Every Day A Good Day
  • 21Feb
    • 高成寺~小浜公園~白鳥海岸

      小浜西組地区を一回り歩いて最後にきたのがこちらのお寺です。創建は1339年。足利尊氏が全国に建立した安国寺のひとつ。高成寺の名前はこのお寺を再興させた若狭守護の大高重成からきているのだそう。総門の大きさ、境内の広さ、その他の立派な建造物など・・・一見して思ったのは、これだけのお寺を擁することができた当時の小浜の街の繁栄は相当のものだったのだろうなあ・・ということです。中川淳庵の顕彰碑がありました。逆光で撮影してしまったので真っ黒になってしまいましたが・・・💦本堂。こちらのご本尊、千手観音は国指定の重文です。普段は拝観できないようです。小浜のお寺の仏さまはとても保存状態がよくて当時の色彩がいまだにとどまっているものが多いんです。こちらもまた公開される時に戻ってこれたら・・と思います。お寺を出てから隣接する小浜公園に。小浜市内でも有名な桜の名所です。一度、お花見しようかと思ってきてみたのだけど、本当に花見客でいっぱいで車を停める余地もなく、そのまま通り過ぎてしまったことがありました・・・。昨日、桜の開花予想日が発表されましたが、今年は随分早いようですね。小浜公園から道路をわたると海です。海沿いの公園は足元にブルー系のタイルが敷き詰められていて海の青色と同化しているかのよう。写真に撮ったら光の量が多すぎたのか全体が白っぽく映ってしまいましたが、実際の景色も水彩画のような淡い色の風景が広がり、気持ちのいい眺めでした。時々、時間とタイミングがあうとこの近くに夕焼けを見にきます。今度はここの公園にきてみよう。これ、日時計のようです。藪椿がたくさん花を咲かせていました。日本海側では貴重な冬の青空。今年はこの地でも春が早そうです。

  • 20Feb
    • 小浜西組地区を歩く

      重要伝統的建造物保存地区:市町村が条例などで決定した伝統的建造物群保存地区のうち特に価値が高いものとして国が選定した場所のこと。文化庁のウエブサイトをみてみたら、この重伝建地区に相当する場所が福井県には2か所ありました。1つは熊川宿、もう1つが小浜市の小浜西組地区という古い町並みが残る地区です。文化庁重要伝統的建造物保存地区一覧2007年のNHK連続テレビ小説ではここが舞台になりました。(観てない・・・💦)小浜は古くから若狭の中心地、中世の時代は日本海側屈指の湊町として繁栄しました。現在の小浜西組という地名は江戸期に整備された町人地が東・中・西の3組に分けられたことに由来するようです。580mx790mというエリアに商家、茶屋、寺社などが立ち並んでいます。街並みは明治4年の地籍図とほぼ同じだそうです。平成になって修復工事なども施され、格子窓が並ぶ様子は京都の祇園や金沢の茶屋街を思わせます。実際のところ、京都・金沢などの超有名地と違って、ものすごく静か。この通りを端から端まで歩いて、すれ違った人は学校帰りの小学生一名のみという・・・。往時の風情を楽しみながら、ぶらぶらとこの辺を歩きました。見過ごしてしまいそうですが、建物を利用したカフェや料亭などがありました。狭いエリアにお寺も何軒かありました。浄土宗常然寺。門が絵画のフレームみたいです。新緑の頃にきたらすごく美しい絵になるのではないかと思いました。弁柄格子の建物。花街の名残か。この界隈を歩いていると、どこのお宅でも軒先に赤色の飾りが垂れていることに気づきました。これは奈良の古い街角でみたことがあるサルではないか。「身代わり申」といって魔除けの飾りです。これを庚申信仰というのを以前、ならまちを歩いていて知りました。鳥居の向こうにお堂がありました。ここにも庚申堂がありました。庚申信仰は中国に発しているようですし、大陸文化は若狭を通って奈良に至る・・というルートだったことを考えると中国→若狭→ 奈良と伝播していったのでしょうね。若狭経由の大陸との行き来がすたれてしまってからもこうした文化が受け継がれてきたことは素晴らしいことかと思いました。そういえばもうひとつ大陸ぽいのをみつけました。このお地蔵さま。石で作った祠といい、色使いといい、太平洋側で生まれ育った私にはもの珍しく見えて仕方ありませんでした。これも立派なお寺、正法寺。こちらのご本尊も鎌倉時代のものだそうです。茶筅塚。誰も見えない様子だったのでこの謂れを伺う機会もなく。。ここ、立派なお屋敷・・?お店はしまっていましたが、和菓子屋さんのようです。小浜の和菓子やさんではどこでも売られている「でっちようかん」。ここも街並みの一角。歴史のある料亭を利用したお店です。この日はとても素敵なお二人とランチをご一緒しました。。お喋りが楽しくてあっという間に時間が経過していました。ごはんもすごく美味しかったです。街角歩き、もうちょっと続きます。

