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校舎長ブログ 桜凛進学塾川越校

桜凛進学塾川越校校舎長辻中によるブログ。

桜凛進学塾出身で現役東大合格した自身の経験を踏まえた効率的な勉強法やノウハウが少しでも全国の受験生の励みになってもらえれば、幸いです。

 

先日、生徒さんが東北大学医学部医学科に総合型選抜で合格した。

おめでとう!!!

 

総合型選抜は近年どんどん増えてきているが、

東北大学は国公立大学の中でも、早い段階から力を入れている。

 

学力では測れないものをはかるための試験とよく言われたりするが、

この東北大学医学部の総合型入試は、学力試験もあり、

しかもその難易度が高い。

 

実際、合格している人の中には、普通に一般で受けても受かるんじゃないかと思うような子も多くいるんではないかと思う。

 

そんな難関の東北大学医学部医学科の総合型選抜に合格したくれたのはとても嬉しい!

 

高1から桜凛に通ってくれていた生徒さんなので、なおさら嬉しい。

 

桜凛では、一般入試対策はもちろんですが、

総合型選抜や推薦の対策も行っておりますので、

何かお困りの方は、ぜひお問い合わせください!

前回の記事で、数学の定期テストで点数が取れなくなってきた方の原因について触れた。

 

再掲すると、以下の二つが大きく考えられる。

①    課題をこなすことに追われていて反復ができていない

②    前の範囲が抜けてしまっている

 

今回は②について書こうと思う。

 

前の範囲が抜けていると言われると、結構当たり前に聞こえるかもしれないが、

これをきちんと埋めるのは最重要なのにも関わらず、なかなか丁寧にやり切るのが難しい。

 

なぜならば、既に習った範囲はもう学校ではこの内容は扱ってくれないので、自力で進めていく必要があるからだ。

しかし、自力でどこが抜けているかを把握し、そこをピンポイントで潰すのは相当大変。

 

なので、桜凛では主に長期休みなど、学校のテストが関係ない時期を用いて、埋めを潰しているのだ。

 

この抜けを埋める作業は、細かく細かくやっていくのが大事だ。

 

例えば、関数の復習をしていても途中式でやたらと計算ミスが生じてしまう場合は、何かしら計算部分で抜けがあるはずなので、そこからチェックしていくべきだし、

やり方はわかっているけど、解き切るまでのスピードが遅いと感じたら、反復練習して慣らしておくべきだ。

 

そうした、何気ない基礎数学力が足りていないことによって、日々の定期テスト対策で悩んでしまうことも多いので、長期休みはそうした部分を埋めるのに最適なのだ。

 

 

 

 

数学の定期テストで点数が取れなくなってきた…という方。

やはりこの声は一年を通して最もよく聞く悩みの一つでもある。

 

大体は、理由は二つある。

 

①    課題をこなすことに追われていて反復ができていない

②    前の範囲が抜けてしまっている

 

どちらか片方というよりかは、両方重なって、より複雑になっていることが多いが。

 

①    課題をこなすことに追われていて反復ができていない
 

これに関しては、まずただ課題をこなすだけでは実力はつかないことを認識しないといけない。

 

あるあるなのは、学校から問題集が配布されていて、それをノートに書いて提出する必要があるというケースだ。

 

この課題の量が多くて、下手したら最後の方は答えを写してしまった…という方もいたりする。

 

本来は数学に限らず、成績を伸ばすためには、間違えた問題に印をつけて、

その印がついている問題を何度も繰り返すのが重要だ。

 

しかし、反復どころか、一周もできていない状況であることも稀ではない。

 

これは別に本人たちが怠けているわけではなく、真面目に全てを取り組もうとしてしまうとどうしてもそうなってしまうものなのだ。

 

なので、考え方を変えて、全てをこなそうとするのではなく、

 

・何を優先的に終わらせるか?定着させるか?

・全問題に深く向き合うのではなく、まずは基本だけを繰り返す

・間違えた問題はコピーをしておいて、移動時間でもみられるようにしておく

 

などやり方から変えていくことが大切だ。

 

桜凛の生徒さんたちも、定期テストまでに何から手をつけていって、どうやって日頃勉強していくかを伝え、それを愚直にこなしてくれた生徒さんは、大体成績が伸びている。

 

なので、少しでも悩んでいる人はぜひ参考にしてみて欲しいです!!

