OLD 2 DA NEW SCHOOL -2ページ目

THE FATBACK BAND/Spanish Hustle (1975)

毎月7日は「シングル・レコード・レビューの日」

NYの大型ファンク・バンドTHE FATBACK BANDが1975年にリリースした6thアルバム『Raising Hell』からのシングル。

A. Spanish Hustle
パーカッション乱れ打ちのラテン・テイストのインスト・ディスコ・ナンバー。正直、それほどこのみじゃないかな。

1989年にPAUL HARDCASTLEが「Are You Ready...」でサンプリング。

B. Put Your Love (In My Tender Care)
NYのストリートの息吹を感じるロウなファンクが最高!KOOL G. RAPも使った「マネー イン ザ バンク、イェー!」や女性のエロい喘ぎ声もバッチリだね。

LATEE/This Cut's Got Flavor、DAVY D/Your Love Is Like Money in the Bank、LAKIM SHABAZZ/Pure Righteousness、BEASTIE BOYS/High Plains Drifter、ULTRAMAGNETIC MC'S/A Chorus Line、SALT-N-PEPA/My Mic Sounds Nice (45 King Remix)、C.P.O./Gangsta Melody、KOOL G RAP & DJ POLO/Money in the Bank、DONALD D/Boulevard of Broken Dreamss、POOR RIGHTEOUS TEACHERS/Pure Poverty、THE 45 KING/45 King Kick It、THE HARD BOYS/Strong in the Game、THE PHARCYDE/Soul Flower (Remix)、SHOWBIZ & A.G./Fat Pockets (Off Beat Dance)、ULTRAMAGNETIC MC'S/Make It Happen、GANG STARR/Suckas Need Bodyguards、VOLUME 10/A Real Freestyle、KING SUN/Street Corner、TERMINATOR X/Stylewild '94など、数多のアーティストがサンプリング。

(2025/12/07)

TUFF CREW/Back to the Wreck Shop (1989)

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(ほぼ全面改訂)

フィラデルフィア出身のラッパー、DJは何名もいるが、こいつらのことを忘れてはいないか? ICE DOG、L.A. KID、TONE LOVE、MONTY G、DJ TOO TUFFの男汁溢れる5人組TUFF CREW。デビューは1986年で、現在までに(多分)4枚アルバムをリリースしているが、全く日本のメディアに取り上げられなかった悲しき男達… どのアルバムもストリート直結のハードコア・ヒップホップだが、その中でもこの1989年にリリースされた3rdアルバムは彼等の最高傑作に相応しい素晴らしい内容!プロデュースは、 L.A. KIDD、スクラッチは、DJ TOO TUFF。

1. Going The Distance

BILL CONTIによる映画「ロッキー」のサントラからのGoing the DistanceにRUN D.M.C./Sucker M.C.を合わせたドラマチックなイントロ。
2. Show 'Em Hell

THE WINSTONS/Amen, Brotherの定番ビートにISAAC HAYES/Theme From Shaftのワウ・ギター、PLEASURE/Let's Danceを組み合わせたトラックに自身の声ネタをスクラッチした鬼ドープなクラシック!カッコ良すぎるぜ!
3. Gimme Some

JAMES BROWN/I Got You (I Feel Good)をメインにネタ使いしたイケイケなナンバー。
4. Mountain's World

SPOONIE GEE/Love RapにFANCY/Feel Good by Fancy、BOB JAMES/Take Me to the Mardi Grasを合わせたトラックにLove Rapの「From The South」のコスりが最高にファンキーなクラシック!これでノれなきゃ噓でしょ!?
5. Got To Be Funky

軽めのドラムにFRED WESLEY AND THE J.B.'S/More Peas、JAMES BROWN/Make It Funkyの声ネタのファンキーな佳曲。
6. Danger Zone Assault

LAFAYETTE AFRO ROCK BAND/CongaのドラムにB.T. EXPRESS/Do You Like Itを合わせたファンキーなインタールード。
7. Come On & Go Off

