ロシアの民話をもとに、M・ブラートフが再話、出久根育さんが翻訳と絵を担当した絵本。


外国の絵本というのは、その国の大人が子どもに教えたい教訓とか、価値観が色濃く出ているものなので、たいへん興味深いのだが、これは…わかんなかった(笑)。


あらすじは、あるところにマーシャという女の子がいましてですね、両親が出かけるっていうので、弟のワーニャの面倒をみるように言われるんですね。で、マーシャは親のいいつけを無視して遊びに行っちゃう、と。帰ってきたらワーニャがいません。えらいこっちゃ。それで探しに行く、という話なんだけど…。


親の言うことを聞こう!という話ではないし、どちらかというと、親の言うことを聞かないで、大変な目に遭うけど、最終的に金のリンゴを手にして帰ってくるうえに、親にもバレずにすんで、ちゃっかりおみやげまでもらっちゃうマーシャ。


てことは、つまり、ロシアでは「親の言うことを聞くな」という教訓の絵本がたいへん人気のようです。(絶対違う)


 

 

 
●面白かった絵本(隠居の本棚より)
 
 
『ちいさなねこ』(石井桃子、横内じょう・著)
 
『Professor Crocodile』(Giovanna Zoboli・著, Mariachiara Di Giorgio・イラスト)
 
『ぶす』(内田麟太郎、長谷川義史・著)
 
『よあけまで』(曹 文軒・著, 和歌山 静子・イラスト)
 
『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン・著)
 
 
『ぼくがラーメンたべてるとき』(長谷川義史・著)
 
 
『どこいったん』(ジョン・クラッセン・著、長谷川義史・訳)

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