真夏の夜の夢・A Midsummer Night's Dream
緯度が高い英国では特に日の暮れるのが遅く、日本の感覚だと「え、もう夜!?昼間じゃないの?」というくらい長く日が続きます。
ちなみにロンドンの緯度は北緯51度。
札幌の北緯43度を大きく越えて、樺太中部と同じくらい北に位置します。
つまり、日本のどこよりも北にある、ということ。
6月21日、英国・ロンドンの日の出は4時43分。
そして日の入りは21時21分。
6月初旬に英国を訪れた際の画像を少しご紹介しましょう。
オックスフォード近郊の宿の裏にひろがる麦畑。
これで午後8時半くらい。
そして夏至は妖精の力がとくに強くなる日であり、特に真夜中、夕暮れ、夜明け、影の消える正午に妖精は姿を現しやすいと言われています。
Early Summer Rose Festival / 初夏のローズ・フェスティバル のご案内
英国の薔薇は今が盛り。
開花は5月頃から始まり、6月、7月に最盛期を迎えます。
薔薇はその美しさから、多くの国で尊ばれていますが、英国はそのなかでも特別。
それは薔薇を国花としていることからも、うかがい知ることができます。
英国王室の紋章、獅子とユニコーンの足元には歴史あるチュードル・ローズが2輪、華麗な姿で描かれています。
そんな英国の薔薇にちなみ、パンカーダでは初夏の特別企画として
「Early Summer Rose Festival / 初夏のローズ・フェスティバル」を開催いたします。
期間中はパンカーダのアンティーク家具からモチーフをピックアップしたオリジナル・グリーティングカードをご来店の皆様にもれなくプレゼント。
また、50,000円以上お求めのお客様には、スペシャルなプレゼントを差し上げます。
薔薇にまつわるお話や、薔薇モチーフが入ったお品物についてのブログ記事もアップ予定ですので、どうぞご期待ください。
今年も暑い夏の予感がいたしますが、暑さが本格的になる前に、是非脚をお運びいただければ光栄です。
ご来店を心よりお待ちしております。
by N
インダストリアル・ランプの老舗 ホロフェーン社
「ホロフェーン/HOLOPHANE」という言葉を聞いたことがありますか?
ちょっと変わった響きをもつホロフェーンは、現在でも続いている照明関連製品メーカーのこと。
もともとは1890年代の初めに、フランス人科学者のAndre Blondelとギリシア人エンジニアのSpiridion Psaroudakiが、パリの工房でプリズムの形状を利用したグラスグローブ(球状のガラスシェード)を造り出したことが始まりでした。
やがてアメリカからの移民の子孫であるOtis A Mygatt が権利を手に入れ、1898年4月にロンドンでホロフェーン社を設立。
社名の由来はギリシア語から。
「Holos」は英語で「whole/entire」、日本語では「 全て」。
「Phanein」は英語で「apper / seem」、日本語では「 現れる、見える」。
よって、「HOLOPHANE」は「全て明るく見える」という意味が込められています。
美しさと機能性を備えた製品は当時としては画期的で、たいへんな流行となりました。
ホロフェーンの製品はフランスをはじめとしたヨーロッパ、そしてアメリカでも販売されるようになり、やがて生産の拠点はアメリカへと移っていきます。
特長は精密なプリズムガラス。
計算されつくした形状の凹凸を持つフォルムに加え、イーンジャル/Enduralと呼ばれるホウケイ酸塩ガラスを使い、暗い斑点やギラギラしたまぶしさを発生させずに、均一に明るく照らす特徴があります。
パンカーダにも、ホロフェーン社のアンティーク・グラスシェードが入荷しております。
インダストリアルな雰囲気が強い同社の製品群のなかでは、ちょっと珍しいエレガントなタイプ。
でも、光源を効果的に拡散させる見事な形状は、さすが老舗の技術といえるでしょう。
貴方のお部屋を灯す特別な明かりをひとつ、いかがでしょうか。
http://pancada.net/item/cat55/post_1591.html
by N
バンクホリデー・マンデー!
