2014年制作のアメリカ映画。これはジャズ映画…の体裁をとったスポ根映画?


音楽院でドラムを学ぶ19歳のニーマンは、有名な教授・フレッチャーのバンドに引き抜かれる。しかーし、この鬼教授が、才能はあるのかもしれないが超パワハラ下劣野郎で、新人のニーマンをバンドメンバーの面前で壮絶にイジメ倒して、このセッション…楽しくない…(笑)。ていうか観ててつらい。これいじめとか精神的暴力のトラウマがある人は観ないほうがいいんじゃないだろうか。あと音楽がこんなふうに使われるのもツライ。


しかし私は観ましたよ、悪の権化のような教授にも、何かしらそれなりの理由があるのではないかという一縷の希望を求めて!


なかった、そんなもん(笑)。最後まで下劣すぎて、加害者の正当化につき合うのツライよ~。でも最後の最後、結局ニーマンが勝つのか? おうおうやっちまえ! と思ったらそうでもないエンディング。なんでやねん!


いやわかるんですよ、最後の10分ぐらいの迫力は!!だけど、だけどな~これはちょっと…。で、監督名を見たらデイミアン・チャゼル。あー。あの『ラ・ラ・ランド』の人か。これでちょっと彼の作家性みたいのがわかったかも。ものすご~い強いこだわりを持っていて、それを力技で映画に仕上げる人、という感じ。私は相性よくないと思う。

 

 

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