そこねハンターのブログ -94ページ目

本日の3点チャージ

4651 サニックス

3点チャージとはいえまだPBRが4倍以上ある。事業内容はシロアリ駆除や太陽光の販売。四季報には会社の経営計画がややだ過大とあり、実際、売上は2倍、営業利益は4倍に伸ばす計画のようだ。

3点チャージ投資法と言うのは下がりきった所で買う投資法なのだが、この銘柄は割高なのが修正されただけなのではないかと思うとまだ底でもないし、もう少し下がってもおかしくない。

日本SHLの株主総会

日本SHLの株主総会へ出席しました。土曜日と言う事もあり、株主数約1800に対しかなりの人数が参加しており、質疑応答も活発だったと思う。株主総会の内容についてはここでは特に触れないのですが、同社の株価水準について。

1)株価
2150円(100株単位)
2)指標
予想PER12.59倍、予想PBR2.19倍(資産は現金がほとんど)、配当利回り4.19%
3)安全性
自己資本比率86.9%、有利子負債0
4)資本効率
ROE18.9%
5)収益性
営業利益率は40%~45%と非常に利益率が高い。
6)その他
人事診断ツール販売が売上の半分、SHL社は米CEB社に吸収合併もライセンス契約は継続とある。

1)2)3)4)5)は申し分なく、人事ツール一本槍な印象もありますが、逆に無駄な事をやらない堅実経営という印象を持ちます。

6)なのですが米CEB社のAnnual Reportを読むことにしました。

CEB社はニューヨーク証券取引所上場。売上約620億円位の会社で、うちSHLセグメントの売上は約58億円。2012年8月にCEB社はSHL社の株式を100%取得して完全に傘下に納めた。CEB社のレポートは76ページあり、SHLという単語は70回以上出てきており、今のところCEB/SHLセグメントに分けて決算を説明している。

レポート中でJapanという単語は一言も出てこないが、Asiaという単語は1回だけ出てくる。そこでCEB社は何を言っているかというとCEB社はダウジョーンズ・アジアン・タイタンに出てくるような銘柄の56%と関係があるとアピールしている。(ダウジョーンズアジアンタイタンに含まれる銘柄は日本だけではないがトヨタ自動車や本田技研などがある。)

ヨーロッパと言う単語は2回出てくる。620億円の売上構成のうちヨーロッパは100億円、その他が100億円で、今後米国以外はヨーロッパを伸ばしたいそうで、CEB社にとってはアジアは米国、欧州以外の「その他の地域」という位置づけになり中国、シンガポールに拠点がある。

CEB社のレポートを読んだ結論として、同社が日本市場をどう考えているか、アジア市場をどう考えているか、今後どうしようとしているか、全く分からない。分からないと言うのは長期的に考えるとリスクだと思う。日本SHLに話が戻るが、主要なプロダクトのライセンスの期限が2017年3月まで残っており、その前までは大丈夫だが、その先は分からないと言う事か。

