実はわたくし、大の子ども好き。「電車で赤ちゃん笑わせ隊」(→こちら)に勝手に所属させていただいております。どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。
 
今回のレンタル依頼のお話、初回は一年くらい前でした。
ご依頼は家の中でのお仕事、モノを移動させる等で男手が欲しいというものでした。

訪問すると、かわいらしい赤ちゃん👶を抱いてるお母さんに迎えられました。
既に首が据わった生後6ヵ月の女の子、Mちゃん(^-^)
早速ご自宅内にお邪魔すると、「抱っこしてみてください」とお母さんに促される。

私に抱きかかえられた我が子を見たお母さん、少し驚かれたご様子。というのは、Mちゃんが人に抱っこされて「こんなに安心した表情してるのを初めて見た」という。

子育て経験のない私がこう言うのもおこがましいのですが、実は「抱っこのしかた」にちょっとしたコツがあります。

このブログでも時々触れていますが、私は20年以上武術オタクをしております。「人より強くなる」的なことにはほとんど興味がありませんが、「如何に身体を上手く使い効率よく動けるか?」を、稽古のみならず日常生活の中で探り続けてます。その結果として、筋力に頼らず気配を消して素早く動けたり、相手を崩せたり…こういう話始めると長引くので止めときます←。

赤ちゃんの抱っこのしかた…文字だけで伝えるのは難しいのですが、
抱える前にまず、両手の手のひらを下に向ける。…こうすると、自然に肩が下がります。その状態を保ったまま手のひらを返して、腕だけでなく全身で包み込むように赤ちゃんを抱えます。

特に男性の場合は筋力がそこそこあるが故に、どうしても腕力だけで抱えてしまいがち。そうなると赤ちゃんには「力」が、つまり「緊張」が伝わってしまいます。柔軟に身体を使えば、赤ちゃんにも柔軟性が伝わる。赤ちゃんは一切忖度せず感じたまま素直に反応するので、その「効果」は一目瞭然。私の身体の使い方はまあまあ合ってるんだなと、とりあえずひと安心。

穏やかな様子で私に抱っこされてるMちゃんを見てお母さん、「そのまま抱っこしといていただけますか?」

いいんですかぁ?😁😁😁
(※もうデレデレである←)

家のお手伝いのためにレンタルされたのが、急遽「子守りレンタル」に\(^▽^)/。

もうね、Mちゃん私のことじーっと見つめて、ちっちゃなおててで私のアゴをぐりぐりと触ってくるし😆😆😆
もうヤバいっす😆😆😆
溶けちゃいそうです😆😆😆

哺乳びんでミルクあげたりしてるうちに、ウトウトとしてくるMちゃん。そのままそっと寝かせてその隙に!当初の目的の家のお手伝い、家具の移動等をこなす。Mちゃんが目覚めて泣き出すと、一旦中止してまた抱っこしに行く。
私が抱っこするとMちゃん、すぐに泣き止んでくれる。
モウ、カワイクテシカタナイッス😆😆😆


お昼ご飯のお時間になりました。
ごく最近始めたばかりの離乳食を食べさせてあげる、これはお母さんがされました。

ところがMちゃん、お母さんがお口に含ませたスプーンを、そのままガリガリと噛み砕こうと(?)する。スプーンを噛んだまま、なかなか離してくれない💦
お母さん、これじゃちょっとやりにくいですよね。

でも私は、横でそんな様子のMちゃんを見て、
「まだ唾液を出す力が発達しきれてないから、スプーンをガリガリして唾液を出そうとしてるんじゃないですか?」
何となくそんな気がしてそうお伝えするとお母さん、「なるほど、そうかも!」

椅子に座ったまま、元気に身体を上下左右に動かしながら食事をするMちゃん。うーん、もう少しじっとしてくれないと食べさせにくいな💦
お母さん、これじゃちょっとやりにくいですよね。

でも、そんな様子を見て私は、
「アゴを使って噛む力がまだ弱いから、全身を動かしながら一所懸命噛もうとしてるんじゃないですか?」
「なるほど、そうかも!」

それが本当に正しいかったかどうかは、分かりません。
どんなに小さな子どもでも、たとえ生まれたばかりの赤ん坊でも、「意思」は必ずある。言葉と表現力がまだ身についていないだけで、赤ん坊といえど一個の人格としては既に「完成品」であると、私は思ってます。

子どもの行動や仕草には、必ず子どもなりの理由があるはず。大人から見ればあまりにも突拍子がなく、時にはイライラしてしまうこともあるでしょう。そんな時には「子どものこの行動にはきっと何か理由があるのだろう」と、目の前で繰り広げられる光景を一息置いて見てみる。たとえ理解が出来なくても、「理由はある」って思うだけで、子どもに向き合うのが少しは楽になるんじゃないかしら?

Mちゃんみたいな小さな子を見てると、こんなおっさんの私でも四十数年前のかすかな記憶がいろいろよみがえって来ます。

自分の身の周りにいろんなモノを集めて置いてみる(大人から見ればモノを散らかしてるようにしか見えない)…、こうするとね、たくさんのモノに囲まれて守られて何だか偉くなった気持ちになるんだよね(^-^)

モノを壁に向かって投げつけたり上からモノを落としてみる(大人からすると、何してるのっ!止めなさいっ!ってなる)…、さてこれを投げたり落としたりするといったいどんな音するんだろう?どうやって飛んでったり落ちたりするんだろう?なんてことを一所懸命探っていたっけ(^-^)

私は短時間レンタルしていただいただけで、ただただ楽しかっただけ。言ってみりゃ「いいとこ取り」。四六時中ずっと子どもと一緒のお母さんは、本当に大変だと思います。

ベビーシッターというのも利用したことがあるが、今回初めておっさんレンタルを利用したというお母さん。ベビーシッターさんは女性ばかりなので、力仕事は頼みにくい。おっさんだと気楽に何でも頼める。

なるほど。
子育て応援にもぜひ、おっさんレンタルご利用いただきたいですね。

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約半年後、再び呼んでいただきました。
1歳になり立てるようになったMちゃん、私のこと見てニコニコしてくれる。まさか、私のこと覚えてる?そんなわけないけど、
アイカワズ、カワイイノウ😁😁😁

「またおじちゃんに抱っこしてもらいましょうね~」と、お母さんの手から私に、Mちゃんを抱きかかえた瞬間!

ぎゃああああああああ!!!!😭😭😭😭😭😭😭

私の腕の中で、エビみたいにのけ反りながら大泣き大暴れ。😭😭😭ナゼジャ(;_;)

オレが抱っこすりゃあ喜んでくれるに決まってる!とナメくさってた自分を殴りたい。
何が武術オタクだよ!
女心ってのは、本当に分からないものである。

そうだよね。
あの時はまだ、人見知りという概念さえもなかったんだよね。
成長したんだよね。
でも、一緒に泣きたくなりました😭😭😭

Mちゃん、もう少し大きくなったら、またおっさんと遊んでね(^-^)

この日はそのまま保育園におくって、しっかりと家のお手伝いをしました。

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その後も何度かお呼びいただきました。

会う度に大きくなって、行動範囲が拡がるMちゃん。
すっかり私と仲良しになり、近所の公園に一緒にお出かけするまでに(^-^)
滑り台なんかにも果敢に挑戦する、Mちゃん。

自分が高いところから落っこちるとか夢にも思ってないであろう、Mちゃん。
もう、こっちは気が気でない💦💦

子育てって、ホント大変だ!





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一応、大阪北部地震の「被災者」ですけど、レンタルご依頼は普通に受け付けております。どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。
 
 
痛ましい事件が起きてしまいました。
【5歳女児虐待死事件】
 
 
「虐待されてる子ども側」の方からのレンタルご依頼は、今まで私の元には何件もありました。現在進行形で「そういう状況にいる」10代の子から、既に亡くなった親から受けた過去の虐待のトラウマに今でも苦しんでる、私よりも年上の方まで。私にはこういう方からのレンタルが多いのか?よく分かりませんが、たぶんおっさんレンタルのおっさんの中では多いんじゃないかと思ってます。
 
今回のお話は、現在のところ私にとっては唯一、「虐待してる親側」の方からの電話でのレンタル依頼です。あれからもう一年くらい経ってるし、下記に記すように、お客様がいったいどこの誰なのか私にも分かりません。悲しい事件が起きてしまったこともあり、皆さんとご一緒にいろいろ考えるきっかけになればという思いで、ブログで発表させていただきます。
 
お客様は「関西から離れたところ」にお住まい、中学受験を控えた小学6年生(当時)の息子さんがいるお母さん。ご本人いわく、レンタルお申し込みは「偽名」でなさったとのこと。

レンタルご依頼は「偽名」でも別にかまいませんし、今までもあったかもしれませんが、あらかじめ「偽名です」と自己申告なさる方はあまりいません。ご丁寧にそんなこと知らせず、最初からシラを切ったほうが「効果」あるんじゃね?って私は思うんですけど、それはまあいいでしょう。
 
とにかく、私にも身元を明かさないよう徹底なさってました。電話でのレンタルは私のほうから発信すれば通話料不要、にもかかわらず「お客様のほうから非通知でかける」という念の入れよう。ついでに、レンタル料支払いも(偽名のまま利用できる)おっさんレンタルのサイトからのコンビニ払い(手数料が必要)にするとおっしゃる。
 
お客様は40歳のいわゆる「専業主婦」で、ご主人はけっこうお仕事が忙しい方。息子さんが勉強等で思うような成果が上がらない時など、ついカッとなり「死ね!」などと暴言を吐いたり、手を上げてしまう。その度に息子さんは反抗もせずに泣きながら、「ごめんなさい、ごめんなさい。」とひたすら謝る。そんな日々が続いている。
 
お話を伺ってると、ご本人のイライラの原因は息子さんよりもむしろ、ご主人との夫婦関係、専業主婦という「人からの評価」を得る機会が極端に少ない立場など、背景はいろいろあるようです。イライラの矛先が弱者である息子に向いてしまう…。いけないと頭では分かってる、というお母さん。
 
まずは、よくおっさんに連絡してお話してくださいました。殻を破って勇気ある一歩を踏み出したお母さんは、とっても偉いと思います。
 
いろいろお話を伺って、私はお母さんにこんなことを伝えました。
 
(息子さんを)叩いたっていいですよ!もう6年生でしょ?40のオバハンが手を上げたくらいで壊れやしないから!大丈夫、やっちゃいなさい!」
 
お母さん、「…いいん…です…かね?」
 
「いいです!」
 
予想外の答えに驚いてる様子のお母さんに、「やっちゃえ、やっちゃえ!」とまくし立てるおっさん…。
 
 
もちろん私だって、息子さんを叩いてもいいだなんて1ミリも思ってませんよ。もし私の目の前で子どもに暴力を振るうような奴がいたら、体を張って止めますよ。
少々荒っぽいことしてでも、子どもは絶対に守りますよ。
 
でもいま私が話してる人は、どこの誰だか分からない電話の向こう側の人。「正しいこと」を言い放ち諭したところで、いったい何になるのか?

