
2 Live Crew Is What We Are
Amazon(アマゾン)
メインホームページの旧レビューを再アップ
(全面改訂)
本日、7月25日は2 LIVE CREWの1986年のデビュー・アルバム『Is What We Are』のリリース40周年記念ということで、昨年ゲットした1990年のテイチクレコード盤をレビューします。86年ということで、トラックは、ドラムマシンにスクラッチを合わせたシンプルなもの。しかしながら、現在のヒップホップもドラムマシンにシンセサイザーのシンプルスタイルなので、特に違和感は感じないかも。ライナーノーツには、2 LIVE CREWを巡る検閲などの論争を細かく書いているのは参考になるね。だけど、メインである音楽については「音楽的には、特に書くべきことはない。」って、あまりにも失礼じゃない?音楽的なレビューを書く気がない人に書かせるレーベル側が悪いのか?それとも、ライターが鼻から2 LIVE CREWを馬鹿にしてるかどちらかなのか?当時のウエストコースト物にも当てはまるけど、NY至上主義者がほとんどで、まともに評価する土壌がなかったのは残念な限り。
1. 2 Live Is What We Are
ライブ仕立て(疑似?)のオープナー。打ち込みビートにAC/DC / Flick of the Switchの硬質なギターリフをぶちかましたトラックにメンバーのラップ、そして、MR. MIXXによるWHISTLE/Just Buggin'やDISCO FOUR/Do It, Do Itの超絶スクラッチが最高にドープ!正に「俺たちが2 LIVE CREWだ」という名刺代わりの一発。
2. We Want Some Pussy!!
説明不要、全米を震撼させたお下劣アンセム。シンプル極まりないビートとロックなギターをバックに「プッ○ー」のコールアンドレスポンス。これぞベース・ミュージックのお手本のようなクラシック。
3. Check It Out Y'all... (Freestyle Rappin')
BPM早めの軽めの打ち込みビートに大定番CHERYL LYNN/Got to Be RealやT LA ROCK/Bass Machineをスクラッチしたナンバー。
4. Get It Girl
BPM早めの打ち込みビートにHERMAN KELLY & LIFE/Dance to the Drummer's Beat、MAN PARRISH/Hip Hop, Be Bop (Don't Stop)、INCREDIBLE BONGO BANDBongo Rock '73をのせた下ネタマックスなナンバー。
5. Throw The D
打ち込みビートにHERMAN KELLY & LIFE/Dance to the Drummer's Beat、AFRIKA BAMBAATAA & SOULSONIC FORCE/Planet Rockをスクラッチしたベース・クラシック。
6. Cut It Up
MR. MIXXのスクラッチが爆発する驚異のトラック!BOB JAMES/Take Me to the Mardi Gras、JAMES BROWN/It's a New Day So Let a Man Come in and Do the Popcorn、ALEEM/Release Yourself、KURTIS BLOW/AJ Scratch、TROUBLE FUNK/Say What?、FUNKADELIC/You'll Like It Too、RALPH MACDONALD/Jam on the Groove、AFRIKA BAMBAATAA & SOULSONIC FORCE/Planet Rock、RUN-DMC/Rock Boxをコスりまくる。