リズミカルなビートにホーンのサンプリングが効いたファンキー・チューン。
8. Behold The Detonator

KOOL & THE GANG/N.T.のビートにSLY & THE FAMILY STONE/You Can Make It if You Try、TROUBLE FUNK/Pump Me Up、PUBLIC ENEMY等を組み合わせたインスト・ファンキー・チューン!サイレンのトランスフォーマー・スクラッチが効いてるね!
9. She Rides The Pony

JAMES BROWN/Soul Prideネタのちょい古めかしいファンキー・チューン。それほど好みじゃないかな。
10. What, You Don't Know

DENNIS COFFEY/Ride Sally Rideの軽快なビートにPRINCE/Housequakeの声ネタをスクラッチした小気味よくファンキーなナンバー!
11. Nut

EDDIE BO/Hook and Sling - Part It使いの陽気で弾けたナンバー!

12. Soul Food

LAFAYETTE AFRO ROCK BAND/Darkest LightとTOMMY ROE/Dizzyを合わせた最強リズムにJOHNNY PATE/Shaft in Africa (Addis)もトッピングしたドープなインスト・チューン!あ~、ラップを入れて欲しかった!
13. Down With The Program

JUICE/Catch a GrooveとWILSON PICKETT/Get Me Back on Time, Engine Number 9をミックスした最強リズムにOTIS REDDING/Good to Meなどをネタ使いしたドープなクラシック!この雰囲気、最高だぜぇ~
14. Wreck Shop

BAD BASCOMB/Black GrassのドラムにPLEASURE/Sing a Simple Song、KOOL & THE GANG/Jungle Boogieを合わせたファンキーなナンバー。
15. My Parta' Town (Remix)

1988年の2nd『Danger Zone』収録のクラシック「My Part of Town」のリミックス。LYN COLLINS/Think (About It)の定番リズムにTHE BLACKBYRDS/Street Games、KURTIS BLOW/Tough、BOBBY BYRD/I Know You Got Soulをネタ使い。ここではラップなしのインスト的なリミックス。どうせならラップを入れて欲しかったな。


とにかくオールド~ミドル好きには絶対に聴いてもらいたいアルバムの一つ。必聴!!!  (2025/12/06)

ATMOSFEAR/Dancing In Outer Space (1979)

12月は12インチ月間。12日以外にも紹介します。
UKのジャズ・ファンク・バンドATMOSFEARが1989年にUKのJAM TODAYからリリースしたシングル。ロフト、ガラージ・クラシックとして有名なDancing In Outer Spaceで知られてますね。
A1. Planet Mental (Outa This World) (Sentimental)
A2. Planet Mental (Outa This World) (Fundamental)
A3. Planet Mental (Outa This World) (Sexperimental)
A4. Planet Mental (Outa This World) (Ornamental)
A5. Planet Mental (Outa This World) (Instrumental) 
A面はシームレスなアシッド・ハウス。自身のクラシックDancing In Outer Spaceを下敷きにしたハウスだけど、構成とかはもろにLIL’ LOUIS/French Kissをパクっているね笑 正直、あまり魅力を感じないかな。
AA. Dancing In Outer Space (Original Untouched Version)
1979年リリースのクラシック!疾走感のあるドラム、太いベース、ジャジーなサックス、スペーシーなシンセサイザーにダブ・レゲエ的な音処理も加えたコズミックなダンス・クラシック!いやー、ほんと最高にグルーヴィーで、高揚感を生み出すサウンドだね。永遠に聴き続けるクラシック!
(2025/12/01)

BIG MIKE/Hard To Hit (1999)

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 (全面改訂)
 

