参考文献
いよいよ明日
というか今日
修士論文の提出締め切り日です。
ここ何日か
比較的(当社比ですが)
ガンバったので
何とか体裁は整いました。
論文を執筆したことがある方はご存知だと思いますが
自分の論文の中に理論を全て詰め込むことは
現実問題不可能であり、参考文献として論文の末に記述します。
Webでいうとリンクのような機能です。
ここで注目すべきは
参考文献として
評価の高い、いわゆる有名な論文を掲載している論文は
そうでない論文を掲載している論文よりも評価が高くなるという点です。
Google検索のアルゴリズムに関する知識がある方はお分かりだと思いますが
この考え方は
ページランクの考え方と似ています。
ちなみにページランクというのは
本のページのようなページではなく
Google創設者の一人
ラリー・ペイジのペイジ(ページ)です。
ラリー・ペイジはミシガン大学で計算機工学を専攻した後
スタンフォード大学の計算機学科の博士課程に進学
セルゲイ・ブリンと出会いGoogle創設に至っています。
ページランクの発想は論文の参考文献の考え方に由来するものかもしれませんね。
僕の研究の師匠であるN先生も
ミシガン大学に在籍し、計算力学に関わる専門分野で研究をしていた過去があります。
ちょうどラリー・ペイジと同じ頃です。
最近またちょっと
技術に惹かれつつあります。。。
ブランド請負人
久々の更新です。
最近は修士論文が架橋に入っており
研究室にこもる毎日です。
ミュージシャンがアルバム制作中に
スタジオにこもるのと同じようなものだ
と思い込んで
(これだとかっこいい感じがするので)
研究室生活を送っています。
日経ビジネスから
ブランド請負人と呼ばれる人たちについて。
テレビ、ネット、メール、街頭看板・・・・と広告媒体が増える中で
ブランドの構築が業績に直結する時代になっている。
この記事を読んでクリエーターというキーワードから
下の本のことを思い出しました。
- ダニエル・ピンク, 大前 研一
- ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
この本で
これからの時代で成功を収めるには
左脳だけでなく右脳の発達が重要だ
と言うことが書かれています。
つまり
ただ効率よく仕事をするような
左脳主導型の労働は賃金の安いインドや中国に
とって代わられるため
感性や共感といった右脳の能力
芸術家タイプと言われるようなクリエイティビティを
持ち合わせていなければならないと。
ブランド請負人と呼ばれる人たちは
まさにこのタイプの人間だと思います。
しかし、一方で
ただいわゆる外見だけ磨いていても
中身の質を伴っていなければ消費者には受け入れられない。
しかも、ネットの環境の発達で
企業の透明化が進み
口コミなどにより企業の評価が一瞬でガラッと変わってしまう現在
自動車のエントリでも書いた「質」の充実も
ブランド構築には必要不可欠だと思います。
何かの本でも書かれていました。
「ブランド=信頼」
だと。
そう考えると
ブランド請負人だけでなく
社員一人一人がブランドを構築する要素であり
社員一人一人がブランド請負人であると言えるかもしれません。
地域格差
東京から帰ってくる度
感じます。
インターネット回線の東京と京都の下り速度の違いを。
東京のマン喫は速かったなぁ。
ブロードバンド化が進んでいるとはいえ
地方はまだまだ高速化の余地あり。
さらに
こらからは上りの速度も重要になると思います。
僕は4月から東京で暮らすのでいいですが
もし、地方で過ごすなら
上りも下りも速くして欲しいでしょうね。
slatecがない。
修士論文の提出日が2月1日。
現在執筆中ですが、まだ結果が出きっておらず
平行してコンピュータに計算させてます。
どうも今のマシーンだと間に合いそうにない
そこで、年末に研究室に持ち込まれた
Itaniumの64bitのハイスペックマシーンでも計算させてやろうと
そのマシーン用に、いくつか数値計算ライブラリをインストールした。
pardisoとかはうまくいったのに、slatecがない・・・・。
そもそも使い慣れた今のマシーンはDebian系なのに
ハイスペックマシーンはRed hat系・・・・。
パッケージのインストールの方法もままなりません。
果たしてうまくいくのかなぁ。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
はい。英語とカタカナばかり。
こんな普通の人が読んでも意味の分からない文書を書いている時点で
病んでいるのでしょう(笑)
先行者を抜く「質」
自動車ネタが多いですが
今週はトヨタ、フォードの提携の記事から。
といっても、記事の趣旨とは異なりますが・・・。
トヨタの創業者、豊田喜一郎が
”日本のヘンリー・フォード”を目指して自動車業界に参入した時、
「自動車なんか金にならない」
と言われていたという話は有名です。
そのトヨタは2007年
販売台数でGMを抜き、世界一となる公算が大きい。
品質
トヨタがここまで大きくなった理由だと思います。
「日本車は性能が良い、アメリカの車はすぐに壊れる。」
と小学生くらいの時にすでに聞いたことがありました。
結局最後にものをいうのは質なんだなと。
インターネットにも言えるのではないでしょうか。
負の部分が取り上げられがちなインターネット。
物質として目に見えないもの故
余計にそうなっているのかしれません。
しかし
自動車が出てきた時も多分、負の部分は取り上げられていたでしょう。
危険だ、とか環境に悪いだとか。
それでも、今は
人々の生活になくてはならないもの
文明の象徴
憧れるもの
になっています。
質を高めれば
きっとインターネットも自動車と同じようになる日が来る。
となると
現在質や技術において、おそらくトップを行くGoogleを抜くには
さらに上を行く質や技術が必要なのかもしれません。
高校サッカーに影響されて・・・フットサル!
