今日もネタから。
このお題を見て思い出すのは福井県・若狭で暮らした頃のことです。
日本の夏なんてほぼどこに住んでも同じだと思っていましたが、日本海側は特に湿度が高いですね。
若狭に住んで1~2年目の夏、太平洋側に暮らしていた頃には起こらなかったことが起こりました。ある日、クローゼットの整理をしていたら、保管してあったレザー製品、バッグや靴がカビだらけになっていました カビ被害が少な目のものは拭き取ってアルコールで消毒しましたが、捨ててしまったものもありました。念のために市販の乾燥剤もいれてあったのに、殆ど効果なかったみたいで。
家電屋さんで強力除湿器を買って稼働させるようにしました。毎日押し入れや靴箱を開放してそこに向けて除湿器を置いて・・ってやっていました。多少の効果はあったかもしれませんが、それも限定的な気がしました。小さな機械一台では日本海を覆いつくす湿度の幕には太刀打ちできなかったように思います。地形的にも大きな川の近くに住んでいたのでそれも影響したのかな?
湿度の高い地域での暮らしは夏場は散々でしたが、冬になって「あれ?」って気づいたことがありました。喉が痛くならないのです。冬場も空気が乾燥しないのですね。太平洋側にいた頃は冬は加湿器をがんがんつけていました。そうでもしないと、私は喉が弱いため就寝時に喉を傷めてしまうことが頻繁にあったからです。若狭での冬は加湿器がなくても空気が潤っていたので喉に問題が起きることは一度もありませんでした。持病の喘息からくる咳も殆ど出ませんでした。これは湿度ゆえによかったことです。
さて今年の冬。大津市はどうなのでしょう。残暑が続く9月になっても身体に水分がねっとりと張り付くような湿度を感じますが、数年ぶりに加湿器のお世話になるのでしょうか。