  • 18Feb
    • 明通寺の雪景色 [福井県小浜市]

      10日ほど前に福井新聞のネット記事で雪化粧の明通寺が紹介されていました。実際に自分の目でも見てみたいと思っていたところ、若狭地方では昨夜から再び雪が降りました。朝、カーテンの外を見たら一面の銀世界です。この時は雪もやんでいたので、午後になってからカメラを助手席に乗せ明通寺まで車を走らせました。このようなお天気だったので今日の参拝者は私でまだ二人目だったそうです。本堂で住職さんのお話を聴かせてもらい、そのあと、外へ出たらまた雪が降り始めていました。古色を帯びた三重塔と本堂に降りしきる雪の情景はあまりにも美しくて暫く言葉を失いました。ただでさえ静かな境内はこの時、外の世界の音から全て遮断されてしまったような静寂の世界でした。本堂です。お寺の創建は806年と1200年以上前に遡ります。現在のお堂は三重塔と共に1200年代(鎌倉期)のもの。その前後の時代と比べてもとても簡素で力強い造りに特徴があるのだとか。本堂で住職さんから伺ったお話で印象に残ったことを忘れないうちにメモしておきたいと思います。*征夷大将軍、坂上田村麻呂が蝦夷征伐で亡くなった敵味方の霊を慰めるために建立。*小浜市は地方の小さい街だが文化財の宝庫。指定文化財が250あり、そのうち60は国指定文化財。明通寺の本堂、三重塔は国宝。仏像の彫り方も他の地方とは違う独特の特徴がみられる。(この地にこうした仕事をする仏師がいたということ)*木には「伐採に適した日」というのがあってそれは年に10日くらいしかない。その10日間以外の時期に伐採した木だとこんなに長持ちしない。当時は「木を切る時期」までも見極めできるプロがいた。*東京スカイツリーの耐震設計は法隆寺の心柱の構造を参考にしている。当時の建築技術は1300年経った今の時代にも生きている。*若狭地方は海流の影響もあって大陸文化の受け入れの地であった。ここを玄関として奈良、京都への道が開けていた。海流の働きは現在のハイテク船舶よりも優れていて、大正時代くらいまでは沖縄の漁師が潮の流れにのって若狭まで漁にきていた。*お寺の多くはかつては秘仏。33年とか60年に一回しか公開されていなかったが、明通寺の本尊も前代の決断により常時公開となった。参道。降りしきる雪の情景を目にした時の気分は満開になった時の桜の花を見る時のそれに近い感じがしました。この美しさは今だけ。ずっと続かない。目の前の一瞬を惜しむようなちょっと切ない気持ちに。このお寺には樹齢500年を数える「かやの木」があります。写真は幹の部分だけ。

  • 16Feb
    • 福寿園茶寮

      以前、京都の四条通りをぶらぶら歩いていた時に見つけた茶寮。本店ビルの2Fにあります。1Fはお茶のお店、3Fは宇治茶とコラボしたフランス料理店、4Fはお茶室があり、5Fは茶器、茶道具を販売されているようです。京都シネマで映画を観た後、ここでお茶を飲みました。テーブルにつくと最初にウエルカムドリンクとして水出しの煎茶を出してもらいました。メニューには大きなパフェやデザートの盛り合わせなど、なんともフォトジェニックな、ときめくスイーツがいっぱいありましたが、見ているだけでお腹いっぱい。やっぱりそんなに食べられない ちょっと珍しそうな「ほうじ茶ブリュレ」をお願いしました。香ばしいほうじ茶を使ったブリュレです。キャラメリゼした部分(ここの部分、大好き)、美味しい。クリーム部分もとても濃厚でした。 サイドに散らしたフルーツやほうじ茶のゼリーがさっぱりとしてバランスをとってある感じです。福寿園本店オリジナルの平安京かりがねほうじちゃを一緒に。温かいほうじ茶は優しくてほっとする美味しさでした。ランチタイムはドリアやスープセットなどの軽食の提供もあるようです。ぜひ再訪したいところです。暖かくなったらパフェを食べにきたいな~。福寿園京都本店京都市下京区四条通富小路角http://fukujuen-kyotohonten.com/

  • 15Feb
    • 中山寺 [福井県高浜町]

      2月11日のお出かけです。上の写真は若狭富士と呼ばれる青葉山の山容です。よくこんなきれいな三角形をした山ができたものだなあと思ってしまいます。おおい町の神社を出た後、その隣町、高浜町青葉山中腹に建つ中山寺に向かいました。736年の創建でここも大変歴史のあるお寺です。檜皮葺の立派なお堂がどっしりと構えていました。このお寺にある馬頭観音像は普段は公開されてませんが国指定の重要文化財だそうです。お堂自体も重文指定だとか。とても美しいシルエットでした。福井県には立派なお寺がたくさんあるのにどこに行っても本当に人がいません。なんかもったいないな!境内だけなら拝観料不要とのこと。夕刻まで撮影の練習をさせてもらいました。お堂は大きな木に囲まれていて山寺という雰囲気。ここから一望できる高浜町の景色がとても素晴らしいものでした。

