Aaron郭富城(アーロン・クォック) / 愛的呼喚 | 音楽日記 & バンコク日記

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愛的呼喚愛的呼喚
 Aaron郭富城(アーロン・クォック)。彼の香港芸能界への貢献は大きいと思う。香港人に聴くと「歌い方が演歌っぽくてイヤ」とか、「ParaParaSakura」「這唱歌」といったイメージで賛否両論というか否の意見が多い。
 
 90年代後半、彼はハイペースでCDを出している。香港四天王の1人として音楽業界に貢献したのも事実だが、彼のすごかったのは視覚だろう。僕は当時MTVの見れる環境ではなかったので、MTVは知らないが、CDのジャケットだけでも毎回Aaronはすごかった。これが女性歌手なら通常だ。JanetやMadonna、彼女らはアルバム時にはシングルの為にパーマ、ストレート、黒髪、赤髪と変えイメージを作る。しかし、男性歌手に関してはどうだろう。ハゲたり、長髪から変える以外はあまり髪型を変える人はいない。当時のAaronは短髪の前後を立てたり、横に分け目をいれてみたり、ぴっちり73にしたり、マッシュルームのカツラをしたり。ファッションでもVivienne Tamが特製のシャツを仕立てたりと、イメージ作りは他の香港歌手よりも早く取り入れていた気がする。コンセプト等を手がけていたマネージャーの小美のセンスのよさもあるのだろう。
 
 このアルバム「愛的呼喚」は97年6月にリリースされた。当時香港返還前のリリースラッシュで7月の返還前にほとんどのアーティストがアルバムを出している。当時のAaronのスタイルは、Produceは譚國政をメインに小美とAaronが加わり、CD初回盤は写真集(小冊子)付き、改盤はVCD付きでリリースされ、1年に2,3枚のオリジナルアルバム、ベスト盤、ライブ盤、企画アルバムと計5,6枚リリースされていた。ここまで言うと、あまり特別なアルバムな感が無いが、このアルバムからはこの年の賞を総なめにした「愛的呼喚」を始め「有効日期」「複製霊魂」がヒットした。僕は当時、王菲の影響でC.Y.Kongの楽曲が気に入っていたので、彼の作った「戦鼓」「花」が気に入っていた。僕が思うに、彼のアルバムで一番まとまっている感がある。視覚的に強烈な曲が無いためか、全体的な落ち着きがある。この後の12月にAaronは「這唱歌」をリリースし、また一つ強烈なイメージ大衆に植え付ける。
 
 いろいろなイメージで世間を楽しませたから、Aaronは大衆から賛否両論なのである。一つの格好にこだわった歌手よりもは全然素晴らしいと僕は思う。