何気ない「今」の豊かさ。 | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

「自分のままで“養護教諭”になる」をコンセプトに、YOU(あなた)とYOU(あなた)を繋ぐYOUKYOUカフェを主宰しています。

いつもご覧いただき、ありがとうございますピンクハート

 

ぱちここと柏木むつきです。

(初めましての方はこちらこちらをどうぞ)

(YOUKYOUカフェに込めた想いはこちらです)

コーヒー公式ホームページはこちら→YOUKYOUコラムむらさき音符YOUKYOUマルシェブルー音符
コーヒーYOUKYOUカフェ→3月は東京で開催します♡
コーヒーYOUKYOUカフェ限定♡2019年度卓上カレンダーはこちらからどうぞ♡
→来年の3月まであるので今からでもまだ間に合います♡4月はじまりの方おススメ^^
→動画で語るカレンダーのこだわりポイントはこちらから!
コーヒーYOUKYOUプライベートカフェご希望の方はこちらです♡

 

まだまだ続くYOUKYOUカフェ@大阪で出た話題のシェア。

(YOUKYOUカフェ@大阪の開催報告&ご感想はこちらから

(話題①幸せになる選択肢を選んで良い♡

(話題②あなたはもう「我慢」しなくても良い。

(話題③「お引っ越し」をしよう!

2時間でこんなに沢山の気づきがあるYOUKYOUカフェ。

「勉強会」とか「研修会」とかももちろん大事ですが、

それを受け取る「心の土台」を整える方がもっと大事だと私は思っています。

「心の土台」を整えていく時期にある子どもたちと向き合うお仕事だからこそ、

まずは大人である私たち自身の「心の土台」が整わないと…ですよね。

 

 

 

…と書いたところで今日も少し違うお話を。

「2年前の記事」が出てきて、

「このタイミングで出てきたのも意味があるな…」と思ったこの話。

 

2年前の今日、私はこんな記事を書いていました。

「生きる」って死に向かうことだから。

 

2年前、私の大好きな人が50代手前で亡くなった日のこと。

以前の記事では書いていませんでしたが、

その「大好きな人」とは、私の中学時代の恩師です。

学年の先生だったけれど担任ではなかったし、

男子の保健体育担当で運動部の顧問だったから(私は吹奏楽部)、

直接お世話になることはほとんどなかったけれど。

何やかんやでよくお話したな。

 

いつも生徒と一緒になって笑い、

一緒になって走り回り、

びっくりするくらい怖くて、

呆れるほどに熱血で。

…職員室のデスクには「えんま帳」って書いたノートがあったのが謎にツボ(本当に成績表だったらしい)。

 

私は地元の中学校で採用になったから、

私が養護教諭になった時は、

「一緒に働く日が来るなんてなぁ~」

と相変わらず私のことを「子ども扱い」しながら喜んでくれた。

 

保健体育科の会議で私の勤務校が会場になった時は、突然保健室にやってきて、

「お前、会場設営手伝え!椅子が足りないんや!」

と仕事中の私をいきなり駆り出し…。苦笑

「こいつ、俺の教え子なんすよ」

って他の先生に話してくれるのが恥ずかしくも嬉しかった。

 

 

まさに「病」なんかと無関係だと思っていた。

だって、体育の先生だし、運動毎日しているし、

熱血指導で体力有り余って困っているでしょ!?

みたいな元気な人だったから、

まさか、

こんなにあっという間にこの世界とお別れするなんて私はもちろん、きっと誰もが想像していなかったと思う。

 

先生は最後の最後まで「先生」だったらしい。

病気の影響で目が見えなくなって、

薬の影響で意識がもうろうとしている中でも、

車椅子に座りながら、

「そっちにライン引けー」

って指示を出していたらしい。

 

…そして車椅子に座ったまま息を引き取ったそうです。

最期の瞬間まで先生は大好きなグラウンドにいたんだね。

 

先生のお別れの日には私は電報しか送れませんでしたが、

中学生の頃

「お前なんか大嫌いや―!」

って先生にいつも追い掛け回されながら叫んでいたやんちゃな子たちが、

「大好きな先生の最後にみんな集まろう!」

って色々なところで呼び掛けていたのを知って、

先生の「想い」はたとえタイムラグがあっても伝わっていたんだなって。

 

 

 

ついつい日々の慌ただしい中にいると、

先生の生きたかった「今」をないがしろにしてしまう。

先生が、先生の家族が、先生のことを大好きな皆が、

喉から手が出るほど欲しかった「今」なのに、

私はついつい周りと比べて「自分」を見失いかけてしまうことがたまにある。

 

今日もちょっと物思いに耽ってしまっていたから、

2年前の記事を私に読ませることで先生からの「喝」が入った気がします。

 

「今」こうやって何気ない毎日を過ごせていることが豊かなんだなということ。

 

いつか先生に再会した時に胸を張れるような、そんな人生を送ろう。

じゃないとこっぴどく叱られそうだし(あの世でも叱られたくない)。

そう感じた3月の始まりです。

 

 

ピンクドーナツ3月はYOUKYOUカフェ@東京です!ゆるく熱く楽しく真面目な時間をハート

ショートケーキYOUKYOUマルシェはこちらから。商品はこちらのサイトから購入できますハート

プリン「自分」とゆっくりじっくり向き合うYOUKYOUプライベートカフェハート

マカロン文章に愛を込めたインスタグラムはこちらですハート