また間が空いてしまいましたが、ご当地パンシリーズの中国編です。このご当地シリーズは、調べるのに結構時間が掛かってしまいますので、どうしても間隔が空いてしまいます。
鳥取県と広島県では様々なご当地パンが見つかりました。地元の製パン業者が商品開発に取り組んでいると、ご当地パンが多く存在することになるようです。逆に、山口県は中々ご当地パンが見つからずに苦労しました。
「亀井堂のラスク」は、1本の食パンからは両端の部分からしか作れないため、生産量が限定されており、販売するとすぐに売り切れてしまいます。ラスクの元となる食パンも人気があり、防カビ剤や防腐剤が使用されていません。
「バラパン」は、雨上がりに咲いていた薔薇を見たパン職人が、薔薇の花の形をパンにできないかと思ったことから生まれました。花びらの部分を1枚ずつちぎって、クリームをつけて食べるのが地元の人のお薦めの食べ方です。「なんぽうパン」と「木村屋製パン」の二社がバラパンを製造しています。
「倉敷ローマン」の”ローマン”とは労研饅頭の略です。労研とは、戦前に倉敷紡績工場内に開設した倉敷労働科学研究所のことで、そこで女性労働者の栄養食として誕生しました。
呉市など広島の一部では、アーモンドの形をしたタイプをメロンパンと呼び、他の地域でメロンパンと呼ばれている物はコッペパンやサンライズと呼ばれています。
(関連の記事)
○東京都は食事時間が日本一長い
○大学院進学率の全国一位は鳥取県
○北海道はコンビニ激戦区
○沖縄では全国紙の新聞がほとんど読まれていない
○京都はパン消費量が日本一
○日本によくある地名
○北陸新幹線が開業
○富山県民はハム好き?
○徳島県には医師が多い
○静岡は卓球王国?
○地方の人は都会の人より歩かない?
○ご当地ファミレス(1)
○ご当地ファミレス(2)
○ご当地ファミレス(3)
○ご当地ファミレス(4)
○名産土産は地元であまり食べられていない?
○あまり有名ではない産地
○日本で独自に進化したもの
○ローカルフードのお菓子(北海道編)
○ローカルフードのお菓子(東北編)
○ローカルフードのお菓子(関東編)
○ローカルフードのお菓子(甲信越編)
○ローカルフードのお菓子(北陸編)
○ローカルフードのお菓子(東海編)