
On Top of the World
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メンフィスのレジェンドEIGHTBALL & MJGがSUAVE HOUSE/RELATIVITYから1995年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、SMOKE ONE PRODUCTIONS(T-MIX)、スクラッチには、DJ SQUEEKYも参加。全米8位に輝き、ゴールドディスクとなった出世作。個人的にはMJGの聞き取りやすく、的確に韻を踏んだラップが大好きですね!もちろんEIGHTBALLの体格並みに迫力のあるラップも好きですけどね。バラエティーに富んだ内容で、ベーシックな名盤だと思います。
1994年にリリースされたジョン・シングルトン監督、ICE CUBE出演の社会派映画『Higher Learning』のサントラ。ブラック・ムービーのサントラにハズれなしの時代の一枚で、ヒップホップ、R&B共に充実してますね。特にSIR JINXプロデュースの不穏なムードの1. ICE CUBE/Higher、浮遊感のあるキーボードが最高なジャジーR&B3. ME'SHELL NDEGEOCELLO/Soul Searchin' (I Wanna Know If It's Mine)、生楽器を活かしたファンク・トラックにVAL YOUNG姉さんがバックボーカルで参加した4. MISTA GRIMM/Situation Grimm、RAPHAEL SAADIQらしいアコースティック感を活かした優しい気持ちにさせるメロウR&B5. RAPHAEL SAADIQ/Ask Of You、ORGANIZED NOIZEらしいシンプルながら妖しげな雰囲気でグイグイ聴かせる7. OUTKAST/Phobia、UKアシッドジャズを牽引したTHE BRAND NEW HEAVIESによる疾走感のあるジャジー・グルーヴ10. THE BRAND NEW HEAVIES/Higher Learning/Time For Change、寂しげな雰囲気で、しっとりと聴かせるスロウ13. ZHANE/By Your Side、大御所によるもの哀し気なインストルメンタル15. STANLEY CLARKE/The Learning Curveがお気に入り。(2025/05/17)
ニワトリの鳴き声を入れたMANIE FRESHばりのイケイケ・バウンスなトラックに5TH WARD WEEBIEをフィーチャーしたバカチョンなファンキー・シット!
1979年にリリースした7thアルバム『Dynasty(邦題:地獄からの脱出)』。プロデュースは、VINI PONCIA。当時、小学校低学年でしたが、「I Was Made for Lovin' You」はラジオやテレビでかなり流れていましたね~ 怖いペイントして、ザ・シーク顔負けに口から火を吹くパフォーマンスには子供ながらに恐怖を覚えましたが、こんなノリの良い曲もしてるんだって思った記憶がありますね。全米11位と大ヒットとなった「アイ ワズ メイド フォー ラヴィン ユー、ベイビー♪」もキャッチャーなディスコ対応のハードロック1. I Was Made for Lovin' You、ベースが効いた郷愁感漂う3. Sure Know Something、ちょっとポップな感もあるノリの良いハードロック4. Dirty Livin'、男の哀愁を感じるギターが胸を熱くさせるハードロック6. Magic Touch、ドライブ感たっぷりのハードロック7. Hard Timesがお気に入り。(2025/05/10)
毎月7日は「シングル・レコード・レビューの日」
NYブルックリンの人気ファンク・グループB.T. EXPRESSが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Do It ('Til You're Satisfied) 』からのシングル。プロデュースは、JEFF LANE。
A. Express
B. Express (Disco Mix)
B面はA面のロングバージョンで、列車の音を取り入れたノリの良いディスコ・ファンク!BUSY BEE/Express、GANG STARR/Gusto、LEADERS OF THE NEW SCHOOL/Sound of the Zeekers @#ˆ**?!、POWERULE/Young Stars From Nowhere、PRINCE JOHNNY C/For the Love of Hip-Hop等でサンプリング。
(2025/05/07)
1985年にLONDON RECORDSからリリースされたワシントンGO-GOの2枚組オムニバス。こんな国内盤がリリースされていたのも驚きですが、これを昨年、近所のブックオフで見つけたことの方が驚きですね~ 近所にワシントンGO-GOなんて、今やドマイナーなもの聴いていた人がいると思うとワクワクするね笑
収録されているアーティストもREDDS以外、全然聞いたことがないけど、もう、GO-GO大好きなんで、無条件にOK!
A、B面はREDDS AND THE BOYSによるライブ”Hitt'n And Holding Live”。
以前にレビューした1985年のオムニバス『Go Go Crankin'』にも収録されていたグループですね。
A1. Introduction
A2. Hear Any Noise It's Just Redds And The Boys
A3. Hitt'n And Holding
A4. What You Say - Love Boat, Love Boat
クレジットは4曲だけど、メドレー形式なので実質1曲。パーカッション、ピュンピュン・マシーン、ホーンのワシントンGO-GO必須のバック隊に活きの良いコールアンドレスポンスがマジで最高過ぎるぜ!曲によってホーンのアレンジを変えてるので、まったく飽きないで聴けるよね。ライヴに行ってREDDSの「右手を空に上げろ!左手はパンツの中だ!Put Your Right Hand In The Air, Put Your Left Hand Down In Your Underwear!」を一緒に叫びたいよマジで!
B1. Bop Gun
B2. Oops Si Do
B3. Lock It In The Pocket
B4. Funk Your Body "Redds"
これもクレジットは4曲だけど、実質1曲。
基本、A面と変わらないけど、それがワシントンGO-GOたる所以(笑) このREDDSって男、かなりの盛り上げ上手だね!アルバムはリリースされてないのかな?
C. SHADY GROOVE/On The Move Live
ヴァージニアのGO-GOグループだけど、ボーカルがやる気がない感じで少し萎えるね。演奏は軽めながら最高なだけに少し残念。
D. PETWORTH/Special Dedication Live
ラストはPETWORTHなるグループ。軽快なギターを活かしたライト・ファンクなGO-GOからホーンセクションがイカしたサウンドなどバラエティに富んだトラック上で客を煽る塩辛ボイスがGOOD!これはカッコいいね!
(2025/05/05)
GRAND PUBAが在籍したNYのヒップホップ・グループMASTERS OF CEREMONYが1988年に4TH & BROADWAY/STRONG CITY RECORDSからリリースしたデビュー・アルバムにして唯一のアルバム。メンバーは、D.J. SHABAZZ、GRAND PUBA MAXWELL、DR. WHOの3名にサブメンバーとしてラガMCのDON BARON、プロデュースは、GRNAD PUBA(MAXWELL DIXON)とD.J. SHABAZZ、お目付け役は、ROCKY BUCANOとJAZZY JAY!近田春夫のFM 『ミュージック・ワークショップ』をエアチェックしていて、おそらく「Master Move」を聴いたのが出会いだったかな。そのカッコ良さにはシビれたな~