ニューオーリンズ出身で3-2とのCONVICTS、GETO BOYSでも活躍したレジェンドBIG MIKEが1999年にRAP-A-LOT RRECORDからリリースした3rdアルバム。プロデュースは、MIKE B. (A2, A4, A5, B3, B5, C4, D2, D4)、MIKE DEAN (A1, A3, A4, B1, B2, B4, D3)、MR. LEE (B2, B4, C1, C2, C3, C5, D1, D3, D5)。大好きなMCですが、リリース当時、イマイチ感があったので、長年スルーしていたけど、改めて聴いてみました。昔の印象よりは聴けたけど、メロウ系が少なく、ダーク系が多いから全体的に地味に感じるかな。

A1. Return Of The Gangsta
タイトなビートに不穏な雰囲気なウワモノがナイス。期待させる出だし。
A2. Made Men
アクション映画に似合いそうなハーコー・チューン。これも普通にカッコいいね。
A3. Hard To Hit
THE METERS/Handclapping Songも使い、泥臭いギターやピアノを合わせたサザン・フレイヴァのファンキー・チューン。
A4. 12 O' Clock
軽いビートに暗めのピアノを活かしたダーク・トラックにTHE HUSTLERSをフィーチャー。
A5. Hustlers
軽めのビートに浮遊感のあるキーボード、クラビネット(?)が耳を惹くグルーヴィーな好曲。やっとメロウ系が出てきたね。
B1. Southern Supreme
タイトなビートに暗闇を徘徊するようなウワモノがスリリングなナンバー。
B2. Sunday Morning
たぶんネタの弾き直しと思われる陽だまり系メロウ・トラックにCAMEOの隠れメロウ・クラシック「Don't Be Lonely」のコーラスを引用したメロウ・グルーヴ!こういうのを待っていた!
B3. Heads Like Us
どんよりとした雰囲気な曲。スパニッシュ・ギター(?)も出てくるけど、地味すぎるかな。
B4. Better Now
軽快なビートにシンセ・ループのシンプルなトラックにDEVINとMC BREEDをフィーチャー。面子が面子だけにもう少し派手目にしてもよかったのでは…
B5. Claimin' Real
ヒップホップには珍しくアコーディオンを取り入れているけど、ちょっと違和感があるな… どうせならアコーディオンを抜いてほしかった。
C1. Uhh! Uhh!
NARD (DO OR DIE)とO.C. (THE HOODLUMZ)が参加したダークな曲。イマイチかな。
C2. Giddy Up
ダークなピアノが印象的だけど、可もなく不可もなく。
C3. This Goes Out
当時のNO LIMITっぽいシンセも取り入れてるけど、あまり好きではないかな。
C4. 1000 Guns
マカロニウエスタンっぽい雰囲気。これもパス。
C5.  How You Want It
THE OUTLAWZとGRUDGEをフィーチャーしたもの哀しげなレゲエ・テイストなナンバー。うーん、微妙かな…
D1. One Time
緊張感のあるトラックにハードなラップがなかなか聴かせるね。
D2. All My Love
イントロの後、心穏やかにさせるメロディに女性コーラスをフィーチャーしたトラックに転調するメロウ・ミディアム。B2以降、ようやくメロウ系が出てきたね。
D3. Twirk It
少しダークなトラックにJAYO FELONYとSPICE 1をフィーチャー。地味すぎるかな。
D4. None
YUKMOUTHが参加したサスペンス・タッチなナンバー。雰囲気は良いけど、つんのめったビートが残念…
D5. Suckers 2 Me
この曲、リズム取りにくくて聴きにくいね… なんだかなぁ…
(2025/11/30)

COLDCUT/What's That Noise? (1989)