いくらやめろと言ったって、やる時はやってしまいますよ、きっと。
お母さんだって、息子さんを叩くのはよくないことくらい分かってますよ。
わざわざ私が、エラそうなこと言わなくてもね。

お母さんには、もうこれ以上孤立してほしくなかった。
できれば、また私に連絡してほしいと思った。
いや、別に私でなくたっていい。
 
勇気を出して人に助けを求め頼ることを、決して諦めないでほしかった。

 
その後、こんなメールをいただきました。
 
「オバサン」に、ちょっとムッとしましたが、前向きになれたし、ジワジワ今日の話を思い返すと思います。
 
うわっ!やってしまった(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

「オバサン」は、大変失礼いたしました。
ただ、少し言い訳させていただくと…、
あれは、息子さん目線で申し上げた言葉です。
あと、重ね重ねすみません。私は「オバハン」と申しました。(※関西ふう)
本当に申し訳ありません。
 
あははは^ ^
ありがとうございます!
 
ああ、よかった(>_<)
こういう言動に育ちの悪さが出てくる。
 
---------------------------
 
児童福祉法第25条には、「要保護児童を発見した者は~通告しなければならない」
とあります。つまり、児童虐待を知ったら通報するというのは、"国民の義務"なんですよね。
(↓↓こちらの記事より↓↓)
 
「189」というのは、「いち早く」という意味だそうです。
恐れず「いち早く」189番通報、大事なことです。
 
しかし!
私はここではあえて、こうお伝えしたい。
 
おっさんは勝手に通報したりしませんから、どうか話を聞かせてください。
 
現場を見もせずあなたの話を聞いただけで、そうだと決めつけ通報…なんてことは絶対にいたしません。虐待されてる人もしてる人も、私でよろしければぜひお話を聞かせてください。
 
こういうこと言うのはもしかして、"国民の義務"に反してるのかもしれない。
 
でも、「誰にも言えないことを言う」相手先になる、これっておっさんレンタルの得意技だったはず。おっさんレンタルのおっさんになら何を話しても、その後の生活や人間関係に影響がない。そんな立場の私がするべきことって、法や正義を振りかざして諭すことではない、という気がしています。
 
何が本当に正しいのか、この歳になっても分からない。
ただ、小さい子どもが犠牲になるような事件は、もう本当に勘弁してほしい。
 
悲しすぎる。
 
 
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先日のブログ記事、『オウム真理教の元教祖・麻原彰晃三女の松本麗華さんに会ってきた。』でご紹介した、松本麗華(りか)さんのお姉さん(麻原彰晃元教祖の次女)である、松本宇未さん(仮名)が最近上げられたブログをご紹介します

娘さんたちは、オウム真理教の信者であったことはありません。
かつて教団が引き起こした事件に、一切関与してません。
「教祖の娘」、それ以上も以下もありません。

教団や事件のことは横に置いて、純粋に娘としての父親への思いを綴ったものとして、ご一読いただければ幸いです。


以下は宇未お姉さんのブログ記事を踏まえた、妹の麗華さんのツイートです。





ここからは、ちょっとした余談ですが…。

私がTwitterで松本姉妹とよくやり取りしてるからなのか、私が「おっさんレンタルで宗教活動してる」というクレームが、おっさんレンタルの西本CEOのところに来たそうです。

西本さん、昔からものすごく素直なところがありまして…。
私の言い分をまだひとことも聞いてないのに、

「(宗教活動)やめてもらえませんか?クレームワンカウントです!」

一方的に宣告されてしまいました。

「Twitterで宗教活動とおっさんレンタルを結びつけてるじゃないですかぁ!」

へっ?
ちょっと待ってくださいよ💦
オレ宗教活動なんかしてないし💦

確かに私のTwitterアカウントではおっさんレンタルなんか放ったらかしで松本姉妹絡みのやり取りばかりしてる。

彼女らに対して行き過ぎた物言いする者に、苦言を呈することも。
いろいろありますが、こんな感じ。

「Twitterで宗教活動とおっさんレンタルを結びつけてるって、これのこと?
(※どうでもいいけどお前らアカウント名なんとかしろ!!)


西本さんに対しては、厳重に抗議いたしました。

私の言い分も聞かず、一方的に「クレームワンカウント」とは何ごとか!
無礼にもほどがある!

とりあえず、私のブログ記事『オウム真理教の元教祖・麻原彰晃三女の松本麗華さんに会ってきた。』を読んでください、と。

そして、「クレームワンカウント」即刻撤回してください!と伝えたら、すぐに撤回してくださいました。
(※西本さんは話せば分かる人です。)



いろいろTwitterでぶちまけたので、麗華さんに心配かけてしまった(>_<)

麗華さんは「自分のせいで人に迷惑かける」ことを、何よりも気になさる人なんです。ご自身だって辛いこといっぱいあるはずなのに、いつも自分のことよりも人のことを思う人なんです。麗華さんは1ミリも悪くないのに、「自分の存在が人に迷惑かけた」と思ってしまう。

「それは違うよ」と、彼女には繰り返し伝えたいと私は思ってます。
(※麗華さんあんた間違ってる!ではなく、あくまでも私自身の行動を示すことで。)

今回の件でいえば、仮に私がおっさんレンタルをクビになったとしても、悪いのは麗華さんではない。悪いのは、事実を確かめもせず差別と偏見をもって排除をおこなう者です。

松本麗華さんによる、以下のブログ記事二つを、ぜひぜひご一読ください。
(※彼女にこんなこと言わせる世の中でいいのでしょうか?)


今回クレーム言ってきたのがどこの誰なのか知らないが、私をレンタルしたことあるお客様でないのは確かだと思う。
控えめに言ってアホだし、つまらない奴だね。

もしかしたらおっさんレンタルの他のおっさんじゃないか?って気がしてます(根拠はナシ)。
いったい誰なのか?聞けば西本さんは教えてくれると思うけど、興味ないから聞いてない。安心してね(^^)

言っとくけどな、おっさんレンタルをクビになったって別にオレは困んねぇよ。
おっさんレンタルも松本姉妹の応援も、生半可な気持ちでやってない。
ナメるじゃねぇぞっ!バカタレ!!

※時々ブログでは口が悪くなるけど、ホントはとっても温厚で紳士的なおっさんですからね(^^)

※5/29 追記
麗華さん、けっこうかわいいでしょ?


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財務省の事務次官、もし相手が記者じゃなくて安倍総理の娘だったらあんなこと言うか?麻生大臣、もし被害者が記者じゃなくて安倍総理の娘でも次官の肩を持つか?安倍総理に娘はいない?そんなことたぁ知ってるよ!それともナニか?仮定の質問にはお答えできねぇか?どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。


※今回の記事は、前回のブログ記事(→こちら)の続きです。

↓↓お客様「タルトさん」のブログ記事↓↓
『最近、お母さんが毒親だと思ったこと』


【○○○女性相談センターにて】
(※○○○は地方自治体名)

女性相談センターとは、DV(ドメスティックバイオレンス、家族やパートナー等の親密な関係の中で起こる暴力)、いわゆる「JKビジネス」やAV出演強要といったものの被害に遭った女性のための、駆け込み寺的な公的機関です。

今回タルトさんは相談ではなく、母親の追っ手から逃れ身の安全を確保するための「ある公的な手続き」に必要とされる「第三者機関による証明」をお願いしに、女性相談センターへ私とともに出向きました。

行ってみるとそこは開放的な窓口ではなく、インターホンで中の人にカギを開けてもらってから中に入れるシステム。そして残念ながら男性入室禁止とのこと。タルトさん不安そうなお顔されてるが、男性の深刻な暴力から命からがら逃れてやって来る女性だっているかもしれない、ここはそういう場所でもあります。仕方ありません。

外で待ってるあいだずっと人目が気になり、悪いヤツにでもなった気分になる…。よくよく考えれば、女性相談センターにおっさんが同行するなんて、おかしいといえばおかしい。

しばらくして、浮かないお顔したタルトさんが出て来られました。
お顔を見るまでもなく、タルトさんが事前に電話で問い合わせしたときのお話を聞いてたので、ある程度結末は予想してました。タルトさんのようなケース(→タルトさんのブログ記事参照)では、ご希望の「公的な手続き」を進めることはできないとのこと。

ここに至るまで私も即席ではありますが、それなりに事前勉強をしてきました。タルトさんが希望されてる「公的な手続き」は、かつては非常にハードルが高いものでした。5年ほど前に、総務省から地方自治体向けに「手続きの運用範囲拡大」の通達が出されました。これを根拠に、タルトさんのケースだって適用されるはず!という主張をしたかったのですが、一緒に中に入れなかったので…。

「上手く伝えられなかった…」
と落ち込んでるタルトさん。そういう時のためのおっさんレンタルですが、今回はお役目果たせずか?
いやいや、中に入れないなら電話で話そう!ということで電話かけると、職員さんが外に出て来てくださった。

相手は、公的手続きを進める権限を持つ、れっきとした行政機関です。今回適用ができない法的根拠と責任の所在を明確にしていただくべく、出て来られた女性の職員さんにいろいろ質問を投げかける。(面倒臭そうなおっさんが来たな、という顔された…ように感じた。)

総務省からの通達について尋ねると、一応ご存知だそうだが、何か心もとない。オマエ、ホントニシッテルノカ?

タルトさんの場合は、「暴力を振るわれてないから適用外」という。

「言葉の暴力」は?
→「死ね!」などと言われればそれに該当するが、今回のタルトさんのケースくらいでは言葉の暴力とまでは言えない。

ネット情報であるが、似たようなケースで適用された前例が調べると見受けられるが?
そんなものはネット情報に過ぎない

…思わず耳を疑いました。
この人、いつもこんな調子で女性からの相談を受けてるのか?

私に対してなら、そういう言い方してもまあいいだろう。しかし、私の隣にはタルトさんがいる。ここに至るまで散々悩み、苦しみ、傷ついてきた女性を前に、「あんたの悩みなんか大したことない」みたいな言葉を言い放つ神経が理解できない。挙げ句の果て、「私たちは感情でなく法に基づいてやってる」とか言い出す…。オマエ、イイカゲンニシロヨ!