  • 14Feb
    • 【映画】男と女~人生最良の日々~

      25本目。今回は京都シネマで鑑賞。原題:Les plus belles annees d'une vie監督:クロード・ルルーシュキャスト:アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニアン、モニカ・ベルッチ2019年フランス映画。恋愛映画の金字塔といわれる作品の続編が53年ぶりに同じ監督、キャストで製作されたという奇跡的な作品。副題は「我々は人生最良の日々をまだ生きていない」(つまり、人生最良の時はこの先にある)というビクトル・ユゴーの言葉から。20歳の時、前作の1966年版を見て、私はアヌーク・エーメの美しさにノックアウトされてしまいました。凛とした雰囲気、神々しい美しさ、上品な色気、何気ない言葉に滲む知性。全てが本当に素敵でした。交わされるセリフのひとつひとつがとても粋なんです。大人の女性とはこういう人のことを言うんだとあの時、悟りました。あまり「誰か」に対して熱くならない私ですが、この女優さんだけは私の中で唯一、all time bestな憧れのひと。何度観たかわからないほどこの作品を観ました。・・・というほどの思い入れがあるのでこの作品はちょっと特別扱いです。53年後の二人を描いた今回の作品は大方が会話劇です。それに前作の映像がフラッシュバック的に織り交ぜられ、想いが昔と今を行き来します。プレイボーイだったジャン=ルイは90歳という年齢になってもなお、笑った表情にいたずらっ子のような可愛らしさがあり、87歳のアンヌには穏やかで優しく包み込むような母のような雰囲気がありました。日頃、年をとるのはろくなことないと思いがちだけれど、フランスの映画をみていると年齢を重ねる中で失われていく若さの代わりに経験や思慮の深さ、成熟という得難いものを得た人物たちが、まさに人生最良のときをこれから生きようとしている姿に出会うことがあります。映画館のロビーにいたお客さんの大半は前作の公開時、青春を謳歌していただろう年代の方々でした。私の右に座っていた人も左に座っていた人もラストに近づくにつれ、涙をぬぐっていらっしゃる様子が感じられました。最後のシーンは70年代に別の映画で撮影したパリの街のシーンが使われていました。ちょっと低い目のアングルから撮ったパリの街並みが高速で流れていきます。レースで優勝したジャン=ルイが自分の祝賀会を抜け出して、夜通しかけて800kmの距離を走り、アンヌに会いにいくシーンを思い出しました。フランス映画のいいところは全部を説明しないところです。多くを観客の想像に委ねてしまうんです。観る側は無限の想像の世界に思いを馳せて、感動に身を浸すことができます。映像に自分の思いを重ねてみていたら私もなんだか涙が出てきて止まりませんでした。https://youtu.be/9Yy2Rda9mCE京都シネマのある四条烏丸のビル。アクタスのショップやレストランなどが入ってとてもおしゃれなビルでした。近くに住んでいたら毎週でも通いたいシネマでした。

    • GODIVAxコメダ

      ものすごく久しぶりにコメダへ。ゴディバとの限定コラボ商品をみつけたのでそれを。定番シロノワールのソフトクリーム部分がチョコソフトに代わり、濃厚なチョコレートソースがかかっています。美味しかったし、お得感はあるけど、でもやっぱり「コメダ > GODIVA」かなという感じ。さきほどホームページをみたら限定数に達したので完売と出ていました。わずか一週間ほどの販売だったようですが、随分人気だったのですね。

  • 12Feb
    • 巨樹を見に~伊射奈伎神社~ [福井県おおい町]

      昨日(2月11日)は日本海側の冬にしては珍しい晴天の日!こんな日は出かけないともったいない。でもコロナウイルスで騒がれている最近、都会は避けたいなあ・・ということで、おおい町にある巨樹で有名な神社にいってみることにしました。某ブロ友さんの影響で私も最近、巨樹を見るのが楽しみになりました。参考にしたのは以下のホームページです。巨樹と花おおい町の集落にあり、きれいに整備された神社でした。拝殿の板囲いは雪に備えてのものだそうですが、こちらでは時々見かけます。この神社で有名なのがウラジロガシ(裏白樫)というブナ科の木。鳥居をくぐって階段を上ったところにあります。樹齢600年の古木。下からたくさんの支えが施され、かろうじて立ってるという感じ。当初、二本の木が生えているのかと思ったのですが、上から下まで亀裂が入った姿なのだとか。最上部のほうだけくっついてます。幹の下のほうに空洞がありましたが、天正年間の兵火によるものだそうです。「天正」って戦国時代です。傷を負ってから500年も生き延びていることもすごいこと。木のもつ生命力に驚きます。なんとか読み取れます。「福井県指定天然記念物うらじろがし」。狛犬。足元には「支那事変記念」って書いてありました。参道を歩いているときから視界に入る社殿の前の巨樹二本。すっくと天に向かって伸びています。手前は栂(つが)の木。その横に杉の木。樹高は30mくらい。気持ちいいくらいの真っすぐさ。見上げた時のこの感じがすごく好きです。空間に悠々と枝をひろげてゆったりと構えているようで。境内には他にも巨樹があります。「さかき」の木。これもおおい町指定天然記念物。その横に椿の大木もあり、頭上高くに赤い花が点々と見えました。さかきも椿もこんなに大きかったの??世間でパワースポットといわれる神社でも足を踏み入れた時になんだかちょっと嫌な気配を感じるところもありますが、ここはとても気持ちのいいところでした。きちんと手入れされた境内の様子からも地元の人から大事にされているのが感じられました。ここまで来たらマスクをしている必要もなく、マスクを外して思い切りきれいな空気を吸い込みました。 この後はまだ時間があったのでもう一か所行きました。続きます~。