年に16日ある日本に比べれば、なんと半分の8日しかありません。
どこまでも青い空。
モーターウェイから見渡す草原。
郊外のパブの気持ちの良いテラス。
英国のお家芸、ガーデニングがまさに見頃。
少しだけ遠出して、田舎のティールームに行ってみたり。
アウトドアのフェアもピクニック気分で愉しめます。
街中のカフェでは・・・
この日はテレビやラジオでも、なにかといえば「バンクホリデー・マンデー!」という言葉がとびかい、誰もがちょっとだけ地面から足が浮いているような、それこそウキウキした感じをだしています。
一番良い季節の英国。
by N
~アンピール様式とは~
アンピール様式とはナポレオン1世がフランス皇帝の座に就いた1804年~1815年頃に流行した装飾様式です。
フランス革命によりナポレオン1世が帝位に就くと、それまでのブルボン王朝の気風を一新するため、古代エジプトやギリシャ、ローマの装飾様式を取り入れ、権力を誇示するようになりました。
帝政を意味するEmpireをフランス語でアンピール、英語でエンパイアと読み、どちらも帝政様式と呼ばれます。
建築や室内装飾、家具や衣装など美術全般において広がったデザイン運動であり、凱旋門やマドレーヌ寺院もアンピール様式のデザインです。
家具材にはマホガニーや黒檀が好まれ、力強い直線と豪奢なオルモルや金箔など、重々しく荘重な雰囲気が特徴です。
装飾にはライオンやヤギなど象徴的な動物に月桂樹やスフィンクスなどのモチーフが多用されました。
ナポレオン1世の最初の妻ジョゼフィーヌが住んでいたマルメゾン城の部屋も、直線的なフォルムに金の装飾が施された豪華な家具で揃えられています。
アンピール様式はヨーロッパ各国にも広がり、英国ではリージェンシー様式がその影響を大きく受けています。
ヴィクトリア&アルバート美術館所蔵のこのカウチは高級家具メーカーGillow & Co.によるもの。豹を思わせる動物の顔と獣脚を金箔で仕上げた帝政様式の典型的なデザインです。
ロシアにまで影響を及ぼしたアンピール様式はナポレオンの失墜とともに衰えてしまいますが、リヴァイバルで度々流行しています。
歴史の源ともいえる古典をもとにしたアンピール様式には、人を惹きつける根本的な力があるのではないでしょうか。
パンカーダには、フランス文化の華やかさはそのままにクラシカルな格式を備えたアンピール様式のトーチャーがございます。
こちらからご鑑賞ください。
http://pancada.net/item/cat54/post_1594.html
byA
薔薇とアザミとシャムロック、そして花嫁のギンバイカ
ハリー王子と米女優のメーガン・マークルさんに、世界中が注目しています。
ギンバイカ/銀梅花、ご存知でしょうか?
このマートルは英国王室に深いかかわりがございます。
このとき、ヴィクトリア女王は自らのブーケにマートルの花咲く小枝をいれたそうです。
古代ローマでは愛と美の女神ウェヌスに捧げる花とされ、結婚式に用いられることもあったようです。
Wearing myrtle wreaths and carrying sprigs of myrtle.
愛や不死、純潔を象徴する花であり、ハーブやリキュールの材料として古くから愛されてきたマートル。
それによれば、マートルの花言葉はまさに「Love」。
その後の王室の花嫁たちは、まさにその木からブーケのための枝を切っているという話がございます。
メーガン妃の手元は、マートルで飾られているのでしょうか・・・?