NISA枠に海外株ETFを割り当てる構想

NISA枠に海外株ETFを割り当てようと考えています。

理由は海外株なのに非課税が適用できるから。

証券会社の海外株の売買手数料がまだ大きいから。

そして海外株は長期保有としてポートフォリオ的に組み込みやすいからです。

東京証券取引所のETF週次レポートと言う資料を読み込んでみました。

海外株ETFの信託報酬は0.4%前後とかかなり安いが銘柄にもよる。

証券会社の手数料もETFなら日本株と同じ。

現物を買う方が好きだったのですが、海外株に関してはETFという選択もいいかもと思い始めています。

ただ、一点気になるのは市場価格と基準価格の乖離。

本当は基準価格で売買されるべきなのに、銘柄によっては需給などで市場価格が基準価格を上回ったり下回ったりしている。

中国株A株のETFというのがあるが、これは市場価格より著しく高い価格で売買されている。

他に中国A株を買う代替手段がないから人気がある、と理解するのが良いかもしれない。

中国A株ETFについては当面この傾向は続くのかもしれないが外資が参入できるようになると基準価格におちついて、つまり価格が下落するリスクがある。

銅ETFというのも市場価格より少し高い価格で取引されているが、今は他に銅を売買する手段が少ないという理由からかもしれない。

でも、これも将来銅の売買手段が整備されてくれば、価格下落リスクがある。

実際の価格より証券の方が高いと言うのはあまり論理的ではないからこういう銘柄は私は避けたい。

金とか、エマージング株とか、メジャーどころを狙って少しづつ購入しようかと思っている。

商品も興味あるが、あまりマイナーな商品ETFだと少し流動性が低くなり、市場価格が乱高下しやすいようなのだ。

やはりメジャーなものを買ってみようかと思うが、流動性が低いと言うのは必ずしも悪い事ではないような気がするのでこの点は気にしなくても良いのかも。

などなど、色々考え中。商品とエマージング株を少し混ぜて組み込んでみようかな。

しかし、配当課税の免税を得るには株の方が特だ。

徳川美術館の名品

竹田印刷から立派な金色のカレンダーを頂いた


日本取引所の大納会にでも行くかと言う気分になった

大納会講演に申し込んだら当選したので出席する事にした。大納会は2005年に参加して以来ですから8年ぶりになります。もうあれから8年も過ぎて、気づいたらこのブログも8年間も書き続けているのかと改めて驚いた次第です。

今、当時の書いた記事を読み返してみると8年前の大納会は当日朝に整理券を受け取る方式で私は6:45から並んで7番で整理券を受け取ったらしいが、いまどきの大納会は抽選。大納会自体は抽選に落ちて落選しましたが、大納会講演は当選の連絡が来てました。

8年前は11:00で場がしまっていたようだが、今年は15:00までやるらしい。何時からそうなったのかは不明。2005年はTOPIXが1100から1700近くまで50%近く上昇するという非常に強い相場の年だった。だが、そんな浮かれていた2005年の2年後の2007年にサブプライムショックがあり、翌年にはリーマンショックで株価が大きく下落し、大きな損失を被った。

今年も2005年以来の近年にない上昇で良い相場の一年だった。しかもオリンピックも決まり日本取引所も発足した。だが来年や再来年が良い相場になるとは限らず、浮かれてまた大損するみたいな事を繰り返す事は避けたい。

来年に入ったらNISA枠で海外株のETFを100万円購入していこうと思っており、東証のETF週次レポートを貰って、TOPIXカレンダーも貰って来て、来年も良い相場を期待し今年を終わりたいと思っとります。8年前は年越しそばを貰った記憶があるがまだあるのかな。

約定色々

このタイミングで買うのがいいのか悪いのかは良く分かりませんが、たくさん約定しました。一応、良さそうな銘柄だと選別して良いと思って、最近株式のポジションが少なめですがこのタイミングで購入してみたものですのでしばらく保有して様子見てみたいと思います。

2198 アイ・ケイ・ケイ
2418 ベストB
3659 ネクソン
4578 大塚HD
6073 アサンテ
6301 コマツ
6392 ヤマダコーポ
4320 CEHD

どれもROEは高いし、収益性も良く、成長してそうなのでいいと思うのだけどなあ。

四季報の新しいやつが出た

四季報の新しいやつが出ましたので、この週末に全て読みました。有望な銘柄を50ほどピックアップしまして、今買注文を出しております。ここで言う、私が思う所の有望な銘柄とは以下の①~⑦の条件を満たす銘柄の事を言います。

①ROEが10%以上ある事(高資本効率)
今、投資家が最も重視している指標はROEですから、ROEが高い事は必須であり、10%を切っている銘柄は全て足切りする事としています。

②営業利益率が10%以上ある事(高収益性)
営業利益率が低い会社は、厳しい競争に晒されているという理解をする事にしており、営業利益率が10%以上ある事を要件にしています。但しパチンコ、消費者金融等を除くと言う事にしています。

③営業利益、ROE共に来期予想の方が高い事、これまでも伸びている事(成長性)
予想ですから外れる事もあるでしょうが、来期は下がると予想している会社をあまり買う気にはなれない。

④PBRが2倍未満である事、PERはまあ30倍未満ぐらいである事(割安感)
PBRは2倍未満ぐらいが適正株価ではないかと決めつけている。PERはあまり見ないが30倍未満ぐらいが心地よい。

⑤自己資本比率が40%ぐらい以上あるといい気がする(安全性、健全性)
40%以上ぐらいあると安全な気がするがそれほど気にしない事にしている。

⑥25日移動平均線乖離率がマイナス(テクニカル)
とりあえず①~⑤で選んだ銘柄の中で、直近の株価を見る。四季報の株価より10%以上上がってしまっていたら何となく買う気がなくなる。迷ったら25日移動平均線がよりマイナス乖離で割安なものを買う。チャートも何となく見て伸びそうだとか、高値圏ではないかとか見る。

