近江國一宮・建部大社に参拝に行ってきました。今回で三度めの参拝です。大津市に住むようになってからは初めてです。まだまだ残暑が厳しく、この日の気温は35度。でもなんとなく陽射しの強さと空気が7月、8月のそれとは少し違う気がします。わずかずつですが秋の空気が入り込んできている感じ。
手水舎。このしつらいがとても涼し気な感じ。花をいっぱい浮かべているのより、こういうのが好きです。
三本杉と拝殿。
今回は見たいものがありました。ゆかりんちゃんから拝殿裏に菊の花の模様が浮き出た石があったよ、と教えてもらい、興味が湧いてきました。前回までこんな看板はなかったと思います。なかなか拝殿の裏まで見に行くことはないし、知らずにいたのですね。(;^ω^)
柵の向こうにありました!すごい!
自然の力でこんな紋様ができあがった珍しい石だそうです。病気平癒、長寿のご利益があるとか。自然の造形でこんなものができるなんてすごいと思いました。私はこの石のことは初めて知りましたが、日本国内では岐阜県の根尾が産地なのだそうです。長い神社の歴史の中で産地から献上されたものなのでしょうか。菊は天皇家の御紋であり、この神社の御祭神はヤマトタケルノミコトです。あるべき場所にある、、という感じもしました。そしてとても神秘的な感じがしました。
お賽銭スロット。
さて、こちらにあるのは絵馬がかかげてあるエリア。拝殿の前にたつと光が差すようなぽっ!と明るい印象を受けました。
かけてある絵馬もかわいい。まるいのは蛤の絵馬。蛤の内側に願い事を書いて閉じてかけるのだそうです。
宝物殿は鍵がかかっていました。多分社務所にお願いすれば内部も拝観できるのだと思います。
宝物殿の前のライオン(獅子)?像。
別のお宮の前の狛犬。
平日とはいえ、日中の暑さからなのか境内は殆ど誰もいなくて、ほぼ貸し切りのような状況でした。ここの境内はとても明るくて、大きすぎなくて、なんだかとても居心地が良かったです。
そして暑さゆえか、つい「水」があるところばかりに関心が向いてしまいます。
水盆。ここにおみくじを浮かべて占います。
こういうのを大津絵っていうのですね。逢坂に大津絵の産地みたいなのがあったそうです。社務所でそれぞれのお札を一枚200円で授与されていました。
これからはそろそろ外出を増やしたいと思いました。今年の夏は長いなあ~。