  • 10Feb
    • わくわく広場で買い物

      先月、守山市のピエリ内をぶらぶら歩いていたら1Fに農産物の直売所がオープンしているのに気づきました(それとも前からあったのでしょうか)。畑で採れたばかりと書かれた野菜や自然食品、焼き菓子、無添加調味料などたくさん販売されていました。少し前に三重に戻った時、津市の高野尾に大きな直売所ができていて、喜んでいっぱい買い物して帰ったのですが、こういうの、見かけるとつい寄り道して買い物してしまいます。感想:玄米粥はフリーズドライになったものでお湯を注ぐだけ。食欲のない時とか急いでいる時には良いかもしれないけど、あまり美味しいとも食感が良いとも感じませんでした。シフォンケーキ、パスタはどれも米粉で作られたもの。米粉を使うと小麦粉を使ったものより「もっちり」感が強いです。グラノーラもお米でできたもの。この頃、グルテンフリーを意識した商品が多く、それでどんなものかなと思って買ってみました。別に小麦アレルギーがあるわけでもなく、小麦粉NGにしてしまうと大好きな粉もんの殆どが食べられなくなるので、自分で制限することは多分なさそう。でもグルテンフリーってそんなに良いのかな。というかグルテンってそんなに健康によくないの?たきこみミックスは細切りにした人参、ゴボウ、大根などと一緒に味付けのタレもついていました。これに椎茸とツナ缶を足して先日たきこみごはんを作りましたがとても味わい深いごはんができあがりました。 

    • 【映画】ボーダーライン/食べる女

      23~24本目。原題:Sicario監督:ドゥニ・ビルヌーヴキャスト:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ダニエル・カルーヤ巨大化するメキシコの麻薬カルテルを殲滅するため、米国防総省の特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官ケイトは、謎のコロンビア人とともにアメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織撲滅の極秘作戦に参加する。しかし、仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した作戦内容や、人の命が簡単に失われていく現場に直面し、ケイトの中で善と悪の境界が揺らいでいく。~映画.com~2015年アメリカ映画。原題の意味はスペイン語で「暗殺者」なのだそう。苦手な暴力・殺人シーンがいっぱい登場します。 正直なところ、このストーリーの理解度は半分くらいのような感じでした。観ていて何が何かわからなくて。半分くらい観てからいったん止めて、ネットでストーリー解説を確認しました。その解説を書いていた人もいっていたけれど、現実の麻薬戦争ってこの映画の複雑さと同じくらい、入り組んでいて根が深くて、簡単に説明できないのかもしれません。一瞬のうちに人の命が奪われていく場面からは感傷や同情といった人間的な感情は入り込む隙なく拒絶されているかのようでした。ベニチオ・デル・トロの存在感すごかったです!!監督:生野慈郎キャスト:小泉今日子、沢尻エリカ、鈴木京香、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、ユースケ・サンタマリア etc.,料理をこよなく愛する彼女の家には、恋や人生に迷える女たちが夜な夜な集まってくる。トン子を担当する編集者で男を寄せつけないドドこと小麦田圭子、ドドの飲み仲間であるドラマ制作会社の白子多実子、求められると断れない古着屋店員の本津あかり、いけない魅力を振りまくごはんやの女将・鴨舌美冬ら、年齢も職業も価値観もバラバラな彼女たちを、おいしい料理を作って迎え入れるトン子だったが……。~映画.com~2018年に日本映画。映画館で1800円払ってまでみる気はしないけれど、自宅のリビングで鑑賞する分には楽しい作品という感じです。 料理がテーマの作品だったので「南極料理人」とか「かもめ食堂」のような展開を期待してましたが、どちらかというと女性たちの生々しい(?)恋バナばかりが目立ち、出てくる料理はあまり美味しそうには見えず、印象にも残りませんでした。

