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音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

五月天  通常盤&日本盤  五月天  DVD付き

今年8月にリリースされ、11月にDVD付きの改盤がリリースされたMayday五月天のベスト盤「知足」。五月天はメロディーも魅力の一つだが、歌詞も魅力の一つのため、今月やっとで発売された日本盤をGet

 

今回のBestDisc1が北京語曲、Disc2が台湾語曲。新曲は北京語が4曲、台湾語が2曲で、「恋愛ing」はラジオで夏にかかりまくっていた。このノリが良いんだけどね。僕的には「軽功」時光機 (このCDについて以前書いたのはコチラ )が収録されてないのは残念だが「而我知道」もあるし「孫悟空」「拉扱車」は収録されているからまいっか。Bestじゃ収まらないでしょ。

 

さぁて、しばらくはこの歌詞カードが手元から離れないな。

さっそくFish梁静茹に提供した聴不到 (このCDについて以前書いたのはコチラ )の五月天Versionに感銘している。Fishもいいんだけど、五月天の方が男の僕には共感するかも。ベストだから時期を問わず聞こうと思う。

Hung Up(アメリカ盤は6曲入)
 先日のスマスマのMadonnaのPerformanceみたら、欲しくて買ってしまった。しかも、ネットじゃ待てずにCD屋に買いに行ってしまった。Madonnaさんの「Hung Up」”アメリカ盤Maxiシングル”です。Madonnaさんのシングルは売り方定型化してます。まず最初に欧州で3,4曲収録のシングルが発売されて、最後にアメリカで5,6曲の収録曲多めのMaxiが発売される。サントラの時はアメリカでは発売はまず無いし、あとは稀にオーストラリアや日本で収録曲の多いMaxiが出るのでソコをCheckすれば、正規で出てる物に関してはほぼ押さえられます。Club人気の人だけにブート等も多いから、正直、全てを手に入れてたらきりがありません。
 
 さて、このHang Up。Top10を狙ったなって感じ。Madonnaさんは、84年の「Lucky Star」から92年の「Deeper and Deeper」までの「Oh Father」を除く24曲が全てが全米Top10入りしている。Mariahだと”全米1位”で話が進むが、Madonnaさんだと1位より、”Top10をKeepし続けた”方が功績が大きい。(でも全米1位も12曲有る) このシングルは、”サビ始まり”、”ABBAのサンプリング”、”ショッキングなビデオ”。もう、明らかに全米Top10狙ってます。
 
 さて、Remixだが、MadonnaさんのカッコイイDance曲(しかも、Videoがカッコイイ曲)ってRemixの当たり外れが激しい。(例えば当たりはMusic、外れLay of Right、ソウソウDie Another Day) だから、事前の期待はしなかったんだけど、今回は期待以上に良いんです。Remix聞いてて思うのは、この曲における「Gimme Gimme Gimme」のインパクトの強さ。あの音が聞こえるだけで一気にテンションが上がっていきます。ABBA色を控えめにした「Bill Hamel Remix」は正直、もろ足りない感あり。だけど、その試みは評価すべきだと思います。もちろん、Club向けにココまでRemixを用意してくれるMadonnaさんだけあって、Dance Chartは34曲目の1位になっています。

Kangta
 02年に出たKangta(カンタ、安七炫)のソロ2作目「Pine Tree」。聞き心地の良いJazzベースのアルバムだ。

 Kangtaは96年にH.O.T.のメンバーとしてデビュー。H.O.T.は一世を風靡し、熱狂的なファンも現れるほどだったらしい。01年に電撃解散となり、Kangtaは01年の「Poraris」を機にソロの道を歩む事になる。アイドルH.O.T.の音楽と異なり、KangtaのソロはJazzをベースとしている。

 正直、僕はH.O.T.は「outside of Castle」しかしらないが、Kangtaはソロの方が良い。やりたい事をやっている。そもそもH.O.T.からのKangtaのファンは音より顔で、どんな音楽をやっても結局買うのだ。彼がここまでJazz色強く出来るのは、そういった背景もある。このアルバムは15曲収録され、4曲が中間奏、8曲はKangtaが作曲している。正直、アルバム中で一番H.O.T.っぽい「The Best」が要らない。しかし、他はスローでよくまとまっている。個人的には「Happy Happy」が気に入ってるが、それ以外は別に特別良い曲も無く、悪い曲もなくだ。

