[3] 天気表示編 / Garmin スマートウォッチ導入記 | Photo Life in Toyama

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富山の写真家 林治のブログです

[3] 天気表示編 / Garmin スマートウォッチ導入記

 

いつも Photo Life in Toyama へご訪問いただき、ありがとうございます。

さて、今日は天気とスマートウォッチのお話です。

 

私の場合、日常的にGarminスマートウォッチで天気情報をチェックしているので、そのあたりをご紹介します。

※本記事は Garmin fēnix 7X Pro Sapphire Dual Power を基準に記事を書いています。

 

 

注意 現在、Garmin fēnix 7X Pro Sapphire Dual Power (以下 Garmin Fenix 7X Pro)に関して、以下の記事を掲載しています。

よろしければ、是非ご覧ください。

 

[1] Garmin スマートウォッチ導入記 / なぜGarminを選んだか

[2] Garmin スマートウォッチ導入記 / ウォッチフェイス編

[3] Garmin スマートウォッチ導入記 / 天気表示編

[4] Garmin スマートウォッチ導入記 / Garmin 登山用の機種選択

[5] Garmin スマートウォッチ導入記 / 登山での設定・使い方

[6] Garmin スマートウォッチ導入記 / おすすめウォッチフェイス7種

[7] Garmin スマートウォッチ導入記 / 日出&日没・月の満ち欠け表示

[8] Garmin スマートウォッチ導入記 / Suica機能の使い方
[9] Garmin スマートウォッチ導入記 / 睡眠管理に使う

 

 

右差し 本記事のINDEX

 

1. Garmin Fenix 7X Pro Sapphire Dual Powerで天気を見るには

(1) ウォッチフェイス画面から呼び出す方法

(2) 天気ウィジェット(Garmin標準)で見る方法

(3) Weather Pro Widget を使用する方法 

(4) ウィジェット、アプリを素早く呼び出す方法 

ー 天気表示のまとめ ー

2. 追記:Garmin 標準天気とOpenWeatherMapほか

 

  1.Garmin Fenix 7X Pro Sapphire Dual Powerで天気を見るには

 

ここでは、Garmin Fenix 7X Proで天気を見る方法のうち、一般的な2つの方法「ウォッチフェイス画面から呼び出す方法」と、Garmin スマートウォッチに標準装備されている「天気ウェジェットから見る方法」を説明いたします。

また、人気の天気ウィジェットである Weather Proの使い方と画面表示を追記しました。

 

このWeather Proは、正確な天気情報で知られる Open Weather Mapを使用して天気情報を表示するものですが、ちょっぴり面倒な Open Weather Map APIを取得する必要がないので、API取得に慣れていない方でも手軽に導入できる優れものです。

 

(1) ウォッチフェイス画面から呼び出す方法

 

日常的に天気を閲覧される方は、通常時も天気表示があるウォッチフェイスを使用し、詳しく知りたい場合にはウォッチフェイス画面を長押しして詳細画面を呼び出す方法が便利で実用的だと思います。

 

ただし、この方法で呼び出す天気画面は、一般的には「Garmin標準天気」となります。

 

Garmin Fenix 7X Proでは、ウォッチフェイス画面に表示している項目部分を長押しするとその詳細が表示されるのが一般的なので、一番使い勝手が良い方法だと思います。(ただし画面を長押ししてもその先に飛ばないウォッチフェイスもあります)

 

私が日常的に使用している以下のウォッチフェイス画面でご説明します。

 

丸ブルー 画面中の天気情報部分を長押しする

 

下の画像の赤丸部分=ウォッチフェイスの「天気」部分を長押しします。

 

 

丸ブルー すると、下のように あらかじめ設定しておいた場所の天気、最低気温・最高気温・体感温度・降水確率などが表示されます。(画像は現在地が設定されている場合)

 

 

丸ブルー 画面を下へスクロールすると・・1時間ごと画面

 

 

丸ブルー さらに画面をスクロールすると・・今後数日間の天気画面

 

 

丸ブルー 表示対象の場所を変える

 

また、天気を表示する対象の場所を変更するには、天気画面でメニューキー(時計・右上)を押し、現れた画面から場所名を選びメニューキーを押す。(ここでは上高地)

画面のように、あらかじめ場所を登録しておけば一瞬で選択できます。

 

 

丸ブルー 下のように、上高地の天気と気温等が表示されます

 

今日の上高地は 最低気温 -15°C、最高気温 -6°C、晴れで降水確率 0%のようですね。

 

 

(2) 天気ウィジェット(Garmin標準)で見る方法

 

Garmin標準の天気ウィジェットを単独で呼び出して見る方法です。

普段天気表示のないウォッチフェイスを使用している場合などはこの方法で天気を確認します。

 

丸ブルーウィジェット一覧を表示し「天気」を選択する

 

ウォッチフェイス画面の状態で UPキーまたはDOWNキーを押すとウィジェット一覧が表示されます。

UPキー/DOWNキーを押すか画面をスワイプし、この中から「天気ウィジェット」を探して、フェイスをタップするか右上のSTARTキーを押します。

 