JONATHAN MOREとMATT BLACKからなるUKのユニットCOLDCUTが1989年にUKのAHEAD OF OUR TIME/BIG LIFEからリリースしたデビュー・アルバム。ERIC B. & RAKIM/Plaid In Fullの衝撃的なリミックス「Plaid In Full (Seven Minutes Of Madsnes - Coldcut Remix)」でヒップホップシーンにその名を知らしめましたね。初めて聴いたときの衝撃は凄かった!DE LA SOULとは違った意味でサンプリングの可能性を広げたというかね。そして、「Lesson 3」に対するUKからの回答と言える1987年リリースのデビュー曲でDJミックス・ナンバーのクラシック「Say Kids, What Time Is It?」と次のシングル「Beats + Pieces」も最高にカッコ良くて自分でミックスを作る際にお手本にしたくらい大好きでしたね。そういった思いもあって、このフルアルバムのリリースを知ったときにはかなり期待していました。行きつけのレコ屋からのLP入荷の連絡を受けて、速攻で買いに行き、期待に胸を膨らませてターンテーブルに載せて聴いたが…、「Say Kids, What Time Is It?」と「Beats + Pieces」は収録されておらず、クソつまらないハウスばかりで愕然となりましたね… まあ、1988年の「Doctorin' the House」あたりからハウスへのシフトが顕著になっていて嫌な予感はしていましたが… 正直なところ、長い人生の中で一番期待を裏切られたアルバムです。もちろん、曲単位では好きなものはあるけど… そんな思いもあって購入以来、敬遠していましたが、30数年ぶりに聴いてみました。うーん…、やっぱりあまり好きではないけど、聴けなくはないかなって感じですかね。

1. People Hold On
LISA STANSFIELDをボーカルに迎えたハウス・チューン。全英11位となったLISA STANSFIELDの出世作でもありますね。
2. Fat (Party & Bullshit)
ARMANDO TROVAJOLI/SessomattoのパーカッションにFRED WESLEY AND THE HORNY HORNS/Four Playのドラム、BARRY WHITE/Find the Man Bros.、そしてAPOLLIS/What It Is - Part Iのファンキーなワウ・ギターを組み合わせたトラックにTHE LAST POETS/When the Revolution Comesの有名なフレーズ「Party And Bullshit」が効いたファンキーなブレイクビーツ・ナンバー。
3. (I'm) In Deep
アシッド・ハウスなトラックにMARK E. SMITHの不気味な歌。1秒も聴いてられない…
4. My Telephone
全英52位になったMIAMI/Chicken Yellowなどのブレイクビーツを軸にしたファンキー・トラックにタイトル通り電話音を組み入れ、LISA STANSFIELDがクールに歌うナンバー。
5. Theme From 'Reportage'
「ガキの使いやあらへんで!」のオープニング・テーマとして有名な曲で、エレクトロ・ビーツにスクラッチなどを組み合わせたアシッドなインスト・チューン。
6. Which Doctor?
KING ERRISSON/Listen to the Musicのファンキーなビートにエコーを効かせたホーン、スクラッチやボーカル等が効いた不気味なインスト・ナンバー。
7. Stop This Crazy Thing
全英21位となったTROUBLE FUNK/Super GritやTHE JIMMY CASTOR BUNCH/King Kongを使ったワシントンGO-GOを意識したようなファンキーなトラックにBLACK UHURUのボーカルのJUNIOR REIDをフィーチャーしたヒット・ナンバー。当時、ラジオでも結構かかっていたね。
8. No Connection
ブレイクビーツも織り交ぜたアシッドなハウス。これもまったく聴いてられない…
9. Smoke 1
パーカッシブなビートにBOB MARLEY AND THE WAILERS/Mr. Chatterbox、SOUND DIMENSION/Real Rock、STONE ALLIANCE/Sweetie Pieを合わせ、エフェクトを効かせたボーカルやホーンをのせたUKらしいミステリアスな雰囲気溢れてファンキーなインスト・ナンバー。
10. Doctorin' The House (Say R Mix)
UK6位になった代表曲のハウス。うーん、やっぱり好きじゃないね…
11. What's That Noise?
GUEM AND ZAKA PERCUSSION/L'Abeilleのビートに様々なネタをぶち込んだブレイクビーツ・チューン。
(2025/11/29)

LEVERT/The Best Of Levert (2001)

2001年にリリースされた名R&BグループLEVERTの主なヒット曲を網羅したベスト・アルバム。選曲に異論はないけど、残念なのはインディでリリースしたデビュー・アルバムからの収録がないこと。未聴なので聴いてみたかったな。

