思ったように撮れない理由とは・・・
先日、横浜駅のヨドバシカメラに行ったところ、
一眼レフを少し前に購入されたらしい初老の男性が、
「先日ここでカメラを買ったんだけど、うまく撮れなくて。
わかりやすい本とかないですか?」
と聞いていました。
すると、店員さんが、
「機種別の解説本がこちらに売っております」
と案内していました。
「ちょっと待ったー!」と言う勇気もなく
背中を見送ってしまいました。
(同世代なら声をかけれたかも。。)
しょぼん
高いカメラだからいい写真が撮れるはず・・・?
カメラを買った時には、
カメラのパンフレットや展示されている写真を見て、
「こんな風に撮れるんだ!」とワクワク想像されたはず。
スマホであれだけ撮れるなら、
数万円、数十万円かけたなら、
もっと素敵に撮れるだろう。
って思いますよね。
そんな期待を込めて購入されたあと、
実際に使ってみたら、ん?
思ったように撮れない・・・
いや、スマホのほうが綺麗に撮れる・・・
という方が多いかと思います。
これ、実際にスクールの生徒さんの多くは経験済み。
カメラって、
かけた金額に見合った成果がでるもんじゃないんですよね。涙
でも、道具というのはそんなもんです。
100円のペンで描いた絵と比べて、
10,000円のペンで描いた絵は100倍いいか
という話と似ていると思います。
それでは、なぜ思ったように撮れないのか・・・?
その理由は、3つあります。
理由その1:表現したいものが人による
カメラはシャッターを押されたら、
私(持ち主、撮影している人)のために一生懸命考えてくれます。
カメラが最適だと思う値(ちょうどいい明るさや色味)は
最新の技術やAIとかを駆使した超正確な値。
しかし、それは機械的に正しい値かもしれないけれど、
私が表現したいこととは違うことが多い。
人間のアナログな感性は人それぞれ。
機械が弾き出した最適解と違ってしまいます。
もし、カメラに感情があるならば
「俺の出した値のほうが正しいのにー」って思っているでしょうね^^
結論としては、カメラ任せにしない。
理由その2:どの機能をつかったらいいのかわからない
カメラに機能がたくさんありすぎて、
初心者の人には、どのように操作したらいいのかが分かりづらいです。
ボタンたくさん!
生徒さんには「取扱い説明書は読まなくていい」とお伝えしています。
基本的な機能は、どのカメラでも同じです。
しかし、ボタンの場所がわからなかったり、
機能の名前が違ったりするときに、取説を調べるといいです。
最近、取説はwebに移行しましたね。
私の買ったSONYのカメラ、こんな紙が入っていただけでしたw
これ、めちゃ便利です!!
つまり、どの機能を使ったらいいかわからないは、
基本の操作を覚えることが大切!
理由その3:そもそも「思った通り」が曖昧
そもそも「思った通り」がきちんとイメージできていないと
「思った通り」に撮れません。
写真を撮るときは、明確にイメージしないと撮れません。
「なんとなく綺麗に撮りたい」じゃ、撮れないです。
明確にイメージしましょう!!!
こちらも参考にしてくださいね。
思った通りに撮るためには
「思った通りに撮れない」と嘆く前に3つの原因を解消しましょう!
カメラ任せにしない
カメラの基本操作を覚える
明確にイメージする。
これをやったら写真が変わりますよ!!
《特に大事なカメラの基礎》
【ボカす】
ボカした写真を撮りたい!ボケの効果とボカし方(一眼/スマホ)
【構図】
【ピント】
スマホで綺麗に撮るなら超重要!ピントをきちんと合わせるためにすること
【明るさ】
「色が変になる」悩みの9割は「色」ではなく「明るさ」の問題。
【色】
【縦か横か】
【バックアップ】
Googleフォトの使い方。バックアップから写真の共有までできる無料ツール。使わない選択肢はない
写真バックアップし放題!Amazon Photosの便利な使い方