数学の定期テストで伸び悩んでしまう理由② | 校舎長ブログ 桜凛進学塾川越校

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桜凛進学塾川越校校舎長辻中によるブログ。

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前回の記事で、数学の定期テストで点数が取れなくなってきた方の原因について触れた。

 

再掲すると、以下の二つが大きく考えられる。

①    課題をこなすことに追われていて反復ができていない

②    前の範囲が抜けてしまっている

 

今回は②について書こうと思う。

 

前の範囲が抜けていると言われると、結構当たり前に聞こえるかもしれないが、

これをきちんと埋めるのは最重要なのにも関わらず、なかなか丁寧にやり切るのが難しい。

 

なぜならば、既に習った範囲はもう学校ではこの内容は扱ってくれないので、自力で進めていく必要があるからだ。

しかし、自力でどこが抜けているかを把握し、そこをピンポイントで潰すのは相当大変。

 

なので、桜凛では主に長期休みなど、学校のテストが関係ない時期を用いて、埋めを潰しているのだ。

 

この抜けを埋める作業は、細かく細かくやっていくのが大事だ。

 

例えば、関数の復習をしていても途中式でやたらと計算ミスが生じてしまう場合は、何かしら計算部分で抜けがあるはずなので、そこからチェックしていくべきだし、

やり方はわかっているけど、解き切るまでのスピードが遅いと感じたら、反復練習して慣らしておくべきだ。

 

そうした、何気ない基礎数学力が足りていないことによって、日々の定期テスト対策で悩んでしまうことも多いので、長期休みはそうした部分を埋めるのに最適なのだ。