ルイ王子のミドルネーム
英国王室のウィリアム王子夫妻の第3子となる王子は「ルイ・アーサー・チャールズ」と名付けられました。
通称は「ルイ王子」。
でも、ミドルネームの「アーサー」が事前予想では一番人気だったとか。
この「アーサー」はウィリアム王子のミドルネームでもあり、伝説のアーサー王の名前でもあります。
ちなみにおじいさまであるチャールズ皇太子の名前はチャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ。
現エリザベス女王の父、ジョージ6世の名前はアルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ。
伝説の王の名をミドルネームにすることは、王族としての誇りを受け継ぐ印なのかもしれません。
アーサー王は5世紀後半から6世紀初めのブリトン人の君主といわれています。
6世紀初めにローマン・ケルトのブリトン人を率いてサクソン人の侵攻を撃退した人物といわれていますが、今の私たちがイメージするアーサー王はほとんどが民間伝承や創作によるものであり、アーサー王が本当に実在したかについては、確固たる証がないのが正直なところのようです。
6世紀初めにローマン・ケルトのブリトン人を率いてサクソン人の侵攻を撃退した人物といわれていますが、今の私たちがイメージするアーサー王はほとんどが民間伝承や創作によるものであり、アーサー王が本当に実在したかについては、確固たる証がないのが正直なところのようです。
だからこそ、多くの人がイメージするアーサー王は強く誇り高く、今でもアヴァロンでひとときの休息をとっている・・・。そんな中世騎士道の夢とロマンの結晶となっています。
今日はそんなアーサー王、そしてアーサー王伝説を描いた作品を少しご紹介いたします。
有名なところでは、ラファエル前派のサー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ(1833-1898)。
同じラファエル前派、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828-1882)。
世紀末の奇才、オーブリー・ビアズリー(1872-1898)は「アーサー王の死」の挿絵でイラストレーターとしての地位を確立します。
そして、ウィリアム・モリスもアーサー王伝説に繋がる聖杯伝説をテーマに、美しいタペストリーをデザインしています。
今なお私たちを魅了してやまないアーサー王。
その名を持つ新しい王子の誕生に、心からの祝辞を贈りたいと思います。
by N





