日本SHLの株主総会 | そこねハンターのブログ

日本SHLの株主総会

日本SHLの株主総会へ出席しました。土曜日と言う事もあり、株主数約1800に対しかなりの人数が参加しており、質疑応答も活発だったと思う。株主総会の内容についてはここでは特に触れないのですが、同社の株価水準について。

1)株価
2150円(100株単位)
2)指標
予想PER12.59倍、予想PBR2.19倍(資産は現金がほとんど)、配当利回り4.19%
3)安全性
自己資本比率86.9%、有利子負債0
4)資本効率
ROE18.9%
5)収益性
営業利益率は40%~45%と非常に利益率が高い。
6)その他
人事診断ツール販売が売上の半分、SHL社は米CEB社に吸収合併もライセンス契約は継続とある。

1)2)3)4)5)は申し分なく、人事ツール一本槍な印象もありますが、逆に無駄な事をやらない堅実経営という印象を持ちます。

6)なのですが米CEB社のAnnual Reportを読むことにしました。

CEB社はニューヨーク証券取引所上場。売上約620億円位の会社で、うちSHLセグメントの売上は約58億円。2012年8月にCEB社はSHL社の株式を100%取得して完全に傘下に納めた。CEB社のレポートは76ページあり、SHLという単語は70回以上出てきており、今のところCEB/SHLセグメントに分けて決算を説明している。

レポート中でJapanという単語は一言も出てこないが、Asiaという単語は1回だけ出てくる。そこでCEB社は何を言っているかというとCEB社はダウジョーンズ・アジアン・タイタンに出てくるような銘柄の56%と関係があるとアピールしている。(ダウジョーンズアジアンタイタンに含まれる銘柄は日本だけではないがトヨタ自動車や本田技研などがある。)

ヨーロッパと言う単語は2回出てくる。620億円の売上構成のうちヨーロッパは100億円、その他が100億円で、今後米国以外はヨーロッパを伸ばしたいそうで、CEB社にとってはアジアは米国、欧州以外の「その他の地域」という位置づけになり中国、シンガポールに拠点がある。

CEB社のレポートを読んだ結論として、同社が日本市場をどう考えているか、アジア市場をどう考えているか、今後どうしようとしているか、全く分からない。分からないと言うのは長期的に考えるとリスクだと思う。日本SHLに話が戻るが、主要なプロダクトのライセンスの期限が2017年3月まで残っており、その前までは大丈夫だが、その先は分からないと言う事か。