MAC VOが1995年にRELATIVITYからリリースしたアルバム。プロデュースは、RICHIE RICH、D.J. DON、KENNY McCLOUD、トークボックスにはBOXXことTROY MASON、バックボーカルにはIV EXAMPLEのRAE CHEVISも参加。調べてみると、ダラスのMCで、あのNEMESISの「Parkin' Lot On Dixon」に参加しているDEVO Xだったとは!さらに1991年に伝説のYO! RECORDSからソロ・アルバム『Comin' Up』もリリースしていたなんて… プロデューサーから、てっきりベイエリアだと思っていたのが恥ずかしい… ベテランらしい貫禄あるラップもナイス。
A1. Players Only
重たいビートにワウ・ギター、ベースが効いたベイエリア・テイストのトラックにトークボックスもバッチリなダラス・ファンク。
A2. Out My Lack
タイトなビートにJOE SIMON/Theme From Cleopatra Jonesを使ったもの哀しい好曲!
A3. Out Of Pocket B*tch
短いスキット。
A4. Player IV Life
ズシっとしたビートにベース、女性コーラスもマッチしたナイス・ファンク!
A5. The Pit
寂しげなシンセとキーボードが胸を打つ哀愁ミディアム。
A6. Yellow Tape
ファンクなビートにブリブリ・シンセ、もの哀しげなピーヒャラ・シンセが犯罪現場の雰囲気を描き出すダラスG-FUNK!
A7. Hurt
郷愁感のあるシンセ、ベースが耳を惹くトラックに女性コーラスも配したスロウ・グルーヴ。
B1. Turn 'Em Out
RICK JAMES/Bustin’ Outネタに浮遊感のあるキーボードやシンセを追加したメロウ・グルーヴ!
B2. Never Trust A Hoe
重たいピアノが効いたメランコリックなトラック上で「ビアッチは信じるな」と説く佳曲。
B3. Dank-N-Drunk
短いスキット。
B4. F*cked Up & Faded
少し暗めの曲。いまいちかな。
B5. Baby
おそらくネタ使いと思われる哀愁溢れるトラックに男性コーラスと熱い歌がマッチしたナイスなミディアム!でも、随所に挿入される「ウォー!」みたいな雄叫びは無いほうが良かったな。
B6. Hard 2 Talk 2
短いスキット。
B7. Nasty On The Trigger
ビートがちょっと無理だな…
B8. Down Low Life
RICK JAMES/Ghetto Lifeを使った80'sファンク感溢れてグルーヴィーなナンバー!
B9. Shout Outs
ゲットーの雰囲気な重いシンセのトラック上でシャウトアウトするアウトロ。
(2025/11/11)