⑦大きな会社は多少優先する(企業規模)
上の①~⑥で選ぶとどうしても中小企業が多くなってしまい、大型株が買えなくなってしまうので、大型株は気持ち優先して買う。

この結果選んだ銘柄で9銘柄ほど買注文を出しました。明日以降、成約したものから順にご紹介していきたいと思います。

無借金になりました

住宅ローンを完済し、自宅に設定されていた金融機関の1番抵当権を解除しました。これで我が家に抵当を打っている人はいなくなり、自宅が完全に自分のものとなりました。

抵当権を打たれている不動産は売却できない(或いは煩雑?)などと言う事があるようでもあり、クリーンになった事はとても喜ばしい事であります。

2020年の東京オリンピックが開催される前年頃に売却する事も視野に入れており、そうすると他の不動産にも興味が湧いて来て物件などを見るようになってきました。

今、35歳で20歳から15年間、900万人が暮らす東京で過ごして来ているが、東京はいつも人であふれ、才能が集まっているし、何でもあるし、人にも巡りあいやすく、学ぶとか自分を磨くには良いと思う事もある。

ただ、最近はそう言うのに飽きて来たと言うか、住み慣れて来てしまって目新しさがなく、もう少し東京で頑張ったら地方で静かに暮らすなどと言うのも魅力的ではある。

かのウオーレンバフェットが暮らすとされるオマハと言う場所も随分と田舎らしい。会社の財務諸表を見るのに別に都会に住む必要もなく、インターネットに繋がった快適な書斎さえあれば事たりるしなあ。

旧共産圏の三兄弟

アメリカ経済や日本経済が加熱しているのに、アジアの新興国などの経済が停滞している状況をデカップリングなどと言い、世界経済が同時に加熱したり停滞するのをカップリングなどと言う。

先進国の量的緩和が長引いており、この量的緩和が縮小に向かうとマネーが新興国から撤退して先進国に引き上げる状況になり一種のデカップリングの状況が生まれるらしく、新興国の景気減速などが少し前にニュースになっている。

しかしながら、カップリングだろうがデカップリングで株価が多少動こうが、日本経済の経済成長率は0とか1%とかと決まっており、米国はもう少し上で2とか3%ぐらい?、中国などは7.5%ぐらいと多少動こうがそこまでブレない、新興国と言うのは大体成長すると大体決まっている。

私が最近良く分からんのが、先進国の株価がやたらと高くなる一方で、新興国(特にロシア・中国・ベトナムの旧共産圏)の株価が低迷しているというところで、これらの国々は株価が低くてもそこそこ成長し続けると思います。

成長しないとなればNew Storyなのですが、成長し続けると言う前提で、成長し続けて低迷し続ける株価と言うのはないと言う事です。ですので、ロシア中国ベトナムブームと言うのが来年当たりきっと来るに違いないと思っているのです。

土日に株主総会を開く会社を購入する

今年は2社の株主総会にも参加してみまして、経営者が会社について丁寧に説明してくれた。質問もしてみた。疑問にきちんと経営者が答えてくれた。お土産ももらった。株主として会社と対話するのは良いもので続けていきたいと思った。

最近日本SHLという会社から株主総会招集通知が来て12月21日の土曜日なので都合あえば参加してみようかと思っております。土日に株主総会を開催している会社というサイトがありますが、来年は株主総会にもっと出たい、できれば5社ぐらいは株主総会へ参加したいと思っています。

私自身、もっと色々な銘柄について知りたいと言う意欲があり、サラリーマンなので土日にしか参加できない。なので、土日に株主総会を開いている会社は物色対象です。ざっと見て50社以上はあるようですのでこの中から良さそうな銘柄を1銘柄か2銘柄選定して、土日の株主総会開催を辞めるまでは長期保有すると言う事をやろうと思っています。

日本SHLも非常に割安で成長性もあり、高ROE、低PER、財務健全であまり悪い所が見当たりませんので株価はいずれ伸びるだろうと期待している銘柄のひとつで、今のところ株価がそんなに伸びていないのは不満ですが、私は株価が伸びると売り抜けてしまいますので結果的に中期保有となっているもので、土曜日に株主総会を開くのも良い事だと思いますので株価が伸びるまで引き続き長期保有していきたいと思っています。