音楽日記 & バンコク日記 -199ページ目

音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

 僕がJanet Jacksonを好きになったのは中学2年の時。当時から小遣いの許す限りでいろいろ買ってたけど、89年にリリースされた「Janet Jackson’s Rhythm Nation 1814」の頃のマキシシングルは廃盤だった為、CD屋で売ってなかった。なら中古屋。それが中古屋を使ったきっかけ。結局、いろいろと音楽を聴くうちに、古い物をほじくる際には中古屋は欠かせない。

さて、アジアだ。中古屋での台湾、香港、韓国といった音楽の購入は僕は勧めない

とはいい、買ってる。今日某オフで韓国のピの1st albumと香港の何韻詩hoccのアルバムをそれぞれ250円で買った。

しかし、海賊盤は普通に中古屋に並べられてるのが多いのだ。正直、中古屋の40%くらいは海賊盤だと言っても過言ではない。また、売ってた韓国のコンピも、ネットで買うより高値だったりする。もし、中古屋で購入するのであれば、海賊盤を見ぬく目と新品の相場を知らなければいけない。

実際アジアに興味のある人が少ないからシステム化された中古屋では海賊盤を買い取るのだろう。だから、ハングルでピと書かれてるRain(ピ)の1st albumが250円なのだ。在庫であったA-Mei、Elva、シン・スンフンは大陸からの海賊盤なのだ。

購買者が購入時に満足のいくよう責任を持たなければいけない。これが洋楽市場とアジア音楽市場の中古での異なりだと思う。
黄義達(イーダ・ホァン) / 専属密碼 専属密碼
 絵本作家ジミーの「地下鉄」の映画版(Tony梁偉朝(トニー・レオン)、Miliam楊千_(ミリアム・ヨン)出演)のサントラに収録されたElva蕭亞軒(エルバ・シャオ)の「地下鉄」。この作曲家として台湾で活動を始めたYida黄義達。彼の2枚目の「専属密碼」はなぜか最近日本でもリリースされた。F4じゃないのにwhy?しかもこの顔で可愛いという人もいるから女とは実にうまく出来てると思う。

 収録曲はインスト1曲を含むぜ11曲。うちYidaは6曲作曲、2曲Produceをしている。恩師、李偲菘、李偉菘が2曲作曲、7曲Produceとお全面的サポートをしている。Yidaの魅力は優しいMelodyだろう。蕭亞軒の「地下鉄」然りである。しかし、ジャケットを見て分かる通り、やりたいのはRock。彼の作曲した曲の多くが優しい旋律のため、「臭男人」以外はスローだ。

 Yidaは04年7月に「無法定義」でデビュー。Yan-Zi孫燕姿(ステファニー・スン)のProducer李偲菘、李偉菘の次なる一手と期待されてデビューした。やはり李偲菘、李偉菘。ハズレは無い。Rockの薄い台湾だけに、やりたいことをやるのに時間がかかるだろうが、李偲菘、李偉菘がサポートするのなら聞いて見たい気もする。
骨盤の曲がった子
母がイクスピアリで木の人形を買ってきてくれました。家族1人1個。

「どれでもいいからそこの1個開けなさい」
と言われてあけたら、この子が出てきた。

骨盤が曲がってる…

「やだっ。骨盤が曲がってる。きっとこの子冷え性だよ」
って母に言ったら、

「あらっ、アンタと一緒じゃない」
の一言。

…先日、整体で「骨盤が曲がってる」って言われてたから何も言えない僕。

 くそっ!!

 ちなみに今は家族の4個全て仏壇に母が飾ってます。

順子 順子
 98年のShunza順子は台湾音楽界に大きな衝撃を与えた。彼女は自身で曲を作り、R&Bをする”女性”なのである。L.A.Boyz、王力宏、陶喆 等のABC系で出てきた女性とのイメージさえあった。
 
 順子と書いてShunza (読みはシュン座じゃなくてシュンズ)。彼女は73年北京生まれで、母、黄愛蓮は国際的に活動しているピアニスト。順子は6歳でアメリカに渡り、その後スイスで生活してた。大学ではJazzを専攻している。海外生活が長かった為、中国語には自信がなく、歌詞はとにかく英語が多い。(デビュー当時北京語を話せなかったとの噂もある。今でも作曲はあまり行わない)当時それが逆に台湾で良くとられた感もある。
 