・我が国における殺人事件の半数以上は、親族間で起こる。
・言葉の暴力は時には人を殺す。
・何か起きてからでは遅い!
・タルトさんに何か起きたら、あなた責任取れるのか?
・ついでに言うと、あなたのその言葉も人を殺しかねない。

こういったことを矢継ぎ早に問いかけると、困った顔して「上の者に聞いてみます」と言って、一旦中に戻っていった。

そして、上司と思われるさっきのヤツよりだいぶマシな感じの女性の職員さんを伴って出てこられる。

先ほどの職員さんは、ばつの悪そうな様子で黙って上司の横に立ったまま。タルトさんもまた、先ほどからほぼ無言で私の隣におられる。そんなシュールな雰囲気の中、私と上司の方との話し合いが始まる。幸い、今度は冷静にお話できそうな感じ。

私が乗り込んだところで、その場で結果が翻るなんて期待はしてません。適用できないなら、できない理由を明確にしてほしい。根拠があいまいなまま「できません」だけでは、こちらも次のステップに進みようがない。仮にも「女性相談センター」を名乗るのであれば、ご本人の立場に立ってできることをして差し上げてほしい。タルトさんは別に、おっさん連れて喧嘩しに来たのではない。

適用できない理由は、あくまでも法に基づいて、とのこと。
では、条文として明文化された根拠があるのか?それとも、あなたがた職員さんの法の解釈に依るものか?

これについては後者、「私ども○○○(※とある地方自治体)の女性相談センターとしての解釈に基づいて」とのこと。

「総務省から運用範囲拡大の通達が出てる、ネット情報とはいえ前例らしきものが世の中に存在する可能性はある。にもかかわらずあなたがたの解釈、つまり責任においてタルトさんの要望を却下するということですね?」

「前例」「責任」という公務員がビビりそうな単語わざわざまじえて、私のほうから最後にこう言い放ちお話は終了しました。

却下の理由は条文として明文化されたものではなく、あくまでも解釈であるという言質を取れたので、とりあえず今回の目標はクリア、次の手を考えましょう。


【女性相談センター同行を終えて】
「私ひとりではとても言えないことも言ってもらえた」と、タルトさんは喜んでくださったのですが…。私はどちらかというと自己肯定感は高めですが、今回の件に関して自己採点は30点くらいですね…。まあ私は弁護士じゃないただのおっさんだから…、と言ってしまえば、それまでですけど。

ああ言えばよかったこう言えばよかった…、後からいろいろ浮かんできます。

身体的暴力はある意味分かりやすくて、怪我させられることは多いが(もちろんこれだけでも重大である)、死に至るまでには意外にハードルがある気がする(死に至る事件が起きたら大ニュースになる)。

言葉の暴力は「外から見て分かりにくい」がゆえに、何かの拍子で「一気に」最悪の結末に行き着くリスクが大きく、本人の立場に立ってより慎重に対応すべきである。

身体的な危害がないからと言って、言葉の暴力を軽視するような姿勢は非常にまずい。

これは、イジメやセクハラなどの対応にも通じると思います。

今まで相談ごとで私をレンタルしてくださった方で、「顔じゅう身体じゅう傷だらけ」なんて人はひとりもいません。誰にも分かってもらえない、悪いのは自分では?といった思いを抱きつつ、縁あって私をレンタルしてくださった。いろんな葛藤を乗り越え、皆さん大変な勇気を振り絞って私のところにやって来た。

そんな人たちを少なからず見てきた私には、女性相談センターの対応は疑問だらけでした。

今回、女性相談センターの具体的な所在地はあえて伏せました。あの女性職員を一方的に責めたところで、たぶん何の解決にもならない。タルトさんにああいう対応せざるを得ない事情が、彼女にもあるのかもしれない。
(それにしたって、もうちょっと言い方ってもんがあると思うけどな!)

あれから、私なりに落ち着いて考えてみました。

「公務員は全体の奉仕者」と、憲法で定められてます。公務員が一部の人の利益のために働くことは、憲法上許されない。公務員という人たちは、そういう縛りの下で活動せざるを得ない。個々の人や物事に向き合うより前に、全体像を把握しないと動くことができない。つまり、えこひいきができない。

行政機関のいち職員である彼女に、ひとりの相談者にきめ細かな対応を求めること自体、無理な要求だったのかもしれない。
(それにしたって、もうちょっと言い方ってもんがあると思うけどな!)

だから震災等の被災地では、民間のボランティアの人たちが大いに力を発揮するわけです。公務員の皆さんだって当然、ものすごく頑張っておられるはずですが、立場上「えこひいき」ができない。とりあえず「今すぐに」「目の前の人に」寄り添う必要のある活動では、やはり「えこひいき」が許される民間人のほうが力を発揮しやすい。

お役所や公務員の皆さんには、もっと積極的に民間のNPO団体等と連携していただきたいと思います。女性相談センターも、最終的な駆け込み寺という位置付けではなく、いっそのこと「具体的な支援に繋げるための支援」に徹するべきではないでしょうか。

これは私自身も心掛けてることです。

今までいろんな相談されましたが所詮ただのおっさんですから、私ひとりで何もかも解決できるわけがない。私に悩みを打ち明けてくださったお客様に、新たな相談先の情報提供をすることもあります。この約3年にわたるおっさんレンタルの活動を通して、そういう知識はいつの間にか増えてきました。


【タルトさんのその後】
「お役所同行レンタル」の後にも何度かレンタル利用、お話しさせていただいてます。あれから少し元気になられたようで、新しくお仕事を始めたとのこと。

結局私は何もして差し上げられなかったのですが、「あなたはひとりぼっちではない」「世の中には必ず味方がいる」ということは、お伝えできたのではないかと思ってます。

その後も両親やその周辺の人たちから、タルトさんの望まない連絡が来ることもあるが、以前よりは落ち着いて対処(無視)できるようになったという。当初望んでおられた「公的な手続き」のための「次の手」を打つところには、今のところいってません。手前味噌な言い方ではありますが、おっさんが目の前で役所の職員と本気でやり合ってる姿を見て、何かを得ていただけたのなら嬉しく思います。

毒親専門のカウンセラーの言ってた通り(→前回ブログ記事参照)、結局は「自分で決めるしかない」のですが、自身が納得できるまで行動するのはとても大事。何が正解かは分かりません。正直これからも、いろんな意味で心が揺らぐことはあると思います。どうかそんな時はおひとりで抱え込まずに、いろんな人の力や助けを借りながら乗り越えていただきたいと思います。

私でよろしければ、いつでもお力添えさせていただきます。


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私のもとに来るレンタル依頼は、「深刻なお悩み相談系」がとても多いです。その大半は、なかなかブログに書けないものです。だからブログの更新が進まない。(←人のせいにするなよ!)どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。

※念のためお知らせしておきますが、おっさんレンタルはこのあとお話するような「お悩み相談専門」じゃないです。
私は「なんちゃらカウンセラー○級」みたいな資格も持ってないし、医者でもありません。(※心理学等の知識はほぼゼロ)
単なる愚痴聞きや、チケット取るために並ぶみたいな「パシリ」等も喜んでお引き受けします。
こちらをご参照ください。

今回お話する女性のお客様は「タルトさん」、ご自身がブログ記事を上げられてるのでご紹介します。
↓↓ぜひご一読ください。↓↓
『最近、お母さんが毒親だと思ったこと』

こういう「毒親案件」、本当に多いです。私にレンタル依頼してくださる人は圧倒的に「子ども側」が多く、親になったことない私には親御さんたちのご苦労を身をもって理解することはできません。親は親で、何か事情なり言い分なりあるのかもしれない。しかし、私のもとに来られる「子どもたち」の大半は、心身に不調をきたしておられる。

内容の如何を問わず私はまず、どなたにも「よくお話してくれましたね」申し上げます。ご紹介したタルトさんのブログには、何度か私をレンタルしてくださった時に伺ったお話が、ほぼ余すことなく書かれてます。
『最近、お母さんが毒親だと思ったこと』

読んでくださった方は、どう思われたでしょうか?「そんなに気にしなくていいのに」と思った方もあるかもしれません。実は私も、少しそう思いました。思いましたけど、彼女は彼女であって私ではない。傍目で大したことないように見えても、渦中の本人の気持ちは本人のもの。こちらの考えを押し付けるのは間違い。私なんか少年時代、自分の父親を殴り殺す寸前までいってましたからね。

…突然サラっと書いたけど、まあ「そういう少年」でした。(※私のほうから親に手を上げたことはないです。)

「親と縁を切りたい」
このお気持ちに揺るぎはないように、私には見えました。タルトさんがここまで追い詰められた背景を、私は完全に理解したわけではありません。ただ、目の前には憔悴しきって「自立した大人」としての生活にまで支障をきたしてる、現実のご本人が居る。タルトさんのお話とブログ記事には、娘を「自分とは別の人格」として認めてこなかった母親の姿が垣間見える。

母親にしてみると、娘から「いきなり」縁切り宣言されてびっくりしてるのかもしれない。しかし娘から見れば、決して「いきなり」などという話ではなく、それこそ20年以上の積み重ねの結果。両者のあいだでは、時間軸の捉え方が決定的にズレてる。

タルトさんのブログにあるように、母親側には「味方」が何名か居るようです。たぶん皆さん悪い人たちじゃないだろうが、残念ながらもう一方の娘の気持ちを本人の目線で考えてる人は居ないようです。そしてお決まりの「親と縁を切るなんてとんでもない」という一種の思考停止ワードや、皆さん共通の「あなたのためを思ってるハラスメント」が娘をさらに追い詰め苦しめてる。

もしかしたら母親は、人の気持ちを察することが大変苦手な人なのかもしれない。そういうことをひとつずつ丁寧に学習していかないと、どうしても身につかない人というのは一定数存在します。

タルトさんのブログに、こういうお話がありました。

毒親専門のカウンセラー(そういうのがあるんですね)にも何度も行った。カウンセラーに行っても、どうすればいいのかは「自分で決めないといけないよ」と言われるたびに突き放されてる気がした。

あのさ、そんな話、別にプロじゃなくたって出来るだろ?
言ってること、実は間違ってないが、もうちょっと言い方っていうかさ、だから…もう…、なんかあるだろ?

プロのカウンセラーだったら、なんかそういうお勉強しなかったの?

こういうお話、今までおっさんレンタルしてて、大げさでなく何十回聞いたことか!

カウンセラー・心療内科医・精神科医といった職業の皆さんについて、申し訳ないが今までおっさんレンタルのお客様から、いい話をひとつも聞いたことない!

