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音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

Kim Jong Kook(キム・ジョングック) / This is me 3集 「This is me」
 今年大ヒットしたKim Jong Kook(キム・ジョングック、金鐘國)の3集。先週末韓国から来たMy Chingu, Ja-Hyunに買ってきてもらった。Thanks Ja-Hyun na!

 Kim Jong Kook(キム・ジョングック、金鐘國)は77年生まれ。95年にTurboのメンバーとしてデビューし、Dance Music界で大成功する。98年にはWill Smithの「Big Willie Style」からのSingle「Just the two of us」のRemixにFeat.されている。(この曲はUS盤Maxiに収録) 01年にソロデビューしたが、アイドル路線で売りたい事務所と方針が合わず、生放送で口パクをせず議論を起こした事もある。04年にやっとで2集で復帰し、今年7月にこの3集を出す。今年の年末歌番組で多忙な歌手の1人。

 このアルバムからは1,3,6曲目が大ヒットした。各種メディアを始め、新大久保でもジャンジャンかかっていた。15曲と長めに収録されているが、聞かせたり盛り上げたりで、まったりしない。特に決まった人との合作ではなく、歌に専念している。彼の特色はマッチョなガタイから出す高音な歌声で8割がた歌いこまれている。来年中旬には兵役と噂が出てきた彼だが、残られた期間にベストでなくもう一枚出してよ!Aza Aza Fighting!!

火紅火熱 →ちなみに収録されてるアルバムはコチラ
 香港芸能界はたまにCMからの大ヒット曲が生まれる。AaronのPepsiのCF曲「這唱歌」もその一つ。市場の狭い香港で商品に親近感を持たせるために、香港芸能人を使ったCFは大きな影響力を持つ。

 香港芸能人を使うCFとしてはやはりPepsi社が有名だが、同じドリンクで言えばBudweiserも様々な人を使っている。Candy盧巧音の香港スタジアム公演はBudweiserが一番の協賛だし、ネイザンロードには大きなBudweiserのCandy盧巧音の看板があった。

 この「火紅火熱」は03年夏にBudweiserのCFで使われ大ヒットした曲。歌はMilliam楊千[女華]、Edmond梁漢文、Ronald鄭中基、hocc何韻詩と豪華な面々で、ProduceはMark雷頌徳とかなり豪華で、曲調はBeerに似合った爽快な曲である。

 この曲はRonald鄭中基のアルバム「Please Help!」の第2盤に収録されている。収録されたMVでも一番地味なRonald鄭中基のアルバムに収録されたのは、環球の社長である彼の父の力なのか、それとも、近年ゴタゴタの多かったRonaldを売るための戦略なのだろうか。

まぁともかく、この手の香港Pops、僕はとても好きである。

愛的呼喚愛的呼喚
 Aaron郭富城(アーロン・クォック)。彼の香港芸能界への貢献は大きいと思う。香港人に聴くと「歌い方が演歌っぽくてイヤ」とか、「ParaParaSakura」「這唱歌」といったイメージで賛否両論というか否の意見が多い。
 
 90年代後半、彼はハイペースでCDを出している。香港四天王の1人として音楽業界に貢献したのも事実だが、彼のすごかったのは視覚だろう。僕は当時MTVの見れる環境ではなかったので、MTVは知らないが、CDのジャケットだけでも毎回Aaronはすごかった。これが女性歌手なら通常だ。JanetやMadonna、彼女らはアルバム時にはシングルの為にパーマ、ストレート、黒髪、赤髪と変えイメージを作る。しかし、男性歌手に関してはどうだろう。ハゲたり、長髪から変える以外はあまり髪型を変える人はいない。当時のAaronは短髪の前後を立てたり、横に分け目をいれてみたり、ぴっちり73にしたり、マッシュルームのカツラをしたり。ファッションでもVivienne Tamが特製のシャツを仕立てたりと、イメージ作りは他の香港歌手よりも早く取り入れていた気がする。コンセプト等を手がけていたマネージャーの小美のセンスのよさもあるのだろう。
 