7. Beat Box
硬めの打ち込みビートにJUICE/Catch a Grooveをスクラッチ。まずまずかな。
8. Mr. Mixx On The Mix !!
メガミックスのクラシック!MR. MIXXの底知れぬスキルと、当時のB-BOYたちが何を聴いて踊っていたかがこの一曲に凝縮されていると言っても過言ではないでしょう。INCREDIBLE BONGO BAND/Apache、BESIDE/Change the Beat (Female Version)、PARLIAMENT/Theme From the Black Hole、REGGIE GRIFFIN & TECHNOFUNK/Mirda Rock、Z-3 MC'S/Triple Threat、DOUG E. FRESH/Bonus Lesson #1 - No Music (The Original Human Beat Box)、AFRIKA BAMBAATAA & SOULSONIC FORCE/Planet Rock、LIQUID LIQUID/Cavern、MALCOLM McLAREN/Buffalo Gals、T LA ROCK & JAZZY JAY/It's Yours、SPOONIE GEE/Spoonin' Rap、HASHIM/Al-Naafiysh (The Soul) (B-Side)、BEASTIE BOYS/Hold It Now, Hit Itなどをスクラッチ。
9. We Want Some Pussy!! ~Live In Berlin
鉄板曲のライブ音源。ベルリンの観客を狂乱させるそのパワーは、言語の壁を越えて「お下劣」が世界共通のエネルギーであることを証明している。
10. We Want Some Pussy!! ~Live In Concert
熱量が凄い客席とのコール&レスポンスからも彼らの人気がわかるのでは?まさにエロは世界を繋ぐ笑
11. The Classic "Dance"
We Want Some Pussy!!だね。「The Classic "Dance"」として収録する意図がわからないかな… 初期の曲かリミックスを収録して欲しかったかな。
(2026/07/25)
STINGが1987年にリリースしたセカンド・ソロ・アルバム。プロデュースは、STING、NEIL DORFSMAN(1–6、8–12)、BRYAN LOREN(7)。UKで1位、全米で9位に輝いたアルバム。「Englishman In New York」が大ヒットしていて、貸しレコード店で借りてよく聴いていましたね。懐かしい!以下がお気に入り。
1. The Lazarus Heart
BRANFORD MARSALIS(サックス)、ANDY SUMMERS(ギター)が参加したスピード感があってクールなナンバー。サックスが雰囲気を引き立てているね。
2. Be Still My Beating Heart
シングルカットされ、全米15位になったアンビエントな雰囲気を持つ郷愁感溢れるナンバー。寂しげなピアノが胸に響くね。
3. Englishman In New York
STINGの中では日本で1、2位を争う有名な曲ですね。CMでも使われていましたしね。レゲエのリズムにBRANFORD MARSALISの寂しげなサックスが染み渡るクラシック。ロンドンからニューヨークに移り住んだゲイカルチャーの先駆者と言われている作家のクエンティン・クリスプをモデルに歌詞を書いたことは有名ですね。自分自身であることの大切さを教えてくれるリリックも多くの人の心を掴みましたね。でも。全米84位にしかならかったのは意外。まあ、アメリカ人にこのリリックは嫌味に感じられるかもね。
4. History Will Teach Us Nothing
「歴史は何も教えてくれない」、なかなか大胆なタイトルだね。レゲエのリズムに寂しげなメロディがいい感じ。
5. They Dance Alone (Gueca Solo)
RUBEN BLADESが語りで参加、ERIC CLAPTON、FAREED HAQUE、MARK KNOPFLERがギターで参加した心に染み渡るスロウ。
6. Fragile
アコースティックギターの繊細かつ寂しげなメロディが心を打ちますね。
7. We'll Be Together
アップテンポのファンク・テイストなロック。
11. Little Wing
JIMI HENDRIXのカバーで、ジャズ界の巨匠GIL EVANSやHIRAM BULLOCK(ギター)が参加。オリジナルより洗練され、郷愁感溢れるアレンジにしていますね。
(2026/07/11)
SCHOOLLY Dと共にギャングスタ・ラップのパイオニアの一人としてあらゆるラッパーからリスペクトされているNYはクイーンズのカリスマMC”KOOL G RAP”とその相棒DJ POLOが1989年に名門COLD CHILLIN'からリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロデュースは、もちろん所属するJUICE CREWの総帥MARLEY MARL!BIG DADDY KANE、BIZ MARKIEと共に聴き狂った思い出のアルバムですね~!ほんとこの時期にヒップホップを聴いていて良かったと思わせる一枚です。
A1.Road To The Riches
COMMODORES/The Assembly LineのビートにBILLY JOEL/Stilettoのピアノを合わせた鬼ファンキーなクラシック!これがBILLY JOELと知った時の驚きたるや!「あの、オネスティの!?」ってね笑 まさに何でも有りだね、ヒップホップは!KOOL G RAPのテクニカルなラップもカッコイイとしか表現できないね!