 

少し長くなってしまうので、②に関しては、次回書こうと思う。

 

 

中学生が英検を先取りして取得するべきか?

 

最近、複数の方から上記のことについて聞かれたので、

それについてブログに書いてみようと思う。

 

同じ内容について動画でもお話したので、ぜひご覧ください!

 

 

小学校の時から英会話に通っていたりすると、早い段階から英検に触れていることも多い。

特に、中高一貫の生徒さんだと、学校で英検取得が推奨されていることもあるので、その傾向は高くなる。(川越だと、星野や西武文理はそうだ)

 

個人的な意見としては、

基本的には、英検をどんどん取っていくことは大事。

 

ただ、英検を取れたからといって、その級の実力がついているとは限らないので、注意が必要だ。

 

例えば、中2で英検二級が取れたとする。

英検二級は、高校卒業レベルとされているが、じゃあ英検二級を取れたから大学受験でも戦えるだけの力がついているのかというと、そうとはいえない。

 

英検自体は、実は英検で得点をするテクニックや、英作文に特化して答えることで、合格しやすくすることができるのだ。

 

なので、英検二級を取得したからと言って、無理に準一級の勉強に進もうとすると、

自分の実力よりも遥かに上のレベルの英語に触れることになり、空回りしてしまうことがあるのだ。

 

英検二級で今回はたとえたが、これは他の級でも同じことが言える。

とにかく、自分の実力が追いついていない段階で、無理に英検の上の級を取ろうとしても、上滑りしてしまうので、注意が必要だ。

 

(英検を受験していくこと自体は、一つの中間目標やモチベになるので、賛成です!ただ、普段行う勉強をそこにとらわれすぎないでほしいという意味合いです。)

 

 

実際に、高校卒業レベルの英語力をつけようとなると、

・シス単など受験の英単語帳を一冊完璧にする

・高校英文法を固める

・長文演習を繰り返す

などの勉強をする必要がある。

 

なので、英検の次の級の勉強をする前に、これらを早めに勉強しておくことで、

大学受験でも使えるし、英検でも使える、本当の英語力をつけることができるのだ。

 

 

 

 

 

 

 
12月一週目、二週目に期末試験がある高校が多いが、
その時期は皆さんよく自習に来てくれる。
 
自習スペースでは、
わからないところを質問もできるし、
教材もたくさんあるので使いたい教材を借りて利用することもできる。
 
地味にコピー機が使い放題なことがありがたいという声も良く聞く、笑
 
これはこないだの土曜日の写真だが、
多くの生徒さんが頑張っていた!

 

 

自習にたくさん来る生徒さんほど、成績が伸びやすい傾向にあるので、

是非是非自習に通って欲しい!

 

 

 

 

11月も中旬にさしかかってくると、いよいよ受験も近づいてきているのを実感する。

 

受験生はこの時期、模試もたくさん受験して、さらに危機感を持っている人も多いのではないだろうか。

 

桜凛では、毎年この時期から本番までの数ヶ月で一気に成績を伸ばす人が一定数いる。

 

昨年も、共通テストの点数で、6割くらいから8割まで伸ばした人もいた。

 

 

そうした人たちに、共通するのは修正力が高いということだ。

修正力とは、一度間違えた問題を二度と間違えない力。

 

これがとにかく大事なのだ。

 

点数がずっと伸び悩んでしまう人は、一度間違えた問題を1ヶ月後に再度出題されても、再度間違えてしまう人も全然多い。

しかし、点数を爆伸びさせる人は、驚くほど、一度間違えた問題に関しては、その後聞かれてもしっかりと正答してくる。

 

この、絶対に間違えた問題に関しては二度と間違えないようにするぞ!という執念が直前の成績の伸びに直結するのだ。

 

 

例えば、昨年大きく直前で成績を伸ばした生徒さんは、

一度間違えた問題を小さなノートにまとめて、そのノートを毎日見返していたと言っていた。

 

特に社会で、出会った問題に関しては、

コピーして貼り付けたり、まとめたりして、それを何度も何度も反復して。

気づけばそのノートも複数冊になったそうだが、それも反復することで、しっかりと定着させることができ、大きく社会の成績をあげることができた。

 

この修正力が少しでも足りていないかも、、、と思ったなら、今すぐ

・今まで使ってきた問題集

・今まで受けた模試の問題

などを解き直して、抜けているものを抽出するのをおすすめする。

 

そして、それを繰り返し復習しよう。

 

きっと、その中でも意外と定着していないものがあって、やってよかったとなるはずだ。

 

これから直前期に入るが、むしろここからの勉強の姿勢で見違えるほど大きな差が出たりするので、ぜひ参考にしてみて欲しいです!