本当に、ひとつも、ない。
お前らもうちょっとマシな仕事できないのか?
一時間で5000円とか1万円くらい取ってるんだろ?
オレなんか1000円しかもらってないのに。
(※あくまで私個人、オレひとりだけが聞いた範囲のお話。)

…まあでもこれは当たり前っちゃ当たり前の話で、そういったプロの先生方が全部ダメ、みたいなお話じゃありません。そういったところで解決した人は、そもそも私のところに来ませんから、いい話が私の耳に入ってくるわけないのです。
世の中には当然、素晴らしいカウンセラーさん、お医者さんだってたくさんおられるはず。

別にプロの皆さんに、喧嘩売ろうってんじゃございません。

すみません、思いっきり話が反れたm(__)m
いつかどっかで言いたいことだったので、つい…。

きっと藁をも掴む思いで、おっさんレンタルを見つけ出し私のところに来てくださったのでしょう。初回は「電話でのレンタル」でしたが、お話中タルトさんはほぼ泣きっぱなし…。これがもし未成年のお客様ならやり方は少し変える必要ありますが、彼女は既に成人してる立派な大人。どうやら母親側にはそれなりに「味方」がついてるようだから、まあいいでしょう。私はタルトさんご本人の意思を尊重して、徹底的に娘の側に寄り添う決心をしました。

タルトさんの人生の主宰者は、他でもないタルトさんご自身。もう大人なんだから、ご自身が納得いく生き方すればいい。体調がすぐれない中、勇気を出して一歩を踏み出そうとしてるタルトさん。今はあえて母親と距離を持つことが、きっと新たな人生を切り開くきっかけになる。逃げたって構わない。母親との関係も、もし落ち着いて考え直せる時が来てその気になれば、その時に考え直せばいい。

「何があってもあなたの味方します。」
タルトさんにはそうお伝えしました。

タルトさんは、母親の追っ手から逃れるための「ある公的な手続き」をしようとしてました。そのために、ご自身で役所に足を運んで「交渉」するも、なかなか思い通りにいかないという。さらに、「女性相談センター」という公的機関にも電話してみたが、困ったことにこちらでは「もっと冷たい感じがした」のだそう。

「何なら、役所に同行しますよ。」
こうお伝えすると、「いいんですか?」というご反応。

私にとっても、今までありそうで無かった「お役所に同行」というご依頼が、こうして初めて実現しました。

※全然関係ない余談ですけど、男性のお客様と「風俗店に同行して店長さんと話し合いに行く」というご依頼はありました。これも余談ですが、風俗店を利用したことない私にとって、生まれて初めて風俗店に立ち入った貴重な?経験となりました。


【○○○役所にて】
○○○には、とある地方自治体名が入りますが、あえて伏せます。

以前タルトさんおひとりで役所窓口に出向いた時、「親身に相談にのってもらえなかった」という印象を抱いたとのこと。まあ、あちらはあくまでも手続きの窓口であり、「親身に相談にのってもらう」ことを求めるのは無理があるかもしれません。この手続きを進めるためには「第三者機関の証明」が要るとのこと。そのための書式があるそうなのですが、なぜか「渡すことはできない」とのこと。

えっ?

なんかこういうお話、生活保護申請を水際で阻止、役所窓口で申請書を渡さない!というのが一時期さかんに取り上げられ問題になりましたが、なんか同じようなニオイがする。
(※申請を受け付けない、というのは明確な法律違反です。)

タルトさんとは役所前で待ち合わせ。もしまた「申請書書式は渡せない」とか言われたら、キッチリとその法的根拠を聞き出してやろうと息巻いて、いざ窓口へ。

我々の順番がまわってくると、意外と?優しそうな女性の職員さんが登場。こちらの言い分をはぐらかすこともなく、きちんと応対してくださる。そして前回頑なに渡すことを拒まれた「書式」を、あっさりと持参して丁寧に説明してくださる。…うん?以前タルトさんがひとりで訪れた時、どうしてもその紙は出してもらえなかったと話すと「えっ、そうでしたか?」みたいな反応。

まあそこを追及するのは目的じゃないので、人により対応が異なるのは困りますと、やんわりお伝えするにとどめる。職員さんはタルトさんが望む手続きに関して、我々が聞いていない、知らなかった事柄にまで言及、丁寧に教えてくださった。

なんだよ、役所も捨てたもんじゃねぇな\(^▽^)/(←単純なヤツ)

その上で、役所では「第三者機関」による証明、書式さえ整っていればご希望の手続きはするが、それがないとここでは如何ともし難い、ということを伝えられる。「今ここでできるものなら、何とかして差し上げたい」とまでおっしゃってくださった。実に丁寧なご説明、どっかの局長とか長官とか大臣とは大違い。

公務員はただ法にのっとって、自らの権限の範囲で仕事するしかない。結果として、タルトさんの願いは何一つ叶えられていない。でも、ほんのちょっとした言葉や態度だけでも相談者は救われるもの。今回の職員さんの応対から、私もいろいろ学ばせていただきました。
(毒親専門のカウンセラーさん、こういうのが大事なのよ。)

そしてこのあと、「第三者機関」のひとつである「○○○女性相談センター」へご一緒に出向くことにしました。
(※○○○には同じく地方自治体名が入りますが、伏せておきます。)

この女性相談センターというところ、タルトさんは一度電話でお話したそうですが、これがなかなかのクセモノ…って言っちゃいけないだろうが、どうも一筋縄ではいかない予感。施設名からして何となく、「女性に優しい」ようなイメージだが…。

文章長くなったし、ブログ更新が久しぶり過ぎなので、一旦切ります。
続きはなるべく早く上げます。
なるべく、ね…。


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私と同世代か上の世代の方であれば、80年代~90年代にオウム真理教が引き起こした数々の事件とその過熱した報道をよく覚えておられると思います。どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。
 
 
【松本麗華(りか)さんという女性をご存知ですか?】
1995年3月、オウム真理教が「地下鉄サリン事件」を起こした頃、私は23歳の大学生でした。事件後「麻原教祖の三女アーチャリー」としてたびたびマスコミに登場していた、地下鉄サリン事件当時11歳であった少女を記憶してる方は多いと思います。
 
著述家、カウンセラー 文教大学 臨床心理学科卒。オウム真理教の元教祖・麻原彰晃の三女。オウム真理教の中で育ち、アーチャリーの名で知られていた。16歳で教団から離れるが、アルバイトをクビになったり、合格した大学に入学拒否されたりした。2015年3月、自身の半生を振り返る手記『止まった時計』を出版。
※松本麗華さんのツイッタープロフィールより
 
 
事件とまったく接点のない私の中では、オウムの記憶はいつしか薄まっていきました。あれから20年の時を経て、あの時の少女が本名と現在の姿を明かし「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を出版、すっかり立派になられた一人の女性を私は目にすることになりました。
 
そんな松本麗華さんをゲストに迎え京都で開催されたトークイベント「これから親と子と家族の話をしよう」に参加、初めて本人にお会いしてきました。
 
ここで、松本麗華さんのお立場を簡単にまとめてみます。
・地下鉄サリン事件当時は11歳、事件にはまったく関与していない。
・オウムが事件を引き起こしたことを否定していない。
・現在死刑囚となってる父親の無罪や無実の主張はしていない。
・「外的刺激に反応できない状態」である父親の治療を求めている。
・その上で父親に、事件についてきちんと話をさせたいと願っている。
・16歳で教団を離れて以降、その後のオウムの後継団体とされる組織には関わっていない。
・実の娘として、父親を愛している。
 
宜しければ、松本麗華さんによる以下の動画をご参照ください。
 
 
【トークイベント当日の話】
トークイベント会場は京都の町家、文字通りアットホームな会場には既にいっぱいの30名くらい、人が集まってきてる。私は開演時間近くに到着、どこに座ろうかと会場を見渡すと、最前列が空いている。私は迷わず、既に到着しておられてる松本麗華さんと、もうおひとりのゲストである兵庫教育大学助教・永田夏来さんのすぐ目の前に陣取る。
(※こういうとき遠慮しないタイプ)
 
家族社会学の研究者である永田さんと、家族をテーマにしたトークが繰り広げられるが、やはり麗華さんが育った教団のことや元教祖の父親、そして母親ときょうだいのお話がメイン。1時間ほどのトーク後は麗華さんへの質問タイムが始まるも、当初は誰からも手が挙げがらず…。まあこういう場面では、最初はこんなものです。
そこで最前列に陣取る不肖わたくしめが口火を切るべく、とりあえず挙手をする。
(※こういうとき物怖じしないタイプ)
 
何を聞くか話すか…、なーんにも考えてないまま挙手したもんですから、さてどうしようか?…とはいえ、オウム真理教事件と三女アーチャリーこと松本麗華さんに関する思いはそれなりにあるので、私個人の思いの丈を率直にお伝えしました。
 
事件当時の過熱した報道により、三女アーチャリーこそが教祖に最も近い後継者、最も危険な存在であるかのような印象を持っていたのは、私だけではないと思います。テレビに映し出された(報道で切り取られた)幼くて不遜な態度のアーチャリーを見て「わがままでクソ生意気なガキ」だと、当時私は思っていました。私は今も昔もけっこう子ども好きなんですが、「オウムの子」ということで完全に思考停止してました。その当時の時代の空気がそうなってました。今思えば、むちゃくちゃなお話です。
 
「三女アーチャリー」に関する切り取られた報道を鵜呑みにして真に受けていた、当時既に大人になっていた者として、私もその後の麗華さんの生きづらさに加担したひとり。最初に私の口から麗華さんに対して出た言葉は、「ごめんなさい」でした。
 
にわかに想像し難い苦難を乗り越え、あの時の子どもがこんなに立派になられて…。育ててもいないクセに、成長した娘に再会したような気持ちになる。そこまで歳は離れてないけどな。はるばる関西までお越しいただけて、こうしてお会いできた喜びと感謝をお伝えして、持参した麗華さんの著書「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」に「あとでサインください」とお願いした\(^▽^)/。(←ただのミーハーである)
 
その後は、他の方の質問が絶えることなく続いていきました。
 
当日されたお話の内容は特に「刺激的なこと」ではありませんが、プライベートなご家族のことなど、もしかしたら会場外でむやみに公言しないほうがいいことも含まれていたかもしれないので、詳細に記すことは控えます。というよりも、私が拙い文章でダラダラ伝えるより、麗華さんのブログをご覧いただいたほうがいいです。
 
※松本麗華さんのブログ『お父さんわかりますか?』
 
このたび初めてお目にかかった松本麗華さんの印象を一言で申し上げると、
とても明るくて楽しい人でした\(^▽^)/。
 
トークイベント終了後は、そのまま鍋を囲んでの懇親会へ。
 
最前列に座っていた流れで私は、図々しくも麗華さんの隣に座らせていただきました。いつしか参加者同士でお話が盛り上がり、あれっ?麗華さんどこ行ったの?と思ったら、ちゃんと私の隣に座っておられる。
 