A2. It's A Demo
ERIC B. & RAKIMと同じBOBBY BYRD/I Know You Got SoulとJAMES BROWN/Funky Drummer使いのファンキーな一発!
A3. Men At Work
INCREDIBLE BONGO BAND/Apache、BOOBIE KNIGHT & THE UNIVERSAL LADY/The Lovomaniacsネタのアップテンポなナンバー。
A4. Truly Yours
KOOL & THE GANG/N.T.、TIMMY THOMAS/Sexy Woman使いの少し大味なファンキー・チューン。
A5. Cars
エレクトロの源流ともいうべきGARY NUMAN/Carsを使ったイケイケなナンバー。当時で言うとSALT N' PEPA/Push Itあたりに近いかな?硬派と思われがちなMARLEY MARLがこういった曲も手掛けていたことは覚えておいて欲しいところ。
B1. Trilogy Of Terror
AREA CODE 615/Stone Fox Chase、E.U./Knock Him Out Sugar Rayネタのファンキーな佳曲。
B2. She Loves Me, She Loves Me Not
ISAAC HAYES/Joy、THE MAIN INGREDIENT/Everybody Plays the Foolを使った寂しげだけど、サビで明るくなるナンバー。個人的には「Joy」の雰囲気で行ってほしかったな~ 大好きなネタだけに。
B3. Cold Cuts
DENNIS COFFEY/Ride Sally Ride、THE KAY-GEES/I Believe in Music、BROTHER SOUL/Cookies、INDEEP/Last Night a D.J. Saved My Lifeを使ったDJ POLO賛歌。この頃は、POLOも良い仕事していたな…
B4. Rhymes I Express
KRAFTWERK/Trans-Europe Express & Metal on Metal使いのドープな一発!ただのエレクトロにならないところがMARLEY MARLの腕の見せ所かな。
B5. Poison
きたーーー!JAMES BROWN/Get Up, Get Into It, Get Involvedネタの鬼ドープなクラシック!このトラックにKOOL G RAPの鬼ライミンときたら、言うことナッシング!問答無用だね。
(2026/07/07)
毎月7日は「シングル・レコード・レビューの日」
PRELUDE RECORDS等での活躍でお馴染みのダンス・クラシック職人ERIC MATTHEWとGARY TURNIER等からなるGARY'S GANGが1978年にリリースしたシングル。しかし、このジャケは酷すぎる… いくら時代だからと言ってもね…
A. Keep On Dancin'(邦題:キープ・オン・ダンシン)
パーカッシブでノリの良いリズムに少し枯れたメロディ、フックでちょい能天気になるディスコ・ナンバー。割と好きだけど黒っぽさはまったくしないね。
B. Do It At The Disco(邦題:ディスコで激れ!)
パーカッションが効いた軽いディスコ・ナンバー。悪くはないけど、黒っぽさが全くしないのも仕方ないか。
(2026/07/07)
NYはブロンクスのレジェンドMC”JUST-ICE”が1990年にFRESH RECORDSからリリースした4thアルバム。プロデュースは、レジェンドDJのGRANDMASTER FLASH。『Masterpiece』と自信満々なタイトルに反して、内容は玉石混淆で、どちらかと言えば駄作ですね。FLASHの感覚がちょっとズレているというか、X4. The Musicを聴いても分かるけど、ドラムがダッサダサ!ちょっとこれは信じられないレベル。JUST-ICEの個性を活かしきれてないですよ、これは…
BUFFALO SPRINGFIELDやPOCO、そしてLOGGINS AND MESSINAで活躍したJIMMY MESSINAが1979年にリリースしたソロ2ndアルバム。プロデュースは、JIMMY MESSINA。AORシーンで大人気のアルバムですね。初めて聴きましたが、フュージョン色濃いAORって感じで、とても聴きやすい作品ですね。