ウィジェット一覧から「天気」を選択する

 

天気のメイン画面が表示される

 

丸ブルーメイン画面を表示し、スクロールして詳細を見る

 

メイン画面が表示されたら、さらに下へスクロールすると「1時間ごとの天気」「今後数日間の天気」「12時間の温度変化」など詳細画面が切り替わります。この操作方法は (1) ウォッチフェイスから見る方法 の画像による説明と同じなので、そちらをご覧ください。

 

1時間ごと画面

 

(3) ウィジェット Weather Pro Widget を使用する方法

 

スマホから Garminが提供するConnect IQアプリを使用して、Garmin スマートウォッチに様々なウィジェットを組み込むことができます。ここでは使いやすておすすめの天気ウィジェット Weather Pro Widget をご紹介します。

 

丸ブルーConnect IQで"ウェザープロウィジェット"をインストールする

 

スマホの Connect IQからアプリ一覧を表示し、区分「天気」のタイトル文字をタップすると天気に関するアプリ/ウィジェット一覧が表示されます。その中からウェザープロウィジェット(下画像の一番上)を選び Garmin スマートウォッチにインストールします。

 

 

丸ブルー"ウェザープロウィジェット"の起動

 

・ウォッチフェイス画面の状態で UPキーまたはDOWNキーを押すとウィジェット一覧が表示されます。

・UPキー/DOWNキーを押すか画面をスワイプし、この中から「Weather Pro Widget」を探します。

 

下画面を見ると、すでにこの状態で必要な項目が表示されていますね。

ここは 曇り17°C、体感16°C、最低気温11°C / 最高気温17°C、そして降水確率は2%です。

 

 

丸ブルーWeather Proのメイン画面を表示する

 

タップするか右上のSTARTキーを押すと、下の画像のように、Weather Pro のメイン画面が表示されます。

 

 

丸ブルー下へスクロールすると、さらに詳細画面が表示される

 

1時間ごと天気①(12時間)

 

1時間ごと天気②(12時間)

 

気温・降水確率・気圧・風量 時間ごと推移

(12時間)

 

日別天気(今日を含めて7日間)

 

各種項目の推移(今日を含めて7日間)

 

(4) ウィジェット、アプリを素早く呼び出す方法

 

ウィジェット・アプリを素早く呼び出す方法として、Garmin スマートウォッチには キーに機能を割り当てる「ショートカット」が用意されています。

例えば START・STOPキーを長押しするとGarmin標準天気が起動するといったものです。

 

しかし普通にショートカットを登録しようとすると、Garmin標準添付以外のウィジェット・アプリを登録することができません。

 

そこで、以下のようにキーに「最新のアプリ」をショートカット登録することによって、よく使うアプリを素早く呼び出すことができるようになります。 → ここではSTART・STOPキーを長押しするとアプリが起動する例です。

 

丸ブルーショートカット登録のしかた

 

・UPキー(左側真ん中)を長押ししてメニューを開く

・「システム」を選択

・「ショートカット」を選択

・ショートカットを割り当てるキー(ここでは「START長押し」)を選択

・「最新のアプリ」を選択

 

こうしておくと、日常生活中 スマートウォッチのSTARTキー(右側・上)を長押しした場合に、下画像のように最近使用したアプリの一覧が表示されるので、スワイプして Weather Proを選択するだけで素早く起動することができますね。

この方法は他のアプリを起動する時も使える方法なので、覚えておくと便利だと思います。

 

最近使用したアプリが表示される

 

天気表示のまとめ

 

ここまで、Garmin スマートウォッチで天気を表示する方法について、いくつか例を挙げて説明してきました。

Garminではたくさんの天気関連ウィジェットやアプリが準備されているので、いくつか使用してみて好みに合うものを選択していただければ良いと思います。

 

なお、天気情報に関して私のおすすめの方法をまとめておきます。色々と試してみてください。

 

丸ブルー 頻繁に天気情報を確認する人におすすめの方法

 

・「天気情報が常時表示されていて」「天気情報を長押しすると詳細に飛ぶことができる」ウォッチフェイスを使用する


丸ブルー 常時確認はしないが、時々天気情報を確認する人におすすめの方法

 

・ショートカットに「最新のアプリ」(最近使用したアプリを呼びだす機能)を登録しておき、ここから天気ウィジェットを参照する

 

丸ブルー どちらの方法でも、気に入った情報元の天気情報を選ぶ

 

・天気情報を表示するウォッチフェイスには、Garmin天気を使用するものと、Open Weather Map(またはその他)を使用するものがあります。一般的には Open Weather Mapが信頼されていますが好みもあります。表示される情報を確認して、気に入った情報元を使うものを選びましょう。

 

・また、ウィジェットはGarminウォッチ標準添付の「天気」はGarmin天気を使用しており、(3)でご紹介した Weather Pro Widgetは Open Weather Mapのデータを使用しています。

 

*ご参考

Open Weather Mapを使用し天気表示をおこなうウォッチフェイスはたくさんありますが、私の記事:おすすめのウォッチフェイス でもいくつかご紹介しています。参考にしていただけたらと思います。


以上、Garmin スマートウォッチで天気を確認する方法をご紹介しました。

ご意見等ありましたら、お気軽にコメントでご連絡をお願いいたします。

 

  2. 追記

 

Garmin スマートウォッチの天気表示について、補足として調べてみたことを追記します。(2024.01.31)

以下はGarminスマートウォッチ サポートセンターに掲載されているFAQをいくつか借用して貼り付けたものです。

 

 

Garmin Connectのアクティビティに表示される天気情報はどこから取得されますか?