  • 09Feb
    • 寂光院

      京都大原です。金閣寺を訪れた後、福井へ戻る途中で大原を通過するので寂光院に寄りました。平清盛の娘で安徳天皇の国母、建礼門院徳子が壇ノ浦で救い出された後、この地で終生を過ごしたとして有名なところですが、はじまりは聖徳太子の頃、推古2年にまで遡るとのこと。時間ぎりぎりでしたが、拝観を許してもらい、ちょっと駆け足で中へ。ここを訪れたのはほぼ20年ぶりでした。2000年の5月にこのお寺の建物は放火で焼失しているのですが、私はそのちょうど一週間前にゴールデンウイークの休みを利用して寂光院を訪れていました。当時の建造物は江戸時代の再建でしたが、堂内には大きな木造の地蔵菩薩があり、建礼門院の手紙や写経を使用して作ったという徳子と阿波内侍の張り子像が残っていました。大原は人里離れたさびしい土地だったけれど、波乱の人生を送った建礼門院にとっては、都の中心に戻って人々の好奇の目に晒されることもなく、穏やかで心の平安を与えてくれる場所だったのではないかと思いました。人はこの世から消えても、その人たちが暮らした建物や愛用品はこうして残るんだと思っていた数日後に放火焼失の新聞記事。とてもショックで諸行無常ってこういうこと?って強く感じた記憶があります。今、目の前にあるものが来年もあるとは限りません。それなら今という一瞬、一瞬を大事に生きるしかないのかもしれませんね。

  • 08Feb
    • 初雪の日のトラブル

      立春すぎて数日前、ようやくこの冬初めての雪が降りました。大雪警報まで出ていたのでかなりびびっていたのですが、実際の積雪は5cm程度。隣の町で10cmくらい。なので雪かきはせずにすみましたが、この日は最高気温1.9度とかでほぼ一日中0度に近い寒さでした。そしてこんな日に限って、1週間くらい前から調子が悪かったリビングのエアコンが完全停止する・・という事態になってしまいました。 寒くてたまらないのに暖房スイッチを入れると本体が止まるんです。動きだしたと思っても冷たい空気が出てくるだけだったり。取説をみながらあらゆる対策をとってみてもだめ。とりあえず隣室のエアコンをフル稼働させてなるべくそちらの部屋にいたのですが、夜になるとそれでも冷えます。隣室エアコンの空気を流してもマックスで16度くらい。早速、翌日に業者さんにきてもらったところ、なぜかわからないのですが、業者さんを前にしたらこのエアコン、急にいい子になって真面目に動き出すのです。ちゃんと暖かい空気を出すし。なにこれ! お医者さんの前で急に元気なふりをする患者みたいではないか。私、嘘いってないし! 調べてもらったらエアコンのガス漏れが原因なのだそう。実際の修理作業は来週となり、とりあえず応急処置的に数日分のガス充填をしてもらいました。エアコンを稼働させる際、夏の冷房時は風は上向き、冬の暖房時は下向きに出すようにすると効率的に部屋が冷える/温まるそうです。昨夜から数日ぶりに出てくる暖かい空気にほっとしています。そして本当の大雪にもならず、生き延びれてよかった!

    • 【映画】疑いの中で/素晴らしき映画音楽たち

      21~22本目。原題:Klec監督:Jirí Strachキャスト:Jirina Bohdalová, Krystof Hádek, Viktor Preissあらすじ:歳をとり、誰も自分を必要としていないのではないかと寂しい想いをしていたガリア婦人。ある日、遠い親戚を名乗る男が突然あらわれる。二人は打ち解け親戚話にふけるがすぐに何かがおかしいことに気づく・・・~Amazon Prime~2019年チェコ映画。原題のKlecをチェコ語翻訳で調べてみたら「ケージ」(柵)とのこと。防犯のためにとりつけた自宅の柵の中で起こる事件。ストーリー自体はB級サスペンスドラマという感じでした。日本なら特殊詐欺といわれるような犯罪か。一人暮らしのおばあさんの寂しさとか伝わってきます。若者の短絡的な犯行、弱さ、狡さなど人間の影の部分がよく描かれてたと思います。気を逸らせない内容でしたがとにかくあと味が悪いのであまりお薦めできない・・・な。 大学生の頃、ヨーロッパの映画を探して何軒もレンタルビデオの店を探したものです。今の時代は世界中の映画にもこうやって簡単にアクセスできるのは本当にありがたいこと!原題:Score監督:マット・シュレイダーキャスト:ハンス・ジマー、ダニエル・エルフマン、ジョン・ウィリアムズ、ジェイムズ・キャメロン、クインシー・ジョーンズ、ランディ・ニューマン、スティーブン・スピルバーグ etc.,あらすじ:「スター・ウォーズ」「007」「ロッキー」など数々の名作映画を彩ってきた映画音楽にスポットを当てたドキュメンタリー。「ハリー・ポッター」シリーズのジョン・ウィリアムズ、「ダークナイト」3部作などのハンス・ジマー、ティム・バートン監督作品でおなじみのダニー・エルフマンら、ハリウッドを代表する約40人の作曲家たちのインタビュー映像を収録。~映画.com~2017年アメリカ映画。原題の意味は音楽にちなんで「楽譜」のことですね。先の映画があまりにもあと味が悪く(苦笑)、気分転換のために観ました。映画と音楽、現代では切り離せないものです。当初は無声映画の雑音から観客の注意を逸らすために音楽をいれていたのだそうです。録音技術もない頃だったので奏者が劇場で演奏していました。有名な映画の音楽ができるまでの逸話とか紹介されていて興味深かったです。「E.T.」の音楽と映像などものすごく久しぶりで感動しました。「タイタニック」の音楽挿入の秘話などもとても感慨深く。製作者らの豊かな才能、繊細な感性にはただただ敬意の気持ちがわくのみでした。映画製作に多大な予算がつぎ込まれる昨今、そんな彼らが非常に大きなプレッシャーの下で作曲に携わっている現実のことなども。デリケートな感性の人たちだけにストレスは半端ないだろうな・・とそんなことも考えてしまいました💦