 

 

 

夏休みが終わって、9,10月になると、模試がたくさん行われる。

 

河合マーク模試、

河合全統記述模試、

ベネッセ駿台共通テスト模試....などなど。

 

多い学校だと、ほとんど毎週何かしらの模試を受けているという人も多いのではないだろうか?

 

そして、模試をたくさん受けるということは、

その数だけ結果が返却されるということだ。

 

そして、この秋頃に返却される模試の結果だが、、、

あまり良くない結果を叩きつけられる人は少なくない。

 

夏休み一生懸命に勉強したのに...。

1日10時間休みの日は勉強してきたのに...。

など、受験生は頑張ってきた人ほどショックを受けてしまうことが多い。

 

しかし、秋の模試はそういうもの。

夏勉強したから、秋の模試ですぐに結果が出るとは限らないし、

人によっては下がってしまうこともある。

 

これには理由がある。

 

夏休みや9月くらいまでは、基礎標準的な内容を中心に勉強することが多い。

夏前まで部活をしていた人は、夏休みに初めて触れる分野も多いだろう。

 

ただ、模試で点数をとるためには、それら基礎標準的な内容を「完璧」にする必要があるのだ。

 

「完璧」にする。

いうのは簡単だが、これが相当大変。

 

 

・今までやってきた参考書、本当に抜けないですか?どこ聞かれても回答できると言いきれるか?

・一度やった問題、今!この瞬間に聞かれても答えられますか??

・苦手な分野に関しては、とことん問題演習を積み重ねて、いろんなパターンに対応したか?

 

このあたりの質問に自信を持ってYESと答えられるようになって初めて、

本当の意味で基礎標準が完璧になったと言えて、

模試でも点数が取れるようになるのだ。

 

なかなか現役生でここまでの内容を夏休みが終わるまでに終わらせるのは難しい。

なので必然的に秋の模試では、夏前とそこまで大きく変わらない結果が出てしまったりするのだ。

 

なので、秋の模試で良い結果が出なかった人は、

改めてこの質問に自信を持ってYESと答えられるようになるまで、

基礎・標準、今やっている参考書を極めてほしい。

 

・今までやってきた参考書、本当に抜けないですか?どこ聞かれても回答できると言いきれるか?

・一度やった問題、今!この瞬間に聞かれても答えられますか??

・苦手な分野に関しては、とことん問題演習を積み重ねて、いろんなパターンに対応したか?

 

腐らずに、愚直にここに向き合い続けられた人が、

ここから成績が伸びていって、本番で点数を取れるようになるのだ。

 

 

 

高2の10月・11月は、修学旅行がイベントとしてある学校が多いが、

それが終わると、いよいよ受験勉強を本格的に始める時期である。

 

僕の通っていた大宮高校では、

受験ゼロ期”と呼ばれていた。

 

高校受験の場合は、3年生になってからが本番という場合も多いが、

大学受験は違う。

 

高3になるまでに、どれだけ基礎を終えられるかで、大きな差がつく。

既に勝負は始まっているのだ。

 

特に英語と数学。

この2教科は分量が多いので、3年生になってから始めるのだと相当大変だ。

 

さらに3年生になると、理系の場合は理科、文系の場合は社会の勉強が本格化するので、

あまり英数に割くことができる時間がない。

 

つまり、やはり高3になるまでにどれだけ英数の基礎を固めることができるかが大事なのだ。

 

3年生になってから本気を出そう!では、遅い。

とにかく今!!動き出す必要があるのだ。

 

 

こんにちは!

 

今回は、前回の記事に引き続き、やってはいけない英単語の覚え方について書こうと思う。

 

 

↓まだ前回の記事を読んでいない方はコチラ!

