WEB柔整国師対策ブログ 【寺子屋】 -188ページ目

細胞の構造

核(細胞核)
 核の中に核小体があり、RNAが含まれている。(リボゾーム(蛋白質合成の場)のRNAを合成している。)
(RNAとは自己に由来するたんぱく質を合成するために必要な遺伝情報)
自己に由来するたんぱく質とは簡単に説明するとたんぱく質の塊であるお肉を食べてもそれがそのまま自分の筋肉にはなりません。たんぱく質の最小構成単位であるアミノ酸まで分解し自己の遺伝子情報に基づいたたんぱく質を合成し筋肉を構成しているのです。


DNA(遺伝情報を持つ、巨大分子)
2重螺旋構造 ⇒ 塩基  A―T  C-G   

RNAの塩基  A-U(ウラシル)  C―G


小胞体
粗面小胞体=滑面小胞体+リボゾーム・・・蛋白質合成
滑面小胞体=副腎皮質、精巣の間質細胞でステロイドホルモン産生、
肝臓などで解毒過程の場
筋肉でCaイオンの貯蔵
       
ゴルジ装置
滑面小胞体で蛋白質合成⇒濃縮、加工、修飾⇒膜に包み込まれて小胞となる


リソソーム(ライソソーム)
 物質を分解する過水分解酵素があり、細胞内の消化と呼ばれる


ミトコンドリア
 ATP産生(糖質、脂質、蛋白質を酸化して合成)、細胞内呼吸(TCAサイクル=クレブス回路、クエン酸回路)


中心小体
 2個の円柱状のもの。細胞分裂の時、紡錘体の極となる。


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心臓の解剖学

●心臓
           
1.重量:200~300g
     にぎりこぶし大


2.位置:心底 → ( 第2肋間隙 )
     心尖 → ( 左第5肋間隙 )
    ( 縦隔中部 )に存在
  2/3は正中線より左にある


3.傾き:右後上方(心底)から左前下方(心尖


4.構造

①心筋の厚さ
 ( 左心室 )>右心室>左心房>( 右心房 )

②弁
 1.房室弁=尖弁  右房室弁=三尖弁
              左房室弁=二尖弁=( 僧帽弁 )
  ※腱索が弁尖の先から乳頭筋につく → 反転防止装置
 2.動脈弁=半月弁( 大A弁 )
      ( 肺A弁 )

③冠状動脈
※( 上行大Aの起始部 )から左右に枝分かれしている。

左冠状動脈:心臓の( 前面 )を主に栄養    
⇒前室間枝  ⇒ 毛細血管を介して静脈に移行
          ⇒回旋枝        

右冠状動脈:心臓の( 後面 )を主に栄養⇒後室間枝
           ⇒冠状静脈洞⇒( 右心房 )




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血管の特徴

血管の特徴と形態
 

①吻合

血管と血管のつながり。
  吻合枝をもたない血管 → 終動脈
  吻合枝をもっているが細くて役に立たない → 機能的終動脈
  ※ なんらかの原因でその終動脈が障害され、その先の組織が壊死する現象
                   → 梗塞  塞栓  血栓
 
 

②伴行静脈
   ほとんどの静脈は動脈と平行に走行する。

 

③脈管の脈管(血管の血管)
   血管壁が厚い場合、その血管壁を栄養する血管のこと
   代表的な例として、心臓へ気を養う( 環状A )

 

④血管の構造
   血管(動脈・静脈)は3層構造
     

     内膜:内皮細胞(単層扁平上皮)と結合組織
         ※ 静脈には( V弁 )がある
     

     中膜:平滑筋と弾性線維
          動脈:輪走、平滑筋、厚い
          静脈:薄い
     

     外膜:結合組織


※ 毛細血管:内皮細胞と基底膜のみ




問 動脈血が流れるのはどれか?


1.腕頭動脈

2.肺静脈

3.門脈

4.奇静脈





解答 2


脈管系

○血管系

  動脈(A) : 心臓から出て行く血管

  静脈(V) : 心臓に入っていく血管

   ( 動脈血 ): 酸素を多く含む → 鮮赤色

   ( 静脈血 ): 酸素が少ない  → 暗赤色



体循環と肺循環(大循環と小循環)

  ① 体循環

  ( 左心室 ) →  大動脈 → 体の毛細血管 → 大静脈 → ( 右心房 )

         (動脈血)          (静脈血)

  ②肺循環

  ( 右心室 ) → 肺動脈 → 肺の毛細血管 → 肺静脈 → ( 左心房 )

        (静脈血)          (動脈血)


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確認問題! 解答



回答になります。


しっかりと復習しましょう!


          

1.細胞膜の内側の幕は親水性である。疎水性


2.ミトコンドリアは細胞内消化を行う。ATPを合成


3.中心小体は核内に存在している。細胞内


4.リボゾームは滑面小胞体に付着している。粗面小胞体


5.気道の上皮は単層扁平上皮である。多列線毛上皮


6.尿管の上皮は多列上皮である。移行上皮


7.食道の上皮は単層円柱上皮である。単層扁平上皮


8.血管の上皮は単層扁平上皮である。


9.皮下組織は疎性結合組織である。


10. 弾性軟骨には喉頭蓋軟骨、耳介軟骨などがある。


11. 恥骨結合は硝子軟骨からなる。線維軟骨


12. 気管軟骨は線維軟骨からなる。硝子軟骨


13. 血球成分のなかで最も寿命が長いのは白血球である。赤血球


14. 赤血球には核がない。


15. 白血球は血液凝固が主な働きである。免疫

   

16. 好中球は白血球中でもっとも多い。


17. 心筋は平滑筋である。横紋筋


18. 骨格筋は多核である。


19. 内臓筋は随意筋である。不随意筋 


20. 正常な人の常染色体は23対存在する。22


21. 受精からほぼ一週間で子宮内膜に着床する。


22. 脳神経は内胚葉から分化する。外胚葉


23. 爪、毛は外胚葉から分化する。


24. 心臓は内胚葉由来である。中胚葉


25. 胃は内胚葉から分化する。


26. リンパ管は中胚葉から分化する。


























確認問題!