  • 07Feb
    • 鹿苑寺(金閣寺)

      久しぶりに世界遺産・金閣寺へ。大学生の頃、英語の練習を兼ねて外国人相手のガイドをしていたことがあり、それ以来でした。当時は英語力もそれほど・・、日本文化や歴史の知識に至っては受験勉強の枠を出ない程度というなんとも心もとないガイドでした。京都が初めての人には金閣寺、平安神宮、清水寺、二条城などを案内していました。こうした場所は大きくて、華があって、観光地としてもやっぱり魅力的です。金箔が張られたきらきらの建物は舎利殿。1987年に漆の塗り替え、金箔の張替えをしたそうです。二層と三層に漆の上から純金の箔が張ってあり、一番上には鳳凰が。あまりにも有名な観光地で「いまさら・・」と思われる向きもありそうですが、やっぱりビジュアル的なインパクトがあります。それに万人にわかりやすい美しさです。またお庭の構成とかいろいろ意味があって大人になってから訪れてみると以前は気づかなかったことに気づけたり、感動しました。当時と違うのは外国人比率がとても高くなっていたことです。多分7割くらい海外の人でした。舎利殿以外。これは総門をくぐったところにある庫裏。500年くらい前の建物です。鯉魚石。鯉がこの龍門の滝をのぼると龍になるという故事「登竜門」にちなんだもの。滝に打たれる石が鯉を模したもの。巌下水。鯉魚石の横には足利義満がお茶の水用に使った「銀河泉」があり、また手を清めるのに使った巌下水がありました。現在も水が湧き出しています。当時はどうだったのかわかりませんが、現在はちろちろ・・と水が流れている程度です。金閣寺垣。この石段は中国の故事、虎渓三笑にちなんで虎渓橋(こけいきょう)と呼ばれています。両側の低い竹垣は左右で組み方が違います。虎渓三笑とは「ものごとに熱中するあまり他のことを忘れてしまう」こと。安民沢。なんだか卦の名前みたいな?樹木に囲まれた池です。小さな島の塔は水の神様、白蛇の塚です。足利義満がここに金閣を築く以前に土地を所有していた西園寺家の鎮守だとか。位置的には境内北側にあり、舎利殿がある鏡湖池もここが水源。日照り続きでも水が枯れることがなく、雨乞いの場でもあったそうです。キラキラな舎利殿のある鏡湖池とは対照的なほど静けさに包まれたちょっと鬱蒼とした印象もある場でした。お茶室。夕佳亭(せっかてい)。茶道家・金森宗和に作らせた茶室。宗和が好んだ数寄屋作りで「夕日に映える金閣が特に佳い」ということからこの名がつきました。南天の床柱が見どころだそうです。そこまではいいのですが・・この賽銭箱、なに?この先をいくと不動堂。最後に駐車場近くから。五山の送り火のひとつ、「大」の文字がみえました。こうやってみると意外と低い山でおどろき。

  • 06Feb
    • 京懐石 蛍@京都ブライトンホテル

      御所の西にあるホテル。烏丸通りからちょっと入ったところにあります。学生時代にこの近くに下宿していたことがあり、そういえば・・・と思い出していってみることに。バブル時代にできたホテルだったと思います。中央が大きな吹き抜けになっていてゴージャスな造りです。テーブル席の向こうには中庭がみえます。いただいたのはミニ懐石のコース。丁寧で上品なお料理ばかり。最後のごはんは釜炊きで、炊き立てを出してもらいます。ひとつをデフォルトの鯛めし、ひとつを追加料金を払って蟹めしにしてもらいました。一人分でも食べきれないほどのボリュームでした。食後には洋風のデザートが出て、そのあと、更にお抹茶とお菓子が。この内容でお正月に六盛でいただいたのと殆ど変わらない金額!休日なのに割と人が少なくて、ゆったり過ごせる感じがよかったです。開放的な雰囲気のカフェもいってみたかったです。また今度。どれも美味しかったですが、金柑の蜜煮がめちゃめちゃ美味しかったです。