 順子は97年に「順子Shunza」でデビュー。これは98年に出た2枚目「I am not a star」。「Inspiration」はとてもPopなR&Bだ。旋律のキレイなバラード「I’m not a star」。この2曲は今聞いても良い評価を受けるだろう。99年に台湾金曲奨を受賞してるのは確かこのアルバム。
 
 順子はその後、Rock Recordsで3枚目のカバーアルバム(英語)を出し、01年にEMIへ移籍、Elva蕭亞軒とDuetしたり、Jazzしたりと契約どおり3枚アルバムを出し、種子音楽へ移籍している。最近はJazzに傾倒していたり、Produce業やドラマ提供が多かったりとHitから遠ざかってる彼女だが、近年の王力宏のように狙えば上に上がれる才能溢れる人だ。

陳慧琳 BPM Dance Collection
 Kelly陳慧琳(ケリー・チャン)。90年代後半に日本で売れたアジア系芸能人はVivianとKellyだろう。今日売れているF4や韓流スター異なり、男女問わず知名度がある。
 
 Kellyは73年生まれ。高校時代は神戸のインターに通った経歴もある。95年に香港で大々的にデビュー。香港での地名度は絶大だったため、結構日帰りで渋谷に買い物に来てたらしい。97,8年頃から日本でも活動を始め、資生堂のCFのイメージは結構強烈だった。当時の彼女は1年に2枚以上広東語アルバムを出し、1年に1枚以上北京語アルバムを出す。そして、1年に1回はコンサートをして、1年に1作以上映画に出て、日本でもSingleを出したり、ドラマに出たりで活動をしていた。ココまで活動できるのも凄い。

 この「BPM Dance Collection」は01年にリリースされた広東語Dance Best。BPMはBeat Per Minuteの略で、曲の速さをあらわす。このアルバムにはBPM130から160の早いものと、BPM75~130の遅いものがNonstopで収録されている。移籍時期でもないベストなのに出来はかなり良い。「花花宇宙」「大日子」「真感覚」「高速情路」等のKellyのDance曲は網羅されていて、香港で長期的に売れたのが納得するアルバムだ。
 
 広東語音楽的にはMark雷頌徳に任せているKellyだが、最近はCDリリースを広東語1枚程度にし、女優に力を入れている。中華圏の文化交流が活発化している今、香港芸能界は大きな岐路を迎えている。女優をメインにしても、サントラ程度でかまわないから歌って欲しいトコ。

MULTIPLEPERSONALIZE MULTIPLEPERSONALIZE

JK Kim Dong Uk 金東旭(JKキム・ドンウク) 0312月に出た「MULTIPLEPERSONALIZE」。12月韓国で発売されただけあり、寒い日に会う。JK Kim Dong Ukのこの作品は昨年TV見てたら流れててご購入。R&BにもJazzにも対応できる声の持ち主だ。


 JK Kim Dong Uk76年生まれカナダ育ち。カナダの大学でJazz Vocalを先行しただけある。ドラマの歌で注目され025月に1集。04年に2.5集、05年に3集とリリースしている。最近の日本の韓流イベントにも出たらしいです。JK Kim Dong Ukのような音楽ももっと紹介してもらいたいトコ。


 このアルバムはSydneyで作られている。12月リリースする為のアルバムを6月真冬のSydneyで作ってるのは計算ずく??と疑いたくなる程。内容は心温まる音楽だ。「03’ Cry」は哀愁漂うR&B。僕が思うにこのメロディーとBeatの心地よさがKorean R&Bの魅力だと思う。このアルバムはR&Bに始まり、映画挿入歌っぽい曲や、JazzSmooth R&Bとさまざまなジャンルを通して彼の歌声を聴ける。12曲目は一転してClubを意識している。Club調の声のいじり方がAnastasiaっぽいのがちょっと痛いけど、それ以外は本当に良い。


 韓国語は全く分からないが、言葉にとらわれず音楽として楽しめる人にはぜひおすすめだ。

Gigi順時計 順時計
 今年6月に発売されたGigi梁詠琪(ジジ・リョン)の北京語ベスト「順時計」。6月に台湾の西門を歩いていたら大音量でCMが何度も流されていたアルバムだ。「君のいた永遠」等の香港映画でGigiを香港女優(香港スター)として知っている人もいるかと思うが、ココでは歌手Gigi梁詠琪を紹介する。彼女は言語能力に長け、広東語、北京語、英語をたくみに操る。Gigiの彼氏とは大違いである。
 