麗華さんは、いい意味で「オーラがまるでない人」でした。完全にいち参加者として、会場に溶け込んでおられてました。差し障りのないお話の内容をお伝えすると、麗華さんは「チョコレートが食べられない」のだそう。大勢で鍋を囲んでの食事に「オウムでもこんな感じでしたね~。」と、懐かしそうに話す麗華さん。
 
そうですね。
幼かった麗華さんにとってオウムとは、自分が育った家そのもの。一般的なそれとはかなり異なるものかもしれないが、ただの子どもとして麗華さんはあの場所にいた、それ以上もそれ以下もない。
 
 
【松本麗華(りか)さんのTwitterについて】
そんな麗華さんですが、最近Twitterでかなり積極的な発信と議論をされています。残念ながら、身勝手な正義感を振りかざされ、根拠に乏しい心ないコメントを投げつけられることも少なくないのですが、誹謗中傷を含めた異論に対しても、麗華さんはすごく丁寧にリプライされています。
※松本麗華さんのTwitter
 
実は私も、最近Twitterを始めました。
※「タバコが大の苦手なおっさん 大阪📪おっさんレンタル」のTwitter
 
元々は前回のブログ記事(→こちら)にあるように、レターポットを始めるためにTwitterを始めました(📪はレターポットをやってる人の目印)。
 
ところが、いざ始めてみたTwitterですがレターポットおっさんレンタルそっちのけで、ほぼ麗華さん絡みのやり取りばかりしてます。前回のブログ記事では「見知らぬ人と文字だけでネット上のやり取りするの好きじゃねぇ!」みたいなこと言ってたクセに、まあまあ面白がってヤットルナ状態でございます。
(※喰わず嫌いはダメですね)
 
私はTwitterでは主に、麗華さんに対する応援メッセージ的なものを送っていますが、知らない人が私に対して「お前も信者か?」みたいな言い掛かりをしてきたこともあります(※クソリプってやつですね)。麗華さんに対し「度が過ぎた誹謗中傷」をする者に、私のほうから苦言を呈することもあります。
 
そういう人たちとのやり取りが白熱しそうな時は、「私はおっさんレンタルのおっさんだから、連絡ちょうだい。直接話そう。レンタル料は要らないから。」と呼びかけるのですが、今まで誰ひとりとして直接話そうとしてこなかった(>_<)
 
別に、喧嘩しようっていうんじゃないです。批判的なコメントにも丁寧に返してる麗華さんを、私も少しは見習おうと思いまして。文字だけでゴチャゴチャやり合うよりも、お互い膝付き合わせるとまではいかなくても、言葉を声に乗せて交わすほうがより分かり合える…かもしれない。おっさんレンタルで300人以上の人とお話してますから、こっちは。
話し合いって、いいもんだぜ?
 
(※このブログ記事を読んで私に文句が言いたい人は、こちらから連絡しておいで(^-^)。タダで話聞いてあげるから(^-^)。)
 
どうでもいいけどさあ、Twitterで暴言を吐く議論する人たちって、お前絶対笑ってねぇだろ?って時に、どうしてやたらに(笑)とか「www」を入れるんだろうか?ちっとも楽しそうには見えないのに。
キミたち、関節がユルんでるのか???
(※Twitter初心者です)
 
当初の目的とは明らかに違うTwitterの使い方をしてる私ですが、図らずも私のTwitter上の発言内容は、これでもかって言うくらい私の性格と考え方が表れてます。というか、私はどこ行っても誰に対しても同じような事ばっかり言ってるな(>_<)、とつくづく思いました。私をレンタルしたことある方がご覧になれば、「ん?なんか聞いたことあるぞ?」となりそうで若干恥ずかしいのですが、宜しければのぞいてやってください。
 
…というか、私のTwitterなんかこの際どうでもいい←
ぜひ、麗華さんのTwitterを見てください。
麗華さん、本当に優しい人ですから。
 
※ある日の麗華さんのツイート
現状で分かり合えなくても理解しあえるはずと信じてます。いまは無理でも何年後かには分かりあえるかもしれない。私に何かをぶつけてきてくださるのは、それだけの興味をもってくださっているということ。ありがたいことですm(__)m
 
…いかがでしょうか?
麗華さんみたいな人ばかりになったら、世の中はきっと良くなる、と私は思う。
 
 
【ぜひ現在の松本麗華(りか)さんを知ってください】
以下、動画をいくつかご紹介いたします。
 
※麗華さんの登場は後半39分後くらいから、岡田さん水飲みながらお迎え←
※↓↓顔面積と名前の文字サイズが逆なのが気になってしょうがない←
↑↑堅苦しさが一切なくて、これ個人的に好きです。トークイベント後の懇親会での麗華さんは、こんな感じでした。
 
※以降は、もしかしたらアップロードしちゃいけないやつかもしれないので、画面を直接貼らずリンクのみにしておきます。
 
※ジャーナリストの田原総一朗さんによるインタビュー。
※麗華さんの立場と考え方がいちばんよく分かる動画だと、個人的に思います。
※最後のほう、たっ、田原さ~ん!!( ̄□ ̄;)てなる。(ぜひご自身でご確認を)
 
※かなりシリアスなテーマの集会動画。
※麗華さんは登壇者のひとりとして、断続的に発言。
※麗華さん、辛かったと思うが頑張ってます。
 
※ウーマンラッシュアワー村本さん、堀潤さん、原田曜平さんとの対談。

※上記の続き。
※麗華さんの「イエーイ👍👍」がめっちゃ可愛い\(^▽^)/。

 【松本麗華(りか)さんのTwitterについて・つづき】
真剣な情報発信のみならず、他愛のない日常のこと呟いたり。「スマホ電車に置き忘れた💦」「エスカレーターでコケた💦」みたいなおっちょこちょいな可愛らしいこと呟いて、みんなに軽くイジられたり…。心ないコメントに落ち込んだり、不安な思いに押し潰されそうになったり…。まさしく現在の、等身大の麗華さんに触れることができます。
 
Twitterアカウントをお持ちの方は、ぜひ麗華さんに応援メッセージを。
もし麗華さんが落ち込んでるのを見た時は、優しい言葉をかけてあげてください。
 
手前味噌で恐縮ですが、以前ある方が麗華さんに対し、「おとなしく生きたほうがいいんじゃね?法はそもそも不条理。むかしロス疑惑の三浦氏(知らない人はググってね)は名誉毀損訴訟起こして次々と勝ったけど、結局最後は自死した。」といった趣旨のコメントしてるのを見て、私が麗華さんに送ったコメントが下記。
麗華さん、これ送ったら5秒後くらいに引用リツイートしてくれた\(^▽^)/
(※はやっ!)
オレもたまにはいいこと言うじゃないの。
 
 
【最後に…】
松本麗華さんの著書、「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を購入された方、私「タバコが大の苦手なおっさん」のレンタル料1時間1000円無料にします。



あの…、松本麗華さんには内緒ですが、Amazonで中古を探せばけっこうお安く、1000円以下で買えたりするからトクですよ。
-----------------------
【ご利用方法】
本書の購入先は問いません。お近くの書店またはAmazon(→こちら 中古だとお安く…ゲフンゲフン(>_<))等にてご購入ください。
・お申し込み時メッセージにて「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を買った旨をお知らせください。
・対面でのレンタルの場合は、当日に本書をご持参ください。
・「電話でのレンタル」の場合は、「~ページの~行目に何と書いてある?」みたいなクイズをいたしますので、本書をお手元にご用意の上ご協力お願いいたします。
期限は特に設定しません。

【注意事項】
おひとり様1冊1回限りです。
・お知り合い同士での「使いまわし」はご容赦ください。こちらから調べたりしませんし確認のしようもないですが、皆さまの善意に委ねます。
・無料になるのは1時間のレンタル料のみです。飲食代、交通費、移動時間費が発生する場合は別途ご負担お願いいたします。詳しくはご利用案内(→こちら)をご覧ください。
・1時間を超えた場合は、通常通り1時間1000円のレンタル料をいただきます。
-----------------------
 
「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」はなかなかの文章量ではありますが、その割には非常に読みやすいと思います。ぜひ多くの方にお手に取っていただきたいです。
 
なんでおっさんレンタルのおっさんが、ブログで松本麗華さんのことを書いて、彼女の著書の購入を奨めるんだろう?って、私も思っています←
 
私がこういうブログ記事を書いたり、Twitterで麗華さんとやり取りしてるのを見て、「犯罪者、死刑囚の娘なんかと関わって、怪しいおっさんだ。」みたいに思う人、もしかしたら居るのかな?もしおられたら、「勝手にそう思っとけ」とだけ申し上げておきます。
 
「麻原教祖の凶暴性を最も受け継いでる、三女アーチャリー。」
かつて、こんな言説がまかり通ってました。
麻原教祖の凶暴なところ、お前見たことあるのか?
(※かつての私自身に対して言ってます。)
 
重ねて申し上げますが、麗華さんはオウムが起こした事件の否定、元教祖で現在死刑囚である父親の無実・無罪の主張などは一切しておられません。「外的刺激に反応できない」状態である父親の治療を求め、事件について本人に話をさせたいと願っておられます。
 
これは私の勝手な想像・妄想でありますが…、
仮に父親の治療がなされ再会できたとしたら、「お父さん!いったい何したの!」と、世の中の誰よりも厳しく元教祖を問いただすのは他でもない、実の娘である松本麗華さんであろう。
 
麗華さんは、目先の生きやすさよりも真実を求めることを選んだ。並大抵の覚悟で出来ることではない。この約20年間、私はあまりにも知らなさ過ぎた。勇気を出して声を上げてる現在の麗華さんの姿を知った今、黙っている気にはなれない。
 
「反省」「後悔」というのはあまり好きではなくて、そんなことするヒマがあれば今の自分に出来る行動をしたいと思っております。
 
長たらしいこのブログ記事をここまで読んでくださった方、私の半径5メートル以内、ご縁のあるおっさんレンタルのお客様に、松本麗華さんのことを少しでも知っていただければありがたい。そのために今の私に出来ることが、このブログ記事を書くことだと思いました。
(※結局一ヶ月以上かかってしまった(>_<))
 
今までおっさんレンタルの活動を通して、生きづらさやお悩みを抱えた方にたくさんお会いしてきました。彼女が今まで通ってきた「生きづらさ」、彼女の目線の先に見えるものを理解する努力をすることが、多くの人の幸せに繋がると信じております。
 
松本麗華さん、
あまりに大きなものを背負おわされてしまったあなただからこそ、あなたの幸せの先には多くの人の幸せがあります。どうか忘れないでくださいね。
応援しています。
 
 
 
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ウォルト・ディズニーを倒す!という目標を掲げておられるキングコングの西野亮寛さん、私の中ではもう既にディズニーを超えてます。初っ端からとりあえず媚びを売ってみた。どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。