 Kangtaは今、SMが中国進出で一番力を入れている歌手の一人だ。理由は、日本、台湾、香港へ進出しているSM歌手(BoA、東方神起)の日本、台湾、香港での活動はAvexにマージンを払わなければいけないからで、おそらく中国ではそのマージンは発生しないのだろう。今年高額でSMと再契約をしたKangtaだが、同時にSMの株式も取得し、経営者の一人として名を連ねている。正直、これで良いのだ。今のジャンルでSMを出るにはリスクが高すぎる。

All I Want For Christmas Is You2000/恋人たちのクリスマス2000
joy joy joy
ちなみにJoy to the worldのジャケットはこんなのです。

 毎年、クリスマスになると流れるMariah Careyの「All I want for Christmas is you」。今年は、DVD付きのグレードUP盤がリリースされた為か、近年に無く街角でよくMimiにする。 さて、上記のMariahの「Joy to the world」は、「Merry Christmas」というアルバムの1曲である。このアルバムがリリースされたのが94年。当時のMariahは今とは認識が異なりPopsシンガー。だから、とてもPopsに出来ている。このアルバムは企画盤にも関わらず日本でも売れたし、今でも支持があるのはPopsなアルバムだからだろう。(もちろんドラマの主題歌だった背景もあるが)
 
 この「Merry Christmas」からはアメリカではシングル発売が無かった。理由は企画モノだったため、アルバムを売りたかったのだと思われる。それに対し、イギリス、オーストラリア等では「All I want for Christmas is you」、「Joy to the world」と10月のアルバム発売から次々とリリースされた。「All I want for Christmas is you」がラジオ重視の戦略だったのに対し、「Joy to the world」はクラブ向けの戦略で12”(アナログレコード)が出回り、Billboard Dance Chartで17位を記録している (僕の記憶ではこのシングルCDはオーストラリアのみで僕も持っていない)。Main RemixはDavid MoralesのClub Mixで、このRemixは「One Sweet Day」のオーストラリア盤Singleや2000年に日本でリリースされた「All I want for Christmas is you(so so def remix)」というシングルにも収録されている。
 
 MariahのJoy to the worldに対照的なのが96年にリリースされた「Preachers Wife
」というサントラに収録されたゴスペル色の強い、でもノリの良いJoy to the worldだ。どちらを聞いてChristmasを盛り上げるかは人それぞれ、しかし1曲でココまでカラーが変わるのだからスゴイよなぁ。

李玖哲(ニッキー・リー)/影子 影子

 今年買ったCDで一番期待以上だったのがNikky李玖哲(ニッキー・リー)の「影子 」。このアルバム以上に期待を上回ったアルバムは無いな。Jay周杰倫は予想通りの良い出来だし。ある意味”新しい人発見した”感は無いでしょ。

 Nikkyは韓国人、韓国でデビューしたものの売れずってなんかKみたいな経歴。彼はMachiのメンバーとして台湾デビュー。このアルバムを出す為にかなり痩せてます。このアルバムはCoco Lee、Elva蕭亞軒のProducerでもある在米韓国人のJae Chongが全曲Produceをしている。だからすごくセンスの良さを感じる。しかも同じ韓国人だからかNikkyとの相性がとてもよい。アメリカのメロディーが主流の90年代中旬までのR&B、韓国のR&B、台湾のR&Bこの3つのバランスがよく取れている。

 しかし、欲をいうのなら曲の合間と曲順。1曲1曲の出来が良すぎて、完結感があるから、次の曲に行くとちょっと違和感がある。一番頂けないのが最後2曲のボーナストラック(NikkyじゃないMachiのメンバーの曲2曲)とアルバム本編(Nikkyの歌った9曲)の間が1秒だけ。もっと流れを作ったらもっと良くなってた気がする。

