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お悩みハンター イプシロンです。

 

今回は「可愛い妹が欲しい!」さんのお話への回答になります。


☆「可愛い妹が欲しい!」さんのお話をまだ読んでいない方はコチラ!


 

想像していた「妹」のイメージと少し違う女の子に出会って少しショックを受けてしまったでしょうか。

 

無い物ねだりは人の性ですので、可愛い妹が欲しいという気持ちは分かります。

 

夢を見ることは悪いことではありません。ただ、夢を見ている時は良い部分しか見えません。

 

人だけではなく、動物だって物だって、全ての物事において良い部分と悪い部分の両方が存在することを忘れてはいけません。

 

可愛いだけでは人は愛されません。好いて怒って憎んで自分を捨てて相手を受け入れて泣いて、そしてまた好いて。それを繰り返すことで人は愛情を注ぎます。喜怒哀楽の感情を発露することこそが人を愛するということなのだとイプシロンは考えます。

 

件の兄妹の話ですが、電車内の場面だけを切り取ってみれば、ずいぶんこまっしゃくれた妹で可愛くないなと思うかもしれません。ですが、お兄さんの視点に立てば、電車内での出来事は日常の一部分にしか過ぎません。もちろん、体面を傷つけられて不甲斐ない思いをしたかもしれません。ですが、この一部分を切り取って、お兄さんは妹を憎み続けることはしないと思うんです。どこかで赦すのではないでしょうか。赦す過程でお兄さんは妹と積み重ねてきた時間を思い出すのではないでしょうか。もしかしたら、自分に妹が誕生した時のことを思い出して優しい気持ちになったかもしれません。まだ子供だからしょうがないと妹の行動を受け入れたのかもしれません。でも、そうやって認めることで愛情は思い出という形で堆積していきます。

 

妹にしても、成長すれば自分の発言が公の場ですべきものではなかったとの認識が生まれてくると思うんです。

 

だから、電車内での一件も時が経てばこの兄妹の中でお互いちょっと気恥ずかしい感情を伴った笑い話に変わっていくのではないでしょうか。思い出として、愛情の一欠片として心に積もっていくのでしょう。

 

翻って、「可愛い妹が欲しい!」さんですが、別に幻滅することはないと思います。全ての物事において、愛情を持てば痛みが伴うということです。伴うというのはちょっと違いますかね。愛情の中に痛みは含まれているという感じですかね。誰か(何か)を好きになれば漏れなく痛みが付いてきます。

 

なので、痛むのはちょっと勘弁というのなら、対岸から眺めているのがちょうど良いですかね。向こう岸から手を伸ばして可愛がるのだけというのも楽しみ方としてはありなのかなと思います。妄想もある意味娯楽ですから。


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