1. (Pop, Pop, Pop, Pop) Goes My Mind

1986年にリリースした2ndアルバム『Bloodline』からのシングル。プロデュースは、KEG JOHNSONとWILMER RAGLIN。全米R&Bチャートのトップに輝いた名曲中の名曲!「ララララ、ラーララッラー」の素敵なアカペラから始まり、フィンガースナップ、西海岸ヒップホップを支えたWILLIAM F. ZIMMERMAN等のキーボードと名匠DAVID T. WALKERのギターによる美しくも切ないメロディをバックにソウルフルな歌を聴かせ、中盤には重たいドラムが入り、それに負けないくらい熱く歌う。すべてが完璧なバラードに完全にノックアウト… R&Bフリークなら聴かずには死ねない珠玉の逸品!SPICE 1/Down Payment on Heaven、TRU/Pop Goes My 9、JOEY BADA$$/Pantie Raid Pt. 2、PAYROLL GIOVANNI/Shop、SNOOP DOGG/Pop Popでサンプリングされています。
2. Casanova
1987年にリリースした3rdアルバム『The Big Throwdown』からのシングル。プロデュースは、REGGIE CALLOWAY。全米チャート5位、R&Bチャート1位に輝く。ワシントンGO-GOを取り入れたダンサブルなトラックに魅力的な歌とコーラスが最高なクラシック!高校生の頃、夢中になって聴いてましたね~
3. My Forever Love
1987年にリリースした3rdアルバム『The Big Throwdown』からのシングル。プロデュースは、CRAIG COOPER、GERALD LEVERT、MARC GORDON。全米R&Bチャート2位。美しいキーボードのメロディのトラックに熱い歌にうっとりするスロウ。
4. Just Coolin' (Extended Hip Hop Remix)
1988年にリリースしたアルバム4thアルバム『Just Coolin'』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON、COプロデュースは、TEDDY RILEY、リミックスは、DADDY O。全米R&Bチャート1位に輝く。当時、ゲストに引っ張りだこだったHEAVY Dをフィーチャーしたニュージャックスイングなナンバー。フックではJOE TEX/Papa Was Tooのビートも合わすなど、NJSにしてはあまり跳ね感がないから聴けるが、基本、NJSは苦手だな… 
5. Addicted To You
1988年にリリースしたアルバム4thアルバム『Just Coolin'』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。全米R&Bチャート1位に輝く。跳ね気味の力強いドラムに郷愁を感じるメロディを乗せたミディアム・グルーヴ。
6. Smilin'
1988年にリリースしたアルバム4thアルバム『Just Coolin'』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。全米R&Bチャート16位。メロディの優しさに包まれるほっこり系スロウ。素敵やん♥️
7. Pull Over
1988年にリリースしたアルバム4thアルバム『Just Coolin'』からのシングル。プロデュースは、LEVERT(TREVEL PRODUCTIONS)。全米R&Bチャート2位。NJSな曲。聴けなくはないけど、好みではないかな。
8. Start Me Up Again
1988年にリリースしたアルバム4thアルバム『Just Coolin'』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。全米R&Bチャート2位。チャカポコ・ドラムに切ないシンセやギターに涙するスロウ。訴えかけるような歌も最高ですね。
9. Rope A Dope Style
1990年にリリースした5thアルバム『Rope A Dope Style』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。全米R&Bチャート7位。GEORGE CLINTON/Atomic Dogをベースにしたノリの良いファンク・チューン!
10. All Season
1990年にリリースした5thアルバム『Rope A Dope Style』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。全米R&Bチャート4位。ムードたっぷりのサックスや美しいピアノにうっとりするスロウ。
11. Baby I'm Ready
1990年にリリースした5thアルバム『Rope A Dope Style』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。全米R&Bチャート1位に輝く。しっとりとした大人のスロウ。
12. I've Been Waiting
1990年にリリースした5thアルバム『Rope A Dope Style』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERTとMARC GORDON。しずくのようなドラムに美しいピアノの寂しげなスロウ。
13. Good Ol' Days (Single Remix)
1993年にリリースした6thアルバム『For Real Tho'』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERT & MARC GORDON。全米チャート78位、全米R&Bチャート12位。ズシッとしたビートに郷愁ギターもナイスなヒップホップ感溢れるR&Bグルーヴ。
14. ABC-123
1993年にリリースした6thアルバム『For Real Tho'』からのシングル。プロデュースは、GERALD LEVERT & EDWIN NICHOLAS。全米チャート46位、全米R&Bチャート5位。ゆったりとしたリズムの心暖まるスロウ。
 