  • 05Feb
    • 【映画】山河遥かなり/ブロークバックマウンテン

      19~20本目。原題:The Search監督:フレッド・ジンネマンキャスト:モンゴメリー・クリフト、アリーン・マクマホン、ヤルミラ・ノボトナ、イワン・ヤンドルナチによって母と生き別れになった少年カレルが、アメリカ兵のラルフの手で拾われる。カレルは、その悲惨な境遇から自閉症になっていた。だが、ラルフの思いやりある態度は、次第にカレルを変えていった。戦争孤児がGIによって明るく生まれ変わるさまを描いたヒューマンドラマ。~Yahoo映画~1948年アメリカ映画。原題のThe Searchは「母を探して・・」のニュアンスでしょうか。戦後間もない頃の戦争孤児たち、それも強制収容所から救出された子供たちの様子が描かれるのですが、彼らのその悲惨な経験によるPTSDというのがみていてずきっときました。常にびくついていて大人を怖がり、赤十字のマークを鍵十字と間違えて怯えるんです。ちゃんとした食事の仕方さえ忘れていて・・。そんな少年があるアメリカ兵と知り合い、少しづつ心を開いていき、だんだんと子供らしい様子を取り戻していきます。ある時、同年代の少年が母親に甘える姿を見て、自分の母は?という思いを強くします。母も同様にずっと生き別れた子供を探していて・・。戦後まもない時に撮影された作品で廃墟と化したベルリンの街は実写だそうです。セットであれだけのものはとても作れないでしょう。モノクロでもすごく迫力が伝わりました。またアメリカ兵のスティーブ・・・フレンドリーで他者に対してとても優しくて、勝者であるアメリカの余裕を体現しているかのようでした。原題:Brokeback Mountain監督:アン・リーキャスト:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ1960年代初頭のアメリカ・ワイオミング。カウボーイのイニスとジャックは2人だけの厳しいキャンプ生活の中で愛し合うようになり、結婚後も密かに愛を貫いていく。~映画.com~2005年アメリカ映画。この作品の存在を知って10年以上。いい作品だと聞いていたのですがなかなか観る機会がないままでした。互いに二番目に好きな人と結婚して家庭を持ったけれどそこには心底からの充実や幸せはなく、一番好きな人との関係は当時の社会では差別され、到底、受け入れてもらえなかったものだったという。互いの家庭ではどちらも自分の居場所がみつからなくて孤独感を抱えている様子が感じられ、なんだか切ないのです。かといってゲイであることで殺されてしまった人もいるほど当時のワイオミングの社会は閉鎖的で自分の心の平安が得られない二人の息苦しさが伝わりました。そうした閉鎖的社会とは対照的なほどの青く澄み渡った空と真っ白な雲、美しい山々の姿が印象的で、二人にとっての幸福を象徴する絵として印象に残りました。この映像はテレビ画面ではなくて映画館のスクリーンで堪能したかったかも。主人公のひとり、ヒース・レジャーはこの作品から数年後に薬物中毒で亡くなっているそうです。

  • 04Feb
    • 日々のことなど (2020年2月)

      今日は立春。一年の切り替わりの日です。新型肺炎は収まる気配はなくまだ感染者数が増加傾向にあるようです。大騒ぎになる直前にとりあえず数箱分、マスクを買ってあったのですが、念のために買い増ししようと先週、ドラッグストアに行ったらかなりの品薄状態。割高な商品だけが点々と残っているだけでした。マスコミの報道は冷静な分析とか現地の対応の進捗とかあまり知らせてくれず、「〇〇県でも感染者!」、「新たに〇人!」とか、ヒステリックなトーンのばかりで、なんだか「不安を煽ること」を目的にしてないか?と思う内容が多い。これにのせられないようにしようと努めています。自宅では毎朝起きたら家の窓を開けて空気の入れ替えをしています。暖かい季節はこれが結構気持ちいいのですが、今の時期はひやーっとした空気が屋内に流れ込むのでなかなか辛い一瞬です。この時、気を付けているのは一か所の窓だけでなく、そこを開けた時の空気の流れる先の窓もあけるようにしています。新しい空気が入ることで家の中がすっきりしたように感じるのと、続けていると、なんとなく「気の流れ」みたいなのがわかるようになってきます。逆に空気の淀み、淀んだ場所に敏感になってくるというのもあります。結構大事なことかも。夏場は30分くらい開け放しておきますが、冬場は家の中心で冷たい空気の流れを感じたら、とりあえず循環したかなと、早々に閉めてしまいます。ああ春が恋しいな! (上の写真2枚はともに昨年訪れた横浜・山下公園で)今月も三重県からゆかりんちゃんが朔日餅を送ってくれました。伊勢の赤福が毎月1日だけ発売している月替わりのお餅です。梅に鶯。この包装紙をみると、春が近いな~と感じます。2月は立春大福餅。黒大豆と大豆を使った豆大福です。硬い目に茹でた黒豆と漉し餡の食感が大好きで。温かいお茶と一緒にいただくお茶時間が一日の楽しみです~ (*´▽`*)

