毎月肩書きが違うという百面相の友人スジャータ女史が、渋谷の西武デパートで手芸作家として作品を展示販売してたので、見に行きましたところ、ただならぬ気配の絵本を発見。それがつつみあれいさん作『カペリーちゃん』という絵本。あと20回ぐらい読みたかったのだが図書館にはなかったので、かわりにつつみさんの処女作『ピーナッちゃんとドーナッちゃん』を借りました。
途中まで「フツーの話かしら?」と思ったら、ピーナッちゃんがゴキブリにビビって壁に激突してから想像もつかない展開に(笑)。脈絡がなくて荒唐無稽で、伏線を永遠に回収しないまま終わる物語。私はこういう無意味モノにこそ萌え、憩うのです。すべてのことに意味がある世界なんてさ、疲れるし。


・・・・・・・・・・・・・・・
 
●面白かった絵本(隠居の本棚より)
 
 
『ちいさなねこ』(石井桃子、横内じょう・著)
 
『Professor Crocodile』(Giovanna Zoboli・著, Mariachiara Di Giorgio・イラスト)
 
『ぶす』(内田麟太郎、長谷川義史・著)
 
『よあけまで』(曹 文軒・著, 和歌山 静子・イラスト)
 
『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン・著)
 
 
『ぼくがラーメンたべてるとき』(長谷川義史・著)
 
 
『どこいったん』(ジョン・クラッセン・著、長谷川義史・訳)

・・・・・・・・・・・・・

●拙著でてます