次の文章を読み、正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。また×のものには

どこが誤っているのか下線を引き、訂正しなさい。

          

1.細胞膜の内側の幕は親水性である。

 2.ミトコンドリアは細胞内消化を行う。



3.中心小体は核内に存在している。

4.リボゾームは滑面小胞体に付着している。


5.気道の上皮は単層扁平上皮である。


6.尿管の上皮は多列上皮である。


7.食道の上皮は単層円柱上皮である。


8.血管の上皮は単層扁平上皮である。


9.皮下組織は疎性結合組織である。


10. 弾性軟骨には喉頭蓋軟骨、耳介軟骨などがある。


11. 恥骨結合は硝子軟骨からなる。


12. 気管軟骨は線維軟骨からなる。


13. 血球成分のなかで最も寿命が長いのは白血球である。


14. 赤血球には核がない。


15. 白血球は血液凝固が主な働きである。

16. 好中球は白血球中でもっとも多い。


17. 心筋は平滑筋である。


18. 骨格筋は多核である。


19. 内臓筋は随意筋である。 


20. 正常な人の常染色体は23対存在する。


21. 受精からほぼ一週間で子宮内膜に着床する。


22. 脳神経は内胚葉から分化する。


23. 爪、毛は外胚葉から分化する。


24. 心臓は内胚葉由来である。


25. 胃は内胚葉から分化する。


 26.リンパ管は中胚葉から分化する。


答えは明日9時!

























支持組織

支持組織

 結合組織

 軟骨組織

 骨組織

 血液

                       

① 結合組織

     1.線維性結合組織

       ① 密性:( 皮膚の真皮・腱・靱帯 )

       ② 疎性:多くの器官や組織の間

     2.脂肪組織

② 軟骨組織

     1.硝子軟骨:( 関節軟骨・肋軟骨・気管軟骨 )

            (喉頭軟骨の一部)

     2.弾性軟骨:( 喉頭蓋軟骨・耳介・鼻軟骨 )

     3.線維軟骨:( 椎間円板・関節円板・関節半月・関節唇・恥骨結合 )


③ 骨組織

④ 血液     

血液 - 血漿(55%)-( 血清 )

   -( フィブリノーゲン )

   - 細胞成分(45%)-( 赤血球 )

   -( 白血球 )-顆粒白血球-( 好中球 )

       -( 好酸球 )

       -( 好塩基球 )

      -無顆粒白血球-( リンパ球 )

             -( 単球 )

             -( 血小板)


赤血球・・・寿命 ⇒ 120日

      数 ⇒ 450万~500万

      核の有無 ⇒ なし

      役割 ⇒ 酸素を運ぶ

白血球・・・寿命 ⇒ 3~21日

      数 ⇒ 5000~7000

      核の有無 ⇒ あり

      役割 ⇒ 免疫

血小板・・・寿命 ⇒ 数日

      数 ⇒ 25万~50万

      核の有無 ⇒ なし

      役割 ⇒ 血液凝固



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上皮組織

上皮組織


  ① 単層扁平上皮  :( 毛血 )、( リンパ管 )、肺胞上皮


  ② 単層円柱上皮  :( 胃腸粘膜 )


  ③ 単層立方上皮  :腺の導管部


  ④ 多列(線毛)上皮:( 気道粘膜 )


  ⑤ 移行上皮    :( 泌尿器系 )(腎盤、尿管、膀胱)


  ⑥ 重層扁平上皮  :( 皮膚の表皮口腔食道肛門管など )






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胚葉について

外胚葉


( 皮膚 )(表皮・毛・爪・皮膚腺)

( 神経系 )(脳・脊髄・末梢神経)

( 感覚器 )(視・聴・平衡・味・嗅覚器)

※他に副腎髄質 etc…


内胚葉


( 消化器系 )(胃・腸・肝臓・膵臓)

( 呼吸器系 )(喉頭・気管・気管支・肺)

( 尿路 )(膀胱・尿道)



中胚葉


( 筋・骨格系 )(筋・骨・軟骨・結合組織)

( 循環器系 )(心臓・血管・リンパ管・血液)

( 泌尿生殖器 )(腎臓・精巣・子宮・卵巣)

※他に副腎皮質 etc…



中胚葉は数が多いので外胚葉・内胚葉から覚えてそのほかを中胚葉と覚えたほうがいいかも!


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8月28日 柔道整復学 解答

さて、解答です!


発生機序:

スポーツ外傷(陸上の踏み切り・着地)などで発生する比較的まれな骨折

大腿四頭の牽引力による剥離骨折(脛骨粗面or骨端線部)

1318歳男子(脛骨近位端部骨端線癒合完了前)に多い


<ワトソン・ジョーンズWatson-Jonesの分類>

 Ⅰ型 骨端核のみの剥離

 Ⅱ型
…脛骨近位端部の一部が剥離するが連続性を持つもの

 Ⅲ型
…まったく剥離してしまったもの


症状:

骨折と同時に支持力を失い(伸展減弱)、脛骨粗面部に異常隆起を触知


鑑別診断:

オスグッド・シュラッターと鑑別が必要



パンダのブログ-ワトソン