余談だけど、ネット上で彼等を「Casanova」だけの一発屋として紹介している人がいるけど、失礼極まりないね。全米チャートだけで判断するなよ!って言いたい。
(2025/11/22)

JACKIE BROWN (1997)

1997年にリリースされたクエンティン・タランティーノ監督・脚本の犯罪サスペンス映画『Jackie Brown』のサントラ。主演は70年代に活躍したセクシーなアクション女優パム・グリア。彼女はラッパーFOXY BROWNのステージネームの元ネタでもありますね。オススメは以下のとおり。

1. BOBBY WOMACK/Across 110th Street

70年代を代表するソウルフルなブラックムービー『110番街交差点』のサントラに収録されたBOBBY WOMACKの人気曲。郷愁感溢れるファンキーなトラックに塩辛くソウルフルな歌がバッチリですね~ TIM DOG/Bronx Nigga、KINGPIN SKINNY PIMP AND 211/Mack of the Year、BLAK CZER/Think I'm Going Crazy、JUICY J/Like a Pimp、MAC MALL/Life So Far、MR. LONG/Dreckiger Hund、BONE THUGS-N-HARMONY/Streets、RAY CASH/Wit a G、PASTOR TROY/Comin Wit Me、BRISCO/110st等々、数多のアーティストがサンプリング。
3. BROTHERS JOHNSON/Strawberry Letter 23

ブラジョンことBROTHERS JOHNSONが1977年にリリースしたアルバム『Right On Time』に収録されたSHUGGIE OTISのカバーで、数々の曲にネタ使いされたメロウ・クラシック!DJ QUIK/Safe+Sound、DAS EFX/Whut Goes Around、BIG SEAN/No Hearts, No Love等々、数多のアーティストがサンプリング。(多すぎて書けません…)

5. BILL WITHERS/Who Is He (And What Is He To You?)

ソウル界の良心BILL WITHERSが1972年にリリースしたアルバム『Still Bill』から、ULTIMATE BREAKS & BEATSにも収録された渋いファンキー・ナンバー。MOVEMENT EX/Comin' at Ya、CLEE DOGG/Let the Dogg Flow、HARD KNOCKS/Dirty Cop Named Harry、TRINITY GARDEN CARTEL/Only Failures Lay It Down等々、数多のアーティストがサンプリング。

7. BLOODSTONE/Natural High

アメリカのR&BグループBLOODSTONEが1973年にリリースした2ndアルバム『Natural High』から、全米10位に輝いた大ヒットシングル。スウィート・ソウルの名曲としても有名ですね。甘美で、小粋なスロウですが、最後だけ一瞬アップテンポになるのはちょっといただけないね。
8. PAM GRIER/Long Time Woman

パム・グリアが出演した映画「残酷女刑務所」(原題:The Big Doll House)のサントラに収録されたパーカッションやオルガンが効いたニューソウル的なナンバー。
10. FOXY BROWN/(Holy Matrimony) Letter To The Firm

ド定番ISAAC HAYES/Ike's Mood Iをまんま使った寂しげな佳曲。1996年のデビュー・アルバム『Ill Na Na』にも収録。
11. RANDY CRAWFORD/Street Life

