7月7日投開票の東京都知事選挙に立候補された方があまりにも多く、結局は56人にまでなりました。
前回の都知事選の22人でもあれこれ言われたのに、その2.5倍もの候補者乱立が現実のものとなりました。こうなると4月28日投開票された衆議院議員補欠選挙・東京15区のような展開になりかねません。供託金払ったから好き勝手なことを主張できると勘違いしたり、ポスター欄を選挙目的外に利用する愚行が相次いでいます。
※以後そんな事が起こらないようにするためには、供託金の「値上げ」や、今まで曖昧だったが変な事をする余地のあるところ(今回いろいろわかりましたね)に規制を設けるなど、真剣に考えなければいけません
そういう混乱に紛れて公職選挙法違反…あっ、これに関しては既に有力な候補者(蓮舫、石丸伸二)の陣営の事前運動が指摘され、話題になりましたね。
それがお咎めなしだったから自分も多少の事ならと勘違いする馬鹿が出てきてもおかしくはありません。でも、無法者は投開票日の後にきっちり罪に問われるでしょう。既に蓮舫の事前運動について刑事告発がされています
※普通に考えたら、石丸も告発されるべきでしょう。ここまで露骨なことやって、お咎めなしとはならないでしょう
石丸さんの6/17都庁前演説のウグイス嬢口上をお聞きください
— ひまそらあかね(東京都知事選候補) (@himasoraakane) June 18, 2024
「こちらは東京新時代の会 きたる東京都知事選挙にむけ、石丸伸二、石丸伸二さんを私達は推薦しております。安芸高田市長として確かな実績の石丸伸二!石丸伸二さんの活動にどうぞ皆様ご理解を」
事前運動もろアウト
逮捕しろ#石丸伸二 https://t.co/8VvPEbXbhf pic.twitter.com/66ZP9uitV2
その56人の中でもメディアは有力候補者4名(小池百合子、蓮舫、石丸伸二、田母神俊雄の4氏)を集中的に取りあげています。告示日の前日(6月19日)、4名の共同記者会見が行われました
共同記者会見は有力候補を見極める事実上の目安…だからこの時点で
小池or蓮舫or石丸or田母神
の四択で決定と思っていました。
しかも関東大震災の朝鮮人慰霊祭追悼式への出席および追悼文の送達を巡って、小池、田母神サイドと蓮舫、石丸サイドで見事に分かれました。その追悼式は、こんなものですが
朝鮮総連(北朝鮮)と共産党が主催している関東大震災朝鮮人慰霊祭に追悼文を送ると答えたのは、石丸伸二と蓮舫です。
— 本間奈々 (@nana0504) June 20, 2024
石丸伸二は出席もするという。
↓これが参加者です。つばさの党なんてどころではない。#しばき隊 #北朝鮮 https://t.co/PKFXl0ExB4 pic.twitter.com/jpTHaLHpya
参加者にそんな人たちが?だとすれば蓮舫と石丸の正体見たりです。この件と公選法違反が広く周知され、その二人が脱落して
小池(リベラル)VS田母神(保守)
という構図になれば、すっきりした選挙戦になるのにと思っていたのだが…告示日(6月20日)になって、とんでもないくらい盛大な後出しじゃんけんが出ました。暇空茜(ひまそらあかね)さんの立候補です。
ただ、立候補から5日…ネット上で大注目なのと反して、既存メディアはガン無視です。まるでその他52人の一人、というか「そんな人いたっけ?」といった感じです。なにほど知られては困る存在なのか🤔
※こういう凄い話があるんだけど…あっ、これは知られたら困ることなのか?
国家賠償請求訴訟で僕が勝訴した
— ひまそらあかね(東京都知事選候補) (@himasoraakane) June 24, 2024
のり弁違法だろ訴訟、高裁が今日開かれ、被告小池百合子側は「まだ主張したいので延長して」と願い出ましたが、却下され結審しました
のり弁(公文書黒塗り)をやめますの公約を削除し、黒塗りを出し、のり弁国賠で敗訴したのが小池百合子#ひまそらあかね pic.twitter.com/COwhzNfJqz
その暇空さん、昨夜はこの討論会に参加されました
ただ、あまりにも低次元な、というか全然議論にもならないくらいお粗末なものだったため、暇空さん途中で退席しました。あとは本当に雑魚の議論でした
※一昨日昨日と、泡沫候補に対して見方を変えようと思ったが…あんな程度の人たちが知事を目指す事自体、ちゃんちゃらおかしいと思えてきました。
そんな討論会に参加したことを、暇空さん自身どう思っているかはわかりません。ただ、あの討論会の映像を見るに、暇空さんが賢明な方なのは、はっきりわかりました。推す推さないの問題でなく、みすみす潰されることがあってはならないですね。
推すかどうかの判断はともかく、暇空さん激推しの方のブログ記事の一つを紹介します
「法律を守る」…この点で暇空さんと小池、蓮舫、石丸を比較しています。どう考えても暇空さんのほうが遵法精神が強いです。
それに何より立候補表明が告示日…事前運動の余地が一切ありません。
公選法では「これはダメ」と指定されているものがあるけど…裏を返せばそれ以外は問題にならないという事です。他人より優位に立ちたいから、とりあえず問題にならない範囲で、そして慣れてきたら法律ぎりぎりの事をやってでもという発想になるから、徐々にグレーなもの、そしてクロなものに堕ちるのかもしれません。そう考えると問題にならない事すらもやらないだけでも、立派といえるかもしれません。
※結果論かもしれませんが😅
それに「法律を守る」「約束を守る」…これ本来なら当たり前のことです。それが出来ないのに綺麗事ばかり言ってる人が知事になるのもどうかと思うし、妥協してでもそういう人を支持するというのもちょっと恥ずかしいことだと思います。それで子供に道徳教育なんて無理でしょう。
※保守を標榜している皆さん、そう思いませんか?
暇空さんを推すかどうかはともかく、こういう候補者がいることは多くの人は知るべきです。
そして多くの人も、もちろん候補者も、暇空さんの事を「馬鹿正直」と「馬鹿」にする前に、自分自身が「正直」なのかどうかを問うてください。
今の「正直者が馬鹿を見る」日本
は、ほかならぬ我々一人一人が作り出したものです。その事を気づかせてくれるから、都民でもないのに都知事選に関心を抱かざるを得ないんです!
余談ながら、当ブログは今、これらの情報の拡散もお願いしています