 もし、R&Bが好きなら絶対後悔はしない。癖の無いR&Bだけど、とても出来が良いR&Bでもある。

 僕はこの冬はこのアルバムで中から温まる予定。

梁漢文(エドモンド・リョン 903 id club拉闊音樂會
 Edmond梁漢文(エドモンド・リョン)のライブ盤「903 id club拉闊音樂會」。拉闊音樂は香港のFM903のライブ企画番組。ゲストが絶対出たり、他の歌手の歌を歌うのが特色。ライブ盤を出してくれるから助かる。
 
 Edmondは71年生まれ。91年に「妳着妳等着妳」で香港でデビューし、00年には遅ればせながら台湾でもデビューしている。が、歌手としてはHit曲に恵まれたが、香港返還後はあまり売れず、俳優を活動のメインとし、他歌手のゲスト等でピアノやキーボードを弾きながら登場したりと、歌手としては地道に活動をしてきた時期もある。03年にEMIへ移籍して出した「No.10」から「七友」が大ヒットする。このアルバムはEdmondの好きなサッカーにちなみ11曲収録されている。(彼は以前ユースの選手だったらしい) このアルバムは全ての曲名に数字が入っていて、番号順に収録されている。その後のコンサートではステージにサッカーゴールを設けたコンサートを行っている。(この演出はやっぱりJan林海峰なのだろうか…)
 
 Edmondが歌手として再出発できた理由は、歌が評価されていた事、数多くの香港映画で大衆に知名度があったことと、彼がピアノを弾けると言ったアーティストの側面だろう。知名度があれば、広告には新人ほどお金がかからない。香港EMIは少し前まで、その戦略だった気がするし、香港のマネージメントが変換後に市場を明確に出来なかったことが上げられる。

 このアルバムは04年3月に行われた。「七友」「九九九」と言った近年のヒット曲はもちろん、ゲストのMilliam楊千_のヒット曲をEdmondが歌っている。04年に比べ、05年は前半のみで活動が少なかったEdmondだが、年々スローな曲が似合う歌手になっている。

唱遊 唱遊
 98年にリリースされた王菲の「唱遊」。王菲の公私共に良い時期に出たアルバムだ。高校時代に買って毎日聞き込んでいたから、かれこれ7年前。
 
 王菲は69年生まれ。歌のコンクールで2位になりShirley王靖雯の名で89年にデビュー、自分の意見を反映させた92年の「Coming Home」が大ヒットし、続く「十万個為什麼」で、当時香港でファッションリーダーになる。94年「迷」で台湾で北京語デビューし。香港返還後は北京語アルバムを製作している。彼女の魅力は歌声。
 
 この「唱遊」はEMI移籍第2弾。ベタな路線できた第1弾「王菲」に続くアルバムとして、期待してた通りのアルバム。ジャケットの顔の赤いラインから、中のCuteな写真、そして「半途而廃」のキレイな声から、自身の愛娘(確か女だったはず)の声を使った「童」まで、ファンの希望と王菲の希望のバランスが非常によく取れている。彼女はこの後「唱遊演唱会」といった日本を含むWorldツアーを行い成功させている。
 
 日本で王菲というとFinal Fantasyの「Eyes on me」だが、このアルバムはEyes on meの前に出されたもので、日本盤にはこの曲が追加収録された改盤が出ている。
 
 この後、王菲は離婚、よく99年にはコカコーラのCDに選ばれ、香港市場を意識した「只愛陌生人
」を出し、ヒットさせた。EMI時代の全盛期だ。最近は結婚、妊娠と私生活のNewsばかりで芸能界を離れている王菲である。

画像はCeline Dion My Heart Will Go On (Dance Remix)
 音楽はご存知の通り”流行”である。80年代はPops、90年代はR&Bが流行ったが、この流れの中、歌手は大衆の求める先、または要望に沿わなければならない。

 Remixはその名の通り再びMixをする事だが、主に音楽業界では「ジャンルをクロスオーバーする」際に多用される。アメリカではラジオ局がジャンルごとにより異なるため、ラジオ局は他ジャンルの曲をかけない。