  • 03Feb
    • 食器棚の新入り

      湯飲みに2杯分くらいの急須です。シンプルで現代的なデザインの多い白山陶器のもの。六本木の美術館で展示販売されていた陶磁器類の中にこれがあり、取っ手を握った時の安定した感じがすごく気に入って、自宅に帰ってから探して探して購入しました。色は濃い茶色です。ひとりでお茶を飲む時などに使っています。made in Franceのお皿2枚。写真では色が薄く出てしまいましたが一枚は抑えた感じのグリーンです。もう一枚はアイボリー。直径30cm近く。表面の貫入とややぼってりした厚みによる安定感がとても気に入ってます。パスタ皿に使えるかな~。箸置きです。シンプルな北欧ぽいデザインが気に入りました。下はレンゲスプーン。そういえばレンゲをもってなかったんです。こういう遊び心的なデザインが好きで・・・💦 うーん、何かみつけるとつい買ってしまうなあ。

  • 02Feb
    • プロバンス [京都府福知山市] ~ 福知山温泉へ

      先週、福知山にいった際、遅い目のお昼ご飯をここで。ベーカリーが併設されたカフェです。店名から南仏のイメージでしょうか。明るい雰囲気でした。サンドイッチとクロックムッシュを。クロックムッシュはパンの上にハムとチーズ、ベシャメルソースがのってます。ムッシュの上に目玉焼きがのるとクロックマダムになります。 さすがパンやさんのメニューだけあって美味しいです。メニューはドリンク代も含まれた価格だったので割安感もありました。プロバンス福知山市土師新町2-119-1その後は、事前に調べてあった地元の温泉に~。よくあるスーパー銭湯みたいな感じのところですが、平日だからなのかお客さんが数人しかいなくて久しぶりにのんびりとお湯に浸かりました。ヒノキの露天風呂がとても気持ちが良かったです。サウナは浴槽にお湯がはってある珍しいタイプだったのですが、お湯があるため湯けむりが濛々と出ていて10センチ先もみえないほど!目が慣れると、濃い湯けむりに包まれている感覚でとても気持ちよく、くせになりそうでした。館内にこんなポスターが張ってありました。えー。こんな上位って。でも一回の入浴で確かにお肌がしっとり、すべすべになったのがわかりました。

    • 【映画】ワンダー 君は太陽/嘘八百

      17~18本目。原題:WONDER監督:スティーブン・チョボウスキーキャスト:ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、マンディ・パティンキン、ダビード・ディグスごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。~映画.com~2017年アメリカ映画。評判通りとてもいい映画でした!子役の男の子がとても上手ですっかり映画の世界に。オギーの前向きな行動が周りを変えていく様子が爽快で、とても温かい気持ちになれました。私は「いじめ」や「差別」が世の中からなくなることはないだろうけれど、少なくとも差別感情の裏にある理由の何割かは相手のことを知らない「無知」であることだと思っています。相手が自分の隣人になり、その人となりを知れば、そうした感情は薄らぐ確率が高いと思います。オギーはその他者との距離をつめるための行動を起こす勇気があったのだなと。彼を囲む人たちが本当に素敵で、羨ましいくらいでした。なので人物の中では彼の家族を羨む姉の友達のミランダの気持ちに妙に共感してしまいました。いろんな人物の視点からの描写も興味深かったです。人と人が向かいあうとき、自分の意図は必ずしも全てその通り相手に伝わっているわけではなく、いくらかは違うように受け取られたりするもの。そんな小さな食い違いが誤解のもとになったりする。これって実社会の人間関係あるあるだなとも思いました。監督:武正晴キャスト:中井貴一、佐々木蔵之介、友近、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、桂雀々、近藤正臣千利休を生んだ茶の湯の聖地、大阪・堺。大物狙いだが空振り続きの古物商・小池則夫は、腕は良いのに落ちぶれてしまった陶芸家・野田佐輔と出会う。大御所鑑定士に一杯食わされた2人は、仕返しのため「幻の利休の茶器」を仕立て上げて一攫千金を狙う。そんな彼らの行動が、家族や仲間、文化庁までも巻き込む大騒動に発展し……。~映画.com~2017年日本映画。アマゾンプライムの無料視聴作品にあがっていたので気づいたのですが、現在続編作品が公開されているようです。ダブル主演のお二人、ともに好きな俳優さんなので観てみることに。世間のレビューはいまひとつですが、脇役にもアクの強い俳優さんたちがいっぱい出ていて、個人的にはとても楽しめました。人間の「欲」とか「執着」が垣間見えて興味深かったです。それに人間というのは物事や人物をみるとき、かなりの度合いで「偏見」が入っているのだなあと気づくことも。私は最初のうち、佐々木蔵之介さんが演じていた人物を本当に資産家で世間知らずな「ぼん」だと思い込んでいました。