 このアルバム「愛的呼喚」は97年6月にリリースされた。当時香港返還前のリリースラッシュで7月の返還前にほとんどのアーティストがアルバムを出している。当時のAaronのスタイルは、Produceは譚國政をメインに小美とAaronが加わり、CD初回盤は写真集(小冊子)付き、改盤はVCD付きでリリースされ、1年に2,3枚のオリジナルアルバム、ベスト盤、ライブ盤、企画アルバムと計5,6枚リリースされていた。ここまで言うと、あまり特別なアルバムな感が無いが、このアルバムからはこの年の賞を総なめにした「愛的呼喚」を始め「有効日期」「複製霊魂」がヒットした。僕は当時、王菲の影響でC.Y.Kongの楽曲が気に入っていたので、彼の作った「戦鼓」「花」が気に入っていた。僕が思うに、彼のアルバムで一番まとまっている感がある。視覚的に強烈な曲が無いためか、全体的な落ち着きがある。この後の12月にAaronは「這唱歌」をリリースし、また一つ強烈なイメージ大衆に植え付ける。
 
 いろいろなイメージで世間を楽しませたから、Aaronは大衆から賛否両論なのである。一つの格好にこだわった歌手よりもは全然素晴らしいと僕は思う。

ホン・ギョンミン
 02年に出たHong Kyung Min(ホン・ギョンミン、洪敬民)のベスト
「Hong Kyung Min Best 1997-2002」 超寒い日にNYのKorean Streetの本屋でBGMとして流れていてお店のお姉ちゃんに曲名と歌手名を教えてもらって買ったアルバム。でもその姉ちゃん、書いたのハングルだったんだよね。不親切じゃない??せめても英語で書いてくれれば調べられるのにね。場所が韓国ならまだしもNYだよ!!しかも流れていた「後で」という曲はスローでR&Bな曲なのに「彼はR&B歌手?」って聞いたら「Latinよ」とかワケワカメな事言うし…。そんな事言われたら一発屋のアルバム買ったのかと不安になるじゃんねぇ。03年初めの出来事だが、当時はLatinといった様に今よりジャンルが細分化されてた気がする。

 Hong Kyung Min(ホン・ギョンミン、洪敬民)は74年生まれ。97年に1集「dedicate」でデビュー。Rock, Dance, Latin Pops, Balladと様々なジャンルの音楽を行い、02年末にそれまでの5枚のアルバム活動を集結したベストアルバムを出し兵役へ。昨年11月には兵役が終わり、12月に6集「Listen & Repeat」を出し、今年はリメイクアルバムで歌唱力を証明させている。このアルバムはMoodとPassionに分かれているが、僕はMoodが気に入っている。バラードやR&Bが収録されているのだが、この韓国特有の叙情的なメロディーが好きである。次にオリジナルアルバムが出たら買って聞いてみたい歌手の1人である。

 今日はBSで先日の6日にソウルで行われた「日韓友情音楽祭in Seoul」を見ていた。まぁダイジェストで、日本人の曲ばかりたくさん放映されていた。本放送は月末の連休らしいので、ココではコメントを控える。

 日本、韓国それぞれのスタイルがあるのは承知の事実。韓国に旅行したことのある人なら、韓国では少し勝手の違うトコがあるのを知っているだろう。たとえば、マクドナルドである。普通の国だと繁華街に必ずあるあの黄色「M」。韓国に限ってはあまり見かけない。あるのはロッテリアの「L」。以前の仕事の韓国人同僚に聞いたら、「反米デモの対象となるからマックは嫌い」って言っていた。反米デモをマックの前でも行うらしい。スタバも世界で唯一韓国だけフランチャイズ。オーナーはSumsungグループ。だからと言って大型スーパーに行くとカルフールみたいに輸入菓子もたくさんあるし、景色は大方他国と同じ。ちょっとの違いだけね。

 さて、音楽に話を動かす。韓国音楽の特色はレコード会社よりマネージメントの力が強い。日本ではBoAAvexの歌手である。しかし、韓国ではSMエンターテイメントの歌手である。例えば、Madonnnaはワーナー。JanetVirgin。一般的に我々はレコード会社を主に考え、インターネットでもレコード会社のHPへ行くだろう。マネージメントで認識されているのはジャニーズが分かりやすい例だ。韓国ではレコード会社のHPは利用されて無いし、CDにも記載されていない。主はマネージメントのHP。もちろん、洋楽、クラシックはレコード会社のHPにあるが、韓国人歌手についてはレコード会社のHPにはあまり存在しない。だからRainJYPSe7enWheesungYGである。