 市場の狭さ(※注 下記参照)と、海賊盤問題と、歌うだけでは稼げない香港芸能界が故、歌手と俳優を両立させるのは仕方の無い問題だが、Gigiは作曲をこなしてしまうあたり、”音楽をやりたいから”という彼女の意思を感じる。Gigiは映画では95年、歌手としては96年11月に香港で、よく97年3月に台湾でデビューしている。その前から、ちょぼちょぼと芸能活動はしていたとのこと。香港の芸能界には歌えて、演じられる人はたくさんいる。その中で作曲までこなしてしまう芸能人というのはそう多くない。
 
 台湾で歌手と認識されている香港芸能人はJacky張学友(ジャッキーチョン)、Eason陳変迅(イーソン・チェン)、Gigi梁詠琪と決して多くは無い。もちろん、映画等の関係で、Andy劉徳華(アンディー・ラウ)、Cecilia張柏芝(セシリア・チャン)と知名度のある香港芸能人は多い。しかし、歌が正当に評価されてる人は少ない。そこには広東語、北京語といった言語の壁、また、映画が主の香港芸能界と音楽が主の台湾芸能界の違いがある。
 
 さて、このGigiの北京語ベスト盤。97年からの北京語作品は抑えている。新曲3曲を含む全30曲。4曲Gigiが作曲した曲が収録されている。Gigiの出した8枚の北京語アルバムの内、最新の04年に出た「歸屬感」以外は彼女の北京語アルバムはYan-Zi、Yida等のProducerで知られるシンガポールの李偲菘,李偉菘兄弟がメインでProduceしているだけあり、ハズレは無い。(「歸屬感」は音楽業界の女性を主で作られたアルバム)。
 
 このアルバムを聞いて彼女の声が変わっているのが分かる。落ち着き差が増した。最近、海賊盤、MP3問題で歌手活動がしずらい香港の芸能人だけに、この時期にベストは裏事情があるのではと疑いたくなるが、このベストだけで十分なのに、彼女には他に広東語曲、映画の仕事もあるのである。これでGigiを知ったとは言えないのだ。アッパレである。
 
※ 広東語市場は香港、広東省等を含め人口800万人といわれる。香港と大陸でCD単価に格差があるため、大陸での印税はあてにはならず、香港も2万枚で日本のミリオンといわれるほど市場が狭い。また、香港、大陸ともに海賊盤が多発しており、CDの収益、コンサートの収益だけでは歌手として活動するのはキツイといわれている。

Jewel Spirit 0304

 98年春にリリースされたJewel2nd albumSpirit」。好きな人も多いかと思う。


Jewel74年生まれで、アラスカ育ち。倹約のため一時バン生活(実質路上生活)をした事もある。95年に「Pieces of you」でデビューし、以来この「Spirit」、「This way」「0304」と4枚のオリジナルアルバムを出している。彼女の魅力は詩。そっちの方が求められているのかもと感じる今日だ。


僕にとってのJewelPatrick Leonardが手がけたこのアルバムが音楽的にピークである。このアルバムからは「Hands」「Down so long」「Jupiter」「What’s simple is true」と4cutされたが、「Hands」「Deep water」が気に入っている。その魅力は音楽的にはもちろん、詩的にも気に入っている。前述のSarah McLachlanの「Surfacing」が97年で、Lilith FairというイベントやAlanis MorissettePaula Coleとこの時期は弾き語り系の歌い方の独特な女性ソングライターが今より多く活動していたと思う。


この「Sprit」はその後の99年冬に出たクリスマスアルバムでアルバムプロジェクトに終止符を打たれた形になったが、もっと続けていても良かったのではと、惜しさも感じる。


ちなみにここまでの彼女は弾き語り系である。その後、彼女は01年に「This Way」というアルバムを出し、「Standing still」というPopsな曲を出し、今まで築いていたJewel像を打ち破る。(Live用にPopsが欲しいのだと当時は思っていたのだが…) 2ndシングルでは「Break me」を出し、壊れた感を更にアピールし、3rdシングル「Serve The Ego」では8曲入りMaxiを出し完全に売込み戦略が変わってしまう。そして、決定的なのは03年に出た「おサオよっ!!」こと「0304」。天敵はBritney??系の超間違い路線へ。ジャケットの水色地に蛍光ピンクと黄色。白人がこれをしたらただのおばちゃん。所詮アラスカの田舎娘を強調するだけだね。しかも内容は超Pops。ヒラリーダフでも狙っているのか系である。しかし狙っていたところで所詮Jewel。スリーサイズがジャケットでは斜めにごまかしているが、スリーサイズはボン・小ボン・ボンである。