・ 80年代にPopsで世界的に人気を確立したWhitney Houston, Michael Jackson, Lionel Richie, Janet Jacksonといった黒人歌手は90年代に米国の流行がR&Bへと流行が変わっても米国内のPops、欧州のHouseへのアプローチといった点でRemixでの調整は不可欠である。逆に言ってしまえば、だからTLCのように90年代の歌手はRemix無しでも世界的に活動できるのである。
・ Mariah、Madonnaのような白人枠で活動していたPops starは活動できる範囲を広げるためにRemixを増やした。MadonnaがDance Chartをメインにし、MariahはDanceとR&BとRemixを用意し調整を図った。
・ 他ジャンルからのアプローチ。Classicから出てきたVanessa-Mae、Countryから出てきたShania Twain、LatinoとしてLatinへのアプローチも含めたデビューが行われたJ.Lo。活動するジャンル(チャート)が2個以上の時にRemixは不可欠である。

 米国では黒人歌手がR&BとTop100で動けるのに対し、白人のPops歌手が活動できるチャートがTop100のみな為(正確にはAdult Contemporaryというチャートがあるが、主要チャートではない)、積極的にDance Remixを作り、Dance Play Chartに進出する事もある。代表的な例がCeline Dionの「My Heart will go on」だろう。

 日本でRemixが注目されない理由は、ラジオ局やチャートでジャンルが分かれてないからだろう。また、Houseで作ってもかけるクラブがねぇ。クラブ向けに作るならParaPara向けしかフロアで使われないでしょ。

 僕は以前にも書いたがRemix 大好きである。原曲からどっか切り口を見つけ、その曲の他の面を提示する。商品のセールスポイントを見つけ、そのポイントで顧客にアプローチする。営業手段に似てると僕は思う。曲のよさ、良い点を見つけるのが楽しい。
Se7en Must Listen
 日本でも売れているSe7en。彼の成功はYGの戦略勝ちといっても過言では無い。YGは韓国音楽界を変えた元ソテジ・ワ・アイドルのヤン・ヒョンソク率いるヒップホップ集団。当初Se7enは02年に韓国でデビューし、03年には日本進出とBoAを参考にした計画だったらしいが、結果としては03年韓国デビュー、05年日本進出となった。1集「Just Listen」で韓国デビューしたのは03年3月。かかとにローラーの付いた靴でパフォーマンスし、見事に注目を集め、1集が韓国で大ヒットしたため、日本進出よりこの2集製作を優先させた。結果としてその遅れた時期に、日本では韓流がブームから1ジャンルに確立としたため、まさに運が良いのだろう。

 この2集「Must Listen」は04年7月にリリースされた。04年9月にソウルを行った時に東大門をはじめ街中で1曲目の「熱情」をよく聞いた。前作に引き続きYGがProduceだから作品的に後悔はしないだろう。ぶっちゃけ言おう。デビュー時のかかとにローラーの付いた靴はUsherが先駆者だ。このアルバムからはJ.Loと同じSamplingをしている。どこまでがYGでどこからが彼の個性なのかは、Se7en自体若い(彼は84年生まれ)のため、まだ不明だが、自分の物にしてしまうといった意味では個性はかなりある。

 彼は10月に発売予定だった3集を来年1月と延期させ、結果、05年は日本を主で活動をしたのだが、まだまだどう化けるのか分からないといった意味では、Rainより僕はSe7enの方が適応性は優れていると思う。
Soloベスト盤 Genesisベスト盤

Phil CollinsGenesisPhil Collins72年にGenesisにドラマーとして加入する。76年から脱退したメンバーに代わりリードボーカルとしてGensisで活動する傍ら、81年にはソロとしてもデビューしている。80年代のPhil Collinsはとにかく駆け抜ける。80年、81年、84年、86年にGenesisとしてアルバムをリリースし、81年、82年、85年、89年とソロでアルバムを出す。これ以外にもサントラに収録された「Separate Lives」「Against All Odds」「Two Hearts」といったヒット曲もある。これだけのリリースラッシュをこなせたのは環境とかじゃなく「Passion」でしょ。GenesisVirginPhil CollinsWarnerと所属が異なるのは理由の一つで。

 

しかも85年のアルバムではBritish Awardsで最優秀男性歌手、Granny賞では最優秀Pops男性歌手も受賞している。


最近はターザンで有名な彼だが(彼がターザンを演じているのではない。Disneyのターザンの音楽Produce)、新作を手がけるとかなんとかでDisney Group仲間入りを果たしているが、ソロとしてもそろそろ以前のように活動して欲しい。