 また、アルバム名が「(数字)集」となるのも韓国の特色。デビューは1枚目だから1集。2枚目は2集。分かりやすいし、数字が多ければ多いほど貫禄を出さなきゃいけないから僕は好き。あとはカムバック、ジャンル分けといった韓国ならではの特色がある。僕はいろいろな音楽を聞きながら韓国音楽を楽しんでるだけなので、分かりやすい韓国のシステムは大歓迎である。

古巨基(レオ・クー) / 勁歌新曲・金曲精選 勁歌新曲・金曲精選
 05年2月に出たLeo古巨基(レオ・クー)のBest「勁歌新曲・金曲精選」。昨年香港で特大ヒットした「愛興誠」の後で、キャリア10年目で初の香港コロシアム公演前に出されただけあり、このアルバムも香港でも大ヒットしたし、Push曲の「Monica」も大ヒットした。
 
 Leo古巨基は72年生まれ。TVのタレントを経て94年に「愛的解釋」でデビュー。98年の「Be my Valentine」では代官山からの初乗り切符がCDに付いていた。分かりやすいくらいの日本好き。歌手としての出だしは好調で、香港だけでなく台湾でも活動をしていた。しかし、その後香港のレコード会社の合併でレコード会社といろいろあり、スランプ状態に。(契約が残っていたが、レコード会社ともめていた為、義務で出しPushされず、ヒットしなかったパターンだと思われる)。
 
 03年の「遊戯-基」でEMIへ移籍してから、歌手としてまた評価が上がる。そもそも歌唱力で評価されていた人なので、環境が整ったという事だろう。このアルバムには「任天堂流涙」「赤川次郎夜想曲」といった一瞬びっくりする曲がある。04年に出した「大雄」。中国語でドラえもんののび太を意味するのだが、この曲は今香港で話題のJustin側田が作曲した曲で歌詞ではのび太の切ない恋愛を歌っている。(しかも作詞が香港の大御所、林夕にこの内容を書かせるから凄い)このアルバムから前述の「愛興誠」が大ヒットした。
 
 「愛興誠」が大ヒットした理由は歌詞とメロディーだ。Popsな広東語曲だと人口の少ない香港で若い世代と市場に制限が生じる。また北京語の話せる20、30歳代の人は他中華圏と比較をする。北京語の話せない中年以上または10歳代までをターゲットにするにはやはりバラードに傾倒するしかない。だから香港で大ヒットする曲の多くはバラードとなってしまうのである。

the moment The Moment
 2000年にデビューしたYan-Zi ことStefanie孫燕姿(ステファニー・スン)。02年当たりからレコード会社との溝が出来始める。Sammy鄭秀文の作曲者としてワーナーに見出されたYan-Zi。だからこそ、、1年に2枚ペーー巣でアイドル化されるのに抵抗したのだろう。彼女は03年8月にこの「the moment」というバラードベストを出し、一年間の休業を宣言する。
 
 新曲は5曲で、Peter李偲菘が3曲。香港のEric Ng黄韻仁が2曲。台湾では「the moment這一刻」「遇見」がヒットした。「遇見」は映画「向左走、向右走」の主題歌。Gigiが「兩個人的幸福」という広東語版を出した。香港ではGigiのVersionが人気があったが、結局香港でも他の中華圏の大ヒットを受けYan-Ziの「遇見」がHitした。
 
 ベストには「我要的幸福」「超快感」「天黒黒」「風箏」と彼女のHit曲がふんだんに入っている。「緑光」「Venus」「神奇」と言ったUpな曲は収録されていないが、彼女の音楽のメインであるスローな曲をメインに構成されている。

渡辺美里 / She loves you

 渡辺美里のベスト盤「She loves you」。僕が一番長く聴いている日本語のアルバムだろう。美里は66年生まれで、高校卒業後の85年に「I’m free」でデビュー。「My revolution」「10 years」「卒業」最近だと「翼をください」「ドラえもんの歌」などがヒットソング。まぁ、今年はデビュー20周年で紅白初出場だから詳細は他で確認を。

 この「She loves you」は95年に出たデビュー10年目の初ベスト盤。僕が一番すきなのは、このアルバムのための新曲「世界で一番遠い場所」。この歌詞 を聴きたいが為に、このCDを倉庫ではなく、手元においている。サビの歌詞が最高だ。言葉が足りないとか、たどりつきたい場所とか。あえて歌詞を写すことはしないが、僕の心にジャストミートしている。