おっさんレンタルとは、1時間1000円でおっさんをレンタルできるサービスです。「ナニ?それ」と少しでも関心を持ってくださった方、いちばん下のリンクをここにも貼っておきます。宜しければご覧ください。

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【レターポット始めました】
漫才コンビ「キングコング」の西野亮寛さんが、レターポットというものを立ち上げられました。ご存知の方も多いと思います。
私もとりあえず、レターポット始めてみました


レターポットとは?私なりにザックリ説明させていただくと、
・レター(文字)を「1レター5円」で購入して、メッセージを「誰か」に贈る。
・受け取った相手は、レターの「文字数」分を自身のメッセージにして「他の誰か」に贈ることができる。
メールやLINEならタダなのに、なぜわざわざ文字を「5円で購入」してメッセージを贈るのか?
こういう当然過ぎる疑問をスタートに理解していこうとすれば、レターポットの意義が分かってくると思います。
ちなみに上記の「贈る」ですが、誤字ではないです。

西野さんの以下の記事は、今回の内容と直接の関係はないですが、まったく関係ないわけではなく素晴らしい内容なので貼らせていただきます。けっこう話題になったので、これもご存知の方は多いと思います。


今このブログを読んでる皆さまには、おっさんレンタルに関心あるなしを問わず、ぜひレターポットを始めていただきたいです。
おっさんレンタルを怪しいと思っても、どうかレターポットを怪しいとは思わないでください。


「レターポットを簡単に始める方法」(→こちら)
ネット上を探すといろいろありますが、上記がとても分かりやすいです。この方の文才、私が欲しい。

以下の動画も分かりやすいです。(3分15秒)


レターポットを始めるのにとりあえず必要なのは、ネット環境とFacebookのアカウントだけです。(誤解してる方もあるようですが、実はクレジットカードは「必要」でありません。)

今後FacebookのアカウントがなくてもTwitterでログインできるようにするそうですが(→こちら)、私は待ちきれないので「レターポットを始めるためだけ」に、今まで好きでなかった「SNSのアカウント」を作りました。ただしFacebookは全然やりたくないので、レターポットの設定でFacebookのリンクは外しています(→詳しくはこちら)

申し上げたようにSNSが好きではない私が、ほぼ直感で「レターポット、これは良さそう!」って思いました。
SNSが好きでないからレターポット良さそう」と思った、と言ってもいいと思います。

私は見ず知らずの人との、ネット上だけのやり取りを好みません。
(※だから、おっさんレンタルやってます♪)
(※だから、このブログも「コメントやメッセージを受け付けない」設定にしてます。)
直接の知り合いでも、メールやLINEで延々とやり取りを続けるのが苦手です。私が文字を打つのが遅いのと、「どちらがどのタイミングで止めるか」が掴みにくいからです。実際そういう経験はあまりないですが、メール見たか?返信まだか?やれ既読スルーだの言われるとうるせえっ!ってなります。いつ返すか、そもそも返すか返さないか、オレの好きにさせろ!って思います。
(※仕事のやり取りや、レンタルお申し込みの対応は迅速にしてます。)


【恩贈りおっさんレンタル】
私のこれまでのおっさんレンタルの活動は、おかげさまでご依頼件数300件を超えました。最も多いご依頼は、「相談ごと」です。相談に特化してるわけではありませんが、結果としてそうなっています。ちょっとブログには書けないような深刻な相談内容も多く、今までお医者さんやカウンセラー等に何度も通ってきたお客様も少なくありません。そういった所では、1時間5000円から1万円くらいの費用がかかるのだそうです。

まことに恐縮ですが、やや手前味噌なお話になります。ご容赦ください。

プロのカウンセラーには話せなかったことをおっさん(私)には初めて話せた、スッキリした、救われた…」
「これでレンタル料1時間1000円って、めちゃめちゃ安い!」
ありがたいことに、このように言っていただけたことは一度や二度ではありません。私は心理学やカウンセリングの類を学んだことは一度も無いのですが、こう言っていただけるたびに調子に乗って「プロに勝った!」みたいな気持ちになり、嬉しくなります。

「あ、でしたら1万円ください(^▽^笑)」
と冗談で申し上げることはありますが、私は断固として「1時間1000円」以上いただくつもりはありません。別に生活に困っていないし、おっさんレンタルはお金儲けのためにしてるのではありません。まあ、ちょっとくらいは儲かってますけど、そもそも1時間1000円のおっさんレンタルだけで、生活が成り立つことはあり得ません。

もしそこで1時間5000円とか1万円貰ってしまったら、「お客様がお金払った、私が儲かった。以上!」で完結してしまいます。それでは、あまりにももったいない。
(※生業として1時間1万円貰ってる人を否定してるのではありません。)

私が今まで、「レンタル料安い!」と言ってくださったお客様にお伝えしてきたこと。
もし私をレンタルして、レンタル料1時間1000円以上の価値を見出だしてくださったのなら、それはぜひ「お返し」してください。ただしそれは、「今すぐ」「私に」返す必要はありません。将来5年後でも10年後でも他の誰かに、その時必要としてる誰かに出会った時に、「お返し」はその人にしてあげてください。
私をレンタルしたことによって、お客様が何かを掴み新たな一歩を歩み出してくだされば、おっさんとしてこれほど嬉しいことはありません。
(※その一例は(→こちら)、宜しければご一読ください。このご本人は現在、大学受験を頑張っておられます。)

レンタルのご依頼が多ければもちろん嬉しいですが、ぶっちゃけ件数や金額なんかどうでもいい。少しは儲かっているから。微力ながら、出会った人たちをスタートとした「幸せの連鎖」のきっかけになれれば最高だと思って、私はおっさんレンタルの活動をしております。

西野さんのおっしゃる「恩贈り」というもの。おそらくそういうことを考えてきた人は、世の中にけっこう居ると思います。僭越ながら、私もそのひとり。しかし西野さんは、この考えをすごく分かりやすい言葉で説明して、具体的に可視化するシステムまで作りあげてしまった。いやホントに、まいりました。

(私自身が目指す)おっさんレンタルレターポット、両者の相性はものすごくいい、と確信しております。

私のおっさんレンタルの活動にレターポットをどう活用するか、実はまだそこまで決めておりません。まずレターポットを始めてみて、活用法を考えるのはそれからにしようと思いました。まあ、「レターくれたらレンタル料タダにする」みたいな安易過ぎることは、しないつもりです。

「おっさんレンタルへの活用ありき」ではなく、西野さんが作り出したレターポットの世界に、ひとりのおっさんとして末席を汚させていただく所存です。

このブログを読んでくださってる方並びに、おっさんレンタルお客様にはぜひ、レターポットを体験していただきたいです。

私はよくお客様に、「宜しければ(私以外の)他のおっさんもレンタルしてみてください」と申し上げます。(※ただし、他のおっさんの品質やお客様との相性について、責任は取れません。)「幸せの連鎖」はどこに落ちてるか分からない、私をレンタルすること「だけ」に固執するのはもったいないからです。

私はおっさんレンタルの宣伝のためにこのブログを書いておりますが、それ以外のオプションとして、レターポットを強くお勧めします。こう言っちゃ何ですが、別におっさんレンタルには無関心でもいいです。

最後に…、
レターポットの使い方について、素晴らしい記事を書いておられる方がありましたので、ご紹介します。私はこの方のやり方を取り入れていきます。
「レターポット返信しない宣言」

このブログ記事へのご意見、ご感想などございましたら、レターポットにいただければ幸いです。


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「議会内に議員以外の参加はできないという規則」があるから赤ちゃん連れはダメってここでいう「議員以外」はそもそも赤ちゃんを想定してないだろ議会内にジジイしか居なかった時代の古臭い規則なんか潰せ!とは言わないが「花壇の水やり当番は雨が降っても花壇に水やりなさいよ規則なんだからね」みたいな昭和の小学校を思い出す(今でもそうなの?)だいたい自身の言動や行動に自信のない奴ほど「規則だから」とか「法的に問題ない」という思考停止の呪文を唱えるよね。どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。
 
「11月26日(たぶん)からおっさんレンタルのサイトから消えます」と前回のブログ記事(→こちら)で発表いたしました。
 
最後まできちんと申し上げます。
おっさんレンタルのサイトから一ヶ月くらい消える」だけで、その後は復帰します。

…すみませんねえ、辞めるとはひとことも申してないんですよ。
 
辞める気なんぞ、さらさらないっ!
 
このブログではいつもと変わらず「レンタル可能なスケジュール」(→こちら)を更新しております。おっさんレンタルのサイトから消えてる間
変わりなく、レンタルしていただけます。このブログは消えませんので、いまこのブログをご覧になってる皆様には、まったく影響はございません。
 
何名かの方から「えっ、おっさんレンタル辞めるの?」といったご連絡をいただきました。

昨年も似たような企てをしたんですけど(→こちらの記事)誰ひとりダマされなかったというハズカシイ結果に終わったので、今年こそは!と頑張ってみました。(←いったい何のリベンジ?)
 
辞めるの?と本気で心配してくださった方、ゴメンなさい。
ニヤニヤしてます←。
そしてありがとうございます、ご連絡いただき嬉しかったです。
ぜひまたレンタルしてくださいね。
 
なんと、たびたび私のブログにご登場いただいてるおっさんレンタルOBである大人気のおっさん、「表参道ノハゲ」さん(通称ノハゲさん)からも、「お辞めになるとは驚きです!」というメールをいただきました。

まさかノハゲさんが「ひっかかる」とは、ワライガトマラネエー(≧∇≦)!!(ゴメンね!)
ひっかかったひと代表として、ネタをバラした後のノハゲさんの反応をご紹介しておきます。

ぎゃー!!騙されたー
相変わらずアツイおっさんで、頼もしいです。
レンタルを継続されるのなら安心です。(^^)
ヨカッタヨカッタ

おっさんレンタルを継続することを、他でもないノハゲさんに喜んでいただけたのが、ものすごく嬉しかったです。
 
 
おっさんレンタルのサイトからしばらく消える理由、それは「新規のお客様がどれくらい減るか実験」するためです。あと、登録料が1ヶ月分節約できるし。
 
私へのレンタルご依頼のほとんどは西本さん経由でなく、このブログでレンタル可能な日時(→こちら)を確認して専用お申し込みフォームからいただいています。とは言えその大部分はやはり、おっさんレンタルのサイト経由でこのブログに来られてるはずです。いきなりこのブログを見て、という方はほとんどないと思っています。
 
「おっさんレンタル」で検索をすると、このブログは3ページ目くらいに出てくるようです(なんか微妙)。「おっさんレンタル 大阪」で検索すれば、一応1ページ目に出てきます。これは、もしかしてもしかすると?とも思いますが、仮に新規のお客様が減らなくても、必ずおっさんレンタルに復帰はします。