大ベテランのジャズ・フュージョン・グループTHE CRUSADERSが1979年にリリースしたアルバム『Street Life』からの問答無用の大クラシック!そのダンサブルかつ郷愁感溢れるトラックもさることながら、シリアスなリリックも支持を集める要因ですね。MASTA ACE/Postin' High、MOBB LYFE/Mobb lyfe、MR.STR8/Street life、TCG/Street Life等々、数多のアーティストがサンプリング。
12. THE DELFONICS/Didn't Blow Your Mind This Time

スウィート・ソウル界の王道グループ THE DELFONICSが1970年にリリースした3rdアルバム『The Delfonics』に収録の全米10位に輝いたヒット曲にしてトロトロに甘いスウィート・ソウルの大名曲!
13. THE GRASS ROOTS/Midnight Confessions

アメリカのロック・バンドTHE GRASS ROOTSが1968年にリリースしたアルバム『Golden Roots』からのシングル。全米5位に輝いた曲で、単調なロックなビートだけど、ホーンが効いたブラス・ロック的な若さ溢れるナンバー。
14. MINNIE RIPERTON/Inside My Love

1975年にリリースした3rdアルバム『Adventures in Paradise』からのシングル。作曲にはメロウ大王LEON WAREも参加。エレピの美しいメロディにMINNIEの素晴らしい歌に酔いしれる名曲中の名曲!「Lovin' You」と甲乙つけがたいですね。
16. VAMPIRE SOUND INC./The Lions And The Cucumber

ドイツのサイケ・バンドVAMPIRE SOUND INC.が1969年にリリースしたアルバム『Psychedelic Dance Party』の収録曲。ホーンも取り入れたサイケかつファンキーなトラックに意味不明の雄叫びがクセになるロック。
17. ELLIOT EASTON'S TIKI GODS/Monte Carlo Nights

THE CARSのギタリストELLIOT EASTON率いるバンドELLIOT EASTON'S TIKI GODSが2013年にリリースしたインスト・アルバム『Easton Island』の収録曲。THE VENTURESなサーフ・ロック的なインスト・ナンバー。

(2025/11/15)

MR. X & MR. Z/Respect (1988)

毎月12日は12'シングルの日
知る人ぞ知るNYの名門URBAN ROCK RECORDSのコンピにも参加したMR. X & MR. Zが1988年に、これまたNYの伝説的なレーベルG FINE SOUNDSからリリースしたシングル。プロデュースは、レーベルオーナーのLYVIO GとP FINE。
A1. Respect (Vocal)
定番ブレイクISAAC HAYES/BreakthroughのビートにARETHA FRANKLIN/Respect、W. WATTS BIGGERS/Theme From Underdog、SYL JOHNSON/Different Strokesを合わせた鬼ファンキーなトラック上で、MR. Xの不良っぽいラフなラップが最高なクラシック!Respect使いでこれに優るものなしだね。
A2. Silly Rabbit
DJのMR. Zによる、BOB JAMES/Nautilus、JOHNNY HAMMOND/Shifting Gears、20TH  CENTURY STEEL BANDS/Heaven and Hell Is on Earth、THE SOUL SEARCHERS/Ashley's Roachclip、STAN WORTH AND SHELDON ALLMAN/George of the Jungle (Theme)、B.T. EXPRESS/This House Is Smokin'、EARTH, WIND & FIRE/Devotion (Live)、ANIMAL HOUSE/Nothing Is Over scene、JAMES BROWN/Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine、JUICE/Catch a Groove使いのDJミックスもの。
B1. Let's Do This! (Vocal)
SAM & DAVE/Hold On! I'm a Comin'ネタだけど、あまり好みじゃないかな。
B3. Respect ('88 Dub)
A1.のダブ・バージョン。なかなか聴かせるダブ処理だね。
(2025/11/12)

COMMON SENSE/Take It EZ (1992)

