となる