内定者(ルイ、ナリ)とドリコスズ(あえてドリコスと呼んでやる)と
フットサルをしました。
楽しかった
ここ何日か
研究室で修士論文ばかりだったので
久々の運動は気持ちよかったです。
ちなみに
修士論文ばかりと言っても、そんなに進んでないです・・・・
とにかく
明日からまた
PCに向かってパスするか
たまにはシュートを決めてやりますよ
おもしろおかしく
帰省していたため
京都に帰ってくるとポストに2冊の日経ビジネスが・・・
というわけで
まずは先週の日経ビジネスから
特集 「どうせやるなら世界一」。
ありがちかもしれないですが、いいコピーだと思います。
僕の気を引いたのは
堀場製作所の精神「おもしろおかしく」。
京都にいながら
堀場製作所のこの精神を知りませんでしたが
サラリーマンのイメージをガラッと変えてくれます。
以下、いくつか堀場雅夫氏のインタビューから抜粋です。
日本人はなぜか仕事とはしんどくて大変なものだと頭に刷り込まれている。
すぐに「ご苦労さん」とか「お疲れさま」と言うでしょう。
もっと利己主義でいい。自分を大切にせなアカンと思います。
人生80年のうちの最も貴重な40年間使う仕事が「おもしろおかしく」なくて、何のために生きるのか。
お役所はいつも労働時間を短くして労働者の負担を減らそうと言うけれど、僕はいつも労働基準局に
「炭鉱労働者じゃないんだから時間なんて関係ない。おもしろい仕事をしているか、嫌な仕事をしているかの方を調べろ」
と言いました。
会社は舞台です。経営者は演出家で、社員は俳優、資本家は劇場主。
「ウィン・ウィン・ウィン」
世界一に本気で挑戦するということは、仕事というより生きがいです。
今、学生の多くは
仕事は辛くてしんどいものだという前提で就職活動をしています。
それは自分が夢中になれる瞬間を自覚できていないからかもしれません。
仕事を生きがいにして、40年間夢中になるために
僕もかくありたい
「どうせやるなら世界一」
再会効果
今日、高校の頃の友達と久々に会いました。
僕より先に社会人として日々の生活を送っている彼らは
それぞれのステージで悩んだり、楽しんだりしてるわけですが
人間の根っこの部分は相変わらずで
久々に腹がよじれるくらい笑いました
こういう久々の再会というのは
その時間ももちろん楽しいですが
明日からの生きる力を充電できる機会でもあると思います。
出会っていなかった間
僕たちは異なる場所で異なる物事に取り組んでおり
互いに何をしているのか知りません。
友達のワキヒロが中学校のサッカー部の顧問をしてて
指導者という立場に関係なく、持久走で生徒と一緒に走り
大人げなく一生懸命走っているのにいつも2位どまりなのを僕は知らないわけです。
だから、かなり久々に再会して近況などを報告しあうと
互いの人生の一部を垣間見ることができ
大切な友人が生きていること、確かに生活していることを
悩んだり、一生懸命仕事に対峙していることを
実感できるのです。
その実感が、自分に生きる力を与えてくれるような気がします。
「あいつ走らんでもいいのに必死に走ってるんやぁ」と。
自分も負けじと課題を乗り越えようという気になります。
この力がいい方向に働き、成果を出すことができれば
この再会のスパイラルはナイスですね。
今後も何年に一回かは、こういう再会の機会を必ず設けたいです
ちなみに効果どうこうより
会って話すのが楽しいから!というのが一番の理由ですが
さあさあ、明日から修論やるぞ~