毎月12日は12'シングルの日
シカゴのベテランMC”COMMON”が1992年にCOMMON SENSE時代にRELATIVITY RECORDSからリリースしたデビュー・シングル。COMMONとの出会いはこのシングルからで、そのセンス溢れるトラックに衝撃を受けたところ、デビュー・アルバム『Can I Borrow a Dollar?』のリリースだったね。
A1 Take It EZ
プロデュースは、IMMENSLOPE(NO I.D.)とTWILITE TONEのチーム2PC. DRK。定番FUNK, INC./Kool Is BackのドラムにRASA/When Will the Day Comeの心地良いエレピとギター、SONNY STITT/A Crazy Mixed-Up Worldのムードたっぷりなサックスをミックスした最高にメロウなクラシック!今ではみせないCOMMONのフリーキーなラップもカッコいいな~
B1 Take It EZ (Jazz Instrumental)
TONY ORBACHのサックスを大々的にフィーチャーしたインスト・ジャジー・ヒップホップ!ラップなしでも最高にカッコいいね!
B2 Soul By The Pound
プロデュースは、IMMENSLOPE(NO I.D.)。TOM SCOTT AND THE L.A. EXPRESS/Sneakin' in the BackのビートにDeBARGE/I Like Itを一瞬取り入れた人気のクラシック。
(2025/11/12)

MAC VO/Player IV Life (1995)

MAC VOが1995年にRELATIVITYからリリースしたアルバム。プロデュースは、RICHIE RICH、D.J. DON、KENNY McCLOUD、トークボックスにはBOXXことTROY MASON、バックボーカルにはIV EXAMPLEのRAE CHEVISも参加。調べてみると、ダラスのMCで、あのNEMESISの「Parkin' Lot On Dixon」に参加しているDEVO Xだったとは!さらに1991年に伝説のYO! RECORDSからソロ・アルバム『Comin' Up』もリリースしていたなんて…  プロデューサーから、てっきりベイエリアだと思っていたのが恥ずかしい… ベテランらしい貫禄あるラップもナイス。

A1. Players Only
重たいビートにワウ・ギター、ベースが効いたベイエリア・テイストのトラックにトークボックスもバッチリなダラス・ファンク。
A2. Out My Lack
タイトなビートにJOE SIMON/Theme From Cleopatra Jonesを使ったもの哀しい好曲!
A3. Out Of Pocket B*tch
短いスキット。
A4. Player IV Life
ズシっとしたビートにベース、女性コーラスもマッチしたナイス・ファンク!
A5. The Pit
寂しげなシンセとキーボードが胸を打つ哀愁ミディアム。
A6. Yellow Tape
ファンクなビートにブリブリ・シンセ、もの哀しげなピーヒャラ・シンセが犯罪現場の雰囲気を描き出すダラスG-FUNK!
A7. Hurt
郷愁感のあるシンセ、ベースが耳を惹くトラックに女性コーラスも配したスロウ・グルーヴ。
B1. Turn 'Em Out
RICK JAMES/Bustin’ Outネタに浮遊感のあるキーボードやシンセを追加したメロウ・グルーヴ!
B2. Never Trust A Hoe
重たいピアノが効いたメランコリックなトラック上で「ビアッチは信じるな」と説く佳曲。
B3. Dank-N-Drunk
短いスキット。
B4. F*cked Up & Faded
少し暗めの曲。いまいちかな。
B5. Baby
おそらくネタ使いと思われる哀愁溢れるトラックに男性コーラスと熱い歌がマッチしたナイスなミディアム!でも、随所に挿入される「ウォー!」みたいな雄叫びは無いほうが良かったな。
B6. Hard 2 Talk 2
短いスキット。
B7. Nasty On The Trigger
ビートがちょっと無理だな…
B8. Down Low Life
RICK JAMES/Ghetto Lifeを使った80'sファンク感溢れてグルーヴィーなナンバー!
B9. Shout Outs
ゲットーの雰囲気な重いシンセのトラック上でシャウトアウトするアウトロ。
(2025/11/11)