今から180年近く前、ヴィクトリア女王の結婚式頃に造られた、薔薇とアザミとシャムロックをもつ特別なアームチェアとともに、21世紀の王室行事を見守りたいと思います。
http://pancada.net/item/chair/cat48/post_1568.html
アーリーヴィクトリアン カーヴドアームチェア 1840年代 英国
英国王・最後のインド皇帝が冠をいだいた日
ロンドン・ウェストミンスター寺院にて、ジョージ6世の戴冠式が行われました。
一度は兄のエドワードが王となりましたが、彼がアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、退位したことから思いがけず王位を継ぐことになった人物です。2010年の映画「英国王のスピーチ」の主役、というとお分かりになるかたも多いかもしれません。
困難な時期を大変な立場で過ごした彼は、誠実な人柄で、「善良王」として人々から愛されたといいます。
ちなみに、1947年インドは英国から独立したため、ジョージ6世は最後のインド皇帝でもあります。
そんなジョージ6世が英国王となった時代を少しおさらいしてみました。
1930年代は1918年に終わった第一次大戦の復興が少しだけ一段落し、1939年から始まる第二次大戦まで、束の間の凪のような時間。
かつての大邸宅を維持するのは難しいながらも、まだまだ古き良き英国の邸宅とそこが舞台の社交をまもろうという人々がいた時代でもありました。
そんな時代にも、多くの良い家具がつくられ、今なお艶めく姿をみせてくれています。
80年前後を経た姿は、歳月が与えた古艶もよい色を出し始めており、構造がしっかりしたものが多いのも特徴。
ジョージ6世が王となった頃に生まれた家具たちは、英国近代史の体現者。
パンカーダの1920-1930年代コレクションは、こちらからご覧いただけます。
ボンシック最新号にパンカーダ・ブリッサが紹介されました。
Bon Chic vol.17号が発売されました。
主婦の友社発行のBon Chicは、上質なインテリアと暮らしを提案するエレガントなインテリア情報誌。パンカーダも度々誌面で紹介されて参りました。
今回は、編集部による「インテリアに関する耳寄り情報」コーナーに、パンカーダ・ブリッサが紹介されています。
他にもインテリアの実例や、パリの邸宅美術館特集など見どころは沢山。
美しい写真とおおきな誌面は、ページをめくる楽しさを改めて感じさせてくれます。
書店やネットで販売中です。
ぜひ、お手に取ってご覧ください。
主婦の友社
別冊PLUS1LIVING
[ボンシック]Vol.17
http://shufunotomo.hondana.jp/book/b357124.html
パンカーダ・ブリッサもぜひ覗いてみてください。
by N
ルイ王子のミドルネーム
ちなみにおじいさまであるチャールズ皇太子の名前はチャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ。
現エリザベス女王の父、ジョージ6世の名前はアルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ。
6世紀初めにローマン・ケルトのブリトン人を率いてサクソン人の侵攻を撃退した人物といわれていますが、今の私たちがイメージするアーサー王はほとんどが民間伝承や創作によるものであり、アーサー王が本当に実在したかについては、確固たる証がないのが正直なところのようです。
だからこそ、多くの人がイメージするアーサー王は強く誇り高く、今でもアヴァロンでひとときの休息をとっている・・・。そんな中世騎士道の夢とロマンの結晶となっています。
有名なところでは、ラファエル前派のサー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ(1833-1898)。
世紀末の奇才、オーブリー・ビアズリー(1872-1898)は「アーサー王の死」の挿絵でイラストレーターとしての地位を確立します。
そして、ウィリアム・モリスもアーサー王伝説に繋がる聖杯伝説をテーマに、美しいタペストリーをデザインしています。
今なお私たちを魅了してやまないアーサー王。
その名を持つ新しい王子の誕生に、心からの祝辞を贈りたいと思います。
パンカーダ田園調布 店内の様子
東京では急に暑い日が続くようになり、春から一足飛びに夏になってしまったようです。
そんななか、パンカーダ田園調布では、店内の模様替えを行いました。
メインの部屋は、お客様にゆっくりとゆとりをもってご覧いただけるよう、少し贅沢なスペーシングに。
薔薇のオーバルミラーにシャンデリアが映りこんで。
まだサイトにアップしていないお品物も並んでいます。
ショーウッドチェアの脇にあるのは、フランスの華奢なテーブル。
素敵な仕掛けがございます・・・。
ぜひご来店をお待ちしております。
パンカーダ田園調布
12-18時 水曜定休
TEL:03-5701-7380
*ご予約は必要ございません。
*倉庫やパンカーダ自由が丘にあるお品物もございますので、お目当てのお品物をご覧になりにご来店の場合は、前もってご一報いただけますと詳細をご案内させていただけます。
by N


























































