『ラフィキ：ふたりの夢』

はじめて観ました、ケニア映画。

ケナとジキという、チョーかわいい二人の女の子の恋愛映画。この二人、親が選挙の政敵同士なのに仲良くなっちゃうのです。というのが一つ目の障壁。二つ目の障壁は、まだまだ保守的なキリスト教社会、ということ。同性愛に対する差別と偏見が、茂みに潜むオオカミのように、いつこの二人に襲いかかってくるかと、ハラハラしながら観た。

けれども二人を包む色彩と音楽の、ファンキーでカラフルなこと！登場人物全員、服がカラフルで、色のセンス半端ない。黒い肌には、ビビッドなカラーがよく似合うんだよ～。あとケニア訛りの英語がめっちゃかわいい～。

テーマ自体は、たぶんもう先進国では散々やってきたもので、私に真新しいことはとくにないんだけど、ケニアの文化や社会が新鮮だった。次はこのテーマじゃないケニア映画が観たい！