アクティビティをGarmin Connect にアップロードすると、アクティビティデータの詳細ページにアクティビティ中の天気情報が表示されます。
天気情報は、アクティビティの開始時にスタート地点に最も近い気象観測所から収集されます。ほとんどの場合、地方の空港が気象観測所となります。

気象観測所がすべての気象データを提供していない場合、提供されていない天気情報は表示されません。例えば、空の状態、風速、風向き、気温などの情報が表示されません。

 

 

Garminのデバイスで、天気予報が正しく表示されない

各デバイスに表示される気象データの精度は、いくつかの要因によって異なります:

・各デバイスは、最大で20分に1回、気象データを更新します。
・各デバイス内の天気予報データが古く、最近更新されていない場合は、現在の気温が正しく表示されない可能性があります。
・Garmin Connect Mobileアプリをスマートフォンのバックグラウンド状態で実行したままにしておいてください。アプリを閉じると、気象データが取得できなくなります。
・Garminデバイスの測定単位の設定が正しいことを確認してください(華氏と摂氏)。単位設定を変更する場所については、操作マニュアルを参照してください。

 

 

天気が表示されない・天気データ待機中で更新されない

天気予報ウィジェットを表示すると、以下が表示される場合:
・ウィジェットが感嘆符アイコン(ビックリマーク)を表示する
・天気データが表示されない
・データ待機中…
これは、現在地が最寄りの測候所から遠く離れていることを意味します。この場合、現在地の天気情報は表示されません。

 

一般的なトラブルシューティングの手順:

下記の各ステップを試すと、上記のほとんどの問題が解決されます。

・スマートフォンとGarminデバイスの電源を切り、再度入れます。
 その他のトラブルシューティングを実施した後、もう一度実施する必要があります。
・Garmin Connect Mobileアプリを介してGarminデバイスとスマートフォンがペアリングされていることを確認します。
・GPS機能のあるGarminデバイスの場合は、屋外アクティビティを開始し、上空の開けた屋外に出て、GPS信号を受信してください。
・iOSデバイスの場合、Garmin Connect Mobileアプリが開いているか、バックグラウンドで実行されていることを確認してください。アプリを強制終了すると、天気データが表示されなくなります。

 

 

天気ウィジェットの情報がスマートフォンの天気アプリと一致しない

お使いのデバイスに表示される気象情報は、最寄りの公式測候所 から収集されたものであり、お使いのスマートフォンの気象アプリに表示されるものとは異なる場合があります。
地元の空港が最も一般的な公式測候所となります。

旧型モデルの場合、Garmin Connectアプリで天気の場所を手動で指定できます。この機能に対応したデバイスをお持ちの場合は、以下の手順で特定の場所を設定できます。

注:この機能に対応したデバイスをお持ちでない場合、ユーザー設定ではこのオプションは表示されません。

 

1.Garmin Connect Mobileアプリを開く
2.右下の[詳細]を選択する
3.[設定]を選択する
4.[ユーザー設定]を選択する
5.[天気予報の地域]を選択する
6.[任意の位置情報を使用]を選択する
7.[任意の位置情報]を選択する
8.地図上でお好みの地点にピンを置く
9.[位置を設定する]を選択する

この画面では、設定した位置が表示され、ペアリングしているデバイスのどれにこの機能が適用されるかが表示されます。

 

下矢印

結論として

 

以上のような記載内容から、Garmin 天気ウィジェットやGarmin標準のウォッチフェイスに表示されている天気情報は、正確に言うと情報元が公開されておらず、場合によって表示が不正確な場合があるようです。

 

そこで、定評のある OpenWeatherMap API や Dark Sky API といった世界的な天気情報提供機関を利用するウォッチフェイスやアプリがあり、より正確な天気情報を得たい人はこうした人気のあるウォッチフェイスやアプリを使用しています。

 

例えば、以下の「Chariot B-Shock」ウォッチフェイスなどがこうしたウォッチフェイスにあたります。

 

また、このほかにもOpenWeatherMapを使用するウォッチフェイスはたくさんあるので、Garmin Connect IQで探してみてください。(私の記事:おすすめのウォッチフェイス でもOWM対応のウォッチフェイスをいくつかご紹介しています) 

 

注意 ただし、OpenWeatherMap API 等を使用するには、ほとんどの場合使用者が自分で OpenWeatherMapのwebで APIを使用する申請を行ない、返送されたメールに記載されているIDをウォッチフェイスの設定画面で入力する、といった作業が必要です。

(やり方自体は簡単です)

 

 

「Chariot B-Shock」

 

OpenWeatherMap API を使用したウォッチフェイス