私はあくまでも、おっさんレンタル西本CEOの元でこの活動をしたいのです。
 
たぶんおっさんレンタルのサイトから消えてる間は、新規のお客様はゼロになると予想してます。なのでこの12月はレンタルがヒマになると思いますので、皆さんどうぞレンタルしてくださあーい\(^▽^)/!!(→こちらから)
 
 
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突然ですがわたくし、11月26日(たぶん)からおっさんレンタルのサイトから消えます。どうも、おっさんレンタルで大阪にて活動中のタバコが大の苦手なおっさんです。
 
今回はお客様向けの内容というより、どちらかと言えばおっさんの皆さん向けを想定しています。もちろんお客様にとってもそれなりにご参考になるかもしれませんが、いつも長い文章がさらに長くなることをご了承ください。
 
おっさんレンタルの類似サービスとして、「幸せのおっさんレンタル」なるものが存在してるようです。内容は名称も含めてほとんど「本家のパクリ」。おっさんの登録費用は無料、もしくはコース別で有料。高いコースでも「本家」の半額ほどで、しかも年一括払いでなく月々払い。

これについて私が先日お会いした美魔おっさんが、非常に興味深くて有益な記事を上げておられます。←(珍しく長ったらしい文章書いちゃって、どうしたのよ?)まずはご一読ください。
 
 
私は、「おっさんをレンタルするという文化」がもっと広まってほしいと常日頃考えております。お客様の選択肢がより多くなるという意味において、こういった類似サービスが次々と出ること自体は好ましいと考えますがただし!この「幸せのおっさんレンタル」なるもの、私これ大嫌い!(※リンク貼るのもイヤなので興味ある方は上記の美魔おっさんのブログ参照)

理由は後ほど、また長々と述べます←。
(※腹立つので以後、「パクリサイト」と称します。)
 
 
まずは、「本家」おっさんレンタルの西本CEOの立場。
彼はおっさんから登録料を募って、おっさんレンタルというポータルサイトを運営する立場。自身のサイトに登録しに来るはずだったおっさんが、よそのサイトに行ってしまう可能性があり、類似品が出回って(金銭的な)直接の損害を被るのは、他でもない西本CEOです。
 
【西本CEOによるTwitterコメント】
「最近、類似サービス(思いっきりパクリ)が沢山あります(≧∇≦)皆さんご注意くださいね。」
 
https://twitter.com/ossanrental/status/925579224148148224

「皆さん!類似サービスです!!お気をつけください!https://t.co/O8mIZeX01r」

 
西本さんの心中穏やかでないお気持ちは伝わってきますが、具体的に「誰に対して」「何を」注意しろ気をつけろというのか?残念ながら詳細がまったく不明です。

レンタルしようとするお客様に対するメッセージなのか?
西本さんの元で活動してるおっさんに対してか?
あるいはおっさんレンタルに登録しようとするおっさんに対してなのか?
類似サービスを利用するのが「危険」だと言いたいのか?
だとすればその根拠は?

西本さんが運営する「本家」なら安全なのか?…これは残念ながら、「中に居る」私にも自信を持って言い切ることができません。本当に残念なんですけど…。
 
 
次に、レンタルを利用するお客様の立場。
これは、どこのどのおっさんを選ぶかはご自由にどうぞ、以上!
…なんですけど、つい先日私のお客様から、

西本さんのおっさんレンタルがサイトリニューアルしたのかと思って、「幸せのおっさんレンタル」のおっさんを申し込んでしまった。よく見たら「おっさんの登録費用は無料」とか書いてあって、お金も払わず西本さんの面接も受けてない怪しいおっさんなんかレンタルしたくない。心配なんだけど、「あちら」のこと何か知ってる?

というご相談レンタルを、先日していただきました。
 
私は「パクリサイト」に関して何も情報を持っていないので、お答えのしようが無かったのですが、起こり得る事態を早くも目の当たりにしました。「パクリサイト」はおそらく、お客様のこういう「勘違い」を狙っている。

なんかイヤですね。
(※その後「無事にキャンセル」したとのこと)
 
 
最後に、私も含め西本さんの元でおっさんレンタルの活動をしているおっさん、あるいは新たにおっさんレンタルを始めようとしてるおっさんの立場。
これは、皆さんそれぞれいろんな考えをお持ちでしょう。
(※ここからが長いよ←)
 
冒頭で申し上げた通り、同業者が増えること自体は、私は好ましいことだと思っております。
 
若い人はご存知ないかもしれませんが…、昔は松屋もすき家も無くて、牛丼チェーンは吉野家だけでした。吉野家が牛丼という新しいファストフードの文化を生み出し、後発の松屋とすき家とともに「牛丼を食べる文化」をさらに広めていきました。業者間の熾烈な競争ももちろんありましたが、牛丼を食べる人口も増えました(※具体的な数値データは…、知りません←)。ラーメンやハンバーガーから牛丼に移ってきた人も多くいるはずです。
 
そうです、「ライバルが増えた」なんて嘆いてないで、「おっさんをレンタルするという文化」を広める努力をすればいい。
 
私が「パクリサイト」を嫌いな理由、それは美魔おっさんご指摘の通り、ネーミングをはじめパクリがひど過ぎるからです。じゃあ、なぜパクリがダメか?
 
このサイトが「本家」からパクってるさまざまなフレーズ、

「イケてると勘違い~」
「全力で人を応援~」

など、これらは頭だけで考えられたうわべだけの言葉でなく、おっさんレンタルの西本CEOのレンタル経験から出てきたものです。「パクリサイト」の運営者は女性であるらしく、当然レンタルされた経験なんかないですよね。
 
類似サービスを始めること自体は自由、勝手にすればいい。だが「本家」のフレーズを丸ごとパクる行為には、言葉を生み出した人とその経験に対するリスペクトが無い。

コカコーラのCMを見て、ペプシコーラを飲む人は居るかもしれない。でもペプシコーラは決して「スカッと爽やか」とは言わない(←これも若い人は知らないかもね)。そういうことを恥ずかしげもなく躊躇せずにおこなう人物に、類似サービスを始めて欲しくない。
 
私は西本さんの著書「おっさんレンタル」日記のファンです。私はこれを読んでおっさんレンタルを始めたと言っても過言ではありません。私はこれを読んで「西本さんにできるならオレにだってできる」という勘違いをして、それが現在も続いています。

「おっさんレンタル」日記は出版物ですから当然、ライターさんや校正・編集の手を経ており、西本さんひとりだけの文章ではないと思います。しかし、西本さん無しでは絶対に生まれなかった書物。

私は個人的に、おっさんレンタルの類似サービスを運営してもよいのは、こういうノンフィクションを「生み出せる経験を持つ者」だけだと思っております。
 
 
別の視点からも、問題点を指摘します。
たびたび私のブログで紹介させていただいてる大人気のおっさん、おっさんレンタルOBである「表参道ノハゲ」さん(通称ノハゲさん)の少し前のブログ記事(→こちら)最後のほうに、興味深いお話がありました

おっさんを10人以上レンタルしたお客様のお話で、どのおっさんもノハゲさんに対抗意識むき出し。
ノハゲさん自身も他のお客様から、ノハゲさんの悪口叩いてるおっさんの話も耳にする。

……お前ら、馬鹿か?
 
ノハゲさんは随分優しい書き方してるが、レンタル料払って会いに来てくださるお客様があんたの愚痴、他人の悪口を聴いていて楽しいわけないだろ?

あんたのそういう態度がどれだけ「おっさんをレンタルするという文化」の広まりを妨げてるか、分かってるのか?

あんたのライバルはノハゲさんでも他のおっさんでもない、おのれの中に居ることを思い知れ!

どこか別の分野に行かれたほうが、ご活躍できる可能性があると思いますよ。他者との比較でなく、どうか自分が自分であることへの自信を取り戻してください。
(こういうのももしかして「悪口」になるのかな?基本おっさんにはキビシイのでゴメンね。)
 
たぶんこういうおっさんは、レンタル依頼件数が伸びなくて登録料13万円の元が取れず契約更新を見送り、おっさんレンタルから自然に淘汰されるでしょう。

「13万円という登録料によって、質の悪いおっさんの新規参入が阻止される」
…確かにそういう面もあるとは思います。しかし、上記のリブログで美魔おっさんが指摘してる通り、人によっては「13万円くらい、はした金」であり、あまり有効に機能しない可能性もあります。
 
西本さんの「本家」おっさんレンタルの登録料13万円の意義は、実は二年目以降にあると私は見ています。二年目以降も13万円払って更新、これは一年目に金銭面も含めたそこそこの実績(お客様の信頼)がなければできないこと。
 
逆に言えば、結果が出なかったおっさんは更新することなくおっさんレンタルから消えていく…。

私が心配するのは、「本家」でお客様の信頼を得られなかった「クオリティーの低いおっさん」が、登録料無料もしくはより安い登録料をうたってる「パクリサイト」をはじめとした類似サイトで「延命」する事態です。

類似サービスが増えること自体は良い。それが果たして「おっさんをレンタルするという文化」に資するのか?残念ながら疑問が残ります。

単に13万円払えない(払わない)だけのおっさんが集まるサイトに成り下がりはしないか?
 
「本家」での更新を見送った一部のおっさんが、「パクリサイト」のほうに登録してるとも聞く。今後も出てくるかもしれない。そういうおっさんに一言モノ申す。

「パクリサイト」がどれだけ酷いパクリをしてるかは、身をもって理解してるはず。

いくら登録料が無料あるいは安いからと言って、そんなところにいくおっさん、オレは嫌いだ。
(※だからナニ?と言われれば、それまで。)
 
更新を見送ったおっさんの中には、単純に本業が忙しくてレンタルに当てる時間が足りず、登録料に見合う活動ができなかった人もいたかもしれない。「惜しまれて」去って行った人もいたかもしれない。
 
西本CEOの姿勢や対応に失望あるいは疑問を持って去って行ったおっさんもいる、という話も聞いたことがあります。

実は私もこの二年間で、お客様対応や運営上のことについて西本さんに苦言を呈したり、前向きな提言をしたことは一度や二度ではありません。

より効率よく運営できるよう、お客様により安心してレンタルしていただけるよう、おっさんたちからアイデアを募ってみては?こんなことを申し上げたこともあります。

残念ながらほとんどの場合、「ハイ!分かりました!」「検討します!」で終わり…。実際に会って話せば、すごく面白くていい人なんですけどね。
 
「ほら言わんこっちゃない」みたいな言い方はしたくない。でもやはり、こういう「パクリサイト」の出現は起こるべくして起こった気がします。

西本さんの敵は「パクリサイト」ではなく、もしかしたら西本さんご自身の中にあるのかもしれません。
 
「本家」の強みはズバリ、よその類似サービスにはまだない、おっさんレンタル歴史そのものです。

具体的には、二年目三年目と更新を重ねるおっさんを増やすことが「本家」の存続と発展に繋がると考えます。「本家」の登録料は、年一括払い。今思えばこれも、意外に大きな強みである気がします。

よそは月々払い、つまり気軽に始めていつでもやめられる。果たして歴史を積み重ねていくことができるか、見ものです。

私に思いつくのはこれくらいですけど、他に「パクリサイト」に負けないためのいいアイデア、ございませんかね?
 