 

前回はの記事は、

「英単語はどんどん先に進むのではなく、

1つの章などまとまった範囲が完璧になるまで

先に進まず何度も何度も反復することが大事!」

ということを書いた。

 

 

今回は、じゃあ、一回の完璧を作ったあとはどう勉強すればいいの?ということについて書こうと思う。

 

やってはいけない英単語の覚え方
②一度覚えた単語に長期間触れない

 

やってはいけない勉強は、見出しにあるように、

「一度覚えた単語に長期間触れない」ことだ。

 

例えば、頑張って単語帳の第1章が完璧になるまで何周も回して、覚えたとする。

 

そうしたら、確かに第2章に進むべきなのだが、

全然覚えた第1章の復習をしなくなってしまう人も多い。

 

 

しかし!!人間は、一度完璧にした単語でも簡単に忘れてしまう!!

なので、覚えたものでも、定期的にしつこくしつこく、

忘れていないかテストする必要があるのだ。

 

 

どれくらいの期間がベストかは人によるのだが、

少なくとも1ヶ月に一回は、一度覚えたものも触れるようにしておきたい。

 

おすすめは、自分で訳を隠して全単語テストすることだ。

 

 

「え!?全単語テストしないといけないの!?」

 

そうです。

 

 

全単語です。

 

 

以前の自分が完璧に覚えていたとしても、

1ヶ月も経てばすっかり忘れてしまっているなんて全然ある。

 

 

なので、このテストの段階では、自分に厳しく、確認して欲しい。

 

 

その時に、改めて間違えた単語には、今までは異なる印をつけて、

今後その印がついた問題を中心に、また反復する。

 

 

そして1ヶ月後くらいに、全単語確認して、間違えた単語に印をつけて....

 

 

というのを繰り返すのだ。

 

 

 

とにかく大事なのは、

 

①1回完璧になるまで何度も反復

②その後、1ヶ月スパンくらいで、抜けがないか全てテスト

③抜けていた部分だけ反復

④その後、1ヶ月スパンくらいで、抜けがないか全てテスト

⑤これをひたすら繰り返す

 

この流れだ。

 

 

単語がなかなか定着しない人は、ぜひ試してみて欲しい

 

 

英語の勉強をするときに、まず欠かせない単語の勉強。

ただ、この単語の暗記でつまずいてしまう人は多い。

 

今回は、単語を覚える上で、やってはいけない覚え方についてまとめてみようと思う。

 

 

↓YouTubeでも同じ内容の動画をあげているので、よければご覧ください!

 

 

一つの記事に全てを書くと長くなるので、

3つの記事に分けて書こうと思う。

 

やってはいけない英単語の覚え方
①一回完璧になる前にどんどん先に進めること

 

まず!!!あるあるだけど、よくない例を話そうと思う。

 

自分が、息子さん・娘さんが、当てはまっていなそうか想像してみて欲しいです

 

そのあるあるは、学校の単語小テストだ。

 

例えば、1週間で100個単位で小テストがあったとする。

1ヶ月で400単語、3ヶ月で1000個以上の単語に触れられるので、一見効率的だ。

 

しかし、これには大きな落とし穴があって、

一度小テストをした範囲を復習しないと意味がないのである

 

ただ、小テストの範囲に合わせた勉強だけをしてしまうと、

例えば500番あたりを進めているときに、

最初の100個の単語を見たときに、「あれ、これ何の意味だっけ?」

となってしまうことが多い。

 

そうなってしまっては、せっかく一生懸命単語の暗記をして、学校のテストでは点数が取れたとしても、

数週間後には覚えた単語を忘れてしまい、実力がついていないことになってしまう。

 

真面目に学校の勉強をする人ほど、陥ってしまいやすい罠なのだ

 

 

これはとてももったいない!!!!!

けど、やってしまう人が多い。

 

 

じゃあどうするべきか??

一つの章、区切りが完璧になるまでは、

先に進まずに何度も何度も繰り返そう!!

 

どうしても、学校のテストがあるから、先に進まないといけないのはとてもよくわかる。

でもだからと言って、学校のテスト範囲しか勉強していないと、さっき書いたように忘れてしまうから、意味がない。

 

 

だから、完璧になるまで何度も何度も繰り返す。

学校のテストで次の範囲に進んだとしても、

定期的に戻って、忘れていないか確認する!

メンテナンスをする!!

 

これが大事なのである。

 

 

これが一つ目のやってはいけない勉強法、
「完璧になる前にどんどん先に進める」

である。

 

続きは、次の記事で!