おサオよっ!!で十分アナタのSpiritはわかったからさぁ、音楽的にSpritの頃に戻って欲しいのだが、今戻っても間違い認めてるみたいで困るけど。

O.S.T. /王子變青蛙 王子變青蛙

日本では未公開の台湾ドラマ「王子變青蛙」のサントラです。今年6月に台湾でサントラが発売されたため、4,5月からのドラマと思われます。このサントラは11曲収録され、183Clubと七朶花の歌が6曲収録されています。また、この第2盤の特典DVDにはCD収録曲のMV183ClubCF等の映像がふんだんに入っています。

さて、183Clubは男性5人のアイドル。平均身長は183cmだそうです。対する七朶花は4人の女性アイドル。僕が思うにカバ鼻が多い気がします。アイドルなので、気になる方は詳細を他のサイト、Blogで調べてください。七朶花は最近アルバムを出しました。MadonnaMaterial Girlのカバーとかもあるようです。

 内容はベター。特にうまいとか、心に響くといった事はありませんが、ヒドクは無いです。共にどちらのグループもCDデビュー前とだけあり、緊張感が感じられます。しかし、メインはドラマなのでしょう。アイドルなので、まぁまぁ良しとします。

 さて、アイドル。僕は必要だと思います。人に夢を与える人は必要ですし、音楽業界アイドル無しでは金が無いでしょ。アイドルだけの事務所というのは嫌いですが、アイドルで稼いで、他のアーティストが活躍できるのならアイドルはホドホドに必要です。このサントラはワーナーからのリリースです。このサントラで稼いだから同じワーナーの張恵妹、孫燕姿、F.I.R.らの作品が良くなると考えたら、このアルバムは音楽的にも悪くはないし、良いのではないでしょうか。

It's Not Right, But It's Okay
 Remixは曲を別の面から見せる事。その面は、メロディーでも、歌でも、ジャンルでも、ビートでも、何でもありだろう。Maxiシングルの魅力は、そのRemixをたくさん揃え、時には同じ曲ながら、アルバムのように楽しめることだろう。そういった面でいうとJanetのYou want thisやifの7曲入りMaxiはとても聴いていて面白い。
MaxiシングルはMadonnaさんのUS盤がいつも充実してる。

しかし、このWhitney Houstonの「It’s not right, but it’s Okay」はかなりオススメなMaxiだ。

1.It's Not Right But It's Okay [Rodney Jerkins Smooth Mix]
2.It's Not Right But It's Okay [Rodney Jerkins Smooth Mix] [Instrumental]
3、It's Not Right But It's Okay [Thunderpuss Radio Mix]
4、It's Not Right But It's Okay [Club 69 Radio Mix]
5、It's Not Right But It's Okay [Thunderpuss Club Mix]
6、It's Not Right But It's Okay [Club 69 Future Club Mix]
7、It's Not Right But It's Okay [Club 69 Future Dub]
8、I Will Always Love You [Hex Hector Club Mix][*]

 
 この「It’s not right, but it’s Okay」は、98年に出た「my love is your love」の2ndシングルとしてシングルカットされた。アルバムに収録されたRodney Jerkinsの曲をRodney自身の他、Thunderpuss、Club69がRemixしている。(ちなみにこの曲のJohnny ViciousのRemixは1stシングルの「Heartbreak Hotel/It’s not right, but it’s Okay」に収録されている)。注目はRodneyのSmooth Mix。このSmoothぶりが良い。ビートを強調したAlbum Version、Thunderpass、Club69、Johnny Viciousといったクラブで「It’s not right, but it’s Okay」と歌われるのと、Smoothにしっとり「It’s not right, but it’s Okay」と歌われるの。全然違う。このRodneyのSmooth Mixは実にしたたかに「It’s not right, but it’s Okay」なのである。
 
 ちなみにこの曲、Billboard総合Chartで4位。Club Play Chartで1位。R&B Chartで7位。この好成績を出すためには、それぞれのChartに適したRemixも必要なのである。なぜなら、そこに彼女を求める需要があるからである。