そこねハンターのブログ -92ページ目

藤倉ゴム売却の大失敗

昨年9月に420円で購入し、12月23日の株価が440円。12月24日はストップ高で520円、12月25日も100円高のストップ高で620円。そして、12月25日にPTSを使って720円で売却し3万円の利益を確定した。

しかし、この株は本日も300円高のストップ高で株価は1466円。PBRは本日時点でも1.5倍とそれほど高いと言う銘柄ではなく、元々が安すぎたのが修正されたと考える事もでき、更に仕手化しているという見方もできる。

7万円の利益のチャンスを逃し、売り急いだ形となり結果的には大失敗だ。まあでも元々の株価からは3ヶ月で70%近く上昇しており、良しとすべきか。

竹田和平さんの新投資戦略と私の新投資戦略

著名な投資家で知られる竹田和平さんのお名前を四季報で見かける事が少なくなって来ていた。同氏は最近、中小企業株を売りまくって変わりに総合商社株を買いまくっているらしい。その理由として、

①2011年以降、3%以上の株主は総合課税になり大株主は不利になった。
②個人投資家の台頭等で中小企業株の流動性が高まり、買い手が現れた。
③少子化とグローバル化により海外で事業をできる場がある大企業が有利。
④総合商社株はPBR1倍割れ、PER10倍割れ、配当利回り3%以上で割安感がある。
⑤総合商社以外には世界的ブランド力のあり配当利回りが高いカメラ等の精密機械の会社等に注目。

と言うような事を仰っています。配当利回り、PBR、PER等を重視する姿勢には変わりがないようです。私は以前に竹田和平さんの本も読んだ事があり、何年か前までは影響を受けてPBR/PER/配当利回り/自己資本比率で銘柄を選んで投資してきました。

花のタネは真夏に播くな ~日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学~ (文春文庫)/文藝春秋

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その結果、竹田和平さんが保有するような銘柄も昨年までいくつか持っていましたが、やはり昨年全て売却しました。また、竹田さんが最近買っているとされる総合商社株もどちらかと言うと売却しています。何年かそのような銘柄を保有し続けてパフォーマンスも良くなかったし、株価が下がる時に凄く下がったので、これはイカンと考え直し銘柄選定の方針も少し変えて営業利益の伸び/営業利益率/ROE/PBRを重視する形に移行しています。最近の私の銘柄の選び方は、

①利益の中では実業である営業利益を重視。これがこれまで伸びており予想が高い事。
②営業利益率が高く10%以上はある事。営業利益率の低い会社は厳しい競争に晒されている。
③ROEが10%以上ある事。営業利益率が高く伸びていても、余剰金を溜め込みROEが低い会社は投資しておらず投資家の資金が必要とされていないため、投資対象外。
④PBRが2倍以上の会社には投資しない。
⑤自己資本比率が著しく低く、有利子負債の多い会社には投資しない。

というようものです。総合商社は営業利益率とROEが、私の銘柄選定基準を満たさず、基本的には投資対象外となっています。ただ、大企業に有利と思われる昨今の政策、円安で海外進出しやすい環境が整って来ている事などの作今の市場環境や、安定した配当利回りの高さ、割安感がある事等は事実だと思いますので、しばらく保有するには比較的固いとも思っており一定株数を保有しています。

私は竹田さんのような大株主ではないので、単元株保有すれば権利を取得できる株主優待は利回り向上を考える上で魅力的だと思いますし、配当にかかる税金も上がりましたので、配当利回りよりは株主優待を重視しています。但し、株主優待は持続性がある事が大切ですので、その源となる営業利益の伸びの方がが大切だと思います。

保有魅力指数

保有株式33銘柄について12月30日時点のクオンツスコアで成長性のウエイトを5、割安感のウエイトを4、財務健全性のウエイトを1にして100点満点でスコアを出し、降順に並べ替えたものが以下の通り。例えばネクソンの場合、成長性10、割安感10、財務健全性が8なので成長性50+割安感40+財務健全性8=98点となる。上位のものは継続保有しておこうと言う気持ちが強くなります。

下位のものは値上りして割安感がなくなったか、何か別の理由があって保有しているか、理由なく惰性で保有しているものですが、このうち理由がなく保有している、つまり今持っているから明日も持ち続けていると言う事ですが、これは良くないし、納得感がないので、もっと良いと思う銘柄に入れ替えると言う作業を検討したいと思います。