言いたいことはいろいろあるが、私はあくまでもおっさんレンタルの活動は「西本さんの元で」続けたい。この点において私は迷ったことはありません。
 
ここまで言っておいてなんですが冒頭で申し上げた通り、わたくし11月26日(たぶん)からおっさんレンタルのサイトから消えます。
 
これについては、次のブログ記事で説明いたします。
 
 
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おっさんレンタルのお申し込み・お問い合わせはこちら
 
 
 

まずは、関東で活動されてる射手座右利きさんによる、下記のブログ記事をご一読ください。私のブログと違って短くてスッキリ、すぐに読み終わりますので。
 


 
おっさんレンタルのおっさんが、「あのちゃん」というアイドルさんに直接触れて「エロいダンス」をしたという「事件」。しかもそのシーンを堂々とテレビ番組として放送までされたという…。
 
射手座さんは問題のおっさんについて、「哀れ」「情けない」という言葉で評されてます。私もこれを知ってからというもの、「怒り」とか「ショック」なんて言葉では表し切れない、何とも言えない思いに駆られております。
 
まずは「あのちゃん」と彼女を大切に思っておられるご家族やファンの方に対して、「おっさんレンタルのメンバー」として、それ以前に「彼女よりもずっと先に生まれて大人になってる一人のオトコ」として、心よりお詫び申し上げます。
 


フジテレビのこの番組は関西では放送されていないため、私は存じ上げませんでした。射手座さんには、ブログ記事での情報提供に心より感謝申し上げます。
 
おそらく問題のおっさんは、もう既に自身への数々の批判を見聞きしてそれなりにヘコんでるだろうから、オレの口からはこれ以上執拗に責め立てるのは控えることにする。別にてめぇのこと(←いちおう年上だからこういう呼び方やめとく)あんたのこと擁護する気はないが、責められるべきはあんた一人だけじゃないと思ってる。
 
 
本題に入る前に、20年くらい前に私の身に降りかかった出来事のお話をいたします。
 
当時私は28歳、添乗員(ツアーコンダクター)という仕事を始めて間もない頃でした。一泊二日の国内ツアーで、とある温泉旅館に宿泊した時のこと。館内エレベーターの中で、70歳前後の女性ツアー客二人組と鉢合わせになりました。


あまり嬉しくはないが、これ自体はよくあること。相手はお客様ですから、軽く会釈してひとことふたこと言葉を交わしました。お客様、ややお酒が入ってるようで、微妙にテンション高め。二人のうちの一人が、何だか並々ならぬ表情で私のことをじっと見つめてくる。そしてその次の瞬間、


いきなり私に抱き着いてきやがった!!
 
何しやがるっ!!💢💢ムキームキームキー

この、ク○B○ァ!!💢💢ムキームキームキー
(※以後、余計な波風を避けるため、KBBと表記します。)
 
小さい頃からオバケとか暗いところをあまり怖がらなかった私ですが、「身の毛もよだつ」という感覚をあの時生まれて始めて味わった気がします。


あれは完全に「脊髄反射」でした。沸騰したヤカンに誤って手を触れた瞬間「アチッ!」って手を離す、あの動作です。突き飛ばしてやろうとか考える間もなく条件反射的に体が勝手に動いて、抱き着かれたその瞬間気がついたらそのKBB


吹っ飛ばされてエレベーターの壁にたたき付けられてた。


そのままKBBを睨みつけながらひとこと、


「そういうこと、しないほうがいいと思いますよ。」


と静かに言い放ち、場を離れました。なかなかの衝撃だったはずですが、よくエレベーターが緊急停止しなかったものです。
 
本当は怒りと気持ち悪さで腹の中は煮え繰り返ってたのですが、まだ若かったのによく冷静に対応できたと今でも思います。まあ今だったら抱き着かれる前にサラリと身をかわせてると思いますが、いろんな意味でまだまだ若かったです。
 
これ、下手をすれば

「28歳の若者がバァさんを突き飛ばした」

あるいは、

「暴行加えた」

みたいな話になってたと思います。


文字通り密室内の出来事で、エレベーター内の3人以外、目撃者は居ない。ましてやこちらはツアーの添乗員、相手はツアーのお客様。こんなことが旅行会社に知られたら間違いなくクビだろうな。
 
でもあの時の私の気持ちは意外とサッパリしておりまして、クビになったらなったで仕方ない。こんな思いをさせられて、もしこっちの言い分も聞かず「我慢しないお前が悪い」とか言ってくるような業界なら、

こっちから辞めてやる!

そう覚悟を決めてました。


もしKBBが事を荒立ててきたら徹底的に闘ってお前の恥をさらしてやるからな!と息巻いてましたが、面倒なことはせずに済みました。
 
結局、ツアー終了後何も起こらず。きっと、あのKBBが何も言わなかったのでしょう。その後私は添乗員としてのキャリアを重ね海外ツアーにも出るようになり、世界中を飛び回ることとなります。
 
当時起こったことのお話は、以上です。
 
あのKBBが普段から手当たりしだいに若い男に抱き着いてる、なんてことはたぶんないと思います。


そもそも腕力でかなうはずがない私に、普通ならあんなことするはずがない。あくまでも自身が「お客様であるという立場」を利用して、相手が「ある意味弱い立場」である添乗員だからこそできた、一方的で卑劣きわまりない行為です。
 
若かりし頃の私と今回の「あのちゃん」の置かれた立場が、まったく異なるとはいえ通じるものを私は感じました。長々と関係ないお話してすみません。
 
 
「エロいダンス事件」のお話に戻ります。

被害に遭われた「あのちゃん」、詳しくは存じ上げませんが、アイドルとして芸能活動されてる方。競争の激しい芸能界においてテレビ番組に出演することは、ご自身にとって非常に大きなステップアップであろうと思います。誰もが掴めるわけではない、大きなチャンスの中に「あのちゃん」はおられました。
 
だから嫌なことされても、あからさまに拒絶できない。


自分の「わがまま」で番組を壊すわけにいかない。


そこには「プロの芸能人としての強い信念」があったのかもしれないが、突然の出来事に驚き身体が固まって声も出せなかっただけかもしれない。

(※大半の女性は恐らくそうなるでしょう)


 
あの場あのタイミングで、彼女が自分の意思をきちんと表明するのは困難であろうと、いい歳したおっさんなら想像できるだろっ!!
 
いや、これはちょっと言い過ぎかな?
あの状況で、同じことをやらかす「おっさん」は多いと思う。
 
でもね、あそこに居たのはおっさんレンタルのおっさんだったよな?

確か。


接触禁止だからこれはできません!

と言えたよな?

おっさんレンタルのおっさんだから。
 
あと、やらかしたおっさんの両側にもあと二人、別のおっさんレンタルのおっさんが居たよな?

確か。


それはダメ!

と言って止めることできたよな?

おっさんレンタルのおっさんだから。
 
オレがもしあの場に居たら、たぶんちょっとした修羅場になってたと思う。


事を荒立てずおとなしく傍観するのが、おっさんの採るべき態度なのか?


おっさんレンタルのおっさんは、お客様にレンタルされてレンタル料をいただくおっさん。そこらへんのおっさんとは違う、というところをオレは見たかった。


「おっさんの地位向上」のため、日々活動してるんだろ?
あの場に居たおっさんたちに、そこまで期待するのは間違いだろうか?
これはオレの独りよがりな思いなんだろうか?
 

もう少し言えば、あの場には番組スタッフだったり、カメラマンだったり、いわゆる関係者という「大人たち」が他にも居たはず。


誰ひとり、止めに入らなかったんですね。
 
放送したのは、最近「保毛尾田保毛男」問題で社長が会見で謝罪した件の記憶がまだ新しい、フジテレビ。


今回の「ハイポール」での「セクハラ放送」のほうが、直接人に不快感を与えてる現場をそのまま放送して面白がってる点において(※ちっとも面白くないが)、より深刻な問題だと思います。


「保毛尾田問題」でのフジテレビの対応と社長の謝罪内容について、私は個人的に大きな疑問を持っておりますが、今それには触れません。あの件で社長まで出てきて公開謝罪するならば、会見しなくていいのでフジテレビの誰か偉い人が「あのちゃん」に土下座でもしに行くべきだと思います。


 
やらかしたおっさんへ。


彼女がどれだけのショックを受けたかは、当たり前だが本人に聞かなきゃ分からない。意外にケロッと「別に気にしてませんよ♪」とかおっしゃるかもしれないが、もう二度とあんたの顔なんか見たくないかもしれない。間違っても彼女のライブに出かけて「謝りに行く」なんてことはせず、今後彼女に出くわすことないよう最大限努力すべし。それがせめてもの償いってもんだ。
 
あの番組を見て、「おっさんをレンタルしてみよう!」と思う人はまず居ないと思います。真面目にレンタル活動してるつもりの身としては、迷惑きわまりない事件でした。


いったい何のためにテレビに出たんだ?
 
関西では放送してなかったのが個人的にはせめてもの救いですが、こうしてブログ記事にしてしまった(_□_;)!!射手座右利きさんを見習って、内部からの「自浄作用」を示すべく、こういう発信もしていかなければいけないかもしれませんね。
 
今回やらかしたおっさんをはじめ関係したおっさんたちは、このブログ記事を上げた日現在、まだおっさんレンタルに在籍してるようです。まあそれはおっさんレンタルの西本CEOがお決めになることなので、そういうことなのでしょう。私も含めどのおっさんをレンタルするかは、お客様がお決めになることです。
 
私からひとこと申し上げるとしたら、これだけ叩かれたおっさんが、性懲りもなく同じことをやらかす可能性は低いと思います。あくまでも一般論として、会ったことないから本当のところは知りません。
(※別に擁護なんかしてないからな!)
 
私はこのブログを書くに当たって、おっさんレンタルをやってる他のおっさん、あるいはおっさんレンタルを始めようと思ってる男性に読まれることを、実は以前からかなり意識しております。


オレが絶対正しいとは言わない。

やり方は人それぞれでいい。


とにかく「おっさんをレンタルするという文化」がもっと広まって、多くの人に喜んでほしいと思ってる。
 
ひとりでも多くのおっさんと、この思いを共有できたら嬉しいです。
 
 
 
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