 美里は歌を育てる歌手だと僕は思う。このベストに収録されている彼女の歌と、僕が買ったライブアルバム「歌の木Gift」というオーケストラ率いた完全生産のライブアルバムで彼女の声、歌い方は全く違う。美里というと20年連続という記録で今年終わった夏の西武球場が有名だが、彼女がなぜライブを大事にしてきて、ライブと共に成長を歩んできたのかが分かる。

 この歌詞に毎回浸ってしまう僕である。

タイムマシン(時光機) (日本盤)

 0311月にリリースされたMayday五月天の「時光機」。兵役で2年間の活動休止後の初アルバムだ。


 僕はこのアルバムの日本盤を買った。日本盤を買って五月天の歌詞の良さを実感できた。「軽功」のような求めた時に相手に連絡取れなかった事もある。「而我知道」のように互いに納得した上で泣き別れた人もいるだろう。「時光機」のようにタイムマシンを使って時を戻したいって思った事もあるだろう。書かれてる歌詞は韓国ドラマのような特別なシチュエーションではなく、我々にも経験したことのあるような事。これが五月天の歌詞の魅力なのだと実感。このアルバムは北京語のみだが、五月天の曲には台湾語の曲も多くある。だからこそ、台湾人の心に響くのだろう。


 音楽的には、メローで旋律のきれいな曲が多く、台湾らしい。


 台湾で8月に出た五月天の2枚目(兵役後初の)ベスト盤「知道」。2枚組で1枚は台湾語曲と台湾語が多いから輸入盤買うか迷ってたけど、今朝、この「時光機」日本盤で歌詞をじっくり読み浸りながら、喫茶店でコーヒーを飲んだ。この時間を楽しめるのなら、日本盤をもう少し待つ予定。

Come on OverCome on Over
0円
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 (アメリカCountry盤) 

 

(海外Pops盤)


Shania Twain(シャナイア・トゥエイン)。最近彼女を日本で聞く機会は非常に多い。「You're still the one」は結婚式では定番だし、「Up!」はCM(CF)でじゃんじゃん流れている。
 
 Shaniaは65年カナダ生まれのカントリーシンガー。93年に「Shania Twain」でデビューするが売れず。95年にBryan Adamsなども手がけたRobert John “Mutt” Lange(現夫)と組んだ「Woman in me」をリリースし、アメリカで大ヒットする。この「Come on over」はこのアルバムはBillboardの総合チャートで最高2位だったにも関わらず、アメリカでは2000枚以上とアメリカで一番売れた女性シンガーのアルバム。全世界で3600万枚売れたモンスターアルバムだ。
 
 このアルバムは16曲収録されていて全てShaniaと旦那Muttで作曲、Produceされていて、ゲストを迎えた曲を除き彼らだけでVocalも行っている。結果はカントリーチャートで12曲カットされた(ハズ)、シングルCD化されたのはアメリカで5枚。海外を含めると9枚の曲名でシングル化された。発売時期は97年年末にアメリカ盤(上の赤いの)が発売されている。
 
 このアルバムがこれだけの支持を集めた理由はこのアルバムがビジネスの先駆けだったからだ。95年にRobert John “Mutt” Langeと組みリリースした「The woman in me」がアメリカで1300万枚以上のセールスを稼ぎ出したにも関わらず海外では300万枚(内100万枚は母国カナダ)とさっぱりだったShania。理由はカントリーというジャンルでのヒットだった為、海外の注目を集められなかったからだろう。この99年に出した「Come on Over」の海外盤(上の灰色の)でShaniaは収録曲の音楽をカントリーに使われる楽器から通常のPopsやRockで使われる楽器に切替えPopsという切り口で販売促進を試みる。そのPopsとしてアメリカを始め海外で人気が集まる。Popsというジャンルの形が日々変化している中(Madonnaを見ればわかるだろう)、Shaniaのようなナマ音のPopsは衝撃を受けたのは事実だ。彼女のPopsはCountry的要素をアクセントとして使ったPopsな為、Pops界に衝撃を与えた。また、結婚式で使われるような純愛の曲もあれば、ドメスティックバイオレンスを歌った曲、女性賛歌のような曲があったのも支持を集めた理由だろう。
 
 彼女はその後、出産、産休は挟み02年に前述の「Up!」が収録されたアルバム「Up!」を出している。このアルバムも緑盤はCountry、赤盤がPops、青盤がDanceと様々な試みで発売された。
 
 最近はサントラにShoesって曲を提供しています。って事は来年あたりNew Albumでしょうかね…。