また、クオンツスコアで数値を出して比較すると言うこの作業は、これからも時々行ってみたいと思います。

3659 ネクソン 98
6073 アサンテ 93
6458 新晃工業 91
6248 横田製作所 90
2418 ベストB 89
4320 CEHD 87
9795 ステップ 85
8031 三井物産 83
2198 アイ・ケイ・ケイ 81
2481 タウンニュース 81
4578 大塚HD 81
6392 ヤマダコーポ 81
7463 アドヴァン 81
3376 オンリー 80
9790 福井コンピ 80
2164 地域新聞社 78
3848 データアプリ 78
1332 日水 75
7856 萩原工業 73
2815 アリアケ 67 割安とは言えない水準まで株価が上がって来ている。
3405 クラレ 67 
4327 日本SHL 66 割安とは言えない水準まで株価が上がって来ている。
9757 船井総研 65 割安とは言えない水準まで株価が上がって来ている。
2344 平安レイ 64 
7014 名村造船 62
3598 山喜 61 株主優待が魅力的だと思い保有している
3231 野村不HD 57
6301 コマツ 57
8251 パルコ 54 株主優待が魅力的だと思い保有している
3059 ヒラキ 53 株主優待が魅力的だと思い保有している
8196 カスミ 50 株主優待が魅力的だと思い保有している

カジノ法案関連銘柄

今年のイベントで直近でプラスに働きそうな内容としてはカジノ法案があるのだが、逆にマイナスに働きそうな要因としては消費増税があり、セガサミーホールディングスやコナミ等の関連銘柄をNISA枠で購入し長期で保有して、消費増税関連で減退しそうな小売などのうち保有している銘柄で最も割高なものをいくつか売却するという事を考え中。

カジノ関連銘柄①
カジノ関連銘柄②

ブラジル株ETF、豪リート、ベトナム株

来年買おうかと絞り込んだ銘柄。ちょっと日米株から分散して行こうと思っているのですよ。

1325 ブラジル株ETF
1555 豪州RIET

ベトナム株➡大型株でROEが高く利益率が伸びており、PBRが2倍未満という言う形で選んだ。
KDC キンド食品
PVD ペトロベトナム ドリリング

読書でもするか

読書でもするかと言う気分になり、書店で買い込んだ7冊ほどのうちに来年の日本経済がどうなると言う本もあります。

2014年 日本はこうなる/東洋経済新報社

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この本でも読んで2014年はどうなるのか年末年始に考えてみようかと思います。

日銀の保有株式

見落としていたが12月17日に日銀が保有株式を2016年3月まで売却しない方針と2年延期したと伝えていた。僕は3月頃に売却しようと思っているが、もっと株価が上がると言う事か。

これで、来年3月に予定されていた日銀の株売却と言うイベントは消滅。4月に消費増税が始まり、6月に住民税均等割増税。と言う事で5月頃までは株価が持つのか3月頃までなのか。

iPath VIX中期先物指数連動受益証券(2029)

NISA枠で変わったETNを少し購入しました。2008年頃にボラディリティが上がり恐怖指数がかなり上がったのを覚えております。今、恐怖指数はかなり低くなって来ていると思いますが、長期的には上がってくる事もあろうと思い購入したものです。

私としては毎日株価が上がって資産が殖えていく状況が恐怖です。このような状況が長く続くはずもなく、そのうちvix指数が30ぐらいまで上がる事はあると思いますね。

来年の相場展望

来年前半は堅調で為替が110円ぐらいで3月ぐらいにも18000円ぐらいを試す展開はあるような気がする。4月は消費増税、6月等に追加の成長戦略が出てくると言うが、そんなにもう政策はないのではなかろうか。

そうなると来年後半頃には若干株価が失速してもおかしくはなく、16000円ぐらいで終わる可能性あり。或いはデフレ脱却で20000円ぐらいをまではあるかもしれないとは思うもの、5月前までには一端ある程度を売ってしばらく静観して様子を見たいとか思っている。



保有銘柄で下がったのはクラレだけ

日経平均株価の終値は昨日より微増だったが、値上り銘柄数はかなりを占め、ファーストリテイリング等の特定の値嵩株の値下がりが寄与して微増に留まったということらしい。

30銘柄持っており、天龍製鋸は売却したので今は持っておらず、保有銘柄の30銘柄中で下がったのはクラレのみ。他は軒並み上昇しており本日は強いなと言う印象です。しかし日経平均株価